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第三章 世界に降りかかる受難
第659話
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明日は嬉しい新ダンジョン。
本日はヘラ母さんにも手伝ってもらい、朝から明日のためのお弁当を大量に作ってました。
見学と称した味見隊員として神薙さんとレイアさんが張り付き、ずっと池でバトルして大量の魚介類を獲り続けるカイちゃん、シャムスと涼玉が重箱に詰めるのを微笑みながら見つめるショタ守護神。
なんだこのカオス。
まともに手伝ってくれてるのヘラ母さんだけなんだけど……神薙さんとレイアさんは盗み食いしそうなのでどこかに行ってほしいかもしれない。ちょっとダンジョンで食材仕入れてきてくれないかな?
騎士様も最初はのんびり池で釣りをしていたのだけど、カイちゃんに狩りの邪魔だと追い出され、ローとルドを連れて果樹園に行っています。
まぁあっちならのんびり出来るかな?
「おにぎりできた」
「うんうん、一口サイズの可愛いおにぎりだねぇ」
どう頑張っても俵タイプのおにぎりしか出来ない、スラちゃんの補助があってもこうなる不思議。
でもいいの、褒められたから。
おにぎりを詰める重箱に数が揃えばそれなりに見えるのです、手が小さいとこういう時不便ね。
そんな感じで和気あいあいと重箱弁当を量産していたら呼び出されました。
「ヘラ母さんもびっくりな展開」
呼び出されたら目の前にローブ集団が倒れていて、その向こう側には全身鎧やらマントを羽織った偉そうなのとかたくさん。
どこからどうみても戦場でござる。
ローブ集団は魔力を使い果たしたのかなぁ、ちょっとだけ抵抗したからね、でも召喚イベントの強制力には勝てなかったよ。
何を召喚しようとしたか分からないけれど僕が来たからにはさぁ大変、今我が家には暇を持て余したオーバーキル大好きな神々が揃っています。
彼らが「よし、暇だしちょっと追いかけようぜ!」と決断する前にどうにかしないと……無理かな。
だってほら、良く見たらえっちゃんの闇から見慣れたお人がこちらを見ている。
恐らくヘラ母さんが心配して僕を迎えに行けって言ってくれたんだろうなぁ、気持ちはありがたいけど、この後に起こる惨劇を考えると素直に喜んでいいものか。
「オラ神薙どきな、報酬の話がついた」
神薙さんをぐいっと退かして現れたのは我らが最強の戦女神、レイア様。
「魚介類はもういらないから他の物持ってこいと言われました。この国は何が特産品なのでしょう?」
強奪前提でカイちゃん登場。
何を手にとっても我が家で採れる作物には勝てないと思う、恐らく本当に魚介類多すぎて邪魔になったんだろうなぁ。
「数分で良いので時間をください、無垢なる子供を保護しますので」
現れたと思ったらすぐ消えたのはシヴァさん、間違いなくショタだけを保護するつもりなんだろうなぁ。
その子供たちはどこの施設が面倒を見るんだろうか、刀国の孤児院に預けたら人員オーバーにもほどがある。職員さんが過労死一直線。
まぁシヴァさんならその辺の手配も抜かりないと思いたい。なんなら女児禁制、ショタ専門保護施設あっても驚かないよ。
勝ち負け以前に勝負を始める事すら許さないこのメンバー、神薙さんが全身を現した時点で前線の人たちが瘴気に中てられて全滅しました。
もしかして盗み食い出来なくてイラっとしてる?
ヘラ母さんがいるからどちらにしろ盗み食いもつまみ食いも出来ないと思う、八つ当たりは止めてあげてね。と言葉をかける隙すらなかったでござるよ。
本日はヘラ母さんにも手伝ってもらい、朝から明日のためのお弁当を大量に作ってました。
見学と称した味見隊員として神薙さんとレイアさんが張り付き、ずっと池でバトルして大量の魚介類を獲り続けるカイちゃん、シャムスと涼玉が重箱に詰めるのを微笑みながら見つめるショタ守護神。
なんだこのカオス。
まともに手伝ってくれてるのヘラ母さんだけなんだけど……神薙さんとレイアさんは盗み食いしそうなのでどこかに行ってほしいかもしれない。ちょっとダンジョンで食材仕入れてきてくれないかな?
騎士様も最初はのんびり池で釣りをしていたのだけど、カイちゃんに狩りの邪魔だと追い出され、ローとルドを連れて果樹園に行っています。
まぁあっちならのんびり出来るかな?
「おにぎりできた」
「うんうん、一口サイズの可愛いおにぎりだねぇ」
どう頑張っても俵タイプのおにぎりしか出来ない、スラちゃんの補助があってもこうなる不思議。
でもいいの、褒められたから。
おにぎりを詰める重箱に数が揃えばそれなりに見えるのです、手が小さいとこういう時不便ね。
そんな感じで和気あいあいと重箱弁当を量産していたら呼び出されました。
「ヘラ母さんもびっくりな展開」
呼び出されたら目の前にローブ集団が倒れていて、その向こう側には全身鎧やらマントを羽織った偉そうなのとかたくさん。
どこからどうみても戦場でござる。
ローブ集団は魔力を使い果たしたのかなぁ、ちょっとだけ抵抗したからね、でも召喚イベントの強制力には勝てなかったよ。
何を召喚しようとしたか分からないけれど僕が来たからにはさぁ大変、今我が家には暇を持て余したオーバーキル大好きな神々が揃っています。
彼らが「よし、暇だしちょっと追いかけようぜ!」と決断する前にどうにかしないと……無理かな。
だってほら、良く見たらえっちゃんの闇から見慣れたお人がこちらを見ている。
恐らくヘラ母さんが心配して僕を迎えに行けって言ってくれたんだろうなぁ、気持ちはありがたいけど、この後に起こる惨劇を考えると素直に喜んでいいものか。
「オラ神薙どきな、報酬の話がついた」
神薙さんをぐいっと退かして現れたのは我らが最強の戦女神、レイア様。
「魚介類はもういらないから他の物持ってこいと言われました。この国は何が特産品なのでしょう?」
強奪前提でカイちゃん登場。
何を手にとっても我が家で採れる作物には勝てないと思う、恐らく本当に魚介類多すぎて邪魔になったんだろうなぁ。
「数分で良いので時間をください、無垢なる子供を保護しますので」
現れたと思ったらすぐ消えたのはシヴァさん、間違いなくショタだけを保護するつもりなんだろうなぁ。
その子供たちはどこの施設が面倒を見るんだろうか、刀国の孤児院に預けたら人員オーバーにもほどがある。職員さんが過労死一直線。
まぁシヴァさんならその辺の手配も抜かりないと思いたい。なんなら女児禁制、ショタ専門保護施設あっても驚かないよ。
勝ち負け以前に勝負を始める事すら許さないこのメンバー、神薙さんが全身を現した時点で前線の人たちが瘴気に中てられて全滅しました。
もしかして盗み食い出来なくてイラっとしてる?
ヘラ母さんがいるからどちらにしろ盗み食いもつまみ食いも出来ないと思う、八つ当たりは止めてあげてね。と言葉をかける隙すらなかったでござるよ。
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