【R18】鈴蘭の令嬢が羞恥に耐える話【本編完結】

仙桜可律

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*すごいことをしてしまいました

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「ダメってのは、最高過ぎて、もう優しくできないかもってことで、」

息を整えて、前髪をかきあげる。
そんな姿も、自分だけが知っていると思うと嬉しさがじわじわと込み上げる。

「エリーゼ?泣いてるの?なんで?つらい?もうやめようか?」

「違う、本当にアルフレッド様の奥さんになれたんだって思ったら嬉しくて」

ひっ、

と短く息を吸ったアルフレッド様が止まった。

「アル様?」

「可愛さに限界がない……なんてこわい奥さんをもらってしまったんだ……いやでも無理をさせたら嫌われる、エリーゼに嫌われてしまったら死ねる、実家に帰られたらエドガーに一生会わせてもらえない」

ブツブツ言いながらもぎゅうぎゅう抱き締めている。エリーゼの肩の上の辺りで頭を打ち付けている。

「アル様、大丈夫ですか」

「うん、なんとか。
冷静になれたからゆっくりできそう。つらくない?」

「はい、でも、その」

口ごもるエリーゼが赤くなっていく
「男性は、早く動いて放たないと気持ちよくなれないと聞いたのですが」

「……それも勉強会で?」

「はい、お泊まり会で教わりました」

「エリーゼがそんなことを知ってるなんて」

「がっかりしましたか?」

「勉強熱心で少し驚いた」

「……しくて」

聞こえないのでアルフレッドはエリーゼの口もとに耳を寄せた

首に腕を回されて、ぎゅっと抱きつかれる。
中も締まって、
(ちょっと、エリーゼ、それヤバい)
エリーゼも上ずった声で

「っ、よろこんで、っほしく、って」

と甘さが滲んでいた。

あ、
もう無理

アルフレッドは我慢を諦めた

一旦引いて、腰を打ち付けると止まらなくなった。

「きゃっ、あっ」

声が意味のないものになる。

「ごめん、明日はゆっくり休ませてあげるから」

揺さぶられて、言われていることが脳まで届かない。
それでも余裕をなくして求めてくれるのが嬉しかった。
お腹の底の方をぐぐっと押される圧迫感は少し苦しいけれど、抜けていくときにさみしい。また入ってきて、みっちりと入り口が触れ合うと、敏感な突起が潰されて声がでる。
どんどん間隔が短くなって、点滅するようにじんじんと痺れに似たものが突かれる度にはっきりしていく。

自分でも知らない身体の中を作り替えられていくみたいで、怖いくらい高められていく。
「エリーゼッ、もう、」

蕩けるようなキスをしたまま、強く抱き締められて温かいものが中に弾けたのを感じた。

息もできないような、濃密な時間

みんな、こんなすごいことをしてるのね……

瞼が勝手に閉じてしまう

エリーゼは意識を手放した。













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