ひのえん!

Merle

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1-5. 小晴、兄に足の裏を貸してあげる。

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 本日は、この周辺の学校はどこも始業式だけだ。入学式の日は学校によってずらされているのだけど、始業式は一斉なのだ。
 というわけで、大晴も小晴も、お昼時にはもう帰宅していた。

「ただいまー」
「小晴、遅いよ!」

 途中まで友達と一緒にのんびり帰ってきた小晴は、学校が終わるや大急ぎで帰ってきていた大晴の切羽詰まった声に出迎えられた。

「うわっ……お兄、いきなりだよ」
「待ってたんだよ。早く解いてくれよ。命令、解いて。出したいんだ。きついんだ。出したいのに出せないの、頭おかしくなりそうだ!」
「お、おぅ……」

 捲し立ててくる大晴の目は血走っていて、小晴はさすがに気圧される。それを誤魔化すように、ふぅっと息を吐き、まだ脱いでいなかった靴をゆっくり片方ずつ脱いでから、くるっと逆向きにして揃えると、立ち上がりながら小晴自身もくるっと兄に振り返って、ぴんと指を立てた。

「射精禁止は解いてあげる。でもその前に、実験したいの」
「実験?」
「つまりね、お兄は射精するとお姉になっちゃうでしょ」
「まだ断定はできないけど、可能性は高いな」
「それを、勝手に変身しちゃわないように躾けたいの」
「躾って、俺は犬かっ」
「うん」
「えぇ!?」

 さすがにそこは即答されると思っていなかったのか、大晴は思わず後退るほど仰け反った。
 小晴は立てている指を振りつつ、目線を斜めに泳がせる。

「ほら、あれ。えーと……なんとかの犬」
「パブロフ?」
「そう! その犬にするの! お兄を!」
「……どいうことだ?」

 小晴がそれから説明したのは、つまりこういうことだ。
 ――大晴の異性に変身する能力は、射精もしくは絶頂を引き金にして起きていると考える。でも、女子から男子に戻るときには、ただ絶頂っただけでは変身現象が起きていない。でも、男子から女子へは射精一回で変身した。試行回数が一回だけでは何とも言えないけれど、小晴はこれらのことから「異性への変身には、射精相当の快感を伴った絶頂が必要になる」と考えた。そしてさらに、小晴はこうも考えたのだ。

「まずね、射精のときに変身ワードを唱えながら射精するの。それで女の子になったら、また男に戻っちゃうくらい深くイくときに、また変身ワードを唱えながらイくようにするの。これを何度か繰り返せば、お兄は変身ワードを唱えながらイくだけで、いちいち深イきしなくても女の子から男の子に戻れるようになるはずだよ」
「ふむ……」

 小晴の説明を聞きながら、二人は玄関先から小晴の部屋へと場所を移していた。床の胡坐を掻いていた大晴は首を捻って唸った後、勉強机の椅子の腰かけている小晴をじっと見上げる。

「んで――小晴、本音は?」
「魔法少女の変身シーンしながら射精するお兄は絶対ウケると思って」
「この野郎!」
「いいから、お兄は変身ワードを決める。そんで、さっさとちんちん扱く!」
「マジでそれ、やるの?」
「やるの。じゃなかったら、射精禁止のまんまだよ。いいの!?」
「良くない!」
「じゃあ早く決める」
「変身ワードって……ああじゃあ、変身、でいいよ」

 大晴としては特撮ヒーローのイメージだったのだけど、小晴にはいい加減に決めたと思われてしまった。

「そのまんま! 駄目、もっとちゃんと魔法少女して!」
「そこまで言うなら、おまえが考えてくれよ」
「わたしが決めちゃって、本当にいいの? いいのね?」
「あ、待って。やっぱり俺が決める」
「じゃあ早くして」

 小晴に任せたら、ぶっ飛んだ変態ワードを叫ばされかねないと思い直した大晴は、必死で脳みそを働かせた。

「うぅん、変身……魔法少女、ええと……うぅん……あ、ムーンシャイニングパワー・チャージアップ、とか?」
「おっ、いいねー。よー。じゃ、それでー」
「マジか……俺、これを叫びながら射精しないといけないのか……」
「【お兄は次に射精するとき、ムーンシャイニングパワー・チャージアップって言いながら射精する】。【ムーンシャイニングパワー・チャージアップって言いながらイくと変身する】――はいっ、言いました。言いましたから、お兄はさっさとおちんちんヌキヌキしちゃってくださーい」
「はいはい、しますよ。すればいいんだろっ」

 大晴は嫌々ながら仕方なしに、という素振りをしてみたものの、身体ちんぽは正直だ。朝シャワーのときからずっと寸止めオナ禁お預けプレイを食らっていたそこは、ようやく射精を解禁されるとあって、大晴が渋々ながらという態度を装って制服のズボンと下着トランクスをまとめて脱ぎ捨てると、露わになったそこは既にして痛々しいほど強勃起して、先端からはパブロフの犬もかくやの我慢汁よだれが、だらだらと溢れては亀頭の丸みに沿って滴り落ちていた。

「んぁ……ッ♥」

 小晴がふいに、鼻にかかった甘声を上げる。

「い、いま、お兄がちんぽ、ぶるんって出した瞬間、生臭いっていうか青酸っぱ臭いっていうか……ちんぽの匂いがお部屋いっぱいに、むわぁって!」
「それは悪かったな。けど、誰かさんのおかげで朝からずっと、下着の中で勃起しっぱなしだったものでね!」
「……勃起しっぱなしだと臭くなるの?」
「熱くなるし、汗も掻くんだよ。あと……我慢汁もすごい出たし」
「がまんじる……これだね」

 言いながら、小晴は椅子に座ったまま右足をつっと伸ばして、素足の爪先をちんぽの先っぽに触れさせた。親指の腹が鈴口さきっぽにちょんと触れて、そこに滲んでいた透明な雫がねちゃりと拉げた。

「――ふんごぉ!」

 尿道口を無遠慮に親指で踏み踏みされるという不意の快感ごほうびに、大晴は相手が妹だということを瞬間的に忘れて、鼻の穴を拡げながら嘶いてしまった。

「え、なに……いまの豚みたいなの……」

 ドン引き顔で、慌てて足を引っ込める小晴。

「あっ、いや違うんだ。いまのは不可抗力というか不慮の事故――そう、事故なんだ。けっして、小晴に踏まれてよろこんだとか、そういう性癖があるわけではないのだ!」
「のだ、って……お兄、どんだけ言い訳必死ぃ」

 小晴は引き攣ったドン引き顔のまま、ははっ、と空気を漏らすように半笑いした。だけど、ドン引きしながらも、どこかでスイッチが入ったようだ。小晴は引き攣り笑いを浮かべたまま、いったんは引っ込めた右足をもう一度差し出すと、大晴の股間に聳えた肉棒ちんぽを右足の裏側で嬲り始めた。

「んっ……んぉ……」
「お兄、鼻息ぃ♥ あははっ」

 最初は親指の腹でとんとん、と鈴口を叩くだけだったのが、どんどんと大胆になっていく。親指の腹を鈴口にぐぐっと押し付けたまま震わせたり、指の腹でぐるりぐるりと円を描くように捏ねくったりして、いくらでも溢れてくる先走りの雫を摩り潰しては、ねちょねちょと泡立てながら塗り伸ばしていく。

「あっ、っ……そこ、お、ぉ……!」
「うぅわ、お兄マジにキモいー♥」

 小晴は眉をハの字に寄せて笑いながら、大晴が一際切なげな反応を示したところ――鈴口からすぐ下にずれた縫い目のようなところを親指でぐりぐりと揉みつけていく。

「うあっ……あっ、っ……裏筋、そこっ……おぉ……!」
「うらすじ? ……あ、ここのことか。そういうやネットでそう書いてあったかも。あー、あと……このへん、カリ? ここの下側も気持ち良いんだよね?」

 小晴の右足は親指と人差し指を開かせて、そこの股に勃起ちんぽを挟み込もうとする。でも、小晴の小さな足では、指をどれだけ目一杯に拡げても大晴のちんぽを挟めるほどには開かない。なので、ちんぽは足の裏で押されるばかりになって、大晴のたぷっとした小太りの腹に押し付けられていく。そうして臍の近くに亀頭のおもてが押し付けられるようになると、そこでようやく親指と人差し指の股に、亀頭と竿の付け根の肉が食い込んでいく。

「あっ、あっ、あっ……あっ! ああぁっ!」

 短くて野太い喘ぎ声を撒き散らして、苦し気な顔で悶える大晴だが……本当に苦しいのなら、小晴の足を振り払うなり、立ち上がるなりすればいいのだ。いまは小晴に言霊で縛られたりしていないのだから、やろうと思えばそうできるのだ。それなのにそうしないのは――つまり、そういうことだった。

「駄目だ、小晴ぅ! こんなっ……あ、足で、兄のものを甚振るなんて、そんなの間違ってる……! 止めろ、止めるんだ……ッ!!」

 口ではそうやって嫌がりながらも、肉棒は芯に鋼鉄製のバネが入っているかのようにガチガチのギンギンで、小晴の足の裏を押し返さんばかりの勃起を維持しているし、先走りの汁だって握り玉ハンドルを締め忘れた蛇口のように駄々洩れしっぱなしだ。その粘液は裏筋を伝い落ちていっては、その裏筋からカリ首にかけてを揉んで遊んでいる小晴の右足の親指と人差し指に絡め取られて、にっちゃにっちゃと卑猥な水音をさせていく。

「うわ……なんか、指の股がにちゃにちゃに泡立ってきてキモいんだけど」
「そ、そんなの……小晴がしてくるせいだろ……!」
「え? お兄、わたしが悪いみたいに言うの?」
「あ――」

 呆れ半分の失笑だった小晴の顔から、すっと笑みが抜ける。その様を目の当たりにした大晴が、ひゅっと唾を飲み込んだ。

「いやっ、そういうわけじゃ――」
「いいよー、それなら止めるから」

 小晴は一転、にっこりと満面の笑顔になって告げるや、親指と人差し指の股を粘液塗れにした右足を兄ちんぽからあっさりと離してしまった。

「あっ」
「ん? なにー?」

 思わず追い縋るような声を漏らした大晴に、小晴はにこやかな笑顔のまま問い返す。

「あ、ぁ……いや、さ。ここまでしたんだし、何も止めなくてもいいんじゃないかな、と」
「んー……なんで?」
「え、なんでって、だって……あ、ほら。実験するんだろ。変身ワード言いながら射精したら変身するかどうか、さ。だったら、もっと扱かないと駄目だろ?」

 ギンギンに滾った怒張ちんぽを心臓のように脈打たせながら、大晴は脂汗の滲む愛想笑いを浮かべて、妹に足扱きの再開を要求する正当性を説いたが――返事は鰾膠にべもなかった。

「自分で扱きなよ」

 冷たく吐き捨てられた言葉に、大晴の喉がまたも、ひゅっと鳴る。だけど、それでもなお、大晴は懇願の眼差しで妹を見上げる。その情けない兄の姿に、小晴は目を細めたままで溜め息だ。

「……そんなに、わたしの足がいいの?」
「いい!」

 大晴、即答。そして小晴はドン引き――いや、口角がぐにゃりと歪んでいる。唇が緩んでしまうのを堪えているのだ!

「うぅわっ♥ お兄、情けなさすぎ。ドン引きだよー。恥ずかしくないの、妹にちんぽを足蹴にしてほしーって必死おねだりとか。有り得なーい♥」

 呆れよりも嫌悪よりも興奮と愉悦が勝ってしまうが故の、嗜虐的な失笑。小晴の表情を彩るのはそんな、勝者が敗者に向ける笑みだ。
 妹から露骨に見下された大晴は……しかし、その侮蔑の眼差しに気づこうともせず、妹の足に夢中だった。

「あっ、あっ、早く……足、早く。足で、擦って、早く……あぁ!」

 餌を前にを命じられた犬の如くに視線を足から外そうともしない兄の無様っぷりに、小晴はまたしても溜め息だ。

「はぁ……なんかもう無様すぎて見てらんないし、いいよ」

 馬鹿にした顔、というには柔らかな眼差しで、小晴は大晴にもう一度、右足を差し出した。

「ああっ、小晴ぅ!」

 大晴は感極まった声を上げながら、すかさず小晴の右足を両手で取る。シンデレラに靴を履かせるかのように両手で足先を捧げ持つと、足の裏を自分のほうに向けさせながら引き寄せて、その間ずっと馬鹿みたいに勃起しっぱなしだった肉棒ちんぽに触れさせた。

「あー、これがいいね。わたし、足を動かすの面倒だからさ、その感じでお兄が勝手に足を使ってオナニーしてよ」

 小晴は兄の両手を足置きにすると、そのまま足を脱力させた。

「えぇ……」

 と、大晴は最初こそ不満げに唇を尖らせたけれど、両手で支えている妹の足の裏にちんぽの腹を擦りつけ始めると、不満も何もなくなった陶酔の顔になった。

「へっ、っ……ふっ、んっ……」
「うわ……それ、犬がべろ出してハッハッてするやつの真似? 似てるけど馬鹿っぽーい♥」

 大晴にも妹がけらけら笑うのがちゃんと聞こえているけれど、とても言い返せる恰好ではないことが自覚できているので、無視することしかできない。聞こえないふりをして、ただ一心に腰をへこへこ振って、妹の足の裏に勃起ちんぽの裏筋を擦りつける快感に陶酔することしかできなかった。

「へぅ……んっ、ふぅ……ッ……!」

 大晴は正座から腰を浮かせた膝立ちの体勢になって、床と垂直になるようにした小晴の足の裏に、一心不乱に勃起ちんぽを擦りつける。しとしとに漏れ出る先走り汁のおかげで、腰を振れば振るほど肉棒と足裏の密着感は強まり、滑りも良くなっていく。それが楽しくて官能的で、大晴をなおのこと腰振りに夢中にさせた。

「はっ、はっ……あっ、っ……はあっ、あっ……!」

 小さいけれどグミのように弾力的で、程よい丸みと窪みを兼ね備えている足裏の触り心地に、大晴はどんどん馬鹿になっていく。

「お兄、その顔……うわぁ……それマジで、兄が妹に見せちゃ駄目な顔だよ?」
「っ……い、いい……べつに、いい……ッ」
「いやいや、良くないよー」

 小晴の失笑も聞こえないふりをして、大晴は妹の足裏を使った自慰に没頭する。
 腰をひと振りして勃起をひと擦りするたび、大晴の脳味噌はバターになって溶けていく。恥だとか倫理だとかが全部蕩けて、快楽になって、とろとろのバターフォンデュで煮込まれていくようだ。

「あ……ん……ふふっ♥ 足の裏、ちょっとくすぐったいかも……んふっ♥」

 ときどき小晴のほうから足を揺らしてくるのも良いアクセントになって、大晴の足裏擦りつけオナニーは加速していく。

「おっ、おっ……おぉ、お……ッ!!」

 足裏に塗り伸ばされた先走り汁は、ずりずりと擦りつけられる裏筋でくちゃくちゃと混ぜられて、すっかり泡立っている。それでもまだ泡立ちが足りぬとばかりに、大晴は腰を突き出し、へこへこと肉棒を擦りつけ、いよいよ鼻息を豚にする。

「ふっ、ふっ! ふ……っご! んごっ、っ……ッ!!」
「ふ、ふふっ……お兄、顔、ほんとにヤバい……駄目、笑うの我慢、無理ぃ……あははっ!」

 けらけらと鈴を鳴らすような笑い声が、大晴のバターになった脳に止めをぶっ刺した。

「ぁ、あっ……――ふぅあッ!!」
「あっ、お兄! イくなら呪文!」

 そう口早に念押しされたからなのか、はたまた事前に掛けれた催眠めいれいがちゃんと効いていたからなのか――

「ムうンシャイにぃぎゅパワぁチャあジアぁプううぅ――ッ!!」

 大晴は盛大に調子っぱずれな抑揚でそのワードを叫びながら、どっぷりと射精した。
 どっ、どっ、と重低音のビートを刻むような射精が、小晴の瑞々しい足裏を思うままに汚していく。いや、足裏ばかりではなく、指の垣根を飛び越えた白濁が脛にも点々とかかっていく。もちろん、フローリングの床にもだ。

「わあっ! お兄、出し過ぎーっ! ていうか、タオル敷いておくんだったよー……おっ?」

 床を汚されたことで我に返った小晴が文句をつけるが、その言葉は途中で飲み込まれた。
 妹の足裏に必死腰振りで勃起を擦りつけて、しかも魔法少女っぽいことを叫びながら射精するという変態プレイをやり遂げた大晴の姿が、じわっと水を垂らした水彩画のように滲んだのだ。

「うん……したね、変身。射精しゃせーすると女の子になるのは、これで確定かくてーなのかな……あ、そうでもない? んー……ま、とりあえずいっかぁ」

 考えてたところで試行回数が足らな過ぎて何とも言えないことは、後回しだ。小晴の興味は、いまはとにかく、姉から兄への変身を絶頂一発で出来るように躾けることにあった。

「ってわけで、お兄……じゃなくて、お姉。いまの変身ワードを言いながらイくので変身した感覚、覚えたよね? 今度は、同じことをしてお姉からお兄に戻れるように頑張ってみよー」
「……」

 足と床を汚されたのもなんのその、にこにこ上機嫌で話しかけた小晴だったが……兄もとい姉からの返事はなかった。

「あれ、お姉?」

 ……やはり返事はない。
 大晴もとい夏雨は、膝立ち自慰で射精した後、ぐったりと突っ伏したまま変身すると、それきり動かなくなっていたのだった。

「えっ、お兄!?」

 まさかの事態を想像して顔から血の気が引いていく小晴だったが、直後に聞こえてきたのは……寝息だった。

「え……まさかして……」

 まるで切腹した後みたいな体勢で蹲っているあにの身体を横からゆっくり押すと、姉はがっくりと崩れ落ちるようにして床の上で横倒しに寝そべった。そんなふうに些か乱暴に扱われても、夏雨ひろはるは目を閉じたまま、すーすーと幸せそうな寝息を立てたままだった。

「って、寝落ちかーい!」

 小晴がガクッと首を傾けながらツッコミを入れたのは、思わず慌てた自分自身への照れ隠しだったりする。そして、自分への言い訳も始めちゃう。

「やーでもだってさ、射精するだけして即寝落ちとか想像してないし。ていうか、わたしの足とかお部屋とか精液で汚しておいて即寝って、どうなのよ? 有り得なくなぁい!?」

 自分への言い訳はあっさりと、姉への責任転嫁に変わる。思いっきり射精した多幸感に満ち溢れた姉の寝顔を見ていると、一瞬でも心配した自分が馬鹿みたいでムカムカしてくる小晴なのだった。
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