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二章・もどかしい二人
37.はらぺこサキュバスから、性欲の強い男エルフへ貸しひとつ
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私は明日、サキュバス界に帰る。
お母さんとロスアスタさんは、今夜は別の宿に泊まるらしい。
「せっかくこっちに来たんだからな。今夜は人間プレイで愉しむじゃんよ」
「やだもう~♡ ロスりんったら~♡」
ふざけているけど、わたしとレイモンドさんがしばしの別れを偲ぶ時間をくれたのだ。そういう優しい人たちなのだ。
「ご家族の前で取り乱してしまって申し訳ない。気を悪くされなかったでしょうか」
「大丈夫です。おかあさん、今まで知らなかった事実を立て続けに知ることになったレイモンドさんが心配だっていってましたよ」
二人の厚意に甘えて、わたしたちは今レイモンドさんの部屋で二人きりの時間を過ごしている。明日には離れ離れになるのが惜しくて、わたしはベッドに腰かけているレイモンドさんの横にぴったりくっついて座っていた。
「不思議だとは思っていたのです。私はあまりに他のエルフと違っていたし、両親は生きているとも死んでいるとも知れず、私は捨てられた子なのだと、陰でそういう風に言う者もいた。確認したくても、いない者には確認できませんでしたからね。私は捨てられた子なのか、愛されていなかった子なのかと悩んだ時期もありました。いや、今でも悩んでいました。両親が私を愛していたかどうかはわかりませんが、捨てられたわけではなかったとわかって一つ肩の荷が下りた気がします」
お店では蒼白だったレイモンドさんだけど、今は頬に心なしか赤みが宿って、柔らかい表情になっていた。少し垂れ気味の耳にうっすら生えた産毛が窓から射す光に照らされて光っている。わたしはそれを見て、なんとなくだけど、レイモンドさんの中にいた傷ついた少年が少し癒されたことを嬉しく思った。
「エルフにあるまじき性欲を有していることも、私がおかしいのではなくてちゃんと原因があったこともわかった。私は心のどこかで尋常のエルフとして里にいつか受け入れられたい希望を捨てきれていなかったのだと思います。しかし、治るとか治らないとかではなく、もうこれは私の性質の一部として存在する要素なのだとわかれば肝も据わります。言葉ではなく心でそれを受け入れるのは今すぐは無理かもしれませんが……それでも、靄の中を歩くような気持ちで生きなくていいのは本当に嬉しい。知れてよかったと思います。シルキィ君。私にその機会をくれてありがとう」
レイモンドさんはいつもより饒舌だった。路地裏で、悩みを打ち明けてくれた時もそうだったけど、気持ちを言葉にすることで心の中を整理しているんだろうと思う。今その相手が誰でもないわたしで、それも嬉しかった。
「レイモンドさん。わたしが催眠をちゃんと身に着けたら、きっとレイモンドさんの狂化を楽にしますね。そのためにちょっと離れ離れになるけど、必ず帰ってきてやり遂げますから待っていてください」
わたしはもう泣かない。短い間の仲だけど、わたしにたくさんのものをくれたこの人が顔に鎧をつけなくても済むように頑張らなくちゃいけないから、泣いてる時間も涙ももったいなかった。
「シルキィ君。君は……どうしてそんなに私のために頑張れるんですか? 催眠のことを持ち掛けたのは私ですが、私と君はまだ会って間もないし、私の性欲が落ち着くことで君が受け取る精気の量は減ってしまう。私のために頑張ることで君が損をしていないか、私はどこかで気が咎めるところがあるのです」
レイモンドさんは……。ツブラさんとリィナさんが言っていた。わたしがレイモンドさんのことを好きなのはレイモンドさんにもバレてる。だからこれは、わかって訊いているのだ。心にかかった靄を払って歩き出したレイモンドさんの、ついでに払ってしまいたい靄の一つがわたし。その靄が晴れたら、彼はどうするのだろう。怖い。怖いけど、わたしはレイモンドさんの若草色の目を真っ直ぐ見た。
「そんなの。そんな損得なんかっ、女の子の恋心に比べたら地面の石ころみたいなものですよ……。わたしはレイモンドさんのことが好き。好きな人の苦しみがわたしの頑張りでなんとかなるなら、わたしはなんだって頑張れます。レイモンドさん。好きなんです。それじゃ、だめですか」
「……」
レイモンドさんは、しばらく私の目を見つめ返していたけど、突然けぶるまつ毛に彩られた瞼をぎゅっと閉じた。眼尻、頬、そして耳までが夕焼け色のインクを零した紙のように染まっていく。
「あ……私……シルキィ君……私、私……は」
形の良い唇を震わせながらぱくぱくと開閉し、レイモンドさんは次の言葉を紡ごうとするけど、うまく行かないようだった。逃げ癖。仕方ないなあ。今日のレイモンドさんの払える靄は、今日は自分のことだけでいっぱいなのに、どうしてわざわざ言わせたの……もう。
わたしはその唇にちゅっと口づけて、レイモンドさんをベッドに押し倒した。わたしの何倍も大きな体が、されるがままにばたんとシーツに沈む。
「返事は帰ってきてからでいいですっ。でも、貸しですよ? 契約の繋がりがなくなっちゃったんだから、このくらいは気にしながらわたしのいない間過ごしてくださいっ。明日からしばらく会えないんだから、ずっとレイモンドさんに抱っこしてもらってる気分になれるように、今夜はいっぱい抱いて欲しいの……♡」
レイモンドさんのお腹の上に跨って、わたしは着ていた服を脱いだ。下着だけになったわたしを見上げるレイモンドさんは子供みたいで可愛かった。
「あ……下着……脱いで置いてってくれませんか……君がいない間、その」
「わかってます。乳当ても置いてきます。わたしだと思って可愛がってくださいね……♡」
レイモンドさんの手を掴んで、わたしは自分の胸に当てる。許可をもらった大きな手が、乳当ての下から潜り込んで確かめるようにおっぱいを触る。
「ん……っ♡」
指先が乳首を掠めて、思わず声が出た。レイモンドさんは持ち上げて落とすように私のまるいおっぱいをぽよぽよさせたと思えば、親指で乳首を捕えてすりすりと刺激してきたりする。すぐにぷりっと固くなる乳首を指でぷりゅぷりゅいじめられるのが気持ちよくて、わたしは彼の筋肉の浮いたお腹をぬるぬるに汚してしまう。
むにゅむにゅ♡ コリッ♡ くにゅっ♡ ぷりゅっ♡ ぷりゅぷりゅぷりゅ♡♡
「あッ、ン♡ や、レイモンドさん♡ おっぱい……気持ちいッ……♡♡ はん、ぅ♡ くりゅくりゅするの、だめなの♡♡」
レイモンドさんの手は大きくて、わたしは抱き上げられた子犬みたいな恰好でのけ反って、気持ちよさにいやいやしながら彼の名前を呼んだ。
「ア……ッ♡ 乳首らめッ♡ あひっ♡ あひんッ♡♡ レイモンドひゃん~っ♡♡ んんッ♡ ひきゅぅんッ♡♡♡」
ビクビクビクッ……♡♡♡
はぁあ……♡ 気持ちいい♡ レイモンドさんの手、気持ちいいの……♡♡ 乳首だけでイカされちゃった……♡♡
「シルキィ君、可愛い。キスしたい」
熱に浮かされたような顔で見つめられて、私の頭も熱くなってぼんやりしてきた。寝たままのレイモンドさんにもたれ掛かって、わたしは唇を合わせる。歯列をなぞったり上あごをくすぐったり、舌を追いかけて吸ったりするレイモンドさんのいやらしくて気持ちいいキス。これもしばらくしてもらえないと思うと、わたしも貪欲に彼の舌を追いかけて、ハーブの匂いのする唾液を一滴も逃がしたくない気持ちで舐めとった。
「んちゅ♡ ちゅ♡ ちゅぷ♡♡ ちゅっ♡♡ ちゅるっ♡♡♡」
鼻でふんふんと息をしてお互いの舌を奪い合うキスをしていると、だんだんとても興奮してくる。レイモンドさんもきっと同じで、気が付くとさっきまでおっぱいをいじめていた手がお尻に回され、二つの丸みががっしり掴まれて左右に割り開かれる。そしていつのまにか飛び出していた熱い熱い固い肉の塊がわたしのぬるついた裂け目をにゅるりにゅるりと往復して催促していた。なんでそこからここまで届くの……? ほんとに長い……♡♡
にちゅ、ぬるっ♡ ぬちゅっ♡♡ にちゅっ♡♡♡ ぷりゅっ♡
「ぷは♡ ちょ、れ、レイモンドしゃんっ♡ 入り口だけにゅるにゅるしないれっ♡♡ あぅっ♡♡ おちんちんの先っぽでおんなのこちんちんにちゅーしてるっ♡♡ それらめっっ♡♡♡」
お尻を割り開いていた指がいつの間にわたしの中に入り込んで、おんなのこちんちんの裏側のざらついたところを執拗にいじめる。指でこりこりといじられると膝がじんと痺れておしっこが出そうな感じになる。同時におんなのこちんちんは亀頭のぬるぬるで嬲られて、キンキンに勃った突起がビリビリと喜んでしまう。
「んひぃい~っ♡♡ いじわるしないれぇぇ♡♡ シルキィにおちんちん入れてぇ~♡♡♡ レイモンドひゃんのおちんちんでおまんこボコボコにしてぇ♡♡♡」
「っく……♡ 喜んでッ♡♡♡」
ずにゅぷぷぷぷぷぷ~ッ♡♡ ずろろろろッ♡♡♡ ぷちゅんッッ♡♡♡
「ん゛お゛ひぃぃィッ♡♡♡♡ んあ゛ぁッ♡♡♡ 奥まで一気ぃ……ッ♡♡♡ 入れられただけでイっぐぅ……♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ガクガクガクガクッ……♡♡ プシュッ♡♡♡
奥の気持ちいいポイントをドスっと叩かれて、わたしはそれだけで潮を噴いてイった。
「ひ♡ はぁ~、はぁ~♡ レイモンドひゃんのおちんちん、いつもより熱くておっきぃれす……♡♡ こんなの入っただけでイっちゃうの……♡♡♡」
「はぁ、はぁ、私も、気持ちいいですッ。忘れたくないッ、絶対忘れませんッ、一秒たりとも、忘れるもんですかッ! シルキィ君ッ、シルキィッ!!」
どッッッッッッッッッッッッッッッぢゅんッッッッッッ♡♡♡♡♡
「オ゛ッッッッッッ??!!?♡♡♡♡」
レイモンドさんが私を呼びながら、凄い勢いで突き上げて来た。
どちゅッ! どちゅッ!! どすっ!! ばすん! ばすん! ごちゅんっ♡♡♡
「ふァ♡ んふやァッ♡♡♡ はひゅ、ん゛ぃひィ……♡♡ ンい゛ぃ~ッ♡♡♡ しゅき♡ こ、殺してッ♡ おちんちんで殺してェ♡♡♡」
ぼびゅ! ぶびゅるるるッ♡♡♡ ぶびゅびゅびゅびゅ、びゅーッ♡ ビューッ……♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
気持ちよくて、気持ちよくて、自分がどんな事を言ってるかなんてもうわからなかった。気が付くとわたしはひっくり返されて、手も足も大きな体にがっちりホールドされたままお尻を天井に向けて高く上げた姿勢で押しつぶされ、ピクリとも動けないままサキュバス袋をすり潰されて泣きじゃくりながら奥に大量の精液をびゅーびゅー流し込まれて痙攣していた。
「あひ……♡ はひぃん……♡♡♡」
わたしはその後も何度もレイモンドさんと繋がった。壁に押し付けられて立ったまま、床に押し付けられて潰れたまま、椅子に座って抱き合ったまま、部屋のいろんなところでいろんな格好でまぐわって、なんども絶頂と射精を繰り返し、その夜は今までのふたりの夜で一番長かった。
お母さんとロスアスタさんは、今夜は別の宿に泊まるらしい。
「せっかくこっちに来たんだからな。今夜は人間プレイで愉しむじゃんよ」
「やだもう~♡ ロスりんったら~♡」
ふざけているけど、わたしとレイモンドさんがしばしの別れを偲ぶ時間をくれたのだ。そういう優しい人たちなのだ。
「ご家族の前で取り乱してしまって申し訳ない。気を悪くされなかったでしょうか」
「大丈夫です。おかあさん、今まで知らなかった事実を立て続けに知ることになったレイモンドさんが心配だっていってましたよ」
二人の厚意に甘えて、わたしたちは今レイモンドさんの部屋で二人きりの時間を過ごしている。明日には離れ離れになるのが惜しくて、わたしはベッドに腰かけているレイモンドさんの横にぴったりくっついて座っていた。
「不思議だとは思っていたのです。私はあまりに他のエルフと違っていたし、両親は生きているとも死んでいるとも知れず、私は捨てられた子なのだと、陰でそういう風に言う者もいた。確認したくても、いない者には確認できませんでしたからね。私は捨てられた子なのか、愛されていなかった子なのかと悩んだ時期もありました。いや、今でも悩んでいました。両親が私を愛していたかどうかはわかりませんが、捨てられたわけではなかったとわかって一つ肩の荷が下りた気がします」
お店では蒼白だったレイモンドさんだけど、今は頬に心なしか赤みが宿って、柔らかい表情になっていた。少し垂れ気味の耳にうっすら生えた産毛が窓から射す光に照らされて光っている。わたしはそれを見て、なんとなくだけど、レイモンドさんの中にいた傷ついた少年が少し癒されたことを嬉しく思った。
「エルフにあるまじき性欲を有していることも、私がおかしいのではなくてちゃんと原因があったこともわかった。私は心のどこかで尋常のエルフとして里にいつか受け入れられたい希望を捨てきれていなかったのだと思います。しかし、治るとか治らないとかではなく、もうこれは私の性質の一部として存在する要素なのだとわかれば肝も据わります。言葉ではなく心でそれを受け入れるのは今すぐは無理かもしれませんが……それでも、靄の中を歩くような気持ちで生きなくていいのは本当に嬉しい。知れてよかったと思います。シルキィ君。私にその機会をくれてありがとう」
レイモンドさんはいつもより饒舌だった。路地裏で、悩みを打ち明けてくれた時もそうだったけど、気持ちを言葉にすることで心の中を整理しているんだろうと思う。今その相手が誰でもないわたしで、それも嬉しかった。
「レイモンドさん。わたしが催眠をちゃんと身に着けたら、きっとレイモンドさんの狂化を楽にしますね。そのためにちょっと離れ離れになるけど、必ず帰ってきてやり遂げますから待っていてください」
わたしはもう泣かない。短い間の仲だけど、わたしにたくさんのものをくれたこの人が顔に鎧をつけなくても済むように頑張らなくちゃいけないから、泣いてる時間も涙ももったいなかった。
「シルキィ君。君は……どうしてそんなに私のために頑張れるんですか? 催眠のことを持ち掛けたのは私ですが、私と君はまだ会って間もないし、私の性欲が落ち着くことで君が受け取る精気の量は減ってしまう。私のために頑張ることで君が損をしていないか、私はどこかで気が咎めるところがあるのです」
レイモンドさんは……。ツブラさんとリィナさんが言っていた。わたしがレイモンドさんのことを好きなのはレイモンドさんにもバレてる。だからこれは、わかって訊いているのだ。心にかかった靄を払って歩き出したレイモンドさんの、ついでに払ってしまいたい靄の一つがわたし。その靄が晴れたら、彼はどうするのだろう。怖い。怖いけど、わたしはレイモンドさんの若草色の目を真っ直ぐ見た。
「そんなの。そんな損得なんかっ、女の子の恋心に比べたら地面の石ころみたいなものですよ……。わたしはレイモンドさんのことが好き。好きな人の苦しみがわたしの頑張りでなんとかなるなら、わたしはなんだって頑張れます。レイモンドさん。好きなんです。それじゃ、だめですか」
「……」
レイモンドさんは、しばらく私の目を見つめ返していたけど、突然けぶるまつ毛に彩られた瞼をぎゅっと閉じた。眼尻、頬、そして耳までが夕焼け色のインクを零した紙のように染まっていく。
「あ……私……シルキィ君……私、私……は」
形の良い唇を震わせながらぱくぱくと開閉し、レイモンドさんは次の言葉を紡ごうとするけど、うまく行かないようだった。逃げ癖。仕方ないなあ。今日のレイモンドさんの払える靄は、今日は自分のことだけでいっぱいなのに、どうしてわざわざ言わせたの……もう。
わたしはその唇にちゅっと口づけて、レイモンドさんをベッドに押し倒した。わたしの何倍も大きな体が、されるがままにばたんとシーツに沈む。
「返事は帰ってきてからでいいですっ。でも、貸しですよ? 契約の繋がりがなくなっちゃったんだから、このくらいは気にしながらわたしのいない間過ごしてくださいっ。明日からしばらく会えないんだから、ずっとレイモンドさんに抱っこしてもらってる気分になれるように、今夜はいっぱい抱いて欲しいの……♡」
レイモンドさんのお腹の上に跨って、わたしは着ていた服を脱いだ。下着だけになったわたしを見上げるレイモンドさんは子供みたいで可愛かった。
「あ……下着……脱いで置いてってくれませんか……君がいない間、その」
「わかってます。乳当ても置いてきます。わたしだと思って可愛がってくださいね……♡」
レイモンドさんの手を掴んで、わたしは自分の胸に当てる。許可をもらった大きな手が、乳当ての下から潜り込んで確かめるようにおっぱいを触る。
「ん……っ♡」
指先が乳首を掠めて、思わず声が出た。レイモンドさんは持ち上げて落とすように私のまるいおっぱいをぽよぽよさせたと思えば、親指で乳首を捕えてすりすりと刺激してきたりする。すぐにぷりっと固くなる乳首を指でぷりゅぷりゅいじめられるのが気持ちよくて、わたしは彼の筋肉の浮いたお腹をぬるぬるに汚してしまう。
むにゅむにゅ♡ コリッ♡ くにゅっ♡ ぷりゅっ♡ ぷりゅぷりゅぷりゅ♡♡
「あッ、ン♡ や、レイモンドさん♡ おっぱい……気持ちいッ……♡♡ はん、ぅ♡ くりゅくりゅするの、だめなの♡♡」
レイモンドさんの手は大きくて、わたしは抱き上げられた子犬みたいな恰好でのけ反って、気持ちよさにいやいやしながら彼の名前を呼んだ。
「ア……ッ♡ 乳首らめッ♡ あひっ♡ あひんッ♡♡ レイモンドひゃん~っ♡♡ んんッ♡ ひきゅぅんッ♡♡♡」
ビクビクビクッ……♡♡♡
はぁあ……♡ 気持ちいい♡ レイモンドさんの手、気持ちいいの……♡♡ 乳首だけでイカされちゃった……♡♡
「シルキィ君、可愛い。キスしたい」
熱に浮かされたような顔で見つめられて、私の頭も熱くなってぼんやりしてきた。寝たままのレイモンドさんにもたれ掛かって、わたしは唇を合わせる。歯列をなぞったり上あごをくすぐったり、舌を追いかけて吸ったりするレイモンドさんのいやらしくて気持ちいいキス。これもしばらくしてもらえないと思うと、わたしも貪欲に彼の舌を追いかけて、ハーブの匂いのする唾液を一滴も逃がしたくない気持ちで舐めとった。
「んちゅ♡ ちゅ♡ ちゅぷ♡♡ ちゅっ♡♡ ちゅるっ♡♡♡」
鼻でふんふんと息をしてお互いの舌を奪い合うキスをしていると、だんだんとても興奮してくる。レイモンドさんもきっと同じで、気が付くとさっきまでおっぱいをいじめていた手がお尻に回され、二つの丸みががっしり掴まれて左右に割り開かれる。そしていつのまにか飛び出していた熱い熱い固い肉の塊がわたしのぬるついた裂け目をにゅるりにゅるりと往復して催促していた。なんでそこからここまで届くの……? ほんとに長い……♡♡
にちゅ、ぬるっ♡ ぬちゅっ♡♡ にちゅっ♡♡♡ ぷりゅっ♡
「ぷは♡ ちょ、れ、レイモンドしゃんっ♡ 入り口だけにゅるにゅるしないれっ♡♡ あぅっ♡♡ おちんちんの先っぽでおんなのこちんちんにちゅーしてるっ♡♡ それらめっっ♡♡♡」
お尻を割り開いていた指がいつの間にわたしの中に入り込んで、おんなのこちんちんの裏側のざらついたところを執拗にいじめる。指でこりこりといじられると膝がじんと痺れておしっこが出そうな感じになる。同時におんなのこちんちんは亀頭のぬるぬるで嬲られて、キンキンに勃った突起がビリビリと喜んでしまう。
「んひぃい~っ♡♡ いじわるしないれぇぇ♡♡ シルキィにおちんちん入れてぇ~♡♡♡ レイモンドひゃんのおちんちんでおまんこボコボコにしてぇ♡♡♡」
「っく……♡ 喜んでッ♡♡♡」
ずにゅぷぷぷぷぷぷ~ッ♡♡ ずろろろろッ♡♡♡ ぷちゅんッッ♡♡♡
「ん゛お゛ひぃぃィッ♡♡♡♡ んあ゛ぁッ♡♡♡ 奥まで一気ぃ……ッ♡♡♡ 入れられただけでイっぐぅ……♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ガクガクガクガクッ……♡♡ プシュッ♡♡♡
奥の気持ちいいポイントをドスっと叩かれて、わたしはそれだけで潮を噴いてイった。
「ひ♡ はぁ~、はぁ~♡ レイモンドひゃんのおちんちん、いつもより熱くておっきぃれす……♡♡ こんなの入っただけでイっちゃうの……♡♡♡」
「はぁ、はぁ、私も、気持ちいいですッ。忘れたくないッ、絶対忘れませんッ、一秒たりとも、忘れるもんですかッ! シルキィ君ッ、シルキィッ!!」
どッッッッッッッッッッッッッッッぢゅんッッッッッッ♡♡♡♡♡
「オ゛ッッッッッッ??!!?♡♡♡♡」
レイモンドさんが私を呼びながら、凄い勢いで突き上げて来た。
どちゅッ! どちゅッ!! どすっ!! ばすん! ばすん! ごちゅんっ♡♡♡
「ふァ♡ んふやァッ♡♡♡ はひゅ、ん゛ぃひィ……♡♡ ンい゛ぃ~ッ♡♡♡ しゅき♡ こ、殺してッ♡ おちんちんで殺してェ♡♡♡」
ぼびゅ! ぶびゅるるるッ♡♡♡ ぶびゅびゅびゅびゅ、びゅーッ♡ ビューッ……♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
気持ちよくて、気持ちよくて、自分がどんな事を言ってるかなんてもうわからなかった。気が付くとわたしはひっくり返されて、手も足も大きな体にがっちりホールドされたままお尻を天井に向けて高く上げた姿勢で押しつぶされ、ピクリとも動けないままサキュバス袋をすり潰されて泣きじゃくりながら奥に大量の精液をびゅーびゅー流し込まれて痙攣していた。
「あひ……♡ はひぃん……♡♡♡」
わたしはその後も何度もレイモンドさんと繋がった。壁に押し付けられて立ったまま、床に押し付けられて潰れたまま、椅子に座って抱き合ったまま、部屋のいろんなところでいろんな格好でまぐわって、なんども絶頂と射精を繰り返し、その夜は今までのふたりの夜で一番長かった。
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