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第1部
第7話
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「ラスチェク公シャラ・カラノックの摂政ヴィムル・バーディス・カラノック……っと。
あーっ!もーっ! 同じ字ばっかり書いてたら頭おかしくなっちゃうよ!」
あたしは朝から母様の執務室で机にかじりつき、延々と書簡への署名を続けている。
「公女は役人が書いた内容をほとんど理解しないまま署名しているだけなのですから楽な仕事でしょう。
全てわたくしに判断させているのですし。
これ、暗愚な君主が側近の専横を許す入口ですよ?」
「暗愚ーっ!? 先生あたしが暗くておろかだって言うの?
明るくて元気なつもりだし、そんなにバカじゃないもん」
「言葉の意味合いが違います。
ほら、口ではなく頭と手を動かしてください」
あたしは丸めた書簡に燭台を傾けて蝋を垂らし、薬指の印象指輪で封印を押す。
母様の指輪はあたしの小指にはゆる過ぎて、薬指に嵌めているのだ。
「公女閣下、市の東門にて守備隊とグリフォン兄弟団が膠着状態にあるとの報せにございます」
ネサレテ先生とやり合っているところへ、鮮血の盾の1人から報告が入る。
「なんでよ!? グリフォン兄弟団が着いたら速やかに宮殿へ案内しなさいって命じてあるでしょ?」
思わず頭に血が上り、ギリギリと牙が唇に喰い込む。
拷問みたいな作業をこなしながら、今か今かと待っていたのに……。
「仰せの通りではざいますが、東門の守将ネメアス・イラクリオンがグリフォン兄弟団の入城を拒んでいるとの仕儀にて」
「ふざけんじゃないわ! 摂政であるあたしの命はラスチェク公の命。
主命に逆らうなんて許される訳ないでしょ!」
ネメアス・イラクリオンがどんな人物なのか頭の中を探る。
人の顔や名前、その家系を覚えるのは貴族社会で生きる者には必須のスキルだ。
ネメアスは、チェセンタ湾に浮かぶ島嶼部にまたがった都市国家を治めるデルフィーヌス侯の息子。
イラクリオン家は神として崇められている英雄の末裔だ。
思い上がりが鼻につく縮れ毛の貴公子の顔が脳裏に浮かぶ。
ガタッ! 勢いよく立ち上がったせいで、倒れそうになった椅子を奴隷が支えている。
「公女、落ち着いて下さ……」
「落ちついてなんかいられない! 今すぐ東門へ行く!」
ネサレテ先生の静止を遮り、あたしは執務室を後にした。
北側は後退した海岸線に接し、南側には黒曜石の岸壁が聳えるラスチェクは東西にしか城門がない。
普段、東門には港湾都市アペコーとの間を往来する隊商が頻繁に出入りして活気に満ちている。
しかし今は、ラスチェクの守備隊が、グリフォン騎兵と歩兵からなる傭兵隊と、どちらも微動だにせず緊迫した空気を孕んだまま対峙している。
塵くずが風でかさかさと運ばれる音が聞こえる静けさだ。
「ラスチェク公の摂政、ヴィムル・バーディス・カラノック公女閣下!」
あたしの称号を呼び上げる鮮血の盾の声が沈黙を打ち破った。
城門の外を向き整列していた兵士たちが、左右5列ずつに分かれて90度横を向き、一歩退いて道を開く。
その先では、軍装の上から獅子の毛皮の外套を纏った将校、ネメアス・イラクリオンが鞍上のあたしを見上げ、不遜な表情を浮かべていた。
「何の真似なの!? 今すぐグリフォン兄弟団を通しなさい!」
「東門の警護が私の役目にございます。
ラスチェク公のご下命がなくば、この胡乱な者どもを招き入れる訳には参りませぬ」
「ヴィムル・バーディス・カラノック公女閣下、お初にお目にかかる。
私は、グリフォン兄弟団の司令、アオト・フェジム。
エレボス軍が動き出している状況で、我らに浪費できる時間などはない。
如何なる御存念か?」
黒羽の巨大なグリフィンを従えた男、アオト・フェジムが有無を言わさない口調で言い切った。
あたしより背が低そうな小男だが、際立って肩幅が広く分厚い筋肉質な体躯で、ウィザードより剣闘士に見える。
元はサーイのレッド・ウィザードだった経歴の通り、ルーン文字の入れ墨が髪のない頭を覆い、さらに青い呪痕の炎が宿る両目を縦断して眉の上から頬の下まで入れ墨が走っていた。
アオト・フェジムが発する並外れた存在感と気迫は破裂しそうな程に膨張している。
間違いなく母様と同じ人種――本物の"英雄"だ。
あたしの答えは一つしかない。
母様がこの場にいたら、同じ決断を下したはず。
「虚勢に殉じる愚かな男……」
三日月の紋章が刻印された指輪を外し、鮮血の盾の隊長へ放り投げて乗騎から降りる。
「公女っ!? それはいけませんっ!」
ネサレテ先生の絶叫が響く。
けれど、水中にいるみたいに、歪んだはっきりしない音としてあたしの耳は捉えていた。
レッド・ドラゴンへ変身したあたしは、真上からネメアス・イラクリオンの頭を咥えて、自分の首を大きく振った。
牙の間で延髄を断ち切る鈍い音が聴こえ、男の命が消える瞬間を感じる。
それは、獣も怪物も……人も変わらなかった。
首を失った男の体は膝をつき、噴水のように血を吹き出しながら前へと倒れこむ。
房飾りのついた兜を被ったままの頭をその横へと吐き捨てた。
「ラスチェク軍最高司令官の命に背いた罪によりネメアス・イラクリオンを処断した。
この者に従った兵については敢えて罪を問わない。
以降、ラスチェクへの忠勤に励みなさい」
舌がもつれ、牙の根が合わない。
もしも、人の姿だったら、混乱して泣きわめく子供の姿があらわになっていただろう。
「アオト・フェジム、宮殿で待っているわ」
少しの間だけでも一人になりたい。
あたしは翼を広げ地面を蹴った。
あーっ!もーっ! 同じ字ばっかり書いてたら頭おかしくなっちゃうよ!」
あたしは朝から母様の執務室で机にかじりつき、延々と書簡への署名を続けている。
「公女は役人が書いた内容をほとんど理解しないまま署名しているだけなのですから楽な仕事でしょう。
全てわたくしに判断させているのですし。
これ、暗愚な君主が側近の専横を許す入口ですよ?」
「暗愚ーっ!? 先生あたしが暗くておろかだって言うの?
明るくて元気なつもりだし、そんなにバカじゃないもん」
「言葉の意味合いが違います。
ほら、口ではなく頭と手を動かしてください」
あたしは丸めた書簡に燭台を傾けて蝋を垂らし、薬指の印象指輪で封印を押す。
母様の指輪はあたしの小指にはゆる過ぎて、薬指に嵌めているのだ。
「公女閣下、市の東門にて守備隊とグリフォン兄弟団が膠着状態にあるとの報せにございます」
ネサレテ先生とやり合っているところへ、鮮血の盾の1人から報告が入る。
「なんでよ!? グリフォン兄弟団が着いたら速やかに宮殿へ案内しなさいって命じてあるでしょ?」
思わず頭に血が上り、ギリギリと牙が唇に喰い込む。
拷問みたいな作業をこなしながら、今か今かと待っていたのに……。
「仰せの通りではざいますが、東門の守将ネメアス・イラクリオンがグリフォン兄弟団の入城を拒んでいるとの仕儀にて」
「ふざけんじゃないわ! 摂政であるあたしの命はラスチェク公の命。
主命に逆らうなんて許される訳ないでしょ!」
ネメアス・イラクリオンがどんな人物なのか頭の中を探る。
人の顔や名前、その家系を覚えるのは貴族社会で生きる者には必須のスキルだ。
ネメアスは、チェセンタ湾に浮かぶ島嶼部にまたがった都市国家を治めるデルフィーヌス侯の息子。
イラクリオン家は神として崇められている英雄の末裔だ。
思い上がりが鼻につく縮れ毛の貴公子の顔が脳裏に浮かぶ。
ガタッ! 勢いよく立ち上がったせいで、倒れそうになった椅子を奴隷が支えている。
「公女、落ち着いて下さ……」
「落ちついてなんかいられない! 今すぐ東門へ行く!」
ネサレテ先生の静止を遮り、あたしは執務室を後にした。
北側は後退した海岸線に接し、南側には黒曜石の岸壁が聳えるラスチェクは東西にしか城門がない。
普段、東門には港湾都市アペコーとの間を往来する隊商が頻繁に出入りして活気に満ちている。
しかし今は、ラスチェクの守備隊が、グリフォン騎兵と歩兵からなる傭兵隊と、どちらも微動だにせず緊迫した空気を孕んだまま対峙している。
塵くずが風でかさかさと運ばれる音が聞こえる静けさだ。
「ラスチェク公の摂政、ヴィムル・バーディス・カラノック公女閣下!」
あたしの称号を呼び上げる鮮血の盾の声が沈黙を打ち破った。
城門の外を向き整列していた兵士たちが、左右5列ずつに分かれて90度横を向き、一歩退いて道を開く。
その先では、軍装の上から獅子の毛皮の外套を纏った将校、ネメアス・イラクリオンが鞍上のあたしを見上げ、不遜な表情を浮かべていた。
「何の真似なの!? 今すぐグリフォン兄弟団を通しなさい!」
「東門の警護が私の役目にございます。
ラスチェク公のご下命がなくば、この胡乱な者どもを招き入れる訳には参りませぬ」
「ヴィムル・バーディス・カラノック公女閣下、お初にお目にかかる。
私は、グリフォン兄弟団の司令、アオト・フェジム。
エレボス軍が動き出している状況で、我らに浪費できる時間などはない。
如何なる御存念か?」
黒羽の巨大なグリフィンを従えた男、アオト・フェジムが有無を言わさない口調で言い切った。
あたしより背が低そうな小男だが、際立って肩幅が広く分厚い筋肉質な体躯で、ウィザードより剣闘士に見える。
元はサーイのレッド・ウィザードだった経歴の通り、ルーン文字の入れ墨が髪のない頭を覆い、さらに青い呪痕の炎が宿る両目を縦断して眉の上から頬の下まで入れ墨が走っていた。
アオト・フェジムが発する並外れた存在感と気迫は破裂しそうな程に膨張している。
間違いなく母様と同じ人種――本物の"英雄"だ。
あたしの答えは一つしかない。
母様がこの場にいたら、同じ決断を下したはず。
「虚勢に殉じる愚かな男……」
三日月の紋章が刻印された指輪を外し、鮮血の盾の隊長へ放り投げて乗騎から降りる。
「公女っ!? それはいけませんっ!」
ネサレテ先生の絶叫が響く。
けれど、水中にいるみたいに、歪んだはっきりしない音としてあたしの耳は捉えていた。
レッド・ドラゴンへ変身したあたしは、真上からネメアス・イラクリオンの頭を咥えて、自分の首を大きく振った。
牙の間で延髄を断ち切る鈍い音が聴こえ、男の命が消える瞬間を感じる。
それは、獣も怪物も……人も変わらなかった。
首を失った男の体は膝をつき、噴水のように血を吹き出しながら前へと倒れこむ。
房飾りのついた兜を被ったままの頭をその横へと吐き捨てた。
「ラスチェク軍最高司令官の命に背いた罪によりネメアス・イラクリオンを処断した。
この者に従った兵については敢えて罪を問わない。
以降、ラスチェクへの忠勤に励みなさい」
舌がもつれ、牙の根が合わない。
もしも、人の姿だったら、混乱して泣きわめく子供の姿があらわになっていただろう。
「アオト・フェジム、宮殿で待っているわ」
少しの間だけでも一人になりたい。
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