821 / 1,127
女神の呪い
第812話
しおりを挟む
空から降ってきた世界一愛らしい子犬はもちろん僕のシャムスです。
「可愛い!!」
「ママー!」
子犬の状態でもお喋りできるのね、知ってた!
可愛い、ああもう舌足らずなお喋りが可愛いぃぃぃ!!
シャムスを抱っこしてくるくる回り、テンションが落ち着いたところで抱っこしてボスを見たら、ボスだけじゃなくその場にいた獣人全員が跪いていました。
「あれ?」
「こっち見るなこっち見るな」
ボスが人間だったら冷や汗が凄かったんだろうなって事は分かる。
一人納得していたらシャムスが腕の中で愛らしい幼児へと戻った。
ああこの重さ久々。
オシメの感触すら愛しいなぁ。
「ママ、あのね、アー君やカイちゃんがプンプンして人間めっなの」
一生懸命説明するシャムスが天使。
耳のふわふわさもたまらん、子犬もいいけど幼児も可愛い。
ほらもふもふー。
「きゃー」
「んちゅー」
「いやーん」
「もう一つちゅー」
「んふふー」
久々のシャムスとの再会、このチュッチュは当然僕の意志だけど、半分はお腹の子のチューも入っているような気がする。
お兄ちゃん大好きなんだね、まぁシャムスを疎む兄弟はいないけど!
「うひゃー、神様がご降臨してるー!」
「トカゲしゃん」
「そうだよ、進化してドラゴニュートになったんだ。カッコイイね」
「あい!」
寝坊したドラゴニュートがシャムスを見て五体投地した。
シャムスはご機嫌に笑っている。
「ひっ」
そしてドラゴニュートの後ろから現れたのは残念神、庭の状況に驚き、シャムスに気付いて失神した。
繊細だね、現れてからずっと乱れた生活していたのに、今になって自分の立場思い出したのかな?
そう言えばまだ何も話し聞いてないや。
「その前に朝ご飯かな?」
「お腹ぐーぐー」
「テメェら今すぐ魚捕ってこい!!」
「アイアイサーーーーー!!」
皆が魚を獲っている間に僕はメニュー画面で今日の朝食を出そうかな。
「シャムス、スライム作ってもらっていいかな?」
「まかしぇてー」
下におろしたら血の池から魚が飛び出し、シャムスの前にその身を投げ出した。
シャムスが襲われるとは思わなかった、だって……シャムスだし。
「スライムになーれー」
と歌いながら魚を捏ねればほらあの通り、血の池出身の魚もスライムに早変わり。
性能は他の子と変わらない不思議。
「獲れた魚はこっちに持ってきてねー」
「よし、ガンガン持ってこい!」
ボスが思考放棄したようだ。
獣人達もとにかくシャムスのお腹を満たすことを優先するみたい、いやぁうちの子愛されてるなぁ。
「可愛い!!」
「ママー!」
子犬の状態でもお喋りできるのね、知ってた!
可愛い、ああもう舌足らずなお喋りが可愛いぃぃぃ!!
シャムスを抱っこしてくるくる回り、テンションが落ち着いたところで抱っこしてボスを見たら、ボスだけじゃなくその場にいた獣人全員が跪いていました。
「あれ?」
「こっち見るなこっち見るな」
ボスが人間だったら冷や汗が凄かったんだろうなって事は分かる。
一人納得していたらシャムスが腕の中で愛らしい幼児へと戻った。
ああこの重さ久々。
オシメの感触すら愛しいなぁ。
「ママ、あのね、アー君やカイちゃんがプンプンして人間めっなの」
一生懸命説明するシャムスが天使。
耳のふわふわさもたまらん、子犬もいいけど幼児も可愛い。
ほらもふもふー。
「きゃー」
「んちゅー」
「いやーん」
「もう一つちゅー」
「んふふー」
久々のシャムスとの再会、このチュッチュは当然僕の意志だけど、半分はお腹の子のチューも入っているような気がする。
お兄ちゃん大好きなんだね、まぁシャムスを疎む兄弟はいないけど!
「うひゃー、神様がご降臨してるー!」
「トカゲしゃん」
「そうだよ、進化してドラゴニュートになったんだ。カッコイイね」
「あい!」
寝坊したドラゴニュートがシャムスを見て五体投地した。
シャムスはご機嫌に笑っている。
「ひっ」
そしてドラゴニュートの後ろから現れたのは残念神、庭の状況に驚き、シャムスに気付いて失神した。
繊細だね、現れてからずっと乱れた生活していたのに、今になって自分の立場思い出したのかな?
そう言えばまだ何も話し聞いてないや。
「その前に朝ご飯かな?」
「お腹ぐーぐー」
「テメェら今すぐ魚捕ってこい!!」
「アイアイサーーーーー!!」
皆が魚を獲っている間に僕はメニュー画面で今日の朝食を出そうかな。
「シャムス、スライム作ってもらっていいかな?」
「まかしぇてー」
下におろしたら血の池から魚が飛び出し、シャムスの前にその身を投げ出した。
シャムスが襲われるとは思わなかった、だって……シャムスだし。
「スライムになーれー」
と歌いながら魚を捏ねればほらあの通り、血の池出身の魚もスライムに早変わり。
性能は他の子と変わらない不思議。
「獲れた魚はこっちに持ってきてねー」
「よし、ガンガン持ってこい!」
ボスが思考放棄したようだ。
獣人達もとにかくシャムスのお腹を満たすことを優先するみたい、いやぁうちの子愛されてるなぁ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
332
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる