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6話
しおりを挟む森の魔女は大きな黒の瞳を瞬かせた。
誰と問いかけようにも声が出なかった。あまりに突然で、ふいをつかれた。
森の魔女を引き止めた女性は親しげに微笑んでいる。
森の魔女の見知った顔ではない。王子の城で働くメイドらではないのは、女性の服装から察せられた。
乗馬服なのだ。それも相当に高級な乗馬服だろう。生地や上着の襟に施された刺繍の細かさからも見てとれる。
すらりと引きしまった体躯が男装の麗人を思わせるが、それでいて女性らしい曲線もある。癖のある褐色の髪は後頭部のやや高いところでひとつに結わえられていて、活発な印象を与える。頬と鼻あたりにうっすら残るそばかすと人懐っこい笑顔が好感を抱かせた。二十四、五歳といったところだろうか。
どこかで見たような、と森の魔女は首を傾げる。すらりと長身で、褐色の髪の女性……――
「ハディス、彼女は私が案内するわ」
「承知いたしました」
褐色の髪の女性の言葉にハディスは恭しい態度で応じた。そこからも、いま森の魔女の目の前にいる女性が身分の高い人なのだろうと察せられる。それにどうやら互いに知り合っているらしい。
ハディスは褐色の髪の女性と森の魔女に一礼すると、何のこだわりもみせず、二人の前から去って行った。
「ご機嫌いかが、森の魔女さん?」
褐色の髪の女性は森の魔女の方に向き直り、朗らかに笑いかける。向けられる笑みはいかにも親しげで、棘ひとつもふくまれていない。人好きのする明朗な笑みに、森の魔女はどこかで知っているような、そんな既視感を覚えていた。
戸惑いながらも森の魔女が「はじめまして」と月並みの挨拶を返した。それ以外に適切な話のとっかかりが見つけられない。
「初めまして、というよりはお久しぶりという方が正しいのだけど」
「え?」
「昨日、街でお見かけしたわ。挨拶はさせてもらえなかったけれど」
「……あ」
森の魔女はようやく思いだした。褐色の髪……そうだ、昨日見かけた女性と同じ髪の色だ。王子と並んで歩いていた女性に間違いなさそうだ。顔はよく見えなかったけれど、褐色の髪は憶えている。
けれど、それで「お久しぶり」というのは、はたして「正しい」だろうか?
森の魔女が不審がるのを察して、褐色の髪の女性は笑みを深めた。
「お久しぶりというのは、昨日のことではないの。憶えてはいないでしょうけれど、十年くらい前に一度お会いしたことがあるのよ、二代目の森の魔女さん」
「え……」
「憶えていないのも無理はないわね。顔を合わせたのはたった一度きりだったもの」
「すみません、憶えていなくて。あの、どちらでお会いしたんでしょうか」
森に館に魔法薬の依頼にきた客なのだろうか。「二代目」であることを知っているということは? 口ぶりからして先代の森の魔女のことも知っていそうだと感じた。
「このお城でよ。私はあまりゆっくりしていられなかったのだけど。まぁでも、十年も経ってちゃ憶えていないわよね」
「は、はあ……」
「二代目の森の魔女さんのことは、いろいろ話を聞いていたのよ。だからこうしてお会いできて本当に嬉しいわ。ああ、いけない、まずは改めてご挨拶させていただくわね。私はシリンというの。出身はキリーニン領よ。名を憶えていただけたら嬉しいわ」
握手を求められ、森の魔女は型通りにその手を取った。名を名乗るわけにもいかず、森の魔女は口ごもってしまい、社交辞令ひとつ出てこない。
森の奥でひとりきりで「魔女業」をしているとはいえ、魔法薬を依頼しにやってくる「客」もいる。だから初対面の人に対して臆することはめったにない。接客はそれなりにこなせる方なのだ。なのに、今日はなぜかしら舌が上手く動かない。
シリンと名乗った女性は、王子とはどういった関係なのだろう? 王子とは懇意の間柄のような気がする。キリーニン領は、すぐ隣の領地だ。それで親交があるのだろうか? そしてやはり、「お見合い」の相手なのだろうか。年齢はシリンの方が上のように見えるけれど、さほどの年齢差はないだろうし……――そんなことばかりが頭の中をぐるぐると廻って、普段ならできるだろう型通りの「接客」ができない。
「今日は、貴女の王子様に会いにいらしたのよね、森の魔女さん?」
「えっ、えっと……」
オウジサマ、とは誰のことだろうと、一瞬思考が停止した。しかも「貴女の」とは?
「その前に、ねぇ、森の魔女さん? 少しだけ私の話に付き合ってくださらない? 余計なお世話とわかってはいるのだけど、どうやら、貴女の王子様の情報が少し足りないように感じるから」
有無を言わせないシリンの笑顔に森の魔女は思わずたじろいだ。なんだろう、この既視感は?
シリンは森の魔女の戸惑い顔などお構いなしといった様子で歩き出した。王子の元に案内してはくれるらしい。森の魔女はシリンの後について歩いた。
シリンは歩調を緩めて、森の魔女の横に並んだ。
「森の魔女さん、現在の国王が即位されたのが何年前か、知っているかしら? 貴女が生まれるより前のことではあるのだけど」
唐突な質問だった。森の魔女は目を丸くし、質問を投げかけてきた人の横顔を眺めやる。
「……たしか、二十年前だと、教わりました」
「正しくは二十二年前ね」
とくに大きな問題もなく現国王、コノル王は玉座に就いた。先王の病が長引き、それを理由にした譲位だった。即位式が整うまでに半年はかかったが、これといった混乱もなく、新王即位となった。
いかに辺境地の、さらに最奥の森に住んでいるからといっても、さすがに新王即位の知らせは森の魔女の耳にも届いた。この時の「森の魔女」は先代であり、当代森の魔女は生まれてすらいなかったが。
「即位当時、国王陛下はまだ独身でいらしたの。ご成婚されたのは即位されてから二年後のことね。それ以前、つまりコノル王陛下が未だ王太子だった頃まで話はさかのぼるのだけど」
「はぁ……」
辺境地であるリマリックから出たことのない二代目の森の魔女は、王都に行ったこともなかったし、よもや国王陛下のご尊顔を仰ぐ機会などありはしなかった。だが、コノル王陛下は森の魔女にとって「身近」な存在といえなくもない。なんといっても、現国王の息子が森の魔女の「幼馴染み」なのだ。
王子の情報が足りないという点、森の魔女はシリンに言い返せない。王子とは長い付き合いのはずなのに、知らないことが多い。それを最近思い知らされてばかりいる。
「コノル王陛下は、愚昧な方ではないし、国を治めるだけの資質はあった方なの。戦乱が少ないから恵まれた王だなんて言われているけれど、市井の民に寄り添うことができる賢王と称える人も多いわ。ただ欠点というか、弱点をあげるなら、困ったことに女たらしでいらっしゃるのよね」
不敬な言い回しをしながらも、シリンの微笑みには温かなものがあった。好色と言わなかったあたりに敬慕の情は感じられたし、それこそ不敬な感想かもしれないが、親戚のおじさんの話でもしてるかのように、森の魔女には感じられた。
シリンのブラウンの瞳が森の魔女に向けられる。
「無自覚な女たらし、というのかしらね? そういうところ、誰かさんにも受け継がれたみたい。しかも麗色並ぶ者なきと言われたお母様の繊細な美貌をもそっくり受け継いでいるんだもの、あれはちょっと反則ね」
くすくす笑いながら、シリンは先を続けた。
「コノル王陛下が即位なさってすぐに正妃の問題が上がったのだけど、王太子時代の頃からの恋人として知られていたミレー家の令嬢は、候補の一人にすら挙げられなかった。無理もないわね。没落貴族で家格も低く、到底釣り合わなかった。しかも、王陛下にはその他に複数恋人がいたの。まあ、即位してからは大方清算したわけだけど。それもあって、ミレー家の令嬢も正妃候補として挙がることを自ら辞退したそうね」
賢明な選択だったわねと、シリンは言下に足した。
シリンはやはり王子の母のことも知っているようだった。おそらくは、森の魔女よりも深い事情を知っている。
「その後、王陛下は隣国から王女を娶って、正妃の問題はそこで一応ひと段落。その正妃との間にお世継ぎも生まれたから、愛妾は複数いるようだけど、表面的には上手く収まったといえるわね」
「……ずいぶんと、……お詳しいんですね」
しかも、ずいぶんずけずけと言うので、さすがに森の魔女も何と言葉を返したらよいか、困ってしまう。シリンはというと、まったく悪びれた様子もない。
「それが私の身上ですもの」
シリンのその返答に森の魔女はまた首を傾げた。
どういう意味なのだろう。もしかして王子の結婚相手と決まったから……つまり、王子の身内になるからという意味なのだろうか。
森の魔女は籠をぎゅっと抱きしめた。籠の中に居るはずのリフレナスはちらりとも顔を出さない。
「ともかく、ね。貴女の王子様は、そういう環境下で生まれたというわけ。辺境地に追いやられたというよりは、身の安全を図るためでもあったわけよね」
「はい、そのことは……王子のお母様も承知していらっしゃって……」
結果的には儚くも身罷られてしまったが。王子の母は、ただの一言も恨み事を言わなかったし、むしろ幸せだったといつも微笑んでいた。思いやり深く、けれど少し繊細すぎであったのかもしれない。
森の魔女にとっても、王子の母の逝去は悲しい出来事だった。親しくお付き合いくださって、王子のことも、「よろしくね」とお願いされた。仲良くしてあげてね、と。
「と、まぁ、それは過去の事情。貴女の王子様には、王子ゆえに未来への事情も生じてくるの」
貴女の王子様と言われる度に、森の魔女はひどく居たたまれなくなる。むずがゆい気分でもある。何故そのような言い回しをするのかという疑問が拭えない。
「未来への事情、ですか?」
「そう。貴女の王子様はね、国王陛下に認知された王子様なの。王位継承権は放棄させられているけれど、陛下の子息であることは周知されている。しかも現在はリマリックの領主。国境領地の領主は、決して閑職ではないわ」
「…………」
「国王陛下との縁つづきになりたい野心家は多いわ。それに、ここだけの話だけれど、陛下直々にいくつか縁談を持ちかけられたのだそう。どれも堅実な貴族のご令嬢らしくて。悪い話ではなかったようなのだけど、結局すべて丁重に辞退したようね。陛下の口ききなんて畏れ多い、というより、後が怖いってことなんでしょうけど。そういうところ、賢明なお母様に似て、慎重よね」
シリンの王子を語る口調に、森の魔女は若干の違和感を覚え始めていた。
数ある縁談の一つの当事者ではないのだろうか、この女性は? それにしては他人事のような口ぶりだし、一方で王子のことに詳しく、語り方も親しげだ。
「まぁ、つまりね。今、貴女の王子様は縁談の嵐のさなかに居る、というわけ。身分柄、致し方のないことではあるわ」
「…………」
「にもかかわらず」
シリンは突然足を止め、森の魔女に向き直った。
「貴女の王子様はね、持ちかけられた縁談はすべて断っているの」
どうしてなのか、わかるかしら? と、シリンは意味深長な笑みを森の魔女に向けた。挑みかかるような、といってもいいまなざしだ。
王子のもとに、いまたくさんの縁談が持ちかけられている。「王子」でもあり「領主」でもあるのだ、縁談が山のように届くのも当然で、そこには政治的な思惑がのっている。
それを王子も分かっていて、なのにどの縁談にも諾の返事を出さない。断り続けている、というのだ。
森の魔女はそれを知らなかった。
王子が縁談を面倒くさいと思っていることは知っているけれど、すべて断ってしまっているなんて。
どうして、なんて分かるはずがない。その理由、なんて。
森の魔女は唇を噛んで、俯いた。
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