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「みんなで水族館に行こー!」
「貸切にしといたから!」
要もやっと起きてきてリビングにみんなが集まったところで空先輩と海先輩が元気な声でそう言った。
「貸切って、、」「夏休みなのに?」
驚いて居るのは俺と葵だけみたいだ。
「まぁ元々あそこあんまりお客さんがいないもんね。」
「あぁもう!言わないでよ!!」
光の言葉にぷんぷんしながら空先輩がそう返す。
「この辺人があんまり住んでないからね、
でも穴場だよ!結構本格的なんだ!
小さい頃よく行ったなぁ。ね?」
光が懐かしそうにそう言いながら夕先輩に投げかけた。
「あぁ、そうだな。
久しぶりに行くか。」
どうやら空先輩と海先輩がここまで乗ってきた車で皆を送ってくれるみたいだ。
、、、
人数は全員で8人、運転手も合わせて9人になるのでさすがに往復すると思っていた。
外に出て初めて見る車の長さに驚きすぎて言葉が出ない。
「早くのろー!」「ほらのってのってー!」
1番に乗った空先輩と俺の後ろから俺を押し、自分も次に乗る海先輩。
必然的に2人に挟まれる形で席に着いた。
ふっかふかのながーい座席にみんなで並んで座る。
目の前にはこれまた長いテーブルがあり、冷蔵庫やコップなどが完備されている。
呆気にとられてキョロキョロしていると、
「きょうちゃん初めてなの?」
「こわい?」
「いや、怖くはないけど、
初めてで緊張してるかな。」
「そっかー、初めてで緊張してるんだぁ。」
「可愛いねー!」
左右からよしよし頭を撫でられる。
「じゃあ、優しくしてあげる。」
空先輩が耳元でそっとささやく。
何だか含みのある言い方で背筋がぞわっとした。
チラッと空先輩を見るといつも通りにこっと笑って、
「ふふっよしよーし!」優しく頭を撫でてくれた。
そうこうしている内に、静かに発車したこの車、リムジンはあっという間に目的地の水族館へ到着した。
車から降りて運転手にお礼を言って振り返ると、大きな建物がそびえ立っている。
スタイリッシュな造りで確かにしっかりとした水族館だ。
廃れたりなどしていないのでお客さんが少ないなんて信じられない。
「ついたついたー!!」「中に入ろー!」
元気な2人にみんなでついて行きゲートをくぐった。
「貸切にしといたから!」
要もやっと起きてきてリビングにみんなが集まったところで空先輩と海先輩が元気な声でそう言った。
「貸切って、、」「夏休みなのに?」
驚いて居るのは俺と葵だけみたいだ。
「まぁ元々あそこあんまりお客さんがいないもんね。」
「あぁもう!言わないでよ!!」
光の言葉にぷんぷんしながら空先輩がそう返す。
「この辺人があんまり住んでないからね、
でも穴場だよ!結構本格的なんだ!
小さい頃よく行ったなぁ。ね?」
光が懐かしそうにそう言いながら夕先輩に投げかけた。
「あぁ、そうだな。
久しぶりに行くか。」
どうやら空先輩と海先輩がここまで乗ってきた車で皆を送ってくれるみたいだ。
、、、
人数は全員で8人、運転手も合わせて9人になるのでさすがに往復すると思っていた。
外に出て初めて見る車の長さに驚きすぎて言葉が出ない。
「早くのろー!」「ほらのってのってー!」
1番に乗った空先輩と俺の後ろから俺を押し、自分も次に乗る海先輩。
必然的に2人に挟まれる形で席に着いた。
ふっかふかのながーい座席にみんなで並んで座る。
目の前にはこれまた長いテーブルがあり、冷蔵庫やコップなどが完備されている。
呆気にとられてキョロキョロしていると、
「きょうちゃん初めてなの?」
「こわい?」
「いや、怖くはないけど、
初めてで緊張してるかな。」
「そっかー、初めてで緊張してるんだぁ。」
「可愛いねー!」
左右からよしよし頭を撫でられる。
「じゃあ、優しくしてあげる。」
空先輩が耳元でそっとささやく。
何だか含みのある言い方で背筋がぞわっとした。
チラッと空先輩を見るといつも通りにこっと笑って、
「ふふっよしよーし!」優しく頭を撫でてくれた。
そうこうしている内に、静かに発車したこの車、リムジンはあっという間に目的地の水族館へ到着した。
車から降りて運転手にお礼を言って振り返ると、大きな建物がそびえ立っている。
スタイリッシュな造りで確かにしっかりとした水族館だ。
廃れたりなどしていないのでお客さんが少ないなんて信じられない。
「ついたついたー!!」「中に入ろー!」
元気な2人にみんなでついて行きゲートをくぐった。
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