無頓着な彼は。

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「はぁ。お前はもっと危機感を持てよ。
何でもホイホイ食べるな、ついて行くな。
今度同じようなことしてみろ。ここに監禁するからな。」

「ご、ごめんなさい。」

なんとか頑張って首を動かし謝る。


「ん？これどうしたんだ？」
そう言いながら俺の左耳を触る。

そ、そこは、、

「ひゃぁ、、」
思わず身をよじる。


みんなに対する罪悪感や要の威圧感に忘れていたがそう言えば夕先輩にあんなこと、、
思い出してぶわっと顔が熱くなる。

しかもそのせいでいつもより敏感になっているし、、


「へぇ、俺達を待たせておいて随分楽しんだようだな。」

「え？べ別になにも楽しんでなんて、、ふぁ、、お願い、やめて、、んっ」

話している途中なのに左耳を分厚い指でさすり出すので出したくないのに甘い声が出てしまう。

「じゃあなんでこんなに敏感になってんだよ。」

優しい触り方なのに顔は怒っているのかいつもより一段と怖い。

「不可抗力といいます、んっ、、か、、ちょっと話すから、んんっ、、はなし、て、、」

やばい、俺の下の方も反応し始めている。
しょうがないと言うようにやっと耳から手が離れた。

はぁはぁと肩で息をしながら落ち着かせていると、

「で？」
真顔で詰め寄ってくる要。


逃げられない、と諦め今朝の事を話した。


「相変わらず警戒心が無いな。
これはもう体に分からせるしかないか。」

「え？体になんて、、？」
こんな至近距離なのに最後の方がよく聞き取れなかった。


「そいつの時もここ反応してたのか？」
そう聞きながら唐突に俺の膨らみに触れる。

「んわ！ちょっと、要、、んんっ動かすな、ばか、、」
そのまま優しく指でなぞられ、背筋がゾワッとする。

「ふっ可愛い。感じてんの？」

こいつ、、絶対面白がってる、、

「んあっ、、やだ、おねが、、んんっ、、ひゃあ！」
文句を言いたいのにどんどん要の指は大胆になり、出てくるのは俺の甘い声。
そんな事にも恥ずかしさが募ってもう死にそうだ。


何だか冷える、と気づいた時にはズボンと下着が下げられ俺の俺がもろ見えだ。

いつの間に、、

要の硬くて大きな手のひらで包まれ扱かれている。

や、やばい、、


「要、、もうやめ、、で、でる、、」

「出していいぞ。」

俺の必死の願いはバサッと打ちきられ、要の手は止まらない。
それどころか動きがより速くなる。


もう無理、、
ギュッと目をつぶり流れに身を任せたと同時に吐き出される。


ちゅっ


「頑張ったな、これで許してやるよ。
ゆっくり寝とけ。」


唇に優しくキスをされ、いつになく優しい要の声が聞こえたと同時に俺は意識を手放した。