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第三章 世界に降りかかる受難
第750話
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でかすぎる栗は神薙さんを呼んで食べてもらいました。
その感想は「せめて焼いて」でした。
ごめんなさい、下手に焼いて破裂したら悲惨な事になるのは目に見えていたので、さすがの僕も無茶は……やろうと思えば出来たけど、危ないことをするなというリザママの無言の圧力に負けたのだ。
「味は多少大味だけど、まぁ生だしね」
「丸焼きするには火力も足りないの」
今、無性に騎士様に会いたい。
ここに騎士様がいれば焼いてもらえたのに……。
会ってさっきの栗をいい感じの焼き栗にしてもらいたい。
「もう少し小さいのは? 大きいと食べ応えはあるけど一個だけじゃ足りないかな」
「うーん」
ダンスを変えればいけるかな?
そういう訳でもう一度レッツダンスである。
栗の数を増やす、ポンポン実ればいいのかな?
ポンポン……そう、盆踊りでござる。
えっちゃんに簡単な手拍子をお願いしたら、影で笛と太鼓を出してくれて、それでリズムをとってくれた。
さすが、さすがのえっちゃんである。
ここで踊るのは涼玉も大好きイネスが出た出たするあの踊り。
えっちゃんが鳴らす音に合わせて体を揺らしながら気付いた。
僕、踊り覚えてない。
察したえっちゃんが影で見本を出してくれました。イケメェン。
それを見てリザママが「俺もやってみっかー」と参戦、えっちゃんを先生に二人でポポンがポン。
イネスーがー出た出ーたーイネスーが出たーあ、ポンポン。
僕が手を叩いてもぺちぺちなのに、リザママの手拍子はかなりいい音が鳴っています。
なんてことだ、踊りの型を覚え始めてキレも良くなってきている!!
えっちゃん、リザママ、僕の三人が同時にポン、ポン、と手を叩くと同時に栗がたわわに実って弾けた。
焼き栗だった。
焼いてないのに焼き栗状態、とうとう僕も最強の豊穣を呼ぶ力が!!
弾け飛んで庭に散り、神薙さんが受け止めきれなかった栗はえっちゃんがキャッチしてくれていました。
演奏、踊りの補助、実りの回収、それらを全てこなすえっちゃんが無敵すぎる。
「リザ、酒」
「はい喜んで~」
自分の分を確保した神薙さんが当然のように家に上がり込み、リザママにお酒を要求しています。
そしてその向かいに最初からいたような顔をして座る女神様。
僕はリザママと顔を見合わせ、仕方なくお酒を出すことにしました。
神薙さんがいる時点で拒否権ないんだけどね~。
のんべぇ女神様にもお酒を出し、栗を食べ終わる前にとリザママと二人でせっせと栗ご飯の準備。
材料も時間も足りないだろうって?
そこはほら、僕らには最強チート持ちのえっちゃんがいるから!
炊けたご飯を両手で掴んでにぎにぎ。
あち、あちち、でも僕にはポンチョがあるから火傷知らず!
問題はおててが小さくておにぎりも小さいと言うことかな。
手が小さい、つまりおにぎりも小さ……ごちゃってしてるね。
まぁいい海苔で巻いてごまかそう。
「おうちび、上手に出来たな、一個くれ」
「あい!!」
「うん美味い、いい塩加減だぜ、さすが俺」
えへへ褒められた。
リザママのお口大きくて、あーんされた時ちょっと怖かったのは内緒である。
その感想は「せめて焼いて」でした。
ごめんなさい、下手に焼いて破裂したら悲惨な事になるのは目に見えていたので、さすがの僕も無茶は……やろうと思えば出来たけど、危ないことをするなというリザママの無言の圧力に負けたのだ。
「味は多少大味だけど、まぁ生だしね」
「丸焼きするには火力も足りないの」
今、無性に騎士様に会いたい。
ここに騎士様がいれば焼いてもらえたのに……。
会ってさっきの栗をいい感じの焼き栗にしてもらいたい。
「もう少し小さいのは? 大きいと食べ応えはあるけど一個だけじゃ足りないかな」
「うーん」
ダンスを変えればいけるかな?
そういう訳でもう一度レッツダンスである。
栗の数を増やす、ポンポン実ればいいのかな?
ポンポン……そう、盆踊りでござる。
えっちゃんに簡単な手拍子をお願いしたら、影で笛と太鼓を出してくれて、それでリズムをとってくれた。
さすが、さすがのえっちゃんである。
ここで踊るのは涼玉も大好きイネスが出た出たするあの踊り。
えっちゃんが鳴らす音に合わせて体を揺らしながら気付いた。
僕、踊り覚えてない。
察したえっちゃんが影で見本を出してくれました。イケメェン。
それを見てリザママが「俺もやってみっかー」と参戦、えっちゃんを先生に二人でポポンがポン。
イネスーがー出た出ーたーイネスーが出たーあ、ポンポン。
僕が手を叩いてもぺちぺちなのに、リザママの手拍子はかなりいい音が鳴っています。
なんてことだ、踊りの型を覚え始めてキレも良くなってきている!!
えっちゃん、リザママ、僕の三人が同時にポン、ポン、と手を叩くと同時に栗がたわわに実って弾けた。
焼き栗だった。
焼いてないのに焼き栗状態、とうとう僕も最強の豊穣を呼ぶ力が!!
弾け飛んで庭に散り、神薙さんが受け止めきれなかった栗はえっちゃんがキャッチしてくれていました。
演奏、踊りの補助、実りの回収、それらを全てこなすえっちゃんが無敵すぎる。
「リザ、酒」
「はい喜んで~」
自分の分を確保した神薙さんが当然のように家に上がり込み、リザママにお酒を要求しています。
そしてその向かいに最初からいたような顔をして座る女神様。
僕はリザママと顔を見合わせ、仕方なくお酒を出すことにしました。
神薙さんがいる時点で拒否権ないんだけどね~。
のんべぇ女神様にもお酒を出し、栗を食べ終わる前にとリザママと二人でせっせと栗ご飯の準備。
材料も時間も足りないだろうって?
そこはほら、僕らには最強チート持ちのえっちゃんがいるから!
炊けたご飯を両手で掴んでにぎにぎ。
あち、あちち、でも僕にはポンチョがあるから火傷知らず!
問題はおててが小さくておにぎりも小さいと言うことかな。
手が小さい、つまりおにぎりも小さ……ごちゃってしてるね。
まぁいい海苔で巻いてごまかそう。
「おうちび、上手に出来たな、一個くれ」
「あい!!」
「うん美味い、いい塩加減だぜ、さすが俺」
えへへ褒められた。
リザママのお口大きくて、あーんされた時ちょっと怖かったのは内緒である。
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