ユミとマオ

ゆう

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別れ

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私とマオは順調に愛を育み一年後。

私は大学の卒業がきまり、そしてこの街の企業に就職することが決まっている。

マオもかなり難しかったが志望校に合格した。

マオはすごく頑張って勉強していたので私は合格を聞いた時は自分の就職が決まった時より嬉しく号泣してしまった。

私は卒業控え、一度帰省した。

兄が婚約したからだ。私は嬉しい。

兄は戸籍上は男性だから結婚は何も問題はない。しかし兄は今女性として生きている。

両親にカミングアウトしたのだろうか?

私には何も聞かされてない。

駅まで母親が車で迎えに来てくれた。

車の中で兄がカミングアウトした事を聞いた。

私は前から知っていた事を告げると、母は自分も子供の頃から違和感があったと。

私が生まれる前は初めての子供だからわからなかったが、私が生まれてからは女の子を二人育ててるように感じてたらしい。

兄が告白した時は「あー、やっぱりこの子は女の子だったんだ」って思ったと。

母は今まで気づいてあげれなかった事を涙を流して謝った。兄も理解してくれた母の優しさに涙を流してたと。

父は厳しい人だった。でも兄のように頭のいい人、兄のような病気もわかってる。理解もしてる。

兄の話しを聞いて否定も肯定もしなかった。

ただ一言「そうか」と言っただけだった。

それが父の優しさなんだろうと私はおもった。

実家に着くと兄とユミさんが迎えてくれた。

ユミ「ただいま。お兄ちゃん久しぶり」

ユミ「あっそうだ、もうお兄ちゃんって呼ばないから。今日からお姉ちゃんって呼ぶからね」
兄は涙を流し、私を抱きしめ「ありがとう」って何度も呟いた。

結婚式は二人でハワイであげるらしいので
『祝儀だけちょうだいね』って言われて、楽しく、ほんわかできた帰省だった。


マンションに戻ってからは卒業、入社の準備で忙しい日々でマオはマオで卒業、入学の準備でなかなか会えないでいた。

私は会社に入社すると研修で一ヶ月地獄のような忙しさだった。

マオに会えないストレスで3キロ痩せた。

五月の連休にやっとマオに会える事になった

マオの入学と私の就職のお祝いをしたいとご両親に言われ、マオの自宅にお呼ばれすることになった。

当日は私は初任給でマオに入学祝いも兼ねて、ネックレスのプレゼントを用意していた。

マオの自宅を訪ねる。

マオの母親がにこやかに迎えてくれた。

早くマオに会いたい。2月のバレンタインにあったきりだから三ヶ月近く会ってない。

マオが階段で私を見て涙を流していた。それを見て私も泣きそうになるのを母親がいるため必死に堪えた。

マオは母親に見られないように階段から声をかけてきた。

マオ「先生、いらっしゃい。渡したい物があるの、私の部屋に来て」

母親は呆れた感じで私をマオの部屋へと促した。

マオの部屋久しぶりだ。

部屋に入ると、マオは子供のように泣いて、私に抱きついてきた。私も泣くのを我慢しない。
お互い強く抱きしめ合った。

くちびるを重ね、久しぶりのマオのくちびるに心が震えた。

マオ「すごく会いたかった、すごく寂しかったよ」

ユミ「私もだよ。マオの事考えない日はなかったもの」

二人は何度もキスをし、抱き合った。

二人落ち着いたので、私は持ってきたプレゼントを渡した。

ユミ「初任給で買ったのよ、気に入ってくれるといいけど。」

私はマオにネックレスをつけてあげた。

マオ「嬉しい、大事にするね。」

マオのベットでイチャイチャしてると母親の呼ぶ声がして、私とマオはリビングに向かった。

父親は不在で私とマオとマオの母親の三人でのパーティーだ。

美味しい料理を食べ、マオと笑い、マオと話し時間が過ぎるのが早く、気がついた時はかなり遅い時間になってた。

マオ「先生、今日はもう遅いから泊まっていってよ。明日はお仕事お休みでしょ?」

母親「ご迷惑でなかったらそうしてください」

お言葉に甘える事にした。

マオの家なので、さすがにマオと一緒と言う訳にもいかず、客間の和室を用意していただいた。

ハードな研修のあとなので疲れもあり、休ませてもらうことにした。

何時くらいかわからないがキスされてる感覚で目を覚ました。

マオが全裸で私の布団に潜り込んでいた。

マオ「やっと起きてくれた」

マオ「ユミちゃんが家にいるのに我慢できないよ」

ユミ「ダメだよ、お母さんがいるんだし。」

マオ「声出さなかったらわからないよ」

私もマオの綺麗な身体が欲しかったからマオの誘惑に勝てなかった。

久しぶりのマオの体に興奮する。

私はマオの身体のありとあらゆるとこを舐めた。

声を必死に押し殺したマオが愛しく思える。

私達のセック●もAV並に激しくなり、マオの感じ方も可愛いのは変わらないが激しくなってる。

絶頂を迎えるようにもなった。

声を出さないように注意深くしてたのに、夢中になり過ぎて、声が大きく出てしまう。

私とマオが貝合わせで激しく二人ともイッタあと布団の上で裸で抱き合ってキスしていた時、
急にふすまが開く。

マオの母親が立っていた。

母親「あなた達やっぱり、そんな関係だったのね」

マオの言動、行動がおかしいって感じていたらしい。

私とマオはすぐに服を着るように言われ、

とりあえず私に帰るように言った。

マオは必死に悪いのは自分でユミちゃんはただ相手をしてくれただけだと訴えている。

私は泣きながら、マオの家を出て行った。
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