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26 レオナール
しおりを挟むだが、レオナールの乗った馬車が、トラバース卿の館に着いた時には、既に遅かった。
難しい顔をした執事が淡々と言った。
「旦那様、奥様共々、先程、都に向けて立たれました。
お帰りは明日になります」
「それでは、こちらで下女をしている、セリア=マイヤーに会わせて貰えるかな?」
レオナールが聞くと、執事は顔色を変え、何やら焦り始めた。
「いえ、その、会うのは難しいかと…」
「どういう事だ?病にでもなったのか?」
「いえ、それが…」
執事が言い淀んでいる所に、トラバース卿の息子、ダニエルが嫌な笑みを浮かべて現れた。
「ピエール、言ってやれよ!今、旦那様たちが、彼女を売りに行っていますってな!」
レオナールは内心不穏に思いながらも、ダニエルから情報を得る事にした。
「売りに行くとは、どういう事かな?」
「どうもこうも、要らなくなったから、金にするのさ!
都に良い娼館があるんだってさ、けど、あれじゃ、大した金にもならねーだろうな。
品祖だし、泣き腫らして酷い顔だったからな!
化粧で誤魔化すのに苦労したって、メイドが漏らしてたよ___」
何て酷い事を___!
レオナールは、彼女を気の毒に思う所か、意地悪く笑っているダニエルに憤慨した。
だが、それは内心で止め、礼儀を持ち、ダニエルに聞いた。
「君は、その娼館の名を知っているかい?」
「ああ、教えてやってもいいけど、タダって訳にはいかないな」
ダニエルがニヤリと笑う。
レオナールはスッと、冷たい目になった。
「いいかい、下女を娼館に売ったとなれば、トラバース卿は困る事になる。
慈善事業の為の寄付集めをする側らで、下女を娼館に売るのだからね。
しかも、彼女は元貴族だ、奴隷ではない。こんな仕打ちをしたと知れば、
大抵の者たちは顔を顰めるだろう。特に貴族女性が嫌う話だ。
トラバース卿の評判は地に落ち、今後は取引相手に困る事になる___」
ダニエルは漸く事の重大さが分かったのか、顔色を悪くした。
「あ、あの女が、ルイーズの宝石を盗んだんだよ!
それで売られる事になったのさ!自業自得だろ!」
「今、急に思い出した様だが、それは確かなのかい?彼女は認めたのか?」
本当であれば、最初に話す事だろう。
そもそも、とても信じられる様な話では無かった。
「フン!悪さをして、認める奴はいないさ!
けど、宝石はあの女の部屋からみつかった、動かぬ証拠だろ?」
「いや、そうとも言えない、誰かが置いた可能性も十分に考えられる。
嫌いな者を陥れる、古典的な方法だ。
それ故、然るべき所に申し出て、調査して貰うのが筋だ、何故しなかった?」
ダニエルは唸ったが、二の句が継げない様だった。
レオナールは最後の一押しをした。
「それに、宝石が戻ったのであれば、娼館に売るのは、あまりに重い罰に思うが?
これでは、トラバース卿は品性を疑われても仕方が無いだろう」
「わ、分かった!教えるから…」
ダニエルは娼館の名を告げ、場所まで丁寧に教えてくれた。
レオナールは「間に合う様に、祈っていなさい」と言い、馬車を走らせた。
馬車を急がせた事もあり、レオナールが着いた時、
トラバース卿とセリアは今正に、娼館に入ろうとしている所だった。
「トラバース卿!」
レオナールは焦り、馬車の窓から咄嗟に呼び止めていた。
それはトラバース卿の耳に届き、彼は足を止め、怪訝に振り返った。
馬車が彼等の直ぐ側で停まると、レオナールは、今度は愛想良く声を掛けた。
「トラバース卿、この様な所でお会いするとは、妙な縁ですね」
ダニエルから事情を聞いていたのが幸いだった。
レオナールはここに来るまでに、トラバース卿を説得すべき策を練っていた。
「こ、これは、ラックローレン伯爵ではないですか!」
「卿はこの様な所で何をなさっているのですか?」
「いえ、その、問題を起こした下女がおりまして…」
「彼女ですか?」
チラリとセリアを見ると、彼女は気の毒に項垂れていた。
宝石を盗んだ罪を着せられ、娼館に売られるなど、酷い屈辱だ。
「はい、娘の宝石を盗んだんですよ、手癖の悪い下女は置いてはおけませんから」
「成程、そういう事でしたか」
レオナールは初めて聞いた風を装った。
馬車から降り、トラバース卿に向かい、柔和な表情を見せ頷いた。
それにトラバース卿は安堵した様だが、レオナールは声を落とし、警告の様な助言をした。
「ですが、負債の代わりに引き取った貴族令嬢を、娼館に売ったとなれば、
あなたの醜聞は避けられないでしょう…」
トラバース卿は顔色を変えた。
「いや、しかし、相手は盗人ですぞ!」
「貴族令嬢は盗みなどしないものと、世の者たちは思うものですよ。
本人が否定をし、誰かに嵌められたのだと言えば、どちらを信じるか…
確たる証拠はないのでしょう?」
「彼女の部屋から宝石が見つかったのですぞ!」
「部屋に入れる者は他にも居るでしょう、使用人たちが口裏を合わせる事も考えられます。
ここは然るべき所へ行き、徹底して調べて貰ってはいかがですか?
彼女が盗んだとはっきりと分かれば、悪評も幾らかは避けられるでしょう」
「い、いえ、そこまでは…宝石は戻りましたし」
トラバース卿の歯切れの悪さに、本当の犯人を知っているのではないかと思えた。
トラバース卿ならば、必要以上に騒ぎ立て、見せしめに犯人を断罪する筈だ。
庇うのだから、犯人は身内では?と、レオナールは推測した。
「それでは、二度目があってはいけないという事ですね?」
「は、はぁ…」
「それなら、私が彼女を引き取りましょう」
レオナールが申し出ると、トラバース卿は目を丸くした。
レオナールは構わずに滔々と話した。
「彼女があなたに払うべき負債を、私が代わってあなたに払います。
これなら、あなたに悪評は付かないでしょう」
「ですが、伯爵にはどんな利があると言うのですか?」
トラバース卿は信じられないという顔をして、レオナールを見ている。
レオナールは薄い笑みを見せた。
「丁度、使用人を探していた所だったので、手間が省けます。
いかがです?トラバース卿」
「そういう事でしたら、喜んで…」
それは大凡、大金を払う理由にはならないだろうが、
トラバース卿には良い話だったので、都合良く聞き流した様だ。
利害が一致した事で、話は直ぐに纏まった。
レオナールはトラバース卿の馬車を見送り、セリアを馬車に促した。
「勝手に話を決めさせて貰ったよ、少し話そう、馬車に乗って」
二人が乗り込むと、馬車はゆっくりと動き出した。
馬車は向きを変え、来た道を戻って行くが、
セリアは酷く緊張している様で、その事に気付いていないらしい。
レオナールは内心で安堵しつつも、彼女を眺め、気の毒になった。
ダニエルから聞いていた通り、セリアは酷い顔をしている。
それに近くで見ると、彼女は酷く痩せていて、まるで病人の様だった。
可哀想に…
彼女を保護出来た事は良かった。
だが、休養させるとなると、それなりの理由が必要だ。
そんな時、ふっと、ある考えが浮かんだ。
あまりに身勝手な考えだ。
まさか!弱味に付け込む様な真似は出来ない___!
レオナールは瞬時にその考えを退けたが、誘惑は強く、完全には振り払えなかった。
「ラックローレン伯爵、助けて下さって、ありがとうございました…」
セリアが礼を述べた時も、レオナールはその考えに取り憑かれていた。
「感謝には及ばないよ、実の所、理由も無くした事では無いんだ」
目の前の女性は酷く弱っていて、保護を必要とし、自分は彼女を必要としている。
願ってもない巡り合わせではないか___
提案をし、彼女が嫌だと言えば、それで話は終わるのだ、問題はない。
レオナールはその誘惑に屈した。
「私は昨年離婚をしていてね、私は自分が結婚に不向きだという事を知っている、
いや、実際に結婚をしてみて、思い知ったと言うべきか…
兎に角、もう二度と、結婚はしないつもりでいたんだが…
周囲が後妻を貰えと煩くてね、それに加えて、前妻から復縁を迫られ、辟易しているんだ。
この状況から逃れる術を考えていたのだが…」
言葉にすると、自分が酷く情けない男の様に思えた。
目の前の若い娘は、子犬の様にキョトンとしている。
レオナールは逡巡した。
戻るなら、今だろう。
だが、逆に、ここまで話したのだから、もう少し恥を上塗りした所で、
どうという事も無いとも思える。
レオナールは彼女の薄い青色の瞳に向け、真剣に言った。
「こんな提案をするのは、気が触れていると思われても仕方が無いが…
私を助けて欲しい」
レオナールは緊張したが、それに返ってきたのは、思い掛けず良い反応だった。
「はい、なんなりとおっしゃって下さい!」
大きな薄い青色の瞳は、まるで少女の様に純粋に見え、レオナールを冷静にさせた。
レオナールはいつもの自分を取り戻し、年若い娘に説教をしていた。
「話を聞く前に、そんな事を気軽に言うものではないよ、セリア。
私が君に頼みたい事は、簡単な事ではないし、褒められたものでもない。
いや、それ所か、誰かに知られれば、罵られるだろう…」
恥である事は確かだ。
やはり、巻き込むべきではないと思えたが、
そんな彼を後押ししたのは、他でもない、セリアだった。
「わたしは娼館に売られる所を助けて頂いた身です。
伯爵に不利になる様な事は、決して致しません、どうか、安心してお話下さい」
「君は随分若いから、自分が酷い大人に思えるよ…」
「そこまで離れていません!たった、十三歳です」
セリアは躊躇なく、十三歳差と言った。
何故、自分の年齢を知っているのか?不思議ではあったが、元は貴族の娘だ、
何処かで話を聞いたのかもしれないと考え、流した。
「十三歳はかなり離れていると言えるよ」
その点に置いては、この提案に相応しいとはいえない。
レオナールが考えていた事は、《偽装結婚》だったからだ。
だが、こんな話を受けてくれる、信頼出来る女性は、レオナールが知る中には居ない。
セリアならば、条件次第では受けてくれるのではないか?と思えた。
彼女は少女の様に純粋で、同情心も厚い様に見えた___
「私が必要としているのは、《形ばかりの妻》の存在だ。
妻が居れば、全ての騒動から解放されるからね…
セリア、私と結婚をし、妻を演じて欲しい。
勿論、人前だけでいい、性交を迫る事もしない、君の貞操は保証するよ」
若い娘を怖がらせない様にと、レオナールはしっかりと言った。
奇妙な申し出だ、何を言われるか、ある程度の覚悟はしていたが、
セリアの答えは一言、「はい」だった。
あまりにあっさりと承諾され、レオナールの方が戸惑った。
「返事は良く考えてからでも構わないよ?」
「それで負債が返せるのでしたら、喜んでお引き受け致します」
自分で言っておきながらだが、レオナールにはそこまで良い話とは思えなかった。
初めて会った男と結婚し、偽装夫婦、偽装の妻を演じるのだ。
負担でしかないだろう。
不思議だったが、『きっと、娼館に売られるよりはマシだと思ったのだろう』という考えに落ち着いた。
「娼館よりは良いと?」
「はい、トラバース卿の館では、下女として厳しくされました。
娼館に入れば、それ以上の事が待っていると、覚悟を決めていました。
ですから、この先、どの様な事があっても、耐えてみせるとお約束致します」
痩せて、酷い顔をし、惨めな娘に見えたが、セリアは芯のある女性の様だ。
彼女は令嬢然としていた。
だが、レオナールにとっては、聊か不満だった。
彼女の目に、自分が一体、どんな卑劣漢に見えているのか…
「君を酷い目に遭わせる気はないよ…
だが、ありがとう、セリア、君に頼もう___」
レオナールが優しさを示そうと微笑むと、セリアの表情も解けた。
可愛らしい娘だ___
レオナールはふと、そんな事を思っていた。
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