上 下
15 / 28
エリートニートなのに冒険者

イチャイチャ!と狂気!

しおりを挟む
 あのあと速攻で帰って来た。けどギルドカード貰うの忘れたからもう一回自分だけで行って来た。勿論ジャンプで。そのあとまた部屋に帰って来た。勿論ジャンプで。

「ご主人様、お疲れさまです」

「新くんおつかれ」

「早く中で休みたいのじゃ!」

 あれ?みんな待っててくれたんだ。いい娘達や~。さすが俺の奴隷。
 さてじゃあ中に入ろうか?







「うわぁ~!これ新くんのお部屋じゃない!?新くんのスキル凄いね!」

 部屋案内したこと無いのにわかるってなんか怖いね。女子高校生の狂気を見た感じ。あ、深華だけか。

「けどエッチなポスターはないんだ!」

 ちょっと黙ってホントに!

「ああそれならベットの下にありますよ?」
「え!?ホントに!?」
「お、ホントじゃ!なんかあったのじゃ!」

 えええええ!?そんなのあったの!?俺ですら初耳なんですけど!?てかなんでエリィしってんの!?

「きゃーこれ凄い!」
「し、刺激が強いのじゃ!」

 こら君たち。絵面がヤバいことになってるからやめなさい。特にロア。君が一番ヤバい。

「これはなんなのじゃ?ひょうたんっぽい形じゃのう?」
「ん?なんだろうこれ……初めてみたよこんなの」

 ちょ、それだめ!女の子に必要ないから!男専用のやつだから!

「ごほん。 皆さん、昼御飯にしましょうか?」

 ああエリィ助けてくれたんだね!けどあれがなんなのか知っているから逸らした感があるからちょっと謎。あとこうなったのエリィのせいだよ?

「あ、ご飯なら私が作るよ。どこでやればいいの?」
「ご飯は基本外で作り、食べます。やり方は私が説明しますね」
「わしは作れないからおとなしくベットにいるのじゃ!」

 うんロア、なんでエロ漫画を開いてベットに寝っころがりはじめてんの?君見た目幼女だよ?

「激しいのじゃあ!」

 ヤバいなんか目覚めさせたかも。

「ご主人様も一緒に見るのじゃ」

 なにプレイ?
 まあ付きやってやるか。お、股の間に座り始めた。

「これは凄いのじゃ。どうやって作っておるのじゃろうか?」

 股の間でエロ漫画の製作を追求する幼女。変な光景だ。
 む、なんかおしりを擦りつけてくるな。無意識か?

「なんかムズムズしてきたのじゃ……。御主人様、静めてくれるか……?」

 狙っていたね。絶対に。ご飯前だから手だけな。

「んんっ!」

 可愛いな~。







「新くんのごはんできたよ~ってあれ?ロアちゃん顔赤くさせてどうしたの?」

「いや、刺激か強かっただけじゃ。……御主人様のやつが(ボソッ)」

 声漏れてるよ。深華には聞こえてないみたいだけど。

「ん?そう?じゃあ食べようか!」

 みんな椅子に座り始めた。

「ご主人様、今日も黄金鳥の肉を使いました。料理は深華さんの炭火焼きというものです」

「鶏肉はやっぱりこれだよね~」

 おお炭火焼きか。しかもタレ付きと塩付き二種類あるのか。とても美味しそうだね。

「御主人様、食べさせて貰えるかの?」

 ロアが膝の上に乗ってきておねだりしてきた。まだ甘えたいらしい。なので食べさせてあげる。

「美味しいのじゃ~」

 こんなことしておくとエリィからなんか見られ……あ、悶えてた。おやくそくだね?それみて深華がちょっと顔を赤くさせてる。可愛い。







 ロアに食べさせエリィが悶え、それをみて深華が顔を赤くさせる昼御飯は終わった。あとは部屋でごろごろしよう。

「ご主人様、膝の上で寝っころがっていいですか?」

 勿論いいとも。今さっきまでロアを相手していたから今度はエリィの相手をしよう。

「ふにゃあ~」

 お、初めて聞く猫声。普段の敬語とのギャップが凄い。ものすごく可愛い。頭撫で撫で。頬すりすり。

「うにゃ?にゃあ~」

 なにその反応可愛い!
 それにこれは新たな発見だ。甘えさせると猫声になるという!

「新くん私もかまって~!」

 おう、いきなり後ろから抱きつくのは反則だろう。凶器が背中に広がっている。着やせするタイプかな?

「やっと新くんに甘えられるから最高だね!昔はできていたのに中学からできなくて困っていたんだ」

 そういえば小学生の頃なんかそんなことあったね。懐かしいな~。

「だから消えたってなったときは辛かったんだよ……まあ勘で生きてると思っていたけどね!」

 勘でわかるって凄いね?女の勘ってやつ?

「なので甘えまくります!」

 おおう、めっちゃ抱きついてくるね?そんなに俺のこと好きだったんだ。いや、いなくなってさらに実感してその反動かな?

「もう離されないからね新くん……」

 なんかヤンデレ属性持ってそうなセリフ……は!まさか!

「どうしたの新くん?」

 スキル!【分析鑑定】!





ステータス

 十和野 深華

Level 20

HP1500
MP1500
魔力1500

特殊職業 狂人(本人と他人には忍に見える)

※狂人は通常は普通の人と変わらない。狂うきっかけは人それぞれ

スキル
SRS(スーパーレアスキル)

隠形:誰にも見つからなくなる

五感超強化:五感すべてが強化、または鋭敏化される。

YS(ヤンデレスキル)

呪言:好きな人に想いを伝えると運命が自分と関わりやすくなる。

離さないからね:好きな人を追いかけるときにステータスが10倍になる。勘も普段から鋭くなる。
 








 うんやっぱりね。けど見なかったことにしよう。ヤバすぎる。

「新くん?」

 ヤバいヤバいなんか目のハイライトが消えているように見える!勘が鋭くなるってこれでも発動すんの!?
 とりあえず深華を今は愛そう!

「きゃあ!新くんそんないきなり……心の準備が……」

 問答無用!命の危機がかかってるんだ!

「あっ、そこはっ……!……んん!」

 反応は可愛いな!

「だめぇぇぇぇぇぇ!」

 びくびくぅぅぅぅぅぅ!!

 ぴくっ、ぴくっ。

 ふ~これで大丈夫だ。五感鋭敏化って凄いね。とても早かった。

「御主人様いきなりナニをやっておるのじゃ……」

「除け者扱いされました……」

 あ、いるの忘れていた。てへ?












その頃王宮で~

「黒髪の人が深華を連れていったって!?」
「何を考えてんだそいつは!」

「皆さん正確には深華さんがついていったそうです」

「「え?」」



やはりなにか話題を作るニートであった……



 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

瀕死から目覚めた母がハイスペック大魔法使い(ロリ)になったんだが。

よつば 綴
ファンタジー
事故に遭い、昏睡状態だった母が意識を取り戻した。 しかし、どうも様子がおかしい。 母は記憶が混乱している様子だったが、検査の結果は異常がなかったので退院した。 これから、徐々にいつもの母に戻ってくれればいい。生きて目を覚ましただけで充分だ。 そう思っていた、そんな矢先の事。 退院した翌日、部屋から出てきた母は明らかに別人だった。 アルルと名乗った横柄な美少女。大魔法使いだとぬかす、こいつは一体······。 匿名での感想やメッセージなどはコチラへ💌 https://ofuse.me/e/32936

追われる勇者と帰還の旅

MIYU1996
ファンタジー
まぁ魔王を倒した勇者が帰還するためのお話です。

ニートだった俺が異世界転生したけどジョブがやっぱりニートだった件

滝川 海老郎
ファンタジー
ニートだった。不死じゃないけど不老だった。ずっとニート16歳。90を過ぎて旅に出る。旧知の領主と話をする。同じくエルフと話をする。そんなこんなでエルフを連れて旅に出て次の街を目指す。自分がかかわったり種を蒔いた事実があったりと、なんやかんや楽しく歩いていく。

処理中です...