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しおりを挟む女子部棟では、週末に開かれる《新入生歓迎パーティ》の話で持ち切りだ。
新入生はこの日の為に、家から真新しいドレスを持って来ているが、
二年、三年の女子たちは、幾度かパーティを経験している為、どのドレスにするか迷っていた。
いかに美しく見せるか、目立つか…
「あなた、どんなドレスなの?」
「新しく仕立てたの?」
「私は刺繍を入れて貰ったわ!」
「母が髪飾りを送ってくれたの…」
あちらこちらで、意味もなく甲高い声が上がる。
女子部棟全体が、浮かれまくっているが、それも仕方が無いと思って欲しい。
パーティは男子部と合同、つまりは、貴重な《出会いの場》だった。
「新入生歓迎のパーティかぁ、ちょっと、楽しみ!」
わたしは家族以外のパーティに出席した事が無い。
大人向けのパーティは、デビュタントを終えなければ参加出来ないし、
デビュタントは大抵、十八歳の年に行う。
前世などは論外で、ドレスなんて触れる機会は皆無だった。
精々、結婚式で着る位だっただろう。
「お姫様ドレスは、憧れよね~♪」
入学時に家から持たされたドレスは、淡いピンク色で、
ふわふわとフリルやレースが多く、正にお姫様ドレスだった。
「エリザ、お願いがあるんだけど…」
ブリジットが異様に目を輝かせて寄って来た時には、わたしは嫌な予感しかしなかった。
「お願いって?」
ブリジットは「ごくり」と唾を飲み、意を決し、それを口にした。
「私、新入生歓迎のパーティで、ユーグ様にエスコートをして貰いたいの!」
お義兄様に、エスコートを??
「エリザから頼んで貰えない?」
頼む事位は出来るが…ユーグはモテる!
ユーグにエスコートして貰いたいという女子は多い筈だ。
義妹のコネを使ったとなれば、周囲の女子たちは良い気がしないだろう…
面倒になるのは御免だし…
「わたしは手を貸せないわ、だって、一度手を貸したら、他の子の頼みも断れないもの」
「私が一番に頼んだんだから、私以外の子は断ればいいじゃない!」
「そういう訳にはいかないわよ…」
先着一名様!なんて、札を出している訳じゃないし、
上手く断れる自信はない。
「お願いよ、エリザ!私、ユーグ様が好きなのよ!
親友だったら、恋の手助けをしてくれるものでしょう?
もし、手助けしてくれないなら、親友止めるからね!!」
「自分で頼めばいいでしょう?わたしの友達だって知ってるし、優しいから無碍にはしないわよ」
「そんなの出来っこないわよ!
一緒にいるだけで、他の子から目の敵にされるんだから!話し掛けるなんて、絶対に無理!!」
それなら、パーティで一緒にいる事だって無理じゃない??
思わずツッコミそうになったけど、黙っておいた。
「それなら、一度だけ食堂の席を換わってあげるわ、それなら話せるでしょう?」
隣の席であれば、声を掛け易いだろう。
ブリジットも納得したのか、「まぁ、いいわ」と承諾した。
そんな事があり、わたしも「エミリアン様を誘ってみようかな~」と思い始めた。
◇
昼休憩の食堂で、わたしは約束通り、ユーグの隣をブリジットに譲った。
ブリジットは顔を真っ赤にし、端から見ても緊張が伺える程だった。
ジェシーはやはり、不満そうに頬を膨らませていた。
「どうしてぇ?席を換わるなんてぇ…エリザぁ??」
ジェシーが聞いて来るのを、「まぁ、まぁ」と宥め、彼女をブリジットの隣に座らせ、わたしは一番端に座った。
すると、当のユーグが背を伸ばし、物言いたげにこちらを見てきた。
お義兄様!許して!!
わたしは内心でユーグに謝罪し、表向きでは気付かない振りをして、食事を始めた。
ユーグが不機嫌オーラを隠しもせずに食事を進めるので、ブリジットは話し掛けられずにいる様だ。
わたしにはあんなに態度が大きいのに!
その上、ユーグはいつもわたしたちを女子部棟まで送ってくれるが、
この日はレオンとアンジェリーヌと共に先に行ってしまった。
そんなもんだから、ブリジットの機嫌は最悪だった。
「あんなユーグ様に話し掛けるなんて無理よ!
急に席を換わったりしたから、怒ったんだわ…
私が頼んだんじゃないのに!酷い娘だと思われたらどうしよう…
エリザの所為よ!責任取って、ユーグ様に私のエスコート役になるように頼んで!
そうじゃなきゃ、友達止めるから!!」
また始まった。
『友達止める』なんて、伝家の宝刀にはならないんだから!
うんざりしつつも、言い返すとますます拗れそうなので、兎に角、謝る事にした。
わたしはパン!と両掌を合わせ、頭を下げた。
「本当にごめんね!わたしの考えが浅はかでした!
お義兄様に頼む事は出来ないけど、
代わりに、ブリジットがとっても良い子だって事は話しておくから!」
ブリジットは不満そうではあったが、この交換条件が気に入ったのか、怒りを解いてくれた。
「それなら、許してあげるわよ、でも、しっかり伝えてよ」
「勿論よ!任せて!」
わたしは笑顔で親指を立てた。
それに、エスコート役は無理でも、パーティで話す機会位は作ってあげられるだろう。
ブリジットが機嫌よくBクラスの方へ歩いて行くのを見て、安堵の息を吐いたが、
今度はジェシーが不機嫌になっていた。
「ブリジットの言う事なんて、無視すればいいのにぃ!
ブリジットは我儘過ぎるわよぉ!」
その通り!!
大きく頷きたくなったが、それではブリジットとジェシーの仲が最悪になるので止めておいた。
陰口は良く無いしね…
「まぁ、まぁ、ブリジットの気持ちは分かるから…
きっと、本気でお義兄様の事が好きなのよ…」
「だからって、狡いわよ!ユーグ様の隣に座ったり、エリザに仲介を頼むなんて…!」
確かに…
ブリジットは要領が良いのよね…
本人には自覚は無いし、悪い事だとも思っていないだろうけど…
他のユーグ狙いの女子から不興を買っても仕方が無いとも思える。
「嫌な思いをさせてごめんね、ジェシー、あなたの事も良く言っておくから。
明日はお義兄様の隣に座る?」
「隣は止めておくけど…私の事も言ってくれるとうれしいなぁ」
ジェシーが頬を染める。機嫌が直り、わたしは安堵した。
「うん、任せて☆」
有名人を兄に持つと大変なのね…
◇
放課後、図書室を覗くと、奥の席にエミリアンの姿があり、わたしの気持ちは浮き上がった。
エミリアンを目指し、真直ぐに進む。
わたしが向かいの椅子を引いた時、エミリアンがふっと、顔を上げた。
わたしの顔を見て、ニコリと笑う。
「こんにちは、エリザ」
ううう、かわいい~~~!!!
エミリアンの笑顔は、荒んだ心も浄化させるわ!!
「こんにちは、エミリアン!前の席、座ってもいい?」
「うん、エリザが来てくれたらいいなって、思ってたから…」
ううう!うれしい事を言ってくれる!!
歓喜の雄叫びを上げてしまいそう!!
勿論、図書室なので我慢した。
「わたしも!エミリアンが居たらいいなって思ってたの!」
わたしたちは「くすくす」と笑い合った。
わたしたちはすっかり友達の様になっていた。
普段のエミリアンは言葉遣いが丁寧だが、わたしに対しては少し砕けた言葉を使ってくれる。
親密度を表しているみたいで、うれしいのよね~♡
わたしはほわほわとした気持ちで、本を机の上に出して開いた。
ふと、視線を感じ、何気無く振り返ると、図書室の入り口にユーグが立ち、こちらを見ていて、ギクリとした。
こちらに来て、エミリアンに余計な事を言うのではないかと、警戒したが、
意外にも、ユーグは何も言わずに出て行った。
目が合ったと思ったのに…
声も掛けずに行ってしまうなんて、ユーグらしくない。
それが、わたしを不安にさせる。
きっと、気を利かせてくれたのよ!
わたしは自分に言い聞かせた。
「エリザ?どうしたの?」
エミリアンが伺うように見ているのに気付き、わたしは「ううん!」と笑顔を返した。
「週末に新入生歓迎のパーティがあるでしょう?
エミリアンは誰かと一緒に行くの?」
エミリアンは銀色の髪を振った。
「僕は人が多い所は苦手で…それに、直ぐに体調が悪くなるから…」
「もしかして、行かないつもりだった?」
エミリアンがコクリと頷く。
こんな風に言われると、無理に誘うのも悪いけど…
「少しだけ、出てみない?
わたし、あなたにエスコート役になって欲しくて…駄目かな?」
「エスコート役?僕が?」
紫色の瞳が大きく見開かれた。
「エリザは、僕なんかでいいの?」
「あなたがいいの!あなたと一緒にパーティに行きたい!」
「うん、僕もエリザと一緒なら、パーティに行きたいな」
「本当!?うれしい!!」
「え、エリザ、しーっ」
わたしは思わず声を上げてしまい、慌てて手で口を覆った。
わたしとエミリアンは顔を合わせて、肩を震わせた。
「でも、体調が悪くなるかも…」
エミリアンは不安そうだ。
周囲に奇異な目で見られると嫌だろうし、迷惑を掛けたくないのだろう。
わたしはそれを察し、胸をポンと叩いた。
「わたしが付いているから大丈夫よ、何かあれば、わたしが上手く連れ出してあげる!」
「うん、ありがとう、エリザ」
エミリアンの笑顔に、わたしは天にも昇る思いだった。
ああ!歓迎パーティが楽しみ!!
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