【完結】悲しき花嫁に、守護天使の奇跡は降りそそぐ
伯爵令嬢フェリシアの元には、毎年誕生日に、差出人不明の絵が届いていた。
それはもう、約十年近く続いていたのだが、今年は一週間も遅れて届けられた。
しかも、その絵は《守護天使》で、今の自分の状況を見透かされている気がした。
フェリシアは結婚を三月後に控えていたが、この所、婚約者と上手くいっていないのだ。
先月、婚約式を挙げるまでは、優しい人だったのだが、今は他の令嬢に心を奪われている様だった。
援助目的の縁談ではあるが、先行きが不安で仕方が無い。
思い悩むフェリシアに声を掛けてくれたのは、見知らぬ令嬢だった___
異世界恋愛:短編(プロローグ+11話)※視点はほぼフェリシアです。
※婚約者とは結ばれません。※魔法要素はありません。
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
それはもう、約十年近く続いていたのだが、今年は一週間も遅れて届けられた。
しかも、その絵は《守護天使》で、今の自分の状況を見透かされている気がした。
フェリシアは結婚を三月後に控えていたが、この所、婚約者と上手くいっていないのだ。
先月、婚約式を挙げるまでは、優しい人だったのだが、今は他の令嬢に心を奪われている様だった。
援助目的の縁談ではあるが、先行きが不安で仕方が無い。
思い悩むフェリシアに声を掛けてくれたのは、見知らぬ令嬢だった___
異世界恋愛:短編(プロローグ+11話)※視点はほぼフェリシアです。
※婚約者とは結ばれません。※魔法要素はありません。
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
あなたにおすすめの小説


【本編完結】赤い薔薇なんて、いらない。
花草青依
恋愛
婚約者であるニコラスに婚約の解消を促されたレイチェル。彼女はニコラスを愛しているがゆえに、それを拒否した。自己嫌悪に苛まれながらもレイチェルは、彼に想いを伝えようとするが・・・・・・。 ■拙作『捨てられた悪役令嬢は大公殿下との新たな恋に夢を見る』のスピンオフ作品。続編ではありません。
■「第18回恋愛小説大賞」の参加作品です ■後日番外編を投稿予定(時期未定)

あなたを愛するつもりはない、と言われたので自由にしたら旦那様が嬉しそうです
あなはにす
恋愛
「あなたを愛するつもりはない」
伯爵令嬢のセリアは、結婚適齢期。家族から、縁談を次から次へと用意されるが、家族のメガネに合わず家族が破談にするような日々を送っている。そんな中で、ずっと続けているピアノ教室で、かつて慕ってくれていたノウェに出会う。ノウェはセリアの変化を感じ取ると、何か考えたようなそぶりをして去っていき、次の日には親から公爵位のノウェから縁談が入ったと言われる。縁談はとんとん拍子で決まるがノウェには「あなたを愛するつもりはない」と言われる。自分が認められる手段であった結婚がうまくいかない中でセリアは自由に過ごすようになっていく。ノウェはそれを喜んでいるようで……?

「俺が君を愛することはない」じゃあこの怖いくらい甘やかされてる状況はなんなんだ。そして一件落着すると、今度は家庭内ストーカーに発展した。
下菊みこと
恋愛
戦士の王の妻は、幼い頃から一緒にいた夫から深く溺愛されている。
リュシエンヌは政略結婚の末、夫となったジルベールにベッドの上で「俺が君を愛することはない」と宣言される。しかし、ベタベタに甘やかされているこの状況では彼の気持ちなど分かりきっていた。
小説家になろう様でも投稿しています。


嫌われ王妃の一生 ~ 将来の王を導こうとしたが、王太子優秀すぎません? 〜
悠月 星花
恋愛
嫌われ王妃の一生 ~ 後妻として王妃になりましたが、王太子を亡き者にして処刑になるのはごめんです。将来の王を導こうと決心しましたが、王太子優秀すぎませんか? 〜
嫁いだ先の小国の王妃となった私リリアーナ。
陛下と夫を呼ぶが、私には見向きもせず、「処刑せよ」と無慈悲な王の声。
無視をされ続けた心は、逆らう気力もなく項垂れ、首が飛んでいく。
夢を見ていたのか、自身の部屋で姉に起こされ目を覚ます。
怖い夢をみたと姉に甘えてはいたが、現実には先の小国へ嫁ぐことは決まっており……

「君が大嫌いだ」といったあなたのその顔があまりに悲しそうなのは何故ですか?
しがわか
恋愛
エリックと婚約発表をするはずだったその日、集まった招待客の前で言われたのは思いがけないセリフだった。
「君が大嫌いだった」
そういった彼の顔はなぜかとても悲しそうだった。
哀しみにくれて帰宅した私は妹に悲嘆を打ち明ける。
けれど妹はあの日から目を覚まさないままで——。
何故彼は私を拒絶したのか。
そして妹が目覚めない理由とは。
2つの答えが重なるとき、2人はまた1つになる。

【完結】みそっかす転生王女の婚活
佐倉えび
恋愛
私は幼い頃の言動から変わり者と蔑まれ、他国からも自国からも結婚の申し込みのない、みそっかす王女と呼ばれている。旨味のない小国の第二王女であり、見目もイマイチな上にすでに十九歳という王女としては行き遅れ。残り物感が半端ない。自分のことながらペットショップで売れ残っている仔犬という名の成犬を見たときのような気分になる。
兄はそんな私を厄介払いとばかりに嫁がせようと、今日も婚活パーティーを主催する(適当に)
もう、この国での婚活なんて無理じゃないのかと思い始めたとき、私の目の前に現れたのは――
※小説家になろう様でも掲載しています。
この作品は感想を受け付けておりません。