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「きょうちゃん!約束!」
「ごはんごはんー!一緒にごはんー!」
生徒会の仕事も終わりそろそろ帰ろうか。と帰り支度をしていると空先輩と海先輩がハイテンションで近づいてきた。
「そうなの?やった~!」
大智先輩も便乗する。
嬉しそうなみんなをみて俺も嬉しくなる。
葵達にも伝えていたのでエレベーター前に誰かが待っていることは無かった。
「楽しみにしててねー!」
「僕も楽しみー!」
空先輩と海先輩左右から話しかけてくる。
いつものように腕に絡んでいるため2人を侍らせているようでなんだか恥ずかしい。
離れてくれる訳もなく、そのまま歩いていく。
「うわぁ!」
2度目の生徒会メンバー御用達な食堂のドアを開くと、長テーブルの真ん中に巨大なチョコレートタワーがそびえ立っている。
思わず声が漏れ出てしまった、、
「ふふっすごいでしょー!」
「使われてるチョコも最高級なんだよー!」
上から下に流れ落ちるチョコはツヤツヤしている。
「まずは飯だろ。」
そう言いながらも優しそうな表情で俺の頭をぽんぽんする傑先輩。
「あ、そうですよね。」
「ごはんも美味しいから大丈夫だよ!」
「僕達でメニュー考えたんだよ!」
どうやらこのチョコレートタワーもこれから食べさせてくれる夕食も全て2人で考えてくれたみたいだ。
席に座ると豪華な料理が運ばれてくる。
どれもとっても美味しいが食べすぎてチョコが食べれなくならないかな、、と不安に思っていると、
「大丈夫だよ!次で最後だから!」
「お腹いっぱいにならないよう工夫してるの!」
そんな事まで、、
「ありがとうございます!」
どんだけもてなしてくれるんだと感動していると、最後の料理が運ばれる。
少なめの料理だったのであっという間に食べ終わる。
食べ終わる頃にイチゴ、バナナ、キウイ、巨峰、マンゴーなどのフルーツが乗っているお皿が運ばれる。
さらにもうひと皿。
そちらには、マシュマロ、パウンドケーキ、クッキー、
シュークリーム、クラッカー、ナッツ、チーズ、ワッフルなど。
さらにさらに、冷凍庫が運ばれそこにはアイスクリームが。
豪華すぎて驚きが止まらない、、
「じゃーん!!
いっぱい用意してもらっちゃった!」
「好きなのいーっぱい食べてね!」
2人に手を引かれて近くへ行き、さっそくイチゴを串にさしチョコレートタワーにくぐらせて食べた。
「んー!!!
お!お!美味しすぎるー!」
「わー!かわいいー!」
「よかったよかったー!」
2人も嬉しそうに大喜びしてくれる。
「美味しそ~!俺も食べよ~!」
にこにこで駆け寄る大智先輩。
「美味しそうですね。このバナナも美味しいと思いますよ?」
いつの間にか隣にいた透先輩がバナナにチョコをつけて差し出してくれた。
「えっいいんですか?」
すっとさらに近づくのでそのままぱくりっ
「んーっ絶対美味しいやつ!
バナナもチョコも美味しいからいつもより格別です!」
透先輩を皮切りにこれもこれも、とみんな持ってくる。
「そ、それは自分で食べます!」
頑なにみんな串を渡してくれなかったのだが、目の前にあるのは傑先輩が素手で掴んだシュークリーム。
傑先輩の指まで食べちゃいそうだしさすがに、、と渋っていると、口に押し付けられてしまった。
「んんっ、、はむっ」
どうにでもなれ!と一口大のシュークリームをぱくりっ
唇に少し指が掠れて恥ずかしいと思ったが、それを忘れるくらいチョコがけシュークリームが美味しすぎた、、
その後もみんなで楽しみ、遅くなりすぎる前に部屋へと戻った。
「ごはんごはんー!一緒にごはんー!」
生徒会の仕事も終わりそろそろ帰ろうか。と帰り支度をしていると空先輩と海先輩がハイテンションで近づいてきた。
「そうなの?やった~!」
大智先輩も便乗する。
嬉しそうなみんなをみて俺も嬉しくなる。
葵達にも伝えていたのでエレベーター前に誰かが待っていることは無かった。
「楽しみにしててねー!」
「僕も楽しみー!」
空先輩と海先輩左右から話しかけてくる。
いつものように腕に絡んでいるため2人を侍らせているようでなんだか恥ずかしい。
離れてくれる訳もなく、そのまま歩いていく。
「うわぁ!」
2度目の生徒会メンバー御用達な食堂のドアを開くと、長テーブルの真ん中に巨大なチョコレートタワーがそびえ立っている。
思わず声が漏れ出てしまった、、
「ふふっすごいでしょー!」
「使われてるチョコも最高級なんだよー!」
上から下に流れ落ちるチョコはツヤツヤしている。
「まずは飯だろ。」
そう言いながらも優しそうな表情で俺の頭をぽんぽんする傑先輩。
「あ、そうですよね。」
「ごはんも美味しいから大丈夫だよ!」
「僕達でメニュー考えたんだよ!」
どうやらこのチョコレートタワーもこれから食べさせてくれる夕食も全て2人で考えてくれたみたいだ。
席に座ると豪華な料理が運ばれてくる。
どれもとっても美味しいが食べすぎてチョコが食べれなくならないかな、、と不安に思っていると、
「大丈夫だよ!次で最後だから!」
「お腹いっぱいにならないよう工夫してるの!」
そんな事まで、、
「ありがとうございます!」
どんだけもてなしてくれるんだと感動していると、最後の料理が運ばれる。
少なめの料理だったのであっという間に食べ終わる。
食べ終わる頃にイチゴ、バナナ、キウイ、巨峰、マンゴーなどのフルーツが乗っているお皿が運ばれる。
さらにもうひと皿。
そちらには、マシュマロ、パウンドケーキ、クッキー、
シュークリーム、クラッカー、ナッツ、チーズ、ワッフルなど。
さらにさらに、冷凍庫が運ばれそこにはアイスクリームが。
豪華すぎて驚きが止まらない、、
「じゃーん!!
いっぱい用意してもらっちゃった!」
「好きなのいーっぱい食べてね!」
2人に手を引かれて近くへ行き、さっそくイチゴを串にさしチョコレートタワーにくぐらせて食べた。
「んー!!!
お!お!美味しすぎるー!」
「わー!かわいいー!」
「よかったよかったー!」
2人も嬉しそうに大喜びしてくれる。
「美味しそ~!俺も食べよ~!」
にこにこで駆け寄る大智先輩。
「美味しそうですね。このバナナも美味しいと思いますよ?」
いつの間にか隣にいた透先輩がバナナにチョコをつけて差し出してくれた。
「えっいいんですか?」
すっとさらに近づくのでそのままぱくりっ
「んーっ絶対美味しいやつ!
バナナもチョコも美味しいからいつもより格別です!」
透先輩を皮切りにこれもこれも、とみんな持ってくる。
「そ、それは自分で食べます!」
頑なにみんな串を渡してくれなかったのだが、目の前にあるのは傑先輩が素手で掴んだシュークリーム。
傑先輩の指まで食べちゃいそうだしさすがに、、と渋っていると、口に押し付けられてしまった。
「んんっ、、はむっ」
どうにでもなれ!と一口大のシュークリームをぱくりっ
唇に少し指が掠れて恥ずかしいと思ったが、それを忘れるくらいチョコがけシュークリームが美味しすぎた、、
その後もみんなで楽しみ、遅くなりすぎる前に部屋へと戻った。
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