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ちっとも待ってくれません
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新緑の季節に、私とアルフレッド様は結ばれました。
結婚式のあと、私は先に支度をして寝室で待っていました。彼は同僚の方からかなりお酒を飲まされているようでした。
大丈夫かしら、今日はもしかしたら何もないかもしれない。まあこれからいつでも、そういうことはできるわけだし。
結婚式のことを思い返すと緊張していて細部は思い出せません。それでも、私が息を止めて緊張していると、アルフレッド様がギュッと手を握って、微笑んでくれました。
私は表舞台に立つことが苦手で、ずっと自信がなかったのですが今日は主役です。
この人の隣で、堂々と笑っていたい。
「エリーゼ、本当に綺麗だよ」
耳元で囁かれて、イヤリングを揺らされました。
これはデザイナーさんの薦めで付けました。
大小の真珠が銀の鎖で繋がれて、揺れるのです。
雪の粒のようにも、花の蕾のようにも見えます。
もともと私は真珠を好んでいましたし、アルフレッド様も何度か贈ってくださいました。
扉が開いて、振り返ったらアルフレッド様でした。
「エリーゼ、眠ってしまってるかと思った」
近くまで来て、ふにゃあっと笑って頬ずりされました。
かなり、酔っているようです。
「大丈夫ですか?アルフレッド様」
「嬉しくて」
「え?」
「エリーゼと結婚できたのが嬉しくて、みんな何年も俺がエリーゼを待ってたのを知ってるから、嬉しくて飲みすぎた」
ぎゅうぎゅう抱きついています。
「でも、ちょっと水を飲んでくる。」
額にキスをして、よろよろと出ていった。
かわいい、
「でも、本当に危ないかしら、誰かついていてくれますよね」
しばらくして、アルフレッド様がお盆をもって戻ってきた。
髪が濡れている。
「アルフレッド様、大丈夫ですか?」
「ごめんね、さっきは格好悪いところ見せちゃって。
少し酔いを醒ましてきた。
エリーゼは?少し飲む?」
水と、果実酒が乗っています。
アルフレッド様がすっかり落ち着いているので、いよいよ初夜ということになると思うと、緊張してきました。
「じゃあ、少し」
窓のそばのソファに並んで座ると、肩を抱かれました。
「緊張してる?」
「いえ、あの、少し」
「俺も」
コテンと頭をくっ付けられる。
果実酒を口に含んで、キスされる。
甘い熱が送り込まれて、内側から熱くなる。
「エリーゼ、進めていい?」
頷くと、指を絡ませたまま片手でアルフレッド様は自分の服を脱いだ。
シャツがはだけて、胸が見える。
いつも、私だけ肌を触られて、彼の肌を見るのは初めて。恥ずかしくて、目をそらしてしまう。
「触って。男の身体を初めて触るエリーゼが見たい」
恐る恐る手を伸ばすと、硬い身体に、だんだんと好奇心が疼いてきました。
「もっと強く押してもいいよ。エリーゼの身体は壊れそうだから俺はいつも怖いけど
」
「わたし、そんなに弱くないです」
「ん。だといいな。今日は多分無理させてしまうから」
指を舐めながらそう言う姿が色っぽい。くらくらする。
「全部見たい。」
身に付けているものを全て取り除かれた。
結婚式のあと、私は先に支度をして寝室で待っていました。彼は同僚の方からかなりお酒を飲まされているようでした。
大丈夫かしら、今日はもしかしたら何もないかもしれない。まあこれからいつでも、そういうことはできるわけだし。
結婚式のことを思い返すと緊張していて細部は思い出せません。それでも、私が息を止めて緊張していると、アルフレッド様がギュッと手を握って、微笑んでくれました。
私は表舞台に立つことが苦手で、ずっと自信がなかったのですが今日は主役です。
この人の隣で、堂々と笑っていたい。
「エリーゼ、本当に綺麗だよ」
耳元で囁かれて、イヤリングを揺らされました。
これはデザイナーさんの薦めで付けました。
大小の真珠が銀の鎖で繋がれて、揺れるのです。
雪の粒のようにも、花の蕾のようにも見えます。
もともと私は真珠を好んでいましたし、アルフレッド様も何度か贈ってくださいました。
扉が開いて、振り返ったらアルフレッド様でした。
「エリーゼ、眠ってしまってるかと思った」
近くまで来て、ふにゃあっと笑って頬ずりされました。
かなり、酔っているようです。
「大丈夫ですか?アルフレッド様」
「嬉しくて」
「え?」
「エリーゼと結婚できたのが嬉しくて、みんな何年も俺がエリーゼを待ってたのを知ってるから、嬉しくて飲みすぎた」
ぎゅうぎゅう抱きついています。
「でも、ちょっと水を飲んでくる。」
額にキスをして、よろよろと出ていった。
かわいい、
「でも、本当に危ないかしら、誰かついていてくれますよね」
しばらくして、アルフレッド様がお盆をもって戻ってきた。
髪が濡れている。
「アルフレッド様、大丈夫ですか?」
「ごめんね、さっきは格好悪いところ見せちゃって。
少し酔いを醒ましてきた。
エリーゼは?少し飲む?」
水と、果実酒が乗っています。
アルフレッド様がすっかり落ち着いているので、いよいよ初夜ということになると思うと、緊張してきました。
「じゃあ、少し」
窓のそばのソファに並んで座ると、肩を抱かれました。
「緊張してる?」
「いえ、あの、少し」
「俺も」
コテンと頭をくっ付けられる。
果実酒を口に含んで、キスされる。
甘い熱が送り込まれて、内側から熱くなる。
「エリーゼ、進めていい?」
頷くと、指を絡ませたまま片手でアルフレッド様は自分の服を脱いだ。
シャツがはだけて、胸が見える。
いつも、私だけ肌を触られて、彼の肌を見るのは初めて。恥ずかしくて、目をそらしてしまう。
「触って。男の身体を初めて触るエリーゼが見たい」
恐る恐る手を伸ばすと、硬い身体に、だんだんと好奇心が疼いてきました。
「もっと強く押してもいいよ。エリーゼの身体は壊れそうだから俺はいつも怖いけど
」
「わたし、そんなに弱くないです」
「ん。だといいな。今日は多分無理させてしまうから」
指を舐めながらそう言う姿が色っぽい。くらくらする。
「全部見たい。」
身に付けているものを全て取り除かれた。
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