8 / 23
8
しおりを挟む
私は婚約解消をしたい旨をレインに伝えた。
侯爵家はお父様がまだまだ現役だ。この先10年~20年働けるだろう。
その間に、サーシャとレインに教育を施し、侯爵家の跡継ぎはサーシャにすればよい。子供ができれば、その子に跡を継がせることも可能だろう。
「私は侯爵家を出ます。他の方と結婚するかもしれませんけど、一人で生きていく覚悟もあります。爵位は必要ありません」
私は学院での成績も優秀だ。王宮の文官の道に進むこともできるし、教師として学院で働くこともできるだろう。
ダリア夫人のおかげで、外国語も話せるから国外に出てもいい。
まぁ、スパルタ教育の賜物だと言えばそうなるだろう。
その点では両親に感謝しなくてはと思う。あの人たちのやり方はまずかったけど。
「そこまでして……なぜ……」
レインは深い失望と驚きが交じり合った顔で頭を抱えている。
部屋の中は静まり返り、空気が重苦しい。
私は婚約解消をした後、サーシャと新たに婚約を結ぶ事ができると二人に伝えた。
愛する者同士が結ばれるのが一番良いことだ。
「私は婚約者としてレインに裏切られたと思っているわ。だからあなたが信頼を取り戻すのは困難です」
「なんど言えば話が通じるんだ。君の気のせいだ。サーシャとはそんな関係じゃない!」
しばらくの間沈黙が続いた。
サーシャはしくしくと泣き始めた。
レインはそんなサーシャには見向きもせず、睨みつけるように私を見ている。
レインはむすっとした表情で立ち上がると、冷たくサーシャを部屋から追い出した。
ここは侯爵家の応接室だというのになんだか偉そうな態度。
サーシャは侯爵令嬢、伯爵令息のレインからしてみれば爵位が上。追い出す行為は不敬にあたる。
二人の間にそんな遠慮は必要ないのだろうけど、なんだか釈然としない。
***
「サーシャと僕の関係は、恋人同士ではない。ただ、人から見ればそう思われても仕方がない接し方をしていたと思う。今更だけれど、君に謝罪したい」
レインは沈痛な表情で頭を下げた。
そして話を続けた。
「君も侯爵家の教育を受けて来たから、分かっているはずだけど、貴族の結婚は親同士が決めることだ。僕が嫌だとか、君が嫌だとか言ってどうにかなる問題ではない。政略結婚は家同士の問題だからね」
「あなたはサーシャを愛しているのでしょう?」
「愛だの恋だのではないよ。政略結婚の話だ」
「……それで?」
「侯爵様、君の父上や、サーシャが言うように、メイベルが僕とサーシャの仲に嫉妬して婚約解消を申し出ているとは思っていない。そもそも、君は僕を好きではなかっただろう」
「……好きではなかった。かもしれないわね」
レインは複雑な感情を隠そうとせずに眉間にしわを寄せた。
「ラッシュ侯爵は君に跡を継がせたいと思っている。サーシャではないよ。だから僕は君と結婚する事になる。ウィスパー伯爵家の財力はラッシュ侯爵家にとって強力な後援となる。逆にうちは侯爵家という背面を守る盾が欲しい。互いにウィンウィンの関係を持つための政略結婚だ」
「だから?」
「僕たちは、その為に結婚し子供をつくる必要がある」
彼が言っていることは的を射ているし、間違いではない。
実際過去の私なら、そうだわと納得したのかもしれない。
でもね、ちょっとそれ、違うのよね。
「私はね、レイン」
「なんだ?」
「家のため、一族のために自分の身を捧げるつもりはないの。子供の頃から、厳しく育てられて、喜びや楽しみを与えられなかった。その家族のために、なんで私が犠牲になる必要があるの?」
私は完全に理解不能という態度で首を横に振った。
「……え?」
レインは口をぽかんと開けて、私を二度見した。
「意味が分からないわ。大切にしたいと思えるような人たちならまだしも、苦しみしか与えられていない両親に何を恩返しするの?少しでも私の事を考えてくれているなら、嫌がる私に政略結婚させようとはしないはずだわ」
レインは、すばやくまばたきをすると私に言った。
「そ……う……だな……」
「もう一度言うわよ。私はレインと結婚はしない。あなたは自分の家族が大事だし、あなた自身の将来も侯爵家の婿ならば安泰よね。好きな騎士団に入って、自由に働いて、もし合わないと思ったら侯爵家の執務を手伝えばいいかとか思ってるのかもしれない。けど、私はそんなこと知ったこっちゃないのよね。ちょこざいなりだわ」
「ちょ……ちょこざ、なに?」
「とにかく、あなたからお父様に婚約解消を申し出て。私は自分の事は自分で何とかするから、あなたはサーシャと結婚して自分が侯爵家を盛り立てます!と、男気を見せるべきだわ。愛を貫くためにサーシャと駆け落ちでもすれば、結婚を認めてもらえるでしょう。頑張って下さいまし」
「え、いや……その、だから、そんなつもりはなくて。サーシャとは本当に愛し合っているとかではないんだよ」
まだ認めないのか。
「じゃぁ、私を愛しているの?」
「もちろん!いや、今からちゃんと婚約者として愛し合えばいいだろう。僕は努力する」
「ほんっと、遅いわよ。手遅れだわ……」
話がまとまらなかったことに苛立った。
深呼吸をして、心の中で数を数える。
「もう一度だけチャンスをくれないか?今度こそ間違えない。絶対に君だけを見るから」
「あなたは、自分の身の置き場を考えるべきね。私とは今後はないと思って、サーシャとの縁を繋ぎなさい。もし、侯爵家を継いで私が跡取りになる未来があるとしても、その結婚相手はあなたでは決してないわ」
私はレインを見送りもせず、応接室を出て行った。
侯爵家はお父様がまだまだ現役だ。この先10年~20年働けるだろう。
その間に、サーシャとレインに教育を施し、侯爵家の跡継ぎはサーシャにすればよい。子供ができれば、その子に跡を継がせることも可能だろう。
「私は侯爵家を出ます。他の方と結婚するかもしれませんけど、一人で生きていく覚悟もあります。爵位は必要ありません」
私は学院での成績も優秀だ。王宮の文官の道に進むこともできるし、教師として学院で働くこともできるだろう。
ダリア夫人のおかげで、外国語も話せるから国外に出てもいい。
まぁ、スパルタ教育の賜物だと言えばそうなるだろう。
その点では両親に感謝しなくてはと思う。あの人たちのやり方はまずかったけど。
「そこまでして……なぜ……」
レインは深い失望と驚きが交じり合った顔で頭を抱えている。
部屋の中は静まり返り、空気が重苦しい。
私は婚約解消をした後、サーシャと新たに婚約を結ぶ事ができると二人に伝えた。
愛する者同士が結ばれるのが一番良いことだ。
「私は婚約者としてレインに裏切られたと思っているわ。だからあなたが信頼を取り戻すのは困難です」
「なんど言えば話が通じるんだ。君の気のせいだ。サーシャとはそんな関係じゃない!」
しばらくの間沈黙が続いた。
サーシャはしくしくと泣き始めた。
レインはそんなサーシャには見向きもせず、睨みつけるように私を見ている。
レインはむすっとした表情で立ち上がると、冷たくサーシャを部屋から追い出した。
ここは侯爵家の応接室だというのになんだか偉そうな態度。
サーシャは侯爵令嬢、伯爵令息のレインからしてみれば爵位が上。追い出す行為は不敬にあたる。
二人の間にそんな遠慮は必要ないのだろうけど、なんだか釈然としない。
***
「サーシャと僕の関係は、恋人同士ではない。ただ、人から見ればそう思われても仕方がない接し方をしていたと思う。今更だけれど、君に謝罪したい」
レインは沈痛な表情で頭を下げた。
そして話を続けた。
「君も侯爵家の教育を受けて来たから、分かっているはずだけど、貴族の結婚は親同士が決めることだ。僕が嫌だとか、君が嫌だとか言ってどうにかなる問題ではない。政略結婚は家同士の問題だからね」
「あなたはサーシャを愛しているのでしょう?」
「愛だの恋だのではないよ。政略結婚の話だ」
「……それで?」
「侯爵様、君の父上や、サーシャが言うように、メイベルが僕とサーシャの仲に嫉妬して婚約解消を申し出ているとは思っていない。そもそも、君は僕を好きではなかっただろう」
「……好きではなかった。かもしれないわね」
レインは複雑な感情を隠そうとせずに眉間にしわを寄せた。
「ラッシュ侯爵は君に跡を継がせたいと思っている。サーシャではないよ。だから僕は君と結婚する事になる。ウィスパー伯爵家の財力はラッシュ侯爵家にとって強力な後援となる。逆にうちは侯爵家という背面を守る盾が欲しい。互いにウィンウィンの関係を持つための政略結婚だ」
「だから?」
「僕たちは、その為に結婚し子供をつくる必要がある」
彼が言っていることは的を射ているし、間違いではない。
実際過去の私なら、そうだわと納得したのかもしれない。
でもね、ちょっとそれ、違うのよね。
「私はね、レイン」
「なんだ?」
「家のため、一族のために自分の身を捧げるつもりはないの。子供の頃から、厳しく育てられて、喜びや楽しみを与えられなかった。その家族のために、なんで私が犠牲になる必要があるの?」
私は完全に理解不能という態度で首を横に振った。
「……え?」
レインは口をぽかんと開けて、私を二度見した。
「意味が分からないわ。大切にしたいと思えるような人たちならまだしも、苦しみしか与えられていない両親に何を恩返しするの?少しでも私の事を考えてくれているなら、嫌がる私に政略結婚させようとはしないはずだわ」
レインは、すばやくまばたきをすると私に言った。
「そ……う……だな……」
「もう一度言うわよ。私はレインと結婚はしない。あなたは自分の家族が大事だし、あなた自身の将来も侯爵家の婿ならば安泰よね。好きな騎士団に入って、自由に働いて、もし合わないと思ったら侯爵家の執務を手伝えばいいかとか思ってるのかもしれない。けど、私はそんなこと知ったこっちゃないのよね。ちょこざいなりだわ」
「ちょ……ちょこざ、なに?」
「とにかく、あなたからお父様に婚約解消を申し出て。私は自分の事は自分で何とかするから、あなたはサーシャと結婚して自分が侯爵家を盛り立てます!と、男気を見せるべきだわ。愛を貫くためにサーシャと駆け落ちでもすれば、結婚を認めてもらえるでしょう。頑張って下さいまし」
「え、いや……その、だから、そんなつもりはなくて。サーシャとは本当に愛し合っているとかではないんだよ」
まだ認めないのか。
「じゃぁ、私を愛しているの?」
「もちろん!いや、今からちゃんと婚約者として愛し合えばいいだろう。僕は努力する」
「ほんっと、遅いわよ。手遅れだわ……」
話がまとまらなかったことに苛立った。
深呼吸をして、心の中で数を数える。
「もう一度だけチャンスをくれないか?今度こそ間違えない。絶対に君だけを見るから」
「あなたは、自分の身の置き場を考えるべきね。私とは今後はないと思って、サーシャとの縁を繋ぎなさい。もし、侯爵家を継いで私が跡取りになる未来があるとしても、その結婚相手はあなたでは決してないわ」
私はレインを見送りもせず、応接室を出て行った。
2,152
お気に入りに追加
4,276
あなたにおすすめの小説
【完結】恋人との子を我が家の跡取りにする? 冗談も大概にして下さいませ
水月 潮
恋愛
侯爵家令嬢アイリーン・エヴァンスは遠縁の伯爵家令息のシリル・マイソンと婚約している。
ある日、シリルの恋人と名乗る女性・エイダ・バーク男爵家令嬢がエヴァンス侯爵邸を訪れた。
なんでも彼の子供が出来たから、シリルと別れてくれとのこと。
アイリーンはそれを承諾し、二人を追い返そうとするが、シリルとエイダはこの子を侯爵家の跡取りにして、アイリーンは侯爵家から出て行けというとんでもないことを主張する。
※設定は緩いので物語としてお楽しみ頂けたらと思います
☆HOTランキング20位(2021.6.21)
感謝です*.*
HOTランキング5位(2021.6.22)
私、幸せじゃないから離婚しまーす。…え? 本当の娘だと思っているから我慢して? お義母さま、ボケたのですか? 私たち元から他人です!
天田れおぽん
恋愛
ある日、ふと幸せじゃないと気付いてしまったメリー・トレンドア伯爵夫人は、実家であるコンサバティ侯爵家に侍女キャメロンを連れて帰ってしまう。
焦った夫は実家に迎えに行くが、事情を知った両親に追い返されて離婚が成立してしまう。
一方、コンサバティ侯爵家を継ぐ予定であった弟夫婦は、メリーの扱いを間違えて追い出されてしまう。
コンサバティ侯爵家を継ぐことになったメリーを元夫と弟夫婦が結託して邪魔しようとするも、侍女キャメロンが立ちふさがる。
メリーを守ろうとしたキャメロンは呪いが解けてTS。
男になったキャメロンとメリーは結婚してコンサバティ侯爵家を継ぐことになる。
トレンドア伯爵家は爵位を取り上げられて破滅。
弟夫婦はコンサバティ侯爵家を追放されてしまう。
※変な話です。(笑)
私はただ一度の暴言が許せない
ちくわぶ(まるどらむぎ)
恋愛
厳かな結婚式だった。
花婿が花嫁のベールを上げるまでは。
ベールを上げ、その日初めて花嫁の顔を見た花婿マティアスは暴言を吐いた。
「私の花嫁は花のようなスカーレットだ!お前ではない!」と。
そして花嫁の父に向かって怒鳴った。
「騙したな!スカーレットではなく別人をよこすとは!
この婚姻はなしだ!訴えてやるから覚悟しろ!」と。
そこから始まる物語。
作者独自の世界観です。
短編予定。
のちのち、ちょこちょこ続編を書くかもしれません。
話が進むにつれ、ヒロイン・スカーレットの印象が変わっていくと思いますが。
楽しんでいただけると嬉しいです。
※9/10 13話公開後、ミスに気づいて何度か文を訂正、追加しました。申し訳ありません。
※9/20 最終回予定でしたが、訂正終わりませんでした!すみません!明日最終です!
※9/21 本編完結いたしました。ヒロインの夢がどうなったか、のところまでです。
ヒロインが誰を選んだのか?は読者の皆様に想像していただく終わり方となっております。
今後、番外編として別視点から見た物語など数話ののち、
ヒロインが誰と、どうしているかまでを書いたエピローグを公開する予定です。
よろしくお願いします。
※9/27 番外編を公開させていただきました。
※10/3 お話の一部(暴言部分1話、4話、6話)を訂正させていただきました。
※10/23 お話の一部(14話、番外編11ー1話)を訂正させていただきました。
※10/25 完結しました。
ここまでお読みくださった皆様。導いてくださった皆様にお礼申し上げます。
たくさんの方から感想をいただきました。
ありがとうございます。
様々なご意見、真摯に受け止めさせていただきたいと思います。
ただ、皆様に楽しんでいただける場であって欲しいと思いますので、
今後はいただいた感想をを非承認とさせていただく場合がございます。
申し訳ありませんが、どうかご了承くださいませ。
もちろん、私は全て読ませていただきます。
愛されなければお飾りなの?
まるまる⭐️
恋愛
リベリアはお飾り王太子妃だ。
夫には学生時代から恋人がいた。それでも王家には私の実家の力が必要だったのだ。それなのに…。リベリアと婚姻を結ぶと直ぐ、般例を破ってまで彼女を側妃として迎え入れた。余程彼女を愛しているらしい。結婚前は2人を別れさせると約束した陛下は、私が嫁ぐとあっさりそれを認めた。親バカにも程がある。これではまるで詐欺だ。
そして、その彼が愛する側妃、ルルナレッタは伯爵令嬢。側妃どころか正妃にさえ立てる立場の彼女は今、夫の子を宿している。だから私は王宮の中では、愛する2人を引き裂いた邪魔者扱いだ。
ね? 絵に描いた様なお飾り王太子妃でしょう?
今のところは…だけどね。
結構テンプレ、設定ゆるゆるです。ん?と思う所は大きな心で受け止めて頂けると嬉しいです。
【片思いの5年間】婚約破棄した元婚約者の王子様は愛人を囲っていました。しかもその人は王子様がずっと愛していた幼馴染でした。
五月ふう
恋愛
「君を愛するつもりも婚約者として扱うつもりもないーー。」
婚約者であるアレックス王子が婚約初日に私にいった言葉だ。
愛されず、婚約者として扱われない。つまり自由ってことですかーー?
それって最高じゃないですか。
ずっとそう思っていた私が、王子様に溺愛されるまでの物語。
この作品は
「婚約破棄した元婚約者の王子様は愛人を囲っていました。しかもその人は王子様がずっと愛していた幼馴染でした。」のスピンオフ作品となっています。
どちらの作品から読んでも楽しめるようになっています。気になる方は是非上記の作品も手にとってみてください。
両親も義両親も婚約者も妹に奪われましたが、評判はわたしのものでした
朝山みどり
恋愛
婚約者のおじいさまの看病をやっている間に妹と婚約者が仲良くなった。子供ができたという妹を両親も義両親も大事にしてわたしを放り出した。
わたしはひとりで家を町を出た。すると彼らの生活は一変した。
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
前世と今世の幸せ
夕香里
恋愛
幼い頃から皇帝アルバートの「皇后」になるために妃教育を受けてきたリーティア。
しかし聖女が発見されたことでリーティアは皇后ではなく、皇妃として皇帝に嫁ぐ。
皇帝は皇妃を冷遇し、皇后を愛した。
そのうちにリーティアは病でこの世を去ってしまう。
この世を去った後に訳あってもう一度同じ人生を繰り返すことになった彼女は思う。
「今世は幸せになりたい」と
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる