【完結】無能烙印の赤毛令嬢は、変わり者男爵に溺愛される☆

白雨 音

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「ああ、いつ見ても、綺麗な赤毛ですね…」

ラッドがわたしの髪を櫛で丁寧に梳かしながら、感嘆の息を漏らす。
褒められるのはうれしいけど、大袈裟過ぎて、気恥ずかしいわ。
顔は赤くなるし、もじもじしてしまう。

『あなたの好きな時に、髪を梳かさせてあげる』と約束をした翌日から、
一緒に晩餐をした後、パーラーで髪を梳かす事が日課になった。
櫛に付いた毛は、ラッドが丁寧に取り、紙に包んでそのまま作業部屋に持って行き、作業をするので、都合が良いのだ。
そう、ラッドは倒れたというのに、懲りずに深夜まで作業をしている様だ。

「今夜も遅くまで仕事をするの?しっかり、眠れてる?」

「はい、つい、夢中になってしまって…
人というのは、どうして睡眠を必要とするのでしょうね?
眠らずに済むなら、一日中でも作業をしていられるんですけどね…」

そんな事を望む人の気持ちの方が分からないわ。
わたしは思わずあんぐりと口を開けてしまった。
だけど、結婚するなら、ラッドには不健康でいて貰っては困る。
長生きして貰いたいもの!

「あなたの仕事熱心な所は尊敬しているし、好きよ?
でも、結婚するなら、しっかり寝て、しっかり食べる、健康的な夫がいいわ。
一緒に長生きしたいもの、あなたは違う?」

ラッドは「はっ!!」と、大きく息を飲んだ。

「も、勿論、健康に越した事はありません。
もし、あなたが床に伏しても、勿論、僕は付き添いますし、力の限り支えますが、
あなたの元気な声や、明るい笑顔が消えたら、僕は寂しくなるでしょう…
あなたには元気でいて欲しいです…
その為にも、僕は薬を完成させます!」

途中までは感動していたのに、最後で台無しだ。

「薬に頼る前に、生活を見直して下さい!」

「確かに!それもそうですね!
あなたは賢いですね、何でも良くご存じなんですね…」

そんな事を言うのは、あなた位よ!
今だって、サマンサが聞いていたら、わたしがラッドを操っているって言うわよね?
正直、わたし自身、自覚あるし。

だけど、それでラッドが元気でいられるなら、いいわよね??

「髪は足りてるの?」

「ええ、大事に使っていますので」

「髪、少し切ろうかな…」

「ええ!?切られるのですか!?」

抜け毛を集めるより、切った方が纏まって使えるんじゃないか…と、
思い付きだったが、ラッドが思いの外興奮の声を上げたので、少々後悔した。

「少しだけよ!毛先!三センチ位だから!」

「三センチも!?ああ!ありがとうございます!
それで、いつ切られますか?僕も立ち会って、よろしいですか?」

「わざわざ立ち会う必要なんて無いわよ。
わたしが目を光らせておくし、一本だって捨てたりはしないから」

「いえ、そうではなく、その厳粛な儀式に、僕も片隅で良いので同席したいのです。
同じ空気を吸い、感動を分かち合いたい___」

感動があるかしら??
頭を捻りつつも、断る理由も無かったので、「いいわよ」と了承した。





わたしの髪切りの儀式は、ウエイン男爵家のホールで行われる事となった。
ショーンに呼ばれてやって来た髪結いは、ホールに迎えられ、さぞやポカンとしただろう。
ホールの真中には、大きな白い布…シーツが敷かれ、その真ん中に、ポツンとスツールが置かれている。
主人であるラッド・ウエイン男爵は、壁際に立ち、目をキラキラとさせている。
そんな中、わたしは肩から白い布を掛け、恭しくホールに入ると、スツールに腰かけた。

「お願いします」

ショーンに促され、ぎこちない足取りで髪結いが向かって来た。
髪結いが鋏を取り出すと、ラッドが手持ちの紙を広げ、隣に付いた。

「三センチですよ、多くても少なくてもいけません」

隣でそんな事を言われ、監視されるのだから、髪結いも堪ったものではないだろう。
わたしの髪は一房ずつ、ゆっくり丁寧に切られて行く。
毛先を三センチ切るだけなのに、恐ろしく時間が掛かった。
気の毒なのは髪結いで、『もう二度と来てくれないんじゃないかしら?』と思う程に疲弊していた。

「ありがとうございます!見事な腕前でしたよ!確かに、三センチでした!」

ラッドから褒め称えられ、髪結いぎこちない笑みを返した。
その後は、ショーンに「こちらでお茶を…」と促されて出て行った。

ラッドは髪が落ちていないか、丹念に布の上を見て歩いている。
仕方が無いので、わたしもそれを手伝ったのだった。

「ルビー、この様な貴重な儀式に出席させて頂き、感謝しています。
感動で終始震えが止まりませんでしたが、何とか紙を落とさずに済みました」

落としていたら、髪結いは発狂していたでしょうね!

「それで、足りそう?」

「はい!こちらは大切に使わせて頂きます。
竜の爪や人魚の鱗と同じ位に、貴重なものですから…」

「そう、良かったわ」

もう、深くは突っ込まない事にした。

「それでは、僕は早速作業に入らせて頂きます!」

ラッドは髪を入れた包みを抱え、バタバタと走り去って行った。
残ったわたしは、床のシーツを回収し、洗濯場に行ったのだった。

「儀式の後は、酷く現実的ね」

だけど、ラッドの喜ぶ姿を思い出すと、不思議と楽しい気持ちになり、ニマニマが止まらなかった。


◇◇


遊び好き、散財が趣味で役立たずの伯爵令嬢___
そんな悪評を払拭するには、役立つ事を証明するのが一番だろう。
それも、ラッドの役に立てば、あのサマンサだって、わたしを無碍には出来ない筈だ!
《赤毛》があるじゃない!と思うかもしれないが、
それは今の所、ラッドの中だけで完結していて、証明には至っていない。

そこで、わたしは、ウエイン男爵家で最も役に立つ男、ショーンに相談を持ち掛けた。

「ラッドの仕事で、わたしに手伝える事はあるかしら?」

難しい事は分からないが、何かの作業なら手伝えるのでは?と思ったのだ。
手伝いがあれば、その分、ラッドの負担も減るし、研究の時間も増える。
それだって、役に立つ事よね?

「ルビー様は、もう十分にお手伝いなさっていると思いますよ。
毎朝髪を集め、日付をメモしていますし、行動の記録、食事の記録もなさっています」

「それは朝飯前よ、わたしは一応貴族学校を出ているし、若いわ。
結婚するなら、この労働力を男爵家の為に役立てたいわ」

「素晴らしいお心掛けと思います、流石、旦那様のお選びになられたお方ですね」

そんな立派なものではないんだけど…
それに、選ばれたのは《赤毛》だし…
などと言える筈もなく、わたしは内心で冷や汗を流した。

「それでは、お客様の対応をお願いしてもよろしいでしょうか」

これぞ、男爵夫人っぽい仕事だ!

「はい、勿論です。
これまで気付きませんでしたけど、来客は多いのですか?」

館内はいつも静かで、客が来ている様には思えなかった。
来客があれば、紅茶や菓子を用意するので、館内は騒がしくなる筈だ。
それに、パーティに招待された事も、一度も無い。
不思議に思っていると、ショーンが教えてくれた。

「お客様は町の人で、旦那様の薬を求めて来られる方がほとんどです」

本当に《お客様》らしい。

「薬を求めて来られましたら、お名前と症状等をメモし、
旦那様から指示を貰い、薬を包み、必要事項を記入し、差し上げています。
時間が掛かる場合は、住所を教えて貰い、サムに届けさせる事もあります。
後で、日付、名前、渡した薬、頂いた料金を書き込んでいます___」

「これまでは、ショーンさんがやっていたの?」

「はい、字が書け、薬が分かる者でなければ務まりませんので、僭越ながら私が…
ですが、最近遠視が進みまして、少々困っておりました」

「そういう事なら、是非、わたしにやらせて下さい!」

わたしは字が書けるし、計算も出来る。
薬に関しては、全く知識は無いが、教えて貰えれば覚える事は出来るだろう。

「それでは、詳しく説明させて頂きます___」

わたしはショーンに習い、それらを覚えていった。

受付の仕方、台帳への記入の仕方、代金を仕舞う場所。
そして、最も大事なのは、薬だ。
薬の保管場所は地下室で、棚にはズラリと薬瓶が並んでいる。
薬瓶にはラベルが貼られ、品名と日付が書かれている。

「薬は日付の古い物から使って下さい。
こちらの机で必要な量を測り、粉薬は紙で包み、
丸薬や飲み薬は小瓶に入れて、必要事項を書き、お渡し下さい___」

痛み止め、鎮痛剤、下熱、頭痛、胃もたれ、便秘、下痢、節の痛み等々…
種類としては然程無いが、一般的に良く出る症状なので、良く売れると言う。

「間違えたら大変ね…」

「当分の間は、私が確認致しますので、ご安心下さい」

ショーンが言ってくれ、わたしは安堵した。





ショーンに付いていて貰い、受付を始めて気付いたのだが、
玄関からラッドの作業場まで行き、指示を聞き、
地下室で薬を用意し、玄関に戻って来る為、疲れるし、酷く時間が掛かる。

「ラッドの作業部屋の近くに、小屋を建てたらどうかしら?
薬も置いて、そこで準備出来たら、時間も手間も掛からないでしょう?」

わたしはラッドとショーンに話した。
主人はラッドだけど、財政を管理しているのはショーンだからだ。

「成程、それは良い考えですね!」
「薬を置くとなれば、地下室も必要ですね…時間も金も掛かります」
「地下トンネルを作るのはどうでしょう?」

ラッドが荒唐無稽な事を言うのを、わたしとショーンは流したが、ふっと、それが浮かんだ。

「そうだわ!外から地下への入り口を作ればいいんじゃないかしら?」

それなら、穴を掘り、外壁を何とかするだけで済む。
地下室を作るよりは時間も掛からないだろうし、小屋も小さくて済む。

「それは良い案ですね、検討致します」

「小屋の方は雨露を凌げればいいわ。
受付をするテーブル、座って待てる様に、ベンチがあればいいんじゃないかしら?
来客が分かる様に、ベルを付けるのはどう?」

次々と頭に浮かび、わたしがそれを話すと、ショーンはメモをし、ラッドは拍手をした。

「素晴らしい案ですね!町の人たちも喜びます!
あなたは本当に素晴らしい人ですよ!ルビー!」

「あなたの《トンネル》が閃きをくれたのよ!」

「それなら、僕たちは《最高に相性が良い》という事ですね!」

ラッドが屈託なく言う。
ドキッとしてしまったのは、わたしだけだろうか?
深い意味は無さそうだものね…
仕事は有能かもしれないが、事、恋愛に関しては全くなっていない。

わたしたちが婚約している事、覚えているかしら??

仲良くはなれている。
一緒にいても自然でいられるし、楽しいし…友達?家族?みたいだ。

でも、それこそ、結婚に必要なものよね?

お互いに尊敬出来る関係は理想だし、そんな相手は貴重だ。

ただ、もう少し、わたしを《女性》として、意識して欲しいかも…
ラッドが興奮するのは、《赤毛》にだけなんだもの!

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