アルジュナクラ
バーラータ大陸の辺境・グプタ領を治める若き領主アルジュは、隣領マガーダの領主ウルゥカから、妹リシュナを嫁に差し出すように要求されて困り果てていた。
ウルゥカとリシュナでは、親子を通り越して祖父と孫娘ほどにも歳が違う。そんな結婚、兄として認められるわけがないが、突っぱねれば領民が飢えかねない。
一体どうすれば……と悩むアルジュに解決策を提示したのは誰あろう、求婚されているリシュナ本人だった。
――魔物を統べる王、魔王となった青年アルジュを軸にして、魔王と聖者が覇を争った時代を描くファンタジー戦記。
ウルゥカとリシュナでは、親子を通り越して祖父と孫娘ほどにも歳が違う。そんな結婚、兄として認められるわけがないが、突っぱねれば領民が飢えかねない。
一体どうすれば……と悩むアルジュに解決策を提示したのは誰あろう、求婚されているリシュナ本人だった。
――魔物を統べる王、魔王となった青年アルジュを軸にして、魔王と聖者が覇を争った時代を描くファンタジー戦記。
1章 永遠の別れと運命の始まり
2章 屍の白い姫、首無しの黒い騎士
3章 黒い千人の女の女王
4章 秋の歓談、冬の閑談
5章 太歳公主
6章 マガーダの収穫祭
7章 アルジュナクラ
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