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第三章 愛を欲しがった悲しみの鳥
ショートショートコメディ③ 槙くんのパソコン愛
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「……よし、掃除完了だ」
槙くん、自室の部屋にある愛しの藤子ちゃん(パソコン)をきれいに掃除♪
「どうだ~?キレイになっただろう?大事にするからな、藤子」
槙くん、珍しくニコニコ顔で藤子ちゃんにそう話しかける。(もちろん返事はない)
「よし!じゃあ早速新しいソフトの開発の続きを進めるか!!」
槙くん、意気込みながらパソコンを起動させる。
その時でした。
――――コンコンコン。
部屋のドアが開いて、槙くんママが登場!
槙くんの部屋を見るなりママ一言。
「……いい加減掃除したらどうなの?」
ママ、呆れかえりながらそう声を掛ける。
「何を言っている。掃除はきちんとしたぞ」
槙くん、ママの言葉にそう言葉を返す。
「あんたが掃除したのはパソコンだけでしょうが!!」
「当たり前だ!俺には他に掃除するところなんてない!」
「部屋の掃除をしろって言っているのよ!」
「何を言っている!藤子と藤子の周りはピカピカだぞ!!」
槙くんとママの言い合いがどんどんヒートアップ?!
「毎回毎回、パソコンだけ掃除して部屋の掃除はしないじゃないの!!」
「それの何が悪い!!」
「パソコンを綺麗に掃除できるなら他のところも掃除しろって言っているのよ!!」
「他のところは興味ない!!」
二人でゼイゼイと息を吐きながらそう言い合う。
「槙……、あんたにとってパソコンって何なの?」
ママ、槙くんに真剣な表情で問い掛ける。
「俺にとって……」
槙くん、そう言って考える。
「俺にとって藤子は最高の彼女であり、絶対に手放したくないパートナーだ……。俺のどんな我が儘も受け入れてくれて、尚且つ、欲しい情報はいち早く教えてくれる……。前の花子も良かったが、藤子は花子の上を行く最高の彼女だ……」
槙くん、恍惚な表情をしながらそう語る。
ママ、その言葉になんて言えばいいかわけわかめ。(分からないってことね♪)
「……分かったわ。でも、そんなにその彼女が大切なら掃除しない人なんてイヤって言われないように、部屋はいつでも綺麗にしときなさい」
ママ、なんとか槙くんに掃除をさせるためにそう言葉を綴る。
「藤子がそんな程度で嫌いになるはずがない」
槙くん、そう断言しちゃうの?!
「あら~?♪そうかしら~?♪もしかしたら、部屋が埃っぽくて機嫌損ねるかもしれないわよ~?♪」
「何だと?!」
ママの言葉に槙くん、すかさず反応?!
「こんな埃っぽい部屋が好きな女子はいないわよ~?♪嫌われて早々にいなくなることになるかもしれないわね~♪」
ママがどこか不敵の笑みを浮かべながら言葉を綴る。(さあ!槙くん、どうする?!)
「……」
ママの言葉に槙くん、何かを考え中。
「……分かった。藤子のために今すぐこの部屋をピカピカにしよう」
槙くんの言葉にママ安堵♪(ママの勝利!!)
「じゃあ、早速だが徹底的に掃除をするからどうすればきれいになるかをネットで調べて掃除道具を買ってくる」
「へ??」
槙くんの言葉に変な声が出るママ。
「いや……あの……、別に片付けて掃除機をかけてくれれば……」
ママがそう口を開く。
「何を言っている!藤子の為にも徹底して掃除をした方がいいだろう?!……なになに?窓を綺麗にするにはまず埃を取って専用の洗剤を薄めて拭いた後、乾拭きをしてその後は新聞紙で……」
槙くん、ネットで細かく掃除の仕方を調べ始めちゃった?!
「……と、とにかく掃除しなさ~い!!!」
ママの叫び声が響く中、槙くんは果たして掃除をするのでしょうかね?
そんなこんなで今日も日が暮れようとしているのでした♪
ちゃんちゃん♪
槙くん、自室の部屋にある愛しの藤子ちゃん(パソコン)をきれいに掃除♪
「どうだ~?キレイになっただろう?大事にするからな、藤子」
槙くん、珍しくニコニコ顔で藤子ちゃんにそう話しかける。(もちろん返事はない)
「よし!じゃあ早速新しいソフトの開発の続きを進めるか!!」
槙くん、意気込みながらパソコンを起動させる。
その時でした。
――――コンコンコン。
部屋のドアが開いて、槙くんママが登場!
槙くんの部屋を見るなりママ一言。
「……いい加減掃除したらどうなの?」
ママ、呆れかえりながらそう声を掛ける。
「何を言っている。掃除はきちんとしたぞ」
槙くん、ママの言葉にそう言葉を返す。
「あんたが掃除したのはパソコンだけでしょうが!!」
「当たり前だ!俺には他に掃除するところなんてない!」
「部屋の掃除をしろって言っているのよ!」
「何を言っている!藤子と藤子の周りはピカピカだぞ!!」
槙くんとママの言い合いがどんどんヒートアップ?!
「毎回毎回、パソコンだけ掃除して部屋の掃除はしないじゃないの!!」
「それの何が悪い!!」
「パソコンを綺麗に掃除できるなら他のところも掃除しろって言っているのよ!!」
「他のところは興味ない!!」
二人でゼイゼイと息を吐きながらそう言い合う。
「槙……、あんたにとってパソコンって何なの?」
ママ、槙くんに真剣な表情で問い掛ける。
「俺にとって……」
槙くん、そう言って考える。
「俺にとって藤子は最高の彼女であり、絶対に手放したくないパートナーだ……。俺のどんな我が儘も受け入れてくれて、尚且つ、欲しい情報はいち早く教えてくれる……。前の花子も良かったが、藤子は花子の上を行く最高の彼女だ……」
槙くん、恍惚な表情をしながらそう語る。
ママ、その言葉になんて言えばいいかわけわかめ。(分からないってことね♪)
「……分かったわ。でも、そんなにその彼女が大切なら掃除しない人なんてイヤって言われないように、部屋はいつでも綺麗にしときなさい」
ママ、なんとか槙くんに掃除をさせるためにそう言葉を綴る。
「藤子がそんな程度で嫌いになるはずがない」
槙くん、そう断言しちゃうの?!
「あら~?♪そうかしら~?♪もしかしたら、部屋が埃っぽくて機嫌損ねるかもしれないわよ~?♪」
「何だと?!」
ママの言葉に槙くん、すかさず反応?!
「こんな埃っぽい部屋が好きな女子はいないわよ~?♪嫌われて早々にいなくなることになるかもしれないわね~♪」
ママがどこか不敵の笑みを浮かべながら言葉を綴る。(さあ!槙くん、どうする?!)
「……」
ママの言葉に槙くん、何かを考え中。
「……分かった。藤子のために今すぐこの部屋をピカピカにしよう」
槙くんの言葉にママ安堵♪(ママの勝利!!)
「じゃあ、早速だが徹底的に掃除をするからどうすればきれいになるかをネットで調べて掃除道具を買ってくる」
「へ??」
槙くんの言葉に変な声が出るママ。
「いや……あの……、別に片付けて掃除機をかけてくれれば……」
ママがそう口を開く。
「何を言っている!藤子の為にも徹底して掃除をした方がいいだろう?!……なになに?窓を綺麗にするにはまず埃を取って専用の洗剤を薄めて拭いた後、乾拭きをしてその後は新聞紙で……」
槙くん、ネットで細かく掃除の仕方を調べ始めちゃった?!
「……と、とにかく掃除しなさ~い!!!」
ママの叫び声が響く中、槙くんは果たして掃除をするのでしょうかね?
そんなこんなで今日も日が暮れようとしているのでした♪
ちゃんちゃん♪
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