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男根会の夜 2/2
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「――ちょっと待った!」
そう声を上げたのはゲキの隣に立つ青年、二位のジャンだった。
「おう、どうしたよ?」
ゲキは驚いた様子もなく、むしろ楽しげな目をジャンに向ける。
ジャンは顎を上げて、自分よりも縦にも横にも大きいゲキの目を真っ向から睨み上げる。
「俺はこの結果に納得していない」
「そらぁ……俺のちんぽより、てめぇのちんぽのほうが優勝に相応しい、ってか?」
「そうだ」
「かっはっ! そりゃいい、面白ぇ!」
ゲキは仰け反って大笑したかと思うと、一転、頭突きをする勢いで顔をジャンに急接近させた。
「――で、納得してねぇんなら、どうするよ?」
「勿論、決闘だ」
「ハッ、お約束だな。だが悪くねぇ」
「おっと、言っておくが決闘だ。横から審査だ採点だなんてお遊び、望んじゃいないからな」
「お遊びね。それにしちゃ、てめぇもノリノリだったと思うんだが?」
「遊びが嫌いとは言っちゃいないさ。けど、遊びで俺に勝ったつもりでいられるのは我慢ならないんだ」
「っかぁ! 若ぇなぁ!」
「あんたも言うほどおっさんじゃないだろ……っと、御託はもういい。始めるぞ」
「へいへい……じゃあ、やろうかね」
ゲキとジャン、二人の間で話がまとまる。周囲も空気を読んで、というか時ならぬ余興の始まりに大盛り上がりして、観客席の椅子を片付けて決闘の場所を整えた。空いた空間を決闘する二人以外の全員でぐるりと囲んだ、ランバージャックデスマッチの形式だ。
うおおぉ、きゃあぁ――と、男女の入り混じった歓声が包むなか、二人の男が対峙する。作法は無論、裸一貫一本勝負だ。
お互いに全裸で、両手は腰の後ろで組む。使って良いのは男性器のみ、狙っていいのも男性器のみ。先に膝をついたほうが負け、のルールだ。すなわち、男の一本勝負だ。
「さて……いいぜ、いつでも来な」
ゲキが後ろ手を組んだ仁王立ちポーズで軽くその場跳びして、黒金の刀でザッと虚空を唐竹割りにする。
「その余裕、さっきから少しムカつくんだよね」
ジャンも同じポーズから腰を素早く左右に捻って、物干し竿を真一文字にヒュンと振り抜く。
縦と横とに切られた二竿の刀が、開戦の合図となった。
「うおおぉッ!!」
声を上げて先制攻撃を放ったのは、ジャンのほうだ。
素早く距離を詰めると、ゲキの正面で一瞬震えるように腰を捻った。
――パンッ!
素早く振り抜かれたジャンのちんぽがゲキの黒ちんぽを横から叩き、乾いた音を響かせた。
「まずはジャブか」
おぉ、と小さく響めく観客のうち、一人がそんなことを呟く。
「へぇ、なかなか」
ちんぽに攻撃を受けたゲキは、しかし、顔に笑みを浮かべて余裕綽々だ。
「上から目線かよ……!」
ゲキは苛立たしげに吐き捨てると、今度は反対側からちんぽを一閃。バシッ、と平手打ちのような音を響かせる。
身体の動きは最小限だが、素早く、かつ戻しの効いた腰の捻りは、振り抜かれるちんぽに鞭のような鋭さを与えていた。
「はっ! ふっ! ふんっ!」
鋭い呼気と共に連続して左右から放たれるジャブに、観客の興奮もいや増していく。
「こやつ、これほどのジャブを放てるとは……!」
「こいつぁ世界の器か?」
ノリノリで解説したり感嘆したりしている。
「ふっ! ふっ! ……くっ!」
ゲキに対して一方的にジャブの連打を浴びせていたジャンだが、その顔に浮かんだ苛立ちはますます深まっていた。
一見するとジャンが一方的に攻撃していて、ゲキは反撃の隙を見いだせずに打たれっぱなしになっているようだったが、その実は違う。
ジャンのジャブは全て、ゲキのちんぽの竿しか打っていなかった。
長さを活かした撓らせるジャブも、ちんぽの弱点であるカリ首から上に当たらないのでは効果半減だ。
「竿受けか。さすがチャンピオンだぜ」
観客の一人がいま初めて使われた造語でゲキを讃える。それが聞こえていたわけでもないだろうに、ジャンは舌打ちしたのと同時に、ぱっと飛び退った。
「おっ? もう終わりかい?」
ゲキが余裕たっぷりに笑えば、ジャンは鼻を鳴らして強きに言い返す。
「ああ、終わりだよ――遊びはな!」
言い放ったが早いか、ジャンの裸体が宙を舞った。
立ち幅跳びの選手が如き大跳躍が、一度は離れた彼我の間を一瞬で埋める。
「食らえッ!!」
空中から袈裟懸けに繰り出される打ち下ろしの長ちんぽ。
そのとき、受けて立つゲキの顔にあったのは猛獣の嗤い。
「はっはぁッ!!」
ゲキの巨躯が一瞬、不自然に固まった。アバターの描画が処理落ちしたのだ。
わずか一瞬のことながら、ゲキの挙動はこのゲームが想定している限界速度を超えたのだ。
処理落ちの残像が消えた次の瞬間、ゲキの巨体は横回転しながら直上に、さながら昇竜の如くに舞い上がっていた。そして、跳びかかったはずのジャンは頭から吹き飛ばされていた。
限界を超えた加速で斬り上げられた忍刀が強襲してくる大身槍を迎え撃ち、その衝撃でジャンの身体諸共、吹き飛ばしたのだった。
高々と宙を舞ったジャンの身体は観衆の輪を跳び越えて、ドォッと頭から床に叩きつけられる。その音と衝撃で、驚愕に固まっていた観客たちは我に返って、わぁっと歓声を張り上げた。
勝敗は言うまでもなかった。
● ● ●
「いやぁ、負けました。完敗です」
「おまえさんもなかなかだったぜ」
決闘を終えて、両者は互いの勝利と健闘を称え合う。
お互い、遺恨はない。ジャンも敬語になっている。
周囲を見渡せば、いまは済し崩し的に宴会となっていて、会場のそこかしこに腰を下ろした会員たちが、インベントリから出した料理と酒を広げてどんちゃん騒いでいる。
ゲキとジャンも片手に酒杯を持ち、何度目かの乾杯を交わす。
「それにしても、最後のアッパーカットは圧巻でした」
「ありゃまあ、とっておきだからな。本来は拳を突き上げるんだが、上手く当たって良かったよ」
「本来の挙動に修正を加えて、あの精度と威力ですか……本来の戦い方をされていたら、俺、破裂してましたかね」
「どうだかな。それに、本来の戦い方じゃなかったのは俺だけじゃねぇだろ」
「……そうでしょうか?」
「あれはもっとリーチのある得物を使う動きだった。おまえさん、一回距離を取ったけど、あれが本来の間合いだったんじゃねぇか?」
「……お見通しですか。参りました」
「参らなくていいさ。まあ、また機会があったら決闘ろうぜ。こっちでも、こっちでも、よ」
ゲキはそう言って、右手の拳を軽く突き出してから、その拳で自分の逸物をこつんと叩いた。
ちなみに、二人とも全裸のままだ。
というか、宴会している全員、男女もPC、NPCの別なく、全裸だ。そして、もう宴会は二次会に入っていて、そこかしこで乱交が始まっている。
古株のドワーフ女性NPCが、今回三位の同族NPCと、四位の人間PCに上下の口を塞がれてオゥオゥ嗚咽しながら善がっていれば、最近入ったばかりの女性【彫紋師】PCが観客だった男性らに取り囲まれて、恍惚の表情でオホォンホォと吠えている。
最早、会場内でセックスしていないのはゲキとジャンの二人だけになっていた。むしろ、乱交をおっ始めてもなお、二人の会話の邪魔しないように空気を読んでいた会員たちは誠の紳士淑女であろうとも。
「さて……決闘は次の機会として、そろそろ俺らも混ざろうかね」
ゲキが顎をしゃくって、乱交する仲間たちを見やる。
「いえ」
と首を振るジャン。
拒否されると思わなくて眉を上げたゲキに、ジャンはにやりと笑う。
「どっちが多くイかせられるか、決闘の第二ラウンド……どうですか?」
「女を勝負の道具扱いすんのはどうかと思うが――乗った」
ゲキもまた、獲物を前にした虎の顔で笑う。
「今度は負けませんよ」
「悪いがこっちも自信ありでね」
二人は不敵に笑いながら、乱交の輪の中へと飛び込んでいった。
そう声を上げたのはゲキの隣に立つ青年、二位のジャンだった。
「おう、どうしたよ?」
ゲキは驚いた様子もなく、むしろ楽しげな目をジャンに向ける。
ジャンは顎を上げて、自分よりも縦にも横にも大きいゲキの目を真っ向から睨み上げる。
「俺はこの結果に納得していない」
「そらぁ……俺のちんぽより、てめぇのちんぽのほうが優勝に相応しい、ってか?」
「そうだ」
「かっはっ! そりゃいい、面白ぇ!」
ゲキは仰け反って大笑したかと思うと、一転、頭突きをする勢いで顔をジャンに急接近させた。
「――で、納得してねぇんなら、どうするよ?」
「勿論、決闘だ」
「ハッ、お約束だな。だが悪くねぇ」
「おっと、言っておくが決闘だ。横から審査だ採点だなんてお遊び、望んじゃいないからな」
「お遊びね。それにしちゃ、てめぇもノリノリだったと思うんだが?」
「遊びが嫌いとは言っちゃいないさ。けど、遊びで俺に勝ったつもりでいられるのは我慢ならないんだ」
「っかぁ! 若ぇなぁ!」
「あんたも言うほどおっさんじゃないだろ……っと、御託はもういい。始めるぞ」
「へいへい……じゃあ、やろうかね」
ゲキとジャン、二人の間で話がまとまる。周囲も空気を読んで、というか時ならぬ余興の始まりに大盛り上がりして、観客席の椅子を片付けて決闘の場所を整えた。空いた空間を決闘する二人以外の全員でぐるりと囲んだ、ランバージャックデスマッチの形式だ。
うおおぉ、きゃあぁ――と、男女の入り混じった歓声が包むなか、二人の男が対峙する。作法は無論、裸一貫一本勝負だ。
お互いに全裸で、両手は腰の後ろで組む。使って良いのは男性器のみ、狙っていいのも男性器のみ。先に膝をついたほうが負け、のルールだ。すなわち、男の一本勝負だ。
「さて……いいぜ、いつでも来な」
ゲキが後ろ手を組んだ仁王立ちポーズで軽くその場跳びして、黒金の刀でザッと虚空を唐竹割りにする。
「その余裕、さっきから少しムカつくんだよね」
ジャンも同じポーズから腰を素早く左右に捻って、物干し竿を真一文字にヒュンと振り抜く。
縦と横とに切られた二竿の刀が、開戦の合図となった。
「うおおぉッ!!」
声を上げて先制攻撃を放ったのは、ジャンのほうだ。
素早く距離を詰めると、ゲキの正面で一瞬震えるように腰を捻った。
――パンッ!
素早く振り抜かれたジャンのちんぽがゲキの黒ちんぽを横から叩き、乾いた音を響かせた。
「まずはジャブか」
おぉ、と小さく響めく観客のうち、一人がそんなことを呟く。
「へぇ、なかなか」
ちんぽに攻撃を受けたゲキは、しかし、顔に笑みを浮かべて余裕綽々だ。
「上から目線かよ……!」
ゲキは苛立たしげに吐き捨てると、今度は反対側からちんぽを一閃。バシッ、と平手打ちのような音を響かせる。
身体の動きは最小限だが、素早く、かつ戻しの効いた腰の捻りは、振り抜かれるちんぽに鞭のような鋭さを与えていた。
「はっ! ふっ! ふんっ!」
鋭い呼気と共に連続して左右から放たれるジャブに、観客の興奮もいや増していく。
「こやつ、これほどのジャブを放てるとは……!」
「こいつぁ世界の器か?」
ノリノリで解説したり感嘆したりしている。
「ふっ! ふっ! ……くっ!」
ゲキに対して一方的にジャブの連打を浴びせていたジャンだが、その顔に浮かんだ苛立ちはますます深まっていた。
一見するとジャンが一方的に攻撃していて、ゲキは反撃の隙を見いだせずに打たれっぱなしになっているようだったが、その実は違う。
ジャンのジャブは全て、ゲキのちんぽの竿しか打っていなかった。
長さを活かした撓らせるジャブも、ちんぽの弱点であるカリ首から上に当たらないのでは効果半減だ。
「竿受けか。さすがチャンピオンだぜ」
観客の一人がいま初めて使われた造語でゲキを讃える。それが聞こえていたわけでもないだろうに、ジャンは舌打ちしたのと同時に、ぱっと飛び退った。
「おっ? もう終わりかい?」
ゲキが余裕たっぷりに笑えば、ジャンは鼻を鳴らして強きに言い返す。
「ああ、終わりだよ――遊びはな!」
言い放ったが早いか、ジャンの裸体が宙を舞った。
立ち幅跳びの選手が如き大跳躍が、一度は離れた彼我の間を一瞬で埋める。
「食らえッ!!」
空中から袈裟懸けに繰り出される打ち下ろしの長ちんぽ。
そのとき、受けて立つゲキの顔にあったのは猛獣の嗤い。
「はっはぁッ!!」
ゲキの巨躯が一瞬、不自然に固まった。アバターの描画が処理落ちしたのだ。
わずか一瞬のことながら、ゲキの挙動はこのゲームが想定している限界速度を超えたのだ。
処理落ちの残像が消えた次の瞬間、ゲキの巨体は横回転しながら直上に、さながら昇竜の如くに舞い上がっていた。そして、跳びかかったはずのジャンは頭から吹き飛ばされていた。
限界を超えた加速で斬り上げられた忍刀が強襲してくる大身槍を迎え撃ち、その衝撃でジャンの身体諸共、吹き飛ばしたのだった。
高々と宙を舞ったジャンの身体は観衆の輪を跳び越えて、ドォッと頭から床に叩きつけられる。その音と衝撃で、驚愕に固まっていた観客たちは我に返って、わぁっと歓声を張り上げた。
勝敗は言うまでもなかった。
● ● ●
「いやぁ、負けました。完敗です」
「おまえさんもなかなかだったぜ」
決闘を終えて、両者は互いの勝利と健闘を称え合う。
お互い、遺恨はない。ジャンも敬語になっている。
周囲を見渡せば、いまは済し崩し的に宴会となっていて、会場のそこかしこに腰を下ろした会員たちが、インベントリから出した料理と酒を広げてどんちゃん騒いでいる。
ゲキとジャンも片手に酒杯を持ち、何度目かの乾杯を交わす。
「それにしても、最後のアッパーカットは圧巻でした」
「ありゃまあ、とっておきだからな。本来は拳を突き上げるんだが、上手く当たって良かったよ」
「本来の挙動に修正を加えて、あの精度と威力ですか……本来の戦い方をされていたら、俺、破裂してましたかね」
「どうだかな。それに、本来の戦い方じゃなかったのは俺だけじゃねぇだろ」
「……そうでしょうか?」
「あれはもっとリーチのある得物を使う動きだった。おまえさん、一回距離を取ったけど、あれが本来の間合いだったんじゃねぇか?」
「……お見通しですか。参りました」
「参らなくていいさ。まあ、また機会があったら決闘ろうぜ。こっちでも、こっちでも、よ」
ゲキはそう言って、右手の拳を軽く突き出してから、その拳で自分の逸物をこつんと叩いた。
ちなみに、二人とも全裸のままだ。
というか、宴会している全員、男女もPC、NPCの別なく、全裸だ。そして、もう宴会は二次会に入っていて、そこかしこで乱交が始まっている。
古株のドワーフ女性NPCが、今回三位の同族NPCと、四位の人間PCに上下の口を塞がれてオゥオゥ嗚咽しながら善がっていれば、最近入ったばかりの女性【彫紋師】PCが観客だった男性らに取り囲まれて、恍惚の表情でオホォンホォと吠えている。
最早、会場内でセックスしていないのはゲキとジャンの二人だけになっていた。むしろ、乱交をおっ始めてもなお、二人の会話の邪魔しないように空気を読んでいた会員たちは誠の紳士淑女であろうとも。
「さて……決闘は次の機会として、そろそろ俺らも混ざろうかね」
ゲキが顎をしゃくって、乱交する仲間たちを見やる。
「いえ」
と首を振るジャン。
拒否されると思わなくて眉を上げたゲキに、ジャンはにやりと笑う。
「どっちが多くイかせられるか、決闘の第二ラウンド……どうですか?」
「女を勝負の道具扱いすんのはどうかと思うが――乗った」
ゲキもまた、獲物を前にした虎の顔で笑う。
「今度は負けませんよ」
「悪いがこっちも自信ありでね」
二人は不敵に笑いながら、乱交の輪の中へと飛び込んでいった。
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