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第三章 世界に降りかかる受難
第685話
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どうも樹です。
乳児から幼児に戻りました。
どうやら呪われていたようで、神薙さんが呪いを食べてくれました。
とても、とても怖かったです。
呪いは悪、とんでもない目にあったぜ。
「こわかった」
「あれなー、俺らも一度は体験してるけど、二度目はごめんだわ」
「盗み食いしてやられた」
「きゃるんが通じませんでした」
『べとべとになるの』
呪いの食べ方はとても簡単。
本性の大蛇に戻った神薙さんが対象物を口に入れる。
飲み込まないように気を付けながら頭をシェイクする。それだけ。
ただしやられた方は涎でベットベトになります。
神薙さんへの呪いの影響?
そんなものある訳がない、スナック菓子感覚でいつでもやってくれます。
ただ幼児脱却はならなかったのは残念、こっちは呪いじゃなく祝福らしいからね、どうやったら戻るのか不明なの。
呪いが取れた後は庭にビニールプールを出して水浴びがてら遊んでます、聖水プールで涎やちょっとついちゃった瘴気を洗い落とす!
今回、呪われた原因は不明。
月のG一族さんは今回に限り犯人じゃないそうです、不思議ね、夏の怪談みたいなものだと思っておこう。
「プールで食べるアイスうまい、うまい」
「かあちゃ、腹壊すぞ」
『いたたーよ』
「あれはじょーたいいじょー、われはむてきなり」
「そう言えばそうですね」
なんてイネスが納得し、涼玉が呆れたようにため息をついた所でプールから引き揚げられ、タオルに包まれて日向に移動。
僕からアイスを取り上げ、代わりに暖かいお煎茶を持たせたこちらの褐色肌のイケメン、正真正銘タイガの子供です。
僕が戻ると同時に成人して専属子守みたいなポジションについて、転移も使えるからどこまでも追ってくる。
チラッと見える腹筋はシックスパック、サラリと長い銀の髪、涼やかな目元にたまに浮かぶ優しい笑み。
母親に似て無口な所もあるけれど、抱っこの腕前は一流である。やはり筋肉は正義。
「むぎちゃー」
「……」
この通り、我が侭は黙殺されます。
ヘラ母さんに指導され、一日で子守を極めたイケメン、それでいいのかイケメン、存在意義が僕に偏りすぎているけど後で恨まないでねイケメン。
冷たい麦茶はお預けのようです。
好き勝手出来ない、辛い。
ヘラ母さんなら…………笑顔でお茶かひよこ豆のスープだろうなぁ、うーん幼児の体が憎いぜ。
「かあちゃの暇を放っておくととんでもない暴走すっからなぁー」
『遊びに行くのは明日よ、今日はプールでのんびりするの』
「次はどこのダンジョンに行きましょうかねー」
天ぷら、天ぷらダンジョンをもう一度!
玉子天ぷら食べたい!
そう思っていたらドリちゃんが夕食に玉子天ぷらを出してくれました。
はっぴー、はっぴー!
さすがドリちゃん、好き!
乳児から幼児に戻りました。
どうやら呪われていたようで、神薙さんが呪いを食べてくれました。
とても、とても怖かったです。
呪いは悪、とんでもない目にあったぜ。
「こわかった」
「あれなー、俺らも一度は体験してるけど、二度目はごめんだわ」
「盗み食いしてやられた」
「きゃるんが通じませんでした」
『べとべとになるの』
呪いの食べ方はとても簡単。
本性の大蛇に戻った神薙さんが対象物を口に入れる。
飲み込まないように気を付けながら頭をシェイクする。それだけ。
ただしやられた方は涎でベットベトになります。
神薙さんへの呪いの影響?
そんなものある訳がない、スナック菓子感覚でいつでもやってくれます。
ただ幼児脱却はならなかったのは残念、こっちは呪いじゃなく祝福らしいからね、どうやったら戻るのか不明なの。
呪いが取れた後は庭にビニールプールを出して水浴びがてら遊んでます、聖水プールで涎やちょっとついちゃった瘴気を洗い落とす!
今回、呪われた原因は不明。
月のG一族さんは今回に限り犯人じゃないそうです、不思議ね、夏の怪談みたいなものだと思っておこう。
「プールで食べるアイスうまい、うまい」
「かあちゃ、腹壊すぞ」
『いたたーよ』
「あれはじょーたいいじょー、われはむてきなり」
「そう言えばそうですね」
なんてイネスが納得し、涼玉が呆れたようにため息をついた所でプールから引き揚げられ、タオルに包まれて日向に移動。
僕からアイスを取り上げ、代わりに暖かいお煎茶を持たせたこちらの褐色肌のイケメン、正真正銘タイガの子供です。
僕が戻ると同時に成人して専属子守みたいなポジションについて、転移も使えるからどこまでも追ってくる。
チラッと見える腹筋はシックスパック、サラリと長い銀の髪、涼やかな目元にたまに浮かぶ優しい笑み。
母親に似て無口な所もあるけれど、抱っこの腕前は一流である。やはり筋肉は正義。
「むぎちゃー」
「……」
この通り、我が侭は黙殺されます。
ヘラ母さんに指導され、一日で子守を極めたイケメン、それでいいのかイケメン、存在意義が僕に偏りすぎているけど後で恨まないでねイケメン。
冷たい麦茶はお預けのようです。
好き勝手出来ない、辛い。
ヘラ母さんなら…………笑顔でお茶かひよこ豆のスープだろうなぁ、うーん幼児の体が憎いぜ。
「かあちゃの暇を放っておくととんでもない暴走すっからなぁー」
『遊びに行くのは明日よ、今日はプールでのんびりするの』
「次はどこのダンジョンに行きましょうかねー」
天ぷら、天ぷらダンジョンをもう一度!
玉子天ぷら食べたい!
そう思っていたらドリちゃんが夕食に玉子天ぷらを出してくれました。
はっぴー、はっぴー!
さすがドリちゃん、好き!
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