14 / 23
14
しおりを挟む
その日の夜、私は早速お母さんに提案してみた。
「お母さん。今、ちょっといい?」
「なにー?」
お母さんは家事を終わらせ、ソファに座ってスマホいじりに夢中だ。わずかに見える画面にはカラフルなブロックが映っている。広告でよく見るパズルゲームでもやっているんだろう。こういう時、大抵の言葉は上の空で流されるけど。
「大学のことで相談があるんだけど……」
「大学? やっと行くところ決めたの?」
勉強、受験。それっぽいワードを混ぜ込むだけで、どんなときでも反応してくれる。腐っても親子だ。性格は知り尽くしていた。
「ううん。それはまだだけど……そのために来月、これに行きたいんだけど、いいかな?」
「なにそれ?」
お母さんは怪訝な顔をしながらチラシを受け取る。
「なるほど。オープンキャンパスね」
「うん。正直、生きたい大学って言ってもあんまりイメージが湧かなくて……だから、実際に見に行って、どういうところか体験してみたいなって。そこならサークルも授業も自由に参加していいみたいだし」
そのオープンキャンパスは申込みのときに1限から5限まで自由に参加できる。他にもゼミの見学やサークル活動など、自分で決められる自由度の高いものだった。だからこそ、お母さんを欺くのにもちょうどいい。それに、この大学の偏差値はそんなに低くないはず。だから行けると思っていたのだけど。
「……そう。この日なら空いてるわ。送ってってあげる」
「え!?」
お母さんがあまりに予想外のことを言い出すので、私はつい声を出して驚いてしまう。慌てて口を塞ぐけど、今のは失敗だった。じろっとお母さんに疑いの眼差しを向けられてしまう。
「なに? 私が送るとなにか困るの?」
「ううん。そうじゃないんだけど……実はそれ、友達に誘われて一緒に行こうってなったやつで。その友達と一緒に行くから、電車で行きたいんだけど……?」
「そう。友達とね」
お母さんはじっと私の顔を見上げた。私が嘘をついているか確かめてる目だ。でも、大丈夫。私は家ではずっと嘘をつき続けてるようなもの。そう簡単には見破られない自負があった。それに、実際オープンキャンパスの話はココロちゃんから聞いたもの。誘われたと言っても過言ではない。
「いいんじゃない。その友達は勉強出来るの?」
「それは……」
お母さんは冷たい声で聞いてきた。その目がわずかに細められる。まるで値踏みしてるような視線。
友達の存在を明かした時点で、それは聞かれるかもと思っていた。当然答えは頭に浮かんでいる。でも、私は言い淀んでしまう。
「何? 言えないの? もしかして、頭の悪いことつるんでるの? それなら──」
「ううん。頭の悪い子じゃない。すごく頭のいい子だよ。私もよく勉強教えてもらうくらい」
お母さんの声を遮って、私は努めて明るい声で言い淀んだ答えを口にした。
実際、ココロちゃんはふわふわしてるように見えてすごく成績が良かったりする。特に数学が得意らしい。二年の時までは、テスト前とかに私もよく教えてもらっていた。だから、決してお母さんが悪く言うような子じゃない。
ただ、それはそれとして不愉快だった。ココロちゃんが勉強ができるかどうか、値踏みされることそれ自体が。だから、質問にもすぐには答えられなかった。
そして実際に値踏みされた今、強く文句を言いたい気持ちに駆られている。でも、言えない。言う度胸がない。私に出来るのは、行き場のない怒りを封じ込めるように、歯を噛みしめることだけ。もちろん、強引に形作らせた笑みの裏で。
「ふーん。それならいいけど」
「……うん」
自分で聞いてきたくせに、あまり興味のなさそうな相槌を打つお母さん。その様子にも思うところがあるけど、私は笑顔を崩さなかった。
「うん。いいんじゃない。行ってくるといいわ」
しばらくチラシを読み込んでいたけど、ふっと目を話すと、微笑を浮かべてチラシを返してくれる。
「ありがとう」
私は笑顔を浮かべると、お母さんにお礼を言って背を向けた。
よかった。これで、北野さんと会える。はじめてのコスプレイベントに参加できる。今からもう一ヶ月後が楽しみだ。
本当は今すぐ両手を挙げて喜びたいところだった。でも、そんな気持ちを少しでも悟られないように。ゆっくり、静かに歩く。
『ココロちゃん。お母さんの許可、もらえたよ!』
無事部屋に戻ったら、私はカバンの中からスマホを取り出して、早速ココロちゃんに祝勝報告のラインを送った。絵文字たっぷりで最大限に嬉しいという気持ちを表現した文章で。
『ほんと?よかったね!おめでと~』
返信はびっくりするくらい一瞬で来た。相変わらず絵文字のない感情の分かりづらいメッセージだけど、返信の早さからちゃんと祝福してくれる気持ちは伝わってくる。
『じゃあ、本番は楽しみだね。オフ会は朝から?』
『うん。そうだと思う。イベントが朝の10時からだから。でも、オープンキャンパスが終わってから参加するから、私が行くのは午後になると思う』
会話が長くなりそうだと思った。私はフラフラと揺れるようにベッドに落ちて、仰向けでスマホを操作する。
『え?ほんとにオープンキャンパス行くの?それって、そういう口実じゃなくて?』
『うん』
『えー?せっかくのオフ会なんだから朝から参加しなよ』
『でも、ちゃんと行った証拠がないと、お母さんに疑われちゃうし…』
本当は私も朝から参加したい。でも、交渉の時、少し嫌な顔をされてしまった。特に友達と一緒に行くなんて言ってしまったのが失敗だった。
補習ならあらかじめ内容を予想して、それっぽい板書を装うことは出来る。でもオープンキャンパスだと資料が配られたりするだろう。もしそれを見せろなんて言われたら終わる。最悪の自体を避けるためにも、オープンキャンパスにい行かないという選択肢はとれなかった。
しばらく、返信が途絶える。どうしたんだろう。まさか、怒らせた? こんなことでココロちゃんが怒るとは思えないけど。
『それなら、ココロちゃんが代わりに行きます』
私が不安になり始めたころに、やっと返信がやってくる。その内容はあまりに予想外なもので。
『え?』
今度は私が驚く番だった。
『代わりって。そんなの悪いよ』
『ぜんぜん大丈夫だよ。27日なら予定も空いてるし』
『でも…』
『雫ちゃん。ココロちゃんが今日部室で言ったこと、覚えてる?』
『ごめん。なんのことだっけ?』
『こういうときはいちばん大切なものを大切にするべきだよ。ココロちゃんなら、他の何を犠牲にしてでもそうするって』
『それは、確かに言ってたけど…でも、やっぱり悪いよ』
『気にしないでよ。もしココロちゃんが雫ちゃんの立場だったら、多分同じことをお願いしてたから』
この文章を、ココロちゃんはどんな顔で打ってるんだろう。それとも、真剣な顔つきだろうか。ただ、結構本気で言ってる気がした。
『それに、これはココロちゃんがやりたくてお願いしてることだから。ココロちゃん的には、ここは素直に任せてほしいんだけどな?』
『まあ、どうしても雫ちゃんがココロちゃんに頼りたくないって言うなら諦めるけど・・・』
続けて拗ねたような文章。
『…その言い方はずるいよ』
ココロちゃんの言葉に対し、私も同じように拗ねたように、唇を尖らせて返した。
ここでも断り続けたら、私がココロちゃんを邪険にしてるように映ってしまう。この会話が将棋だとしたら、積みの場面だった。
『ココロちゃん。本当にいいの?』
『うん』
『じゃあ、お願いしてもいい?』
しばらく迷った末に、私はココロちゃんの厚意に甘えることにした。
『がってん!お任せあれ~』
マッスルポーズの絵文字が伝わってくる。このポーズ、ココロちゃんはよくするけど、好きなんだろうか。
『ココロちゃん。ありがとう』
『どういたしまして』
最後はその一言とともにスタンプが送られてきて、会話が終わる。
「ふう」
ココロちゃんとのやり取りが終わった後、私はぼーっと天井を見上げて細い息を吐いた。
ココロちゃんが自分から提案してくれたとはいえ、本来私がやるべきことを押し付けてしまったこと。当然、罪悪感はある。でも、少ししたらやっぱりフルで参加できる嬉しさの方がふつふつと込み上げてきて。
「……イベント、楽しみだな」
気づけば私の脳内は本番が楽しみという気持ちでいっぱいになっていた。
「お母さん。今、ちょっといい?」
「なにー?」
お母さんは家事を終わらせ、ソファに座ってスマホいじりに夢中だ。わずかに見える画面にはカラフルなブロックが映っている。広告でよく見るパズルゲームでもやっているんだろう。こういう時、大抵の言葉は上の空で流されるけど。
「大学のことで相談があるんだけど……」
「大学? やっと行くところ決めたの?」
勉強、受験。それっぽいワードを混ぜ込むだけで、どんなときでも反応してくれる。腐っても親子だ。性格は知り尽くしていた。
「ううん。それはまだだけど……そのために来月、これに行きたいんだけど、いいかな?」
「なにそれ?」
お母さんは怪訝な顔をしながらチラシを受け取る。
「なるほど。オープンキャンパスね」
「うん。正直、生きたい大学って言ってもあんまりイメージが湧かなくて……だから、実際に見に行って、どういうところか体験してみたいなって。そこならサークルも授業も自由に参加していいみたいだし」
そのオープンキャンパスは申込みのときに1限から5限まで自由に参加できる。他にもゼミの見学やサークル活動など、自分で決められる自由度の高いものだった。だからこそ、お母さんを欺くのにもちょうどいい。それに、この大学の偏差値はそんなに低くないはず。だから行けると思っていたのだけど。
「……そう。この日なら空いてるわ。送ってってあげる」
「え!?」
お母さんがあまりに予想外のことを言い出すので、私はつい声を出して驚いてしまう。慌てて口を塞ぐけど、今のは失敗だった。じろっとお母さんに疑いの眼差しを向けられてしまう。
「なに? 私が送るとなにか困るの?」
「ううん。そうじゃないんだけど……実はそれ、友達に誘われて一緒に行こうってなったやつで。その友達と一緒に行くから、電車で行きたいんだけど……?」
「そう。友達とね」
お母さんはじっと私の顔を見上げた。私が嘘をついているか確かめてる目だ。でも、大丈夫。私は家ではずっと嘘をつき続けてるようなもの。そう簡単には見破られない自負があった。それに、実際オープンキャンパスの話はココロちゃんから聞いたもの。誘われたと言っても過言ではない。
「いいんじゃない。その友達は勉強出来るの?」
「それは……」
お母さんは冷たい声で聞いてきた。その目がわずかに細められる。まるで値踏みしてるような視線。
友達の存在を明かした時点で、それは聞かれるかもと思っていた。当然答えは頭に浮かんでいる。でも、私は言い淀んでしまう。
「何? 言えないの? もしかして、頭の悪いことつるんでるの? それなら──」
「ううん。頭の悪い子じゃない。すごく頭のいい子だよ。私もよく勉強教えてもらうくらい」
お母さんの声を遮って、私は努めて明るい声で言い淀んだ答えを口にした。
実際、ココロちゃんはふわふわしてるように見えてすごく成績が良かったりする。特に数学が得意らしい。二年の時までは、テスト前とかに私もよく教えてもらっていた。だから、決してお母さんが悪く言うような子じゃない。
ただ、それはそれとして不愉快だった。ココロちゃんが勉強ができるかどうか、値踏みされることそれ自体が。だから、質問にもすぐには答えられなかった。
そして実際に値踏みされた今、強く文句を言いたい気持ちに駆られている。でも、言えない。言う度胸がない。私に出来るのは、行き場のない怒りを封じ込めるように、歯を噛みしめることだけ。もちろん、強引に形作らせた笑みの裏で。
「ふーん。それならいいけど」
「……うん」
自分で聞いてきたくせに、あまり興味のなさそうな相槌を打つお母さん。その様子にも思うところがあるけど、私は笑顔を崩さなかった。
「うん。いいんじゃない。行ってくるといいわ」
しばらくチラシを読み込んでいたけど、ふっと目を話すと、微笑を浮かべてチラシを返してくれる。
「ありがとう」
私は笑顔を浮かべると、お母さんにお礼を言って背を向けた。
よかった。これで、北野さんと会える。はじめてのコスプレイベントに参加できる。今からもう一ヶ月後が楽しみだ。
本当は今すぐ両手を挙げて喜びたいところだった。でも、そんな気持ちを少しでも悟られないように。ゆっくり、静かに歩く。
『ココロちゃん。お母さんの許可、もらえたよ!』
無事部屋に戻ったら、私はカバンの中からスマホを取り出して、早速ココロちゃんに祝勝報告のラインを送った。絵文字たっぷりで最大限に嬉しいという気持ちを表現した文章で。
『ほんと?よかったね!おめでと~』
返信はびっくりするくらい一瞬で来た。相変わらず絵文字のない感情の分かりづらいメッセージだけど、返信の早さからちゃんと祝福してくれる気持ちは伝わってくる。
『じゃあ、本番は楽しみだね。オフ会は朝から?』
『うん。そうだと思う。イベントが朝の10時からだから。でも、オープンキャンパスが終わってから参加するから、私が行くのは午後になると思う』
会話が長くなりそうだと思った。私はフラフラと揺れるようにベッドに落ちて、仰向けでスマホを操作する。
『え?ほんとにオープンキャンパス行くの?それって、そういう口実じゃなくて?』
『うん』
『えー?せっかくのオフ会なんだから朝から参加しなよ』
『でも、ちゃんと行った証拠がないと、お母さんに疑われちゃうし…』
本当は私も朝から参加したい。でも、交渉の時、少し嫌な顔をされてしまった。特に友達と一緒に行くなんて言ってしまったのが失敗だった。
補習ならあらかじめ内容を予想して、それっぽい板書を装うことは出来る。でもオープンキャンパスだと資料が配られたりするだろう。もしそれを見せろなんて言われたら終わる。最悪の自体を避けるためにも、オープンキャンパスにい行かないという選択肢はとれなかった。
しばらく、返信が途絶える。どうしたんだろう。まさか、怒らせた? こんなことでココロちゃんが怒るとは思えないけど。
『それなら、ココロちゃんが代わりに行きます』
私が不安になり始めたころに、やっと返信がやってくる。その内容はあまりに予想外なもので。
『え?』
今度は私が驚く番だった。
『代わりって。そんなの悪いよ』
『ぜんぜん大丈夫だよ。27日なら予定も空いてるし』
『でも…』
『雫ちゃん。ココロちゃんが今日部室で言ったこと、覚えてる?』
『ごめん。なんのことだっけ?』
『こういうときはいちばん大切なものを大切にするべきだよ。ココロちゃんなら、他の何を犠牲にしてでもそうするって』
『それは、確かに言ってたけど…でも、やっぱり悪いよ』
『気にしないでよ。もしココロちゃんが雫ちゃんの立場だったら、多分同じことをお願いしてたから』
この文章を、ココロちゃんはどんな顔で打ってるんだろう。それとも、真剣な顔つきだろうか。ただ、結構本気で言ってる気がした。
『それに、これはココロちゃんがやりたくてお願いしてることだから。ココロちゃん的には、ここは素直に任せてほしいんだけどな?』
『まあ、どうしても雫ちゃんがココロちゃんに頼りたくないって言うなら諦めるけど・・・』
続けて拗ねたような文章。
『…その言い方はずるいよ』
ココロちゃんの言葉に対し、私も同じように拗ねたように、唇を尖らせて返した。
ここでも断り続けたら、私がココロちゃんを邪険にしてるように映ってしまう。この会話が将棋だとしたら、積みの場面だった。
『ココロちゃん。本当にいいの?』
『うん』
『じゃあ、お願いしてもいい?』
しばらく迷った末に、私はココロちゃんの厚意に甘えることにした。
『がってん!お任せあれ~』
マッスルポーズの絵文字が伝わってくる。このポーズ、ココロちゃんはよくするけど、好きなんだろうか。
『ココロちゃん。ありがとう』
『どういたしまして』
最後はその一言とともにスタンプが送られてきて、会話が終わる。
「ふう」
ココロちゃんとのやり取りが終わった後、私はぼーっと天井を見上げて細い息を吐いた。
ココロちゃんが自分から提案してくれたとはいえ、本来私がやるべきことを押し付けてしまったこと。当然、罪悪感はある。でも、少ししたらやっぱりフルで参加できる嬉しさの方がふつふつと込み上げてきて。
「……イベント、楽しみだな」
気づけば私の脳内は本番が楽しみという気持ちでいっぱいになっていた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。
風
恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。
飼主さんが大好きです。
グロ表現、
性的表現もあります。
行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。
基本的に苦痛系のみですが
飼主さんとペットの関係は甘々です。
マゾ目線Only。
フィクションです。
※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた
ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。
俺が変わったのか……
地元が変わったのか……
主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。
※他Web小説サイトで連載していた作品です
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
悪役令嬢の残した毒が回る時
水月 潮
恋愛
その日、一人の公爵令嬢が処刑された。
処刑されたのはエレオノール・ブロワ公爵令嬢。
彼女はシモン王太子殿下の婚約者だ。
エレオノールの処刑後、様々なものが動き出す。
※設定は緩いです。物語として見て下さい
※ストーリー上、処刑が出てくるので苦手な方は閲覧注意
(血飛沫や身体切断などの残虐な描写は一切なしです)
※ストーリーの矛盾点が発生するかもしれませんが、多めに見て下さい
*HOTランキング4位(2021.9.13)
読んで下さった方ありがとうございます(*´ ˘ `*)♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる