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リュートとメイ
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珍しくメイさんが絡み酒だ。
俺、なにかしたっけ
この国に滞在するのは久しぶりだった。
カイが結婚してヒューにも彼女ができて。
弟のように思っていた奴らがいつの間にか一人前になったようで
騎士団にも顔を出したり三人で飲み歩いたこともあった。
メイさんも久しぶりの友達やカイの嫁やヒューの彼女さんと楽しく飲んだらしい。
たまにはメイさんと二人で雰囲気の良い酒場でじっくり飲みたかったのに。
ジョッキを二つ空けたくらいから、メイさんが壊れた。
可愛い。
「私、リュートさんより年上に見えるよねえ」
「そう見えるかな。俺はメイさんしか見てないからわからない。ごめんね、体質は替えられないけど、服や小物で大人っぽく見えるようにするよ。」
「もっと、若い人のほうがいいんじゃないの」
「メイさん。俺はメイさんと添い遂げたいと思ったから求婚した。
メイさんが嫌なら結婚は解消してもいい。
それでも俺とは離れられないよ」
「うう」
一番メイさんの好きな角度でお願いした。
メイさんのことは愛しているし今さら他の女性に興味はない。
その事をメイさんが知らないのが楽しい。
俺、なにかしたっけ
この国に滞在するのは久しぶりだった。
カイが結婚してヒューにも彼女ができて。
弟のように思っていた奴らがいつの間にか一人前になったようで
騎士団にも顔を出したり三人で飲み歩いたこともあった。
メイさんも久しぶりの友達やカイの嫁やヒューの彼女さんと楽しく飲んだらしい。
たまにはメイさんと二人で雰囲気の良い酒場でじっくり飲みたかったのに。
ジョッキを二つ空けたくらいから、メイさんが壊れた。
可愛い。
「私、リュートさんより年上に見えるよねえ」
「そう見えるかな。俺はメイさんしか見てないからわからない。ごめんね、体質は替えられないけど、服や小物で大人っぽく見えるようにするよ。」
「もっと、若い人のほうがいいんじゃないの」
「メイさん。俺はメイさんと添い遂げたいと思ったから求婚した。
メイさんが嫌なら結婚は解消してもいい。
それでも俺とは離れられないよ」
「うう」
一番メイさんの好きな角度でお願いした。
メイさんのことは愛しているし今さら他の女性に興味はない。
その事をメイさんが知らないのが楽しい。
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