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家族が増えました
第389話
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イツキ俺もね。
そう言って刀雲と場所を変わったルークと繋がって、いつもよりやや性急に事を済ませてはふぅと息をついた所で部屋の戸がトントントントンとリズムよく叩かれた。
壁から出現した専属ドリアンが開けてもいいかと問うより早く、戸が開かれて子供達が束になって部屋に乱入してきました。
『かあしゃまおっはよー!』
「くぁぁ」
「事後か、事後だな!」
「ああああ、皆待って」
最後に入って来たアカーシャが止めても間に合う訳もなく、三匹を筆頭にどーんとアタックされて布団に倒れこんだ。
『お兄ちゃんずるいのー』
「……!!」
「こういう時は譲らないんだよなぁ」
ルークが終わったばかりで実は僕は服を着ていません、刀雲とルークも下半身露出状態です。
アカーシャだけが事情を分かってくれて「ごめん」と謝ってくれているけど、それよりワンコ三兄弟を剥がしてー、割と本気モードで母乳飲んでるー!
そう言えば最近は刀雲が飲んでばかりで、皆は普通の食事中心だったなぁ……しみじみしている間にどんどん魔力が吸われていく。
誰か、気付いて。
「イツキすまん、今楽にしてやるからな」
言いながら足の間に刀雲が入って来たのですが、そうではなく、子供達を引きはがしてドリちゃんドリンクを補給してくれるだけで全て解決するんだよ?
知ってるよね?
知ってて挿れようとしてるよね!?
「これは救命行為だから」
「んぁ」
真面目な顔でキリッと言われても説得力無いです。
授乳の邪魔にならない程度にゆっくり動いているけどさ、朝一よりも刀雲の息子さん元気ですね。
『ぼくもー』
「子供の前でおっぱじめるとか、凄い世界だな」
刀雲が魔力補給を始めた事でシャムスもお兄ちゃんの横から母乳を飲み始めた。
雷ちゃんだけが冷静に解析している。
「空気を読んで我も乳を飲むべきか、魔力補給を手伝うべきか」
「ほきゅうで」
シャムスのね、飲みっぷりが凄いの。
刀雲じゃ追いついてない。
「シャムス、母様から一度離れよう?」
『やー』
アカーシャがシャムスを引きはがそうとしてくれたけど離れてくれなかった。
お兄ちゃんズは満足して離れたけど、今度はアー君がシャムスが吸っているのとは反対側で母乳を飲み始めてしまった。
朝から死亡フラグかな?
「らいちゃんたすけて」
「分かった」
刀雲だけじゃ無理だこれ、雷ちゃんヘルプ、助けて、魔力ください。
「我のは小さいが母上吸えるか?」
……雷ちゃんが腐女神の世界観に侵食されきっていた!!!
小さなおちんちんが可愛いね!
「そうじゃない!」
「っ締まる」
渾身の力で叫んだら割と本気で視界が暗くなった。
しかも叫ぶと同時に刀雲がイッたらしく、お腹の中に温かいものが注がれた。こんな時でもぶれないね! もうやだこの世界!
「この家は朝から賑やかだねー」
ほらどいて~と呑気な声が聞こえ、ふわっと身体が軽くなった。
枯渇寸前だった魔力が満たされていく感覚、この身体を包み込むような甘くてふわっとした感じ。
「きしさま」
「樹、おはよー、朝から濃いねー」
へらっとしたその笑顔に今は癒されます。
『ごちそーさま!』
「シャムス、アー君、樹死にかけるほど飲んじゃ駄目だよ」
『けぷー』
「……むにゃ」
「もしかしてアー君、寝てる?」
部屋に来た時は起きていたっぽいけど、飲みながら寝ちゃったみたいです。
そう言って刀雲と場所を変わったルークと繋がって、いつもよりやや性急に事を済ませてはふぅと息をついた所で部屋の戸がトントントントンとリズムよく叩かれた。
壁から出現した専属ドリアンが開けてもいいかと問うより早く、戸が開かれて子供達が束になって部屋に乱入してきました。
『かあしゃまおっはよー!』
「くぁぁ」
「事後か、事後だな!」
「ああああ、皆待って」
最後に入って来たアカーシャが止めても間に合う訳もなく、三匹を筆頭にどーんとアタックされて布団に倒れこんだ。
『お兄ちゃんずるいのー』
「……!!」
「こういう時は譲らないんだよなぁ」
ルークが終わったばかりで実は僕は服を着ていません、刀雲とルークも下半身露出状態です。
アカーシャだけが事情を分かってくれて「ごめん」と謝ってくれているけど、それよりワンコ三兄弟を剥がしてー、割と本気モードで母乳飲んでるー!
そう言えば最近は刀雲が飲んでばかりで、皆は普通の食事中心だったなぁ……しみじみしている間にどんどん魔力が吸われていく。
誰か、気付いて。
「イツキすまん、今楽にしてやるからな」
言いながら足の間に刀雲が入って来たのですが、そうではなく、子供達を引きはがしてドリちゃんドリンクを補給してくれるだけで全て解決するんだよ?
知ってるよね?
知ってて挿れようとしてるよね!?
「これは救命行為だから」
「んぁ」
真面目な顔でキリッと言われても説得力無いです。
授乳の邪魔にならない程度にゆっくり動いているけどさ、朝一よりも刀雲の息子さん元気ですね。
『ぼくもー』
「子供の前でおっぱじめるとか、凄い世界だな」
刀雲が魔力補給を始めた事でシャムスもお兄ちゃんの横から母乳を飲み始めた。
雷ちゃんだけが冷静に解析している。
「空気を読んで我も乳を飲むべきか、魔力補給を手伝うべきか」
「ほきゅうで」
シャムスのね、飲みっぷりが凄いの。
刀雲じゃ追いついてない。
「シャムス、母様から一度離れよう?」
『やー』
アカーシャがシャムスを引きはがそうとしてくれたけど離れてくれなかった。
お兄ちゃんズは満足して離れたけど、今度はアー君がシャムスが吸っているのとは反対側で母乳を飲み始めてしまった。
朝から死亡フラグかな?
「らいちゃんたすけて」
「分かった」
刀雲だけじゃ無理だこれ、雷ちゃんヘルプ、助けて、魔力ください。
「我のは小さいが母上吸えるか?」
……雷ちゃんが腐女神の世界観に侵食されきっていた!!!
小さなおちんちんが可愛いね!
「そうじゃない!」
「っ締まる」
渾身の力で叫んだら割と本気で視界が暗くなった。
しかも叫ぶと同時に刀雲がイッたらしく、お腹の中に温かいものが注がれた。こんな時でもぶれないね! もうやだこの世界!
「この家は朝から賑やかだねー」
ほらどいて~と呑気な声が聞こえ、ふわっと身体が軽くなった。
枯渇寸前だった魔力が満たされていく感覚、この身体を包み込むような甘くてふわっとした感じ。
「きしさま」
「樹、おはよー、朝から濃いねー」
へらっとしたその笑顔に今は癒されます。
『ごちそーさま!』
「シャムス、アー君、樹死にかけるほど飲んじゃ駄目だよ」
『けぷー』
「……むにゃ」
「もしかしてアー君、寝てる?」
部屋に来た時は起きていたっぽいけど、飲みながら寝ちゃったみたいです。
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