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地下牢 スノウside
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妻へ書いた手紙は全てキャサリンが処分していたようだった。
わざと私が屋敷に帰れないよう仕事の量を調節していたらしい。
思いもよらないトラブルが休みの前に必ず起きたり、屋敷に帰る時に急に予定が変更されたり……
今考えるとおかしな事ばかり起きていた。
妻からはなんの知らせもなかった。私に手紙を書いている様子もないし、伝言も受け取っていないと知らされていた。
私には興味がないと思った。
屋敷では夫人の仕事を嫌がって、金の無心をし、常に街へ出て遊び回っているらしいと報告を受けた。
全てが真っ赤な嘘だったのだ。
ずっと彼女は王太子殿下のことが忘れられず、私と結婚した後も逢瀬を繰り返しているとキャサリンが報告してきた。
信じた。
長年婚約者という関係だったんだ。彼女が殿下を忘れられないのも無理はない。
私との結婚は政略結婚だった。しかも王命。
アイリスが不満であるのは当たり前だろう。
だから時間をかけて彼女が気持ちの整理をつけてくれれば、私との関係も上手くいくのではないか……
そう考えていた。
◇
「スノウ様のためでした。私は幼い頃から、公爵夫人になるのだと言われ育てられた。突然どこからかひょっこり出てきた女に私の場所を奪われるなんて、おかしいでしょう?」
何故彼女が公爵夫人になれると思ったのか私にはさっぱり理解できなかった。
「幼い頃から顔を合わせてきましたわ。何度もお茶をしたり、本を勧めてくださったり、外国の話もしてくださいました。勉強だって教えてくれたでしょ」
確かに、そういう機会はあった。屋敷に帰ると、なぜか彼女がメイド長のもとに遊びに来ていて、声をかけられたことがしばしばあったと思う。
しかしそこまで親密な関係だっただろうか。
私は自分の勉強に忙しかった。
「秘書の仕事だって頑張りましたわ。役に立てるよう、お側にいつもいたでしょう?」
彼女が側にいたのは仕事だからだろう?仕事以外で会食へ行ったり、個人的なプレレゼントを渡した事はない。
「今更、私に気がなかっただなんておっしゃいませんよね?アイリスなんかよりずっと一緒にいてくださいました。結婚だって……あの女さえいなければ私を夫人にしていたでしょう?今までスノウ様に他の女性の影なんてなかった。ちゃんとご自分の胸に聞いてみて下さい。私のこと、必要だったはずです」
キャサリンは必死に訴えてくる。
私は眉間に深いしわを寄せた。
「……ありえない」
「は?」
「君を妻にするなどあり得ない」
「どうして……」
彼女は何故わからないんだ。
「私は公爵家の令息だった。かなり、家柄が良い。結婚相手は選ばなければならない。貴族に生まれたんだから家のための政略結婚は当たり前だ。伯爵令嬢である君とは身分的に釣り合わない。しかも貧しい伯爵家だ。領地もほぼないし借金まであるような伯爵令嬢と結婚するはずがないだろう。うまみが何一つ無いのに、公爵の父が許すはずがない」
「な……なんですって……」
「どう言って育てられたのかは知らないが、君は優秀だという割に仕事をため込むし、要領よくこなせていなかった。外交のなんたるかという根本的な考えも間違っていた。古株の外交官たちの考え方がそもそも間違っていたから、強くは言えなかったが、私は何度もそれは間違いだと注意したはずだ」
側にいた事はその通りだし、頑張ってくれていたのもその通りだ。だがそのほとんどが空回りだった。
今更だな、私の指導力の欠如が問題だ。
「いつも迷惑をかけてすまないって言っていたじゃない!今更なによ!」
屋敷の事まで気を回してくれていると思った。確かにあの時は迷惑をかけて申し訳ないと思っていた。
しかし全くのでたらめを私に吹き込むためだったのなら、嘘をついた方が悪いだろう。
まんまと騙されていた私が間抜けだった事は確かだが。
だが、彼女の罪は罪だ。
虚偽の報告をし、私を騙したことは重罪だ。
「メイド長の遠戚で縁故採用だったから外交執務を手伝ってもらっていたが、君が知り合いではなく、普通に試験を受けて私が面接をしていたら落としていただろう」
「な、な、なんですって!この……ヘタレ男がぁぁぁ!!」
へ、へ……たれ。
「だいたい、お酒を飲ましても、強くないのに酔わないし、夜中に部屋へ行っても入れてくれないし。体をくっつけても近寄らないよう注意するし。あなた、女に興味ないんでしょう?なんなの?真面目なの?そういう趣味なの?シャイだからとかじゃないでしょう、情けない男」
キャサリンのあまりの剣幕に驚いた。
一瞬思考停止した。いや……ヘタレ?とはどういう意味だ。
女性に興味がない?
「……君に興味がなかっただけだ。うぬぼれるな。君はまったく僕の好みじゃない容姿だ。そもそも顔が良くないだろう」
化粧でごまかしてはいるが、彼女はあまり整った顔ではない。
「な、な、なんですって!!!」
キャサリンは立ち上がり私に掴みかかろうとするが、椅子にベルトで固定され、拘束されているため、簡単に身動きが取れない。
……駄目だ。
このままここにいても意味はないだろう。
彼女が改心する事はなさそうだった。反省の色が全く見えない。
彼女はこのまま一生暗い牢屋の中で過ごすことになりそうだ。
私はこんな女のいう事を真に受けて、道を見失ってしまったのか。
自分の失態にどう向き合えばよいのか分からない。誰かのせいにするのは簡単だ。それにまんまと騙されていた自分が間抜けだった。自の愚かさに辟易した。
アイリスと話がしたい。ちゃんと謝りたい。けれどもうそれは叶わぬことだろう。
地下の聴取室は薄暗く空気も淀んでいた。私は立ち上がりドアの側に控える憲兵に声をかけた。
「女を牢屋に戻してくれ」
私はそのまま地下牢を後にした。
わざと私が屋敷に帰れないよう仕事の量を調節していたらしい。
思いもよらないトラブルが休みの前に必ず起きたり、屋敷に帰る時に急に予定が変更されたり……
今考えるとおかしな事ばかり起きていた。
妻からはなんの知らせもなかった。私に手紙を書いている様子もないし、伝言も受け取っていないと知らされていた。
私には興味がないと思った。
屋敷では夫人の仕事を嫌がって、金の無心をし、常に街へ出て遊び回っているらしいと報告を受けた。
全てが真っ赤な嘘だったのだ。
ずっと彼女は王太子殿下のことが忘れられず、私と結婚した後も逢瀬を繰り返しているとキャサリンが報告してきた。
信じた。
長年婚約者という関係だったんだ。彼女が殿下を忘れられないのも無理はない。
私との結婚は政略結婚だった。しかも王命。
アイリスが不満であるのは当たり前だろう。
だから時間をかけて彼女が気持ちの整理をつけてくれれば、私との関係も上手くいくのではないか……
そう考えていた。
◇
「スノウ様のためでした。私は幼い頃から、公爵夫人になるのだと言われ育てられた。突然どこからかひょっこり出てきた女に私の場所を奪われるなんて、おかしいでしょう?」
何故彼女が公爵夫人になれると思ったのか私にはさっぱり理解できなかった。
「幼い頃から顔を合わせてきましたわ。何度もお茶をしたり、本を勧めてくださったり、外国の話もしてくださいました。勉強だって教えてくれたでしょ」
確かに、そういう機会はあった。屋敷に帰ると、なぜか彼女がメイド長のもとに遊びに来ていて、声をかけられたことがしばしばあったと思う。
しかしそこまで親密な関係だっただろうか。
私は自分の勉強に忙しかった。
「秘書の仕事だって頑張りましたわ。役に立てるよう、お側にいつもいたでしょう?」
彼女が側にいたのは仕事だからだろう?仕事以外で会食へ行ったり、個人的なプレレゼントを渡した事はない。
「今更、私に気がなかっただなんておっしゃいませんよね?アイリスなんかよりずっと一緒にいてくださいました。結婚だって……あの女さえいなければ私を夫人にしていたでしょう?今までスノウ様に他の女性の影なんてなかった。ちゃんとご自分の胸に聞いてみて下さい。私のこと、必要だったはずです」
キャサリンは必死に訴えてくる。
私は眉間に深いしわを寄せた。
「……ありえない」
「は?」
「君を妻にするなどあり得ない」
「どうして……」
彼女は何故わからないんだ。
「私は公爵家の令息だった。かなり、家柄が良い。結婚相手は選ばなければならない。貴族に生まれたんだから家のための政略結婚は当たり前だ。伯爵令嬢である君とは身分的に釣り合わない。しかも貧しい伯爵家だ。領地もほぼないし借金まであるような伯爵令嬢と結婚するはずがないだろう。うまみが何一つ無いのに、公爵の父が許すはずがない」
「な……なんですって……」
「どう言って育てられたのかは知らないが、君は優秀だという割に仕事をため込むし、要領よくこなせていなかった。外交のなんたるかという根本的な考えも間違っていた。古株の外交官たちの考え方がそもそも間違っていたから、強くは言えなかったが、私は何度もそれは間違いだと注意したはずだ」
側にいた事はその通りだし、頑張ってくれていたのもその通りだ。だがそのほとんどが空回りだった。
今更だな、私の指導力の欠如が問題だ。
「いつも迷惑をかけてすまないって言っていたじゃない!今更なによ!」
屋敷の事まで気を回してくれていると思った。確かにあの時は迷惑をかけて申し訳ないと思っていた。
しかし全くのでたらめを私に吹き込むためだったのなら、嘘をついた方が悪いだろう。
まんまと騙されていた私が間抜けだった事は確かだが。
だが、彼女の罪は罪だ。
虚偽の報告をし、私を騙したことは重罪だ。
「メイド長の遠戚で縁故採用だったから外交執務を手伝ってもらっていたが、君が知り合いではなく、普通に試験を受けて私が面接をしていたら落としていただろう」
「な、な、なんですって!この……ヘタレ男がぁぁぁ!!」
へ、へ……たれ。
「だいたい、お酒を飲ましても、強くないのに酔わないし、夜中に部屋へ行っても入れてくれないし。体をくっつけても近寄らないよう注意するし。あなた、女に興味ないんでしょう?なんなの?真面目なの?そういう趣味なの?シャイだからとかじゃないでしょう、情けない男」
キャサリンのあまりの剣幕に驚いた。
一瞬思考停止した。いや……ヘタレ?とはどういう意味だ。
女性に興味がない?
「……君に興味がなかっただけだ。うぬぼれるな。君はまったく僕の好みじゃない容姿だ。そもそも顔が良くないだろう」
化粧でごまかしてはいるが、彼女はあまり整った顔ではない。
「な、な、なんですって!!!」
キャサリンは立ち上がり私に掴みかかろうとするが、椅子にベルトで固定され、拘束されているため、簡単に身動きが取れない。
……駄目だ。
このままここにいても意味はないだろう。
彼女が改心する事はなさそうだった。反省の色が全く見えない。
彼女はこのまま一生暗い牢屋の中で過ごすことになりそうだ。
私はこんな女のいう事を真に受けて、道を見失ってしまったのか。
自分の失態にどう向き合えばよいのか分からない。誰かのせいにするのは簡単だ。それにまんまと騙されていた自分が間抜けだった。自の愚かさに辟易した。
アイリスと話がしたい。ちゃんと謝りたい。けれどもうそれは叶わぬことだろう。
地下の聴取室は薄暗く空気も淀んでいた。私は立ち上がりドアの側に控える憲兵に声をかけた。
「女を牢屋に戻してくれ」
私はそのまま地下牢を後にした。
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