勇者召喚されたけどエリートニートで引きこもり気質(両方自称)な俺~チート使って自由気ままに過ごします~

絵樹瑠

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エリートニートなのに冒険者

ご飯とお風呂だよ!

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「部屋がスキルで……?」

部屋召喚を見てうちの娘驚いちゃってるね?まあそうだろうね。普通部屋召喚ってなに?ってなるもんね。いきなり六畳の部屋が出てきたら驚くよね。

「ご主人様は一体何者……?(ボソッ)」

 小声で言っても聞こえてるよ?答えはニートだから。以上。

 さて、寝床も出したて風呂の準備もしたし晩御飯にしますか。
 料理は悪魔牛のステーキに疲労回復効果のあるサラダ、そしてフランス?パンだ!倒した魔物を分析鑑定したらデビルオックスって出てきた。悪魔牛と言われ、高級肉なんだって?おいしそうだね!残りの食材は収納しよう。

「こんなに豪華な食事は初めてです!」 

 こら、よだれ拭きなさい。可愛いけど。 まあいい、とりあえず食おうか?俺も腹ペコだしね。

 もぐもぐごっくん、うんまぁい!なにこの肉!口にいれて噛んだら、ほとんど抵抗なく、しかしちゃんと食感はある。美味すぎる!

「じゅるり……」

 ん?なんで食べてないの?美味しいよ?

「え、いいんですか!?てっきり奴隷の私は残飯だと……」

 あっそういえば奴隷だったね?まあ俺は奴隷として扱う気はないから、そんなこと気にしなくていいよ?

「あ、ありがとうございます。(ご主人様は神様だったんだ……!)」

 ん?なんか最後変なことが聞こえたような……

「いただきます神様!」

 気のせいじゃなかった!神様なんて呼んじゃ駄目!痛い奴って思われる!

「え、あ、ごめんなさい……」

 うぐっ、そんなに落ち込まないで。ほら、お肉をお食べ?

「んぐっ!?モグモグ、ゴックン……」

 どう?めちゃくちゃ美味いでしょ?

「んっ……ぷはぁ……はふぅぅ……」

 あ、ヤバイ。なんかエロい。自主規制かかりそうな顔してる。体の動きもなんか艶っぽい。良い子は見ちゃ駄目!

「はっ!すみません、美味し過ぎて記憶が飛んでました……」

 そんなに?てか記憶飛ぶとエロくなるの?てかなにその設定?とりあえず全部食べ終わろうか?


「わかりました!」






「あひゅぅぅ~……」


 そのあと計三回記憶が飛んでた……








 よし、ご飯も食べ終わったし風呂にはいるか。いや、先にエリィ入れようかな?女の子だしね?

「え、部屋にお風呂があるんですか?」

 ふ、あるのだよ。そういえば宿って風呂無いんだっけ?濡れた布で体を拭くのが一般的だったような?はっ!ということはエリィも布で体を……

「ご主人様どうかしましたか?」

 ぎゃああ!なにも考えてないよ!?宿に泊まったらどうなるかなんて考えてないよ!?ほら、さっさと風呂にお入り!俺は後でいいから!これタオル!

「?そうですか?ならお先に入らせていただきます」

 ふ~危ない。危うく嫌われるところだった。いや奴隷だからいいのかな?けど奴隷扱いしないって言ったし……。でもジト目の猫耳っ娘もなかなか……

 スルリ……

 あれ?なんの音が……はっ!まさかこれが有名な衣擦れの音!?けどここ防音仕様じゃ……ステータスのせいか!

「ご主人様~」

 びくぅ!さっきからなんでそんなピンポイントで声掛けるの!?狙っているのか!?

「これ出し方わからないですよ?」

 なんだそんなことか。そこにあるレバーを上に上げれば出てくるよ。

「上に?……ひゃあっ!ご主人様助けて……」

!? なんだどう、し、た……

「冷たいですぅ~」

 タオル一枚で体を隠した、濡れた猫耳っ娘美少女が俺の前に……いかん!これ以上見てるとなんかいかん!

「ご主人様、一緒に入って教えて下さい……」

 おおっと、ここで悪魔、いや猫耳っ娘の甘い囁きが?そんな姿で、目で、声で言われちゃったら断れないね!俺も入る!

「きゃああ!前は隠してください!」

 バシィッ!

 ぶはっ!?そこは嫌なんだ!?まあ心の準備があるんだね?多分そうだろう?そうだろうね?
 ほら前は隠したよ?これでいい?

「もう、ご主人様のエッチ……」

 なんか俺への好感度高くない?襲っていいかな。駄目だね。うん、わかってるよ?
 まあシャワーの使い方を教え……いや俺がやろう。猫耳っ娘の頭は俺が洗う!

「洗ってくれるのですか?ありがとうございます♪」

 あれ?上機嫌だね?あ、そういえば嫌われてたんだっけ?こうしてもらえるのが嬉しいのかな?これがwin-winの関係か!

「あぁぁ~気持ちいいですぅ~」

 裸で気持ちいいとか言うな。息子が起きちゃうよ?いや、気持ちいいなら別にいいのか?だって拒絶されたら一生部屋から出れなくなるもんね?

 もういいかな?じゃあ流すぞ~

「わひぅ~ん」

 なんだよ、わひぅ~んって。可愛いなあちくしょう!

「次は体もお願いします~」

 か、体だと……!?気持ちよすぎて記憶飛んでんのか?確か飛んだらエロく……充分エロかった。裸体だった。お尻丸見えだった。鏡が曇ってなかったら前も見えていた。……水で流したら見え……

「ご主人様~?」

 はい。わかってますとも。流石に三回目は驚かないよ?お望み通り洗ってやる!

 まずは背中から洗おう。やさ~しく、けれどきちんと汚れがとれるように。

「ふぅ~」

 次は両腕だな。ここも丁寧にと。

「んん~」

 次はいよいよ胸だ!そろ~っと脇下から腕を前に通して……優し、く、く?

「あっ、ん」

 なんだこの柔らかさは!小ぶりだがしっかりとした感触、まるでプリンのような……いかんこれ以上は!理性がもたない!自分で洗ってくれ!

「あれ?私は何を?」

 正気に戻ったみたいだな。よし、俺もさっさと洗って上がろうかな?









「ほえ~。こんなきれいなベット初めて見ました。」

 まあこの世界の一般人からしてみたら、確かに贅沢だね?乗ってごらん?

「ふかふかです~♪」

 風呂上がり、パジャマ姿で、可愛いな。

 はっ!あまりの可愛さについ一句読んでしまった。
 ちなみに今エリィが着ているのは俺のパジャマだ(ドヤ顔)!何故か部屋のタンスに入ってた。次回はカッターシャツだ!お楽しみに!

「ご主人様、私はここで寝てもいいのですか?」

 うんいいよ?流石に女の子をソファーに寝かせるわけにはいかないからね?俺がソファーで我慢を……

「やった~ご主人様と一緒に寝れます~」

 なん、だと?一緒に寝ていい?まじで?
よっしゃぁ!
 あ、そういえば撫でて、もとい愛でてなかったな。今から愛でるか!エリィ!俺俺の股の間に座れ!

「はい~♪」

 めちゃくちゃ上機嫌だね?奴隷より猫だね?あ、猫だった。よ~しよしそし~。

「気持ちですぅ~♪」

 上機嫌だと語尾が伸びるのかな?いままで奴隷商人の所にいたから、色々我慢していたこともあるせいかな?可愛いからいいけど。

「ご主人様、ありがとうございます……」

 ん?急にどうした?

「今までこんなに良くしてくれた人は初めてだからです。ご主人様に買ってもらい、本当によかったです」

 ……こんないい娘が今まで嫌われていたなんて嘘みたいだね?魔王にこの国滅ぼされたほうがいいんじゃない?むしろ俺が滅ぼそうか?

「すぅ~……」

 あれ?ここで寝るの?横になら無いの?仕方ない横にして上げよう。そして一緒に寝よう!









……翌朝、顔を真っ赤にしたエリィが土下座してきた。写メりたい。









 そのころ危険地帯入り口付近では~


「く、ここの魔物強いね。奥までいけなかったよ」
「夜になる前に入って確認したかったんだが、無理だったな」
「でも夜になったってことは帰ってくるんじゃない?昼間より強くなるんだよね?」

「普通そうなのですが、まだ帰って来てないみたいで……死んだ可能性も……」

「「「え?」」」





 何かを必ずやるニートであった……



 
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