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第三章 世界に降りかかる受難
第779話
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司祭たちとお肉パーティーをした翌日。
昨日は食べ過ぎたので、ちょっと運動しようと思う。
どこがいいかなぁー?
リザママにオススメを聞いてみた。
「冒険者ギルドに一緒に行ってやるから、そこで正規の手続きを組んでダンジョンにピクニックに行くのと、孤児院のバザー準備手伝うのとどれがいい」
放っておくと被害が大きいと判断したのだろうか、真面目な返答が返ってきました。
うーんどっちも悩むな。
「ピクニックは誰と?」
「依頼受けてくれた冒険者とだな、度胸試しみたいな扱いになると思う。弁当は用意してやる」
むしろ今作っている最中みたい。
玉子焼きが上手に焼けるようになったので、お弁当を作りたくなったらしい。
悩みに悩んだ結果、バザーのお手伝いしてもすぐ飽きて迷惑かけそうなのでピクニックを選びました。
そしてリザママに連れられてやってきた冒険者ギルド、本日の受付はラセン、目つきは鋭いけれど初々しさもあるねー、によによしちゃう。
リザママが依頼を出している間、ギルド内をちょろちょろ。
豹のお姉さんにいい子、いい子してもらったり、熊さんに高い高いしてもらったりと、パラダイスを味わいました。
獣人がのびのびと暮らす刀国、うむ素晴らしい。
「ちびー、手続きは済んだから今日は帰るぞ」
「そうなの?」
「良く考えたら今日依頼して、当日受けてもらえるとは限らなかった。悪いな」
「それもそうだった」
僕の護衛みたいなものだしね、冒険者ランクが低いとトラウマ体験になっちゃう可能性あるねー。
「仕方ないから今日は港で買い物して帰るか」
「あーい!」
よし、お昼は海鮮料理だ!
和食を食べるチャンス!
「もう帰るのですか? どうせなら何か受けていかれては?」
「いやちびがいるしなぁ」
帰ろうとした所で職員の一人が声を掛けてきた。
どうやら掲示板に依頼書を張り出すみたい、あれがピクニッククエスト……いい人が当たりますように!
「これとかどうでしょう、某国で冤罪の末に処刑された勇者が呪いを振りまいている案件なのですが」
「子連れに勧めるクエストじゃねぇな!!」
「呪われた国は浄化するのも面倒なので、神薙様が処理する予定なのですが、元勇者の上位アンデットとか滅多にいなくて良い人材だと思って」
さすが刀国のギルド職員、考えがぶっ飛んでおる。
ラノベならドロドロの復讐劇が展開されるところだけど、この世界だと神薙さんが呪いごと食べちゃうんだよね、どんなに強力な蟲毒も消化できる神薙さん凄いなぁ。
「人間を辞めた元勇者なんてどう説得しろと」
「あい!! 僕にお任せ!」
人外なら専門分野です!
豹のお姉さんや熊さんに遊んでもらってテンション上がっているから、闇落ち勇者の一人や二人、軽く仲間に出来ちゃうよ!
職員さんと一緒になってリザママを説得、ピクニック前にお仕事をする事が決定しました!
昨日は食べ過ぎたので、ちょっと運動しようと思う。
どこがいいかなぁー?
リザママにオススメを聞いてみた。
「冒険者ギルドに一緒に行ってやるから、そこで正規の手続きを組んでダンジョンにピクニックに行くのと、孤児院のバザー準備手伝うのとどれがいい」
放っておくと被害が大きいと判断したのだろうか、真面目な返答が返ってきました。
うーんどっちも悩むな。
「ピクニックは誰と?」
「依頼受けてくれた冒険者とだな、度胸試しみたいな扱いになると思う。弁当は用意してやる」
むしろ今作っている最中みたい。
玉子焼きが上手に焼けるようになったので、お弁当を作りたくなったらしい。
悩みに悩んだ結果、バザーのお手伝いしてもすぐ飽きて迷惑かけそうなのでピクニックを選びました。
そしてリザママに連れられてやってきた冒険者ギルド、本日の受付はラセン、目つきは鋭いけれど初々しさもあるねー、によによしちゃう。
リザママが依頼を出している間、ギルド内をちょろちょろ。
豹のお姉さんにいい子、いい子してもらったり、熊さんに高い高いしてもらったりと、パラダイスを味わいました。
獣人がのびのびと暮らす刀国、うむ素晴らしい。
「ちびー、手続きは済んだから今日は帰るぞ」
「そうなの?」
「良く考えたら今日依頼して、当日受けてもらえるとは限らなかった。悪いな」
「それもそうだった」
僕の護衛みたいなものだしね、冒険者ランクが低いとトラウマ体験になっちゃう可能性あるねー。
「仕方ないから今日は港で買い物して帰るか」
「あーい!」
よし、お昼は海鮮料理だ!
和食を食べるチャンス!
「もう帰るのですか? どうせなら何か受けていかれては?」
「いやちびがいるしなぁ」
帰ろうとした所で職員の一人が声を掛けてきた。
どうやら掲示板に依頼書を張り出すみたい、あれがピクニッククエスト……いい人が当たりますように!
「これとかどうでしょう、某国で冤罪の末に処刑された勇者が呪いを振りまいている案件なのですが」
「子連れに勧めるクエストじゃねぇな!!」
「呪われた国は浄化するのも面倒なので、神薙様が処理する予定なのですが、元勇者の上位アンデットとか滅多にいなくて良い人材だと思って」
さすが刀国のギルド職員、考えがぶっ飛んでおる。
ラノベならドロドロの復讐劇が展開されるところだけど、この世界だと神薙さんが呪いごと食べちゃうんだよね、どんなに強力な蟲毒も消化できる神薙さん凄いなぁ。
「人間を辞めた元勇者なんてどう説得しろと」
「あい!! 僕にお任せ!」
人外なら専門分野です!
豹のお姉さんや熊さんに遊んでもらってテンション上がっているから、闇落ち勇者の一人や二人、軽く仲間に出来ちゃうよ!
職員さんと一緒になってリザママを説得、ピクニック前にお仕事をする事が決定しました!
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