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後日談
後日談・シルキィが風邪を引いた日③
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マノンが帰っていったあと、私は鍋からまだ湯気を立てているスープを皿によそい、シルキィ君が寝ている寝室へ持っていった。ノックをすると可愛い声が「はぁい」と返事をする。
「私のシルキィ君はいい子で寝ていますか~?」
そんなことを言いながら入室すると、ベッドに寝たままの姿勢でシルキィ君はうふふふとおかしそうに笑った。私も普段一緒に寝ているベッドなので、図体のでかい私の足がはみ出ないように特別大きいものを誂えたのだが、そんな大きなベッドの真ん中で寝具に埋もれている小さな私の妻はこうしているとまるでお姫様のようだ。
「お姫様にスープを持ってきましたよ。お腹が空いているでしょう。食べられそうですか?」
「わぁ……! わたしのためにスープを? レイモンドさんが? あれ、ブイヨンとかもう切れてましたよね? じゃあこれレイモンドさんがわざわざ?」
「そう……だったら格好良かったんですが……。やっぱりそううまくいかなくて、ツブラさんに作ってもらったものです。今度こういうことがあった時のために、早く元気になって私に作り方を教えてください」
「ふふ、じゃあいっぱい食べて元気になります。ほんとは精気をもらえばすぐなんですけどぉ……」
「具合が悪いひとのことなんか私は抱けません。いや、抱きたいですけどねいつでも……。さ、そんなことよりスープを食べてください」
「はい、いただきます……あれ」
体を起こしてスープのお皿に手を伸ばすシルキィ君だが、わたしはその手からひょいと皿を遠ざける。
「あのう、スープ食べたいのですが」
「スープでしたら私が食べさせますのでシルキィくんはお口を開けて待っていてくれればいいのです」
「え~、スープ食べるくらいしても平気です……」
「やです、私が食べさせるんです。あーんするんです」
「しょうがないなあ~」
いつも私が風邪で臥せっている時にシルキィ君がしてくれるように、私も熱々のスープをふーふーして彼女に食べさせる。化粧っ気のない目をつむったまま、あーんと声すら出しながらスープを催促する彼女が愛おしすぎて、スプーンをもつ私の手がぶるぶる震えてスープ皿にばちゃばちゃと雫が垂れた。
「ああああ……シルキィ君、私の野茨、私の小鳥、君というひとはなんて可愛さだぁ……。元気になったらそれはもう、めっちゃくちゃに、こう……折って畳んで裏返して……」
「あーん! あーん!!」
スープを全部飲ませ終わると、シルキィ君はふにゅふにゅと幸せそうに眠ってしまった。私が軽く頬にキスをすると、眠ったままの彼女はにっこりと笑っている。私は彼女の眠りを邪魔しないように、静かに部屋を出て行った。
「おはようございます!」
「んがっ」
洗い物を済ませて一息ついたあと、私はいつの間にかソファで眠っていたらしい。元気なシルキィ君の朝の挨拶で目を覚ますと、窓から明るい光が差しているのが見えた。
「おはようございますシルキィ君。具合はよくなりましたか?」
「元気元気! 元気いっぱいです! もともと治りかけてたし、レイモンドさんが食べさせてくれたスープが一番効きました!」
「それなら何よりです……、くああ……」
「いっぱい汗かいちゃったからお風呂に入りたいなあ……」
「ん? そんなの許しません、全部私が舐めます」
「ええっ」
私は羽のように軽いシルキィ君をひょいと抱え上げ、まだ彼女のぬくもりと汗の湿気がのこるベッドに向かって階段を駆け上がった。
「んひゃあああ、レイモンドさん、くすぐったいですう~」
「動くんじゃありません、隅々まで舐められないでしょう? ぺろぺろぺろぺろ! ぺろぺろぺろぺろ!! 汗でしっとり濡れててはあはあ、美味しいですっ」
「やぁあん、恥ずかしいですよう~っ!」
脇の下やみぞおちのあたりをぺろぺろと舐めるとシルキィ君は身を捩ってくすぐったがる。シルキィ君は私だけの奥さんなので逃げても無駄です。耳の裏から足の小指まで全部私が舐めます。私が真面目くさった顔でそういうと彼女はきゃあきゃあと言って笑いだし、息ができないと悲鳴を上げた。
「ひい、はあ、もう~、ベタベタのぬとぬと……」
「大変美味でした……」
「ふふふ、じゃあ今度はシルキィが頂く番ですよ~、ずっと我慢してたレイモンドさんの精気、たっぷりごちそうになっちゃいますからね~♡」
「おやおや」
私の唾液でてかてかになったシルキィ君が、胸元にぽふっと飛び込んでくる。そしてあのバラの実のような唇がキスを強請ってきた。
「んちゅ♡ ちゅっちゅ♡ ちゅう~っ♡」
「ちゅっ、ちゅっちゅっ、ちゅ……、ちゅ……」
彼女が吸い付くたびに、軽く力が抜けるような気がする。風邪引きで消耗した精気を口から吸引して補給しているのだ。
「はあぁ~、美味しい……♡」
「キスくらい病床でしてもよかったですのに」
「風邪のとき、濃すぎる精気を吸うと戻しちゃうんです。セクシーポーズから漏れ出る精気くらいしか体の中で処理できないんですよ」
「ああ、なんか変なポーズ取らされましたね。あれってそういう感じだったんですか」
「そうそう、セクシーポーズはサキュバスのお粥なんです」
「なるほどねえ……」
そんな話をしながら、私は裸の彼女をベッドに押さえ込んだ。我慢していたのは私も一緒で、彼女のほかほかの体に埋まりたい私の暴れん坊がズボンの前を窮屈に押し上げていた。それを彼女も感じているようで、臍の下にある私たちのつながりの証があかあかと輝いていた。
「もうすぐに入っちゃって大丈夫ですよ~、さっきぺろぺろされて濡れちゃいました♡」
「本当? もう私は君の中に入りたくてうずうずしていますよ」
「来て来て~♡ 大好きな旦那様~♡」
「んひっ、それ本当におちんぽに来ますから手加減してくださいっ、もう! 挿れますっ♡♡」
ずっぷん♡♡♡
「あひぃん♡」
「おおぉおぉ……♡」
ほかほか熱々のシルキィ君のおまんこはぬるぬると私のエルフ竿に絡みついて、入れているだけでぎゅっぱぎゅっぱと吸い付いてくる。私はいつでも彼女のここの虜だ。奴隷だ。そして彼女を守る騎士で、王子様で、ただ一人の夫だ。
私は彼女に救われた。彼女がいなかったら自分を嫌ったままで一人、ダンジョンの闇に消えていただろう。だからその暗い未来から救ってくれて、こんな私を愛してくれる彼女を心から愛し、一緒に笑い、泣き、そして寄り添って歩いていくのだ。
「んお゛ぉおおぉ♡ レイモンドひゃんはげしいぃいいい♡ 濃い精気で酔っ払っちゃうよぉおお♡♡」
「酔っ払っちゃうのは私の方ですよ! 君に酔ってるんです私は! 愛してる! 愛してます! シルキィ! 好きです!!」
彼女のサキュバス袋を、私は紋の浮いた先っぽでどすんどすんと滅多突きにする。その度に頭が痺れるような快感が奔り、彼女に甘い声を上げさせる。病み上がりの彼女に栄養たっぷりの精気を与えるため、私は彼女の膣で快感を貪り、それによってこみ上げてくる精液をこの熱い場所の最奥に放つために激しく腰を打ち付けた。ばちゅん♡ ばちゅん♡ と叩きつけるたびに、彼女の可愛い爪先がぴん♡ ぴん♡ と硬直する。彼女の絶頂が私の亀頭に伝わって、もうどっちの快感かわからない。
「ほらっ! 出しますよ! 私のエルフ精液! サキュバス袋にいっぱい御馳走しますよ!」
「お゛っ♡ お゛ぉおおぉほぉぉ♡ 出して出してぇ♡ シルキィにレイモンドさんのせーえき、いっぱい飲ませてくださぁいぃぃ♡♡♡」
どすん♡ どすん♡ ぱんぱんぱんぱん♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ がくがくがくっ♡ どぷっ♡ びゅるるる~っ♡ どくどくどく♡ ごっきゅん♡♡♡
「おおおお゛ぉっ♡ すごいぃぃ♡ おぼれちゃう゛ぅうぅ♡♡」
「んう゛ぅうぅうぅ♡♡ シルキィ君んぅんっ……♡♡♡」
彼女の中に射精する時、最後は必ず背骨まで抜かれるくらいの勢いで精液を吸われる。それは意識を失うほどに気持ちよくて、少し怖いときもある。だけどそれ以上に私は幸せで、願わくば永遠にこうしていたいと思っている。
「うにゅううぅん……♡ んふぅうぅん……♡」
「はあはあ…、ああ……最高……♡」
いろんな分泌物で湿った寝床で、二人体を重ねあって火照りを覚ますこの時間が私はとても好きだ。しばらくこうしたいのだがシルキィ君が焦れたように重たいですよぉと言いだすので、私は謝りながら彼女の上から退く。
「お風呂入れましょうか。シルキィ君はこのまま寝ててくださいよ。私が全部やりますからね」
「ふーっ……♡ はぁい、よろしくお願いします……♡」
裸のまま、私は台所に行こうとする。ドアを開けると、シルキィくんが「あ、レイモンドさん」と私を呼び止めた。
「どうしました?」
「レイモンドさん、龍火球酒が飲みたいって言ってましたよね。お庭の雪のところに何本か埋めておいたんです。お風呂から出たら飲みましょうね」
そう言って、布団の隙間から絶頂の余韻でふやけた顔で見ている妻に、私は満面の笑みで答える。
「はい! ありがとうございます!!」
私はシルキィ君が大好き。毎日毎日、新鮮に彼女に恋をしていた。
「私のシルキィ君はいい子で寝ていますか~?」
そんなことを言いながら入室すると、ベッドに寝たままの姿勢でシルキィ君はうふふふとおかしそうに笑った。私も普段一緒に寝ているベッドなので、図体のでかい私の足がはみ出ないように特別大きいものを誂えたのだが、そんな大きなベッドの真ん中で寝具に埋もれている小さな私の妻はこうしているとまるでお姫様のようだ。
「お姫様にスープを持ってきましたよ。お腹が空いているでしょう。食べられそうですか?」
「わぁ……! わたしのためにスープを? レイモンドさんが? あれ、ブイヨンとかもう切れてましたよね? じゃあこれレイモンドさんがわざわざ?」
「そう……だったら格好良かったんですが……。やっぱりそううまくいかなくて、ツブラさんに作ってもらったものです。今度こういうことがあった時のために、早く元気になって私に作り方を教えてください」
「ふふ、じゃあいっぱい食べて元気になります。ほんとは精気をもらえばすぐなんですけどぉ……」
「具合が悪いひとのことなんか私は抱けません。いや、抱きたいですけどねいつでも……。さ、そんなことよりスープを食べてください」
「はい、いただきます……あれ」
体を起こしてスープのお皿に手を伸ばすシルキィ君だが、わたしはその手からひょいと皿を遠ざける。
「あのう、スープ食べたいのですが」
「スープでしたら私が食べさせますのでシルキィくんはお口を開けて待っていてくれればいいのです」
「え~、スープ食べるくらいしても平気です……」
「やです、私が食べさせるんです。あーんするんです」
「しょうがないなあ~」
いつも私が風邪で臥せっている時にシルキィ君がしてくれるように、私も熱々のスープをふーふーして彼女に食べさせる。化粧っ気のない目をつむったまま、あーんと声すら出しながらスープを催促する彼女が愛おしすぎて、スプーンをもつ私の手がぶるぶる震えてスープ皿にばちゃばちゃと雫が垂れた。
「ああああ……シルキィ君、私の野茨、私の小鳥、君というひとはなんて可愛さだぁ……。元気になったらそれはもう、めっちゃくちゃに、こう……折って畳んで裏返して……」
「あーん! あーん!!」
スープを全部飲ませ終わると、シルキィ君はふにゅふにゅと幸せそうに眠ってしまった。私が軽く頬にキスをすると、眠ったままの彼女はにっこりと笑っている。私は彼女の眠りを邪魔しないように、静かに部屋を出て行った。
「おはようございます!」
「んがっ」
洗い物を済ませて一息ついたあと、私はいつの間にかソファで眠っていたらしい。元気なシルキィ君の朝の挨拶で目を覚ますと、窓から明るい光が差しているのが見えた。
「おはようございますシルキィ君。具合はよくなりましたか?」
「元気元気! 元気いっぱいです! もともと治りかけてたし、レイモンドさんが食べさせてくれたスープが一番効きました!」
「それなら何よりです……、くああ……」
「いっぱい汗かいちゃったからお風呂に入りたいなあ……」
「ん? そんなの許しません、全部私が舐めます」
「ええっ」
私は羽のように軽いシルキィ君をひょいと抱え上げ、まだ彼女のぬくもりと汗の湿気がのこるベッドに向かって階段を駆け上がった。
「んひゃあああ、レイモンドさん、くすぐったいですう~」
「動くんじゃありません、隅々まで舐められないでしょう? ぺろぺろぺろぺろ! ぺろぺろぺろぺろ!! 汗でしっとり濡れててはあはあ、美味しいですっ」
「やぁあん、恥ずかしいですよう~っ!」
脇の下やみぞおちのあたりをぺろぺろと舐めるとシルキィ君は身を捩ってくすぐったがる。シルキィ君は私だけの奥さんなので逃げても無駄です。耳の裏から足の小指まで全部私が舐めます。私が真面目くさった顔でそういうと彼女はきゃあきゃあと言って笑いだし、息ができないと悲鳴を上げた。
「ひい、はあ、もう~、ベタベタのぬとぬと……」
「大変美味でした……」
「ふふふ、じゃあ今度はシルキィが頂く番ですよ~、ずっと我慢してたレイモンドさんの精気、たっぷりごちそうになっちゃいますからね~♡」
「おやおや」
私の唾液でてかてかになったシルキィ君が、胸元にぽふっと飛び込んでくる。そしてあのバラの実のような唇がキスを強請ってきた。
「んちゅ♡ ちゅっちゅ♡ ちゅう~っ♡」
「ちゅっ、ちゅっちゅっ、ちゅ……、ちゅ……」
彼女が吸い付くたびに、軽く力が抜けるような気がする。風邪引きで消耗した精気を口から吸引して補給しているのだ。
「はあぁ~、美味しい……♡」
「キスくらい病床でしてもよかったですのに」
「風邪のとき、濃すぎる精気を吸うと戻しちゃうんです。セクシーポーズから漏れ出る精気くらいしか体の中で処理できないんですよ」
「ああ、なんか変なポーズ取らされましたね。あれってそういう感じだったんですか」
「そうそう、セクシーポーズはサキュバスのお粥なんです」
「なるほどねえ……」
そんな話をしながら、私は裸の彼女をベッドに押さえ込んだ。我慢していたのは私も一緒で、彼女のほかほかの体に埋まりたい私の暴れん坊がズボンの前を窮屈に押し上げていた。それを彼女も感じているようで、臍の下にある私たちのつながりの証があかあかと輝いていた。
「もうすぐに入っちゃって大丈夫ですよ~、さっきぺろぺろされて濡れちゃいました♡」
「本当? もう私は君の中に入りたくてうずうずしていますよ」
「来て来て~♡ 大好きな旦那様~♡」
「んひっ、それ本当におちんぽに来ますから手加減してくださいっ、もう! 挿れますっ♡♡」
ずっぷん♡♡♡
「あひぃん♡」
「おおぉおぉ……♡」
ほかほか熱々のシルキィ君のおまんこはぬるぬると私のエルフ竿に絡みついて、入れているだけでぎゅっぱぎゅっぱと吸い付いてくる。私はいつでも彼女のここの虜だ。奴隷だ。そして彼女を守る騎士で、王子様で、ただ一人の夫だ。
私は彼女に救われた。彼女がいなかったら自分を嫌ったままで一人、ダンジョンの闇に消えていただろう。だからその暗い未来から救ってくれて、こんな私を愛してくれる彼女を心から愛し、一緒に笑い、泣き、そして寄り添って歩いていくのだ。
「んお゛ぉおおぉ♡ レイモンドひゃんはげしいぃいいい♡ 濃い精気で酔っ払っちゃうよぉおお♡♡」
「酔っ払っちゃうのは私の方ですよ! 君に酔ってるんです私は! 愛してる! 愛してます! シルキィ! 好きです!!」
彼女のサキュバス袋を、私は紋の浮いた先っぽでどすんどすんと滅多突きにする。その度に頭が痺れるような快感が奔り、彼女に甘い声を上げさせる。病み上がりの彼女に栄養たっぷりの精気を与えるため、私は彼女の膣で快感を貪り、それによってこみ上げてくる精液をこの熱い場所の最奥に放つために激しく腰を打ち付けた。ばちゅん♡ ばちゅん♡ と叩きつけるたびに、彼女の可愛い爪先がぴん♡ ぴん♡ と硬直する。彼女の絶頂が私の亀頭に伝わって、もうどっちの快感かわからない。
「ほらっ! 出しますよ! 私のエルフ精液! サキュバス袋にいっぱい御馳走しますよ!」
「お゛っ♡ お゛ぉおおぉほぉぉ♡ 出して出してぇ♡ シルキィにレイモンドさんのせーえき、いっぱい飲ませてくださぁいぃぃ♡♡♡」
どすん♡ どすん♡ ぱんぱんぱんぱん♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ がくがくがくっ♡ どぷっ♡ びゅるるる~っ♡ どくどくどく♡ ごっきゅん♡♡♡
「おおおお゛ぉっ♡ すごいぃぃ♡ おぼれちゃう゛ぅうぅ♡♡」
「んう゛ぅうぅうぅ♡♡ シルキィ君んぅんっ……♡♡♡」
彼女の中に射精する時、最後は必ず背骨まで抜かれるくらいの勢いで精液を吸われる。それは意識を失うほどに気持ちよくて、少し怖いときもある。だけどそれ以上に私は幸せで、願わくば永遠にこうしていたいと思っている。
「うにゅううぅん……♡ んふぅうぅん……♡」
「はあはあ…、ああ……最高……♡」
いろんな分泌物で湿った寝床で、二人体を重ねあって火照りを覚ますこの時間が私はとても好きだ。しばらくこうしたいのだがシルキィ君が焦れたように重たいですよぉと言いだすので、私は謝りながら彼女の上から退く。
「お風呂入れましょうか。シルキィ君はこのまま寝ててくださいよ。私が全部やりますからね」
「ふーっ……♡ はぁい、よろしくお願いします……♡」
裸のまま、私は台所に行こうとする。ドアを開けると、シルキィくんが「あ、レイモンドさん」と私を呼び止めた。
「どうしました?」
「レイモンドさん、龍火球酒が飲みたいって言ってましたよね。お庭の雪のところに何本か埋めておいたんです。お風呂から出たら飲みましょうね」
そう言って、布団の隙間から絶頂の余韻でふやけた顔で見ている妻に、私は満面の笑みで答える。
「はい! ありがとうございます!!」
私はシルキィ君が大好き。毎日毎日、新鮮に彼女に恋をしていた。
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