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第二章 聖杯にまつわるお話
第340話
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フラフラしている吸血鬼の皆さんにひよこ豆の朝食を食べさせ、そのまま休憩に入ってもらった。
我が家で研修を受けたドリアード達がいるからね、とりあえず朝食はなんとかなる。
どうせならおしゃれな感じの朝食にしてみようかな。
メニュー画面で選ぼうとしたら自動的に「ハワイ」項目が選ばれ、ピンクパレス・パンケーキ、エッグ・ベネディクト、エッグ・ベネディクト、野菜がぎっしり詰まったサンドイッチなどがビカビカと主張している。
久々だなこのごり押し。
近くのドリアードにお皿を出してもらい、一通り並べて女神様の所にもって行ってもらいました。
これはルームサービスになるのだろうか。
メニュー画面で朝食用意しようとしたけどちょっとポイント足らないかなぁ、どうやって女神様でポイント荒稼ぎしようかな。
何かこう、特別な一品に騎士様の魔力込めて献上すればいいのだけど、何かいいものあるかな?
などと僕が唸っている間にえっちゃん経由で朝食が我が家から届き、ドリアード達がせっせと作ったばかりのお皿に並べたり運んだり忙しくしていた。
なお、ジュースは我が家の特製ジュース、ミルクはドリちゃんミルクでした。
どこにいようが家族の健康を守ろうとするドリちゃんの圧が凄まじい。
「ママー」
「はぁい」
「お腹空きました。ご飯にしましょう」
「わたしまだ寝れるんよ、でもお腹も空いたの」
イネスとネヴォラが調理場まで迎えに来てくれたので、三人で朝食を求めて移動。
昨日できたばかりの豪邸は中身は空っぽで、家具などが配置されるのは吸血鬼の皆さんが起きてからになるんだろうなぁ。
あの人たち筋肉はなかったけど大丈夫だろうか、きっと大丈夫だよね、人外だし。
「ここに絵を飾りたいです」
「タイガが趣味で描いた絵があるからもらおー!」
それは市場に出せば数千以上の値段が付くやつだよね、でも僕もタイガの絵が欲しいからここに飾るのは賛成だなぁ。
「燭台も欲しいですねー、雰囲気が出ます」
「シャンデリアも飾りたいな、あれどこで買うん?」
「僕も分からない、とりあえずアカーシャに注文しておこうか」
商業ギルドの統括だし、手元になくても入手経路は持っているはず。
ダメならギレンにお願いして地球で買ってきてもらおう。
「今日はですねー、ドラゴンおじいちゃんの背に乗って山頂に行ってきます」
「そこから雪崩と一緒に下山すんの」
「なにその危険な遊び、被害が大変そうだからやめなさい」
「うーんじゃあエアーボードならぬドラゴンボードやります」
「面白そう、それで」
どちらも危険そうだけど大丈夫だろうか、命綱としてシャムスにスライム作ってもらおう。
「ママ、朝食のデザートに林檎さん食べたいです」
「うんじゃあドリちゃんに送ってもらう?」
「ううん、持っているんです。でもここで出すと王様にダメージ大です」
「黄金シリーズはあるだけで大ダメージなんよ」
殺意高めだった魔王様が一瞬で折れるぐらいには強力な浄化作用あるんだよね、そりゃぁあの王様が浴びたら一瞬で消滅しちゃうよね。
そうだ黄金シリーズ!!
あれで作ったパフェに騎士様の魔力を込めてもらって女神様に渡そう、きっとえげつないぐらい大量のポイントがもらえるに違いない。
その後、イネスとネヴォラはオアシス周りで収穫された果物を使ったアサイーボウルを食べ、サンドイッチはおやつとしてアイテムボックスに保存、昼まで寝ると部屋から出るのを拒絶するドラゴンを引きずり出して雪山へと飛び立っていった。
二人とも容赦ないなぁ。
我が家で研修を受けたドリアード達がいるからね、とりあえず朝食はなんとかなる。
どうせならおしゃれな感じの朝食にしてみようかな。
メニュー画面で選ぼうとしたら自動的に「ハワイ」項目が選ばれ、ピンクパレス・パンケーキ、エッグ・ベネディクト、エッグ・ベネディクト、野菜がぎっしり詰まったサンドイッチなどがビカビカと主張している。
久々だなこのごり押し。
近くのドリアードにお皿を出してもらい、一通り並べて女神様の所にもって行ってもらいました。
これはルームサービスになるのだろうか。
メニュー画面で朝食用意しようとしたけどちょっとポイント足らないかなぁ、どうやって女神様でポイント荒稼ぎしようかな。
何かこう、特別な一品に騎士様の魔力込めて献上すればいいのだけど、何かいいものあるかな?
などと僕が唸っている間にえっちゃん経由で朝食が我が家から届き、ドリアード達がせっせと作ったばかりのお皿に並べたり運んだり忙しくしていた。
なお、ジュースは我が家の特製ジュース、ミルクはドリちゃんミルクでした。
どこにいようが家族の健康を守ろうとするドリちゃんの圧が凄まじい。
「ママー」
「はぁい」
「お腹空きました。ご飯にしましょう」
「わたしまだ寝れるんよ、でもお腹も空いたの」
イネスとネヴォラが調理場まで迎えに来てくれたので、三人で朝食を求めて移動。
昨日できたばかりの豪邸は中身は空っぽで、家具などが配置されるのは吸血鬼の皆さんが起きてからになるんだろうなぁ。
あの人たち筋肉はなかったけど大丈夫だろうか、きっと大丈夫だよね、人外だし。
「ここに絵を飾りたいです」
「タイガが趣味で描いた絵があるからもらおー!」
それは市場に出せば数千以上の値段が付くやつだよね、でも僕もタイガの絵が欲しいからここに飾るのは賛成だなぁ。
「燭台も欲しいですねー、雰囲気が出ます」
「シャンデリアも飾りたいな、あれどこで買うん?」
「僕も分からない、とりあえずアカーシャに注文しておこうか」
商業ギルドの統括だし、手元になくても入手経路は持っているはず。
ダメならギレンにお願いして地球で買ってきてもらおう。
「今日はですねー、ドラゴンおじいちゃんの背に乗って山頂に行ってきます」
「そこから雪崩と一緒に下山すんの」
「なにその危険な遊び、被害が大変そうだからやめなさい」
「うーんじゃあエアーボードならぬドラゴンボードやります」
「面白そう、それで」
どちらも危険そうだけど大丈夫だろうか、命綱としてシャムスにスライム作ってもらおう。
「ママ、朝食のデザートに林檎さん食べたいです」
「うんじゃあドリちゃんに送ってもらう?」
「ううん、持っているんです。でもここで出すと王様にダメージ大です」
「黄金シリーズはあるだけで大ダメージなんよ」
殺意高めだった魔王様が一瞬で折れるぐらいには強力な浄化作用あるんだよね、そりゃぁあの王様が浴びたら一瞬で消滅しちゃうよね。
そうだ黄金シリーズ!!
あれで作ったパフェに騎士様の魔力を込めてもらって女神様に渡そう、きっとえげつないぐらい大量のポイントがもらえるに違いない。
その後、イネスとネヴォラはオアシス周りで収穫された果物を使ったアサイーボウルを食べ、サンドイッチはおやつとしてアイテムボックスに保存、昼まで寝ると部屋から出るのを拒絶するドラゴンを引きずり出して雪山へと飛び立っていった。
二人とも容赦ないなぁ。
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