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1章
7-1. 人との遭遇 ロイド
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こっちに来て最初の三日ほどは、輪姦されている有瓜の身を案じて、洞窟から離れずにいたけれど、問題なさそうなどころか女王様に上り詰めていくのを目の当たりにしたり、急に言葉が通じるようになったこともあって、それからはゴブリンたちと一緒に森で食料採取に励んできた。
その甲斐があって、いまもこうしてゴブリンたちと山中を突き進んでいても、置いて行かれずに済んでいる。
今回、人間の村へ向かう面子は、どちらかと言えば小柄なゴブリンたちが多い。今回の目的が村を襲うことではなく、あくまでも様子見、あわよくば交渉だからだ。そのために、大柄で力自慢のやつではなく、小柄でも身軽だったり目端が利くやつを集めさせたのだ。
余談だが、交渉や相談役として付いてきてもらった神官も、ひょろっと細くて小柄である。
じつは、この人里偵察隊のメンバーを決めるときに一悶着があった。
前にも言ったと思うが、ゴブリンには雄しかいない。他種族の牝を攫ってきて孕ませることで繁殖する。そのために他種族の――多くの場合は、もっとも数が多い人間の集落を襲って女性を攫ってくることが多い。
この襲撃を任せられるのは通常、群れの中でも腕っ節が強いもの、すなわち大柄で力自慢のやつらになる。彼らはいわば、アメリカのハイスクールにおけるアメフト部のレギュラー選手たちだ。群れ内序列の最上位になるのだ。
この群れにもそういう連中がいる。戦士と呼ばれることもあるそいつらはアメフト部員を連想してしまうくらい大柄で、実際に腕っ節が強いやつらばかりだ。
戦士は普段、狩りや果物集めをしない。仕事は定期的に他種族の集落(だいたいは人里。それも小さな村)を襲ったり、群れが襲われたときに応戦することだけだ。それ以外のときは訓練するか怠けるか、だ。最近は、有瓜とセックスするか怠けるか、だったが。
そういうわけだから、俺と有瓜が「人里に行きたい」と言い出したとき、戦士たちは当然、旅支度を始めた。自分たちが同行することを微塵も疑わなかった。ゴブリンにとって「人里へ行く」というのは「人里を襲って女を攫ってくる」と同義だったからだ。
ところが蓋を開けてみれば、偵察隊のメンバーに戦士は一人も選ばれなかった。そのことは戦士たちの矜持を甚く傷つけてしまった。
俺はいちおう、巫女の従者という立場で敬われていたけれど、このときばかりは彼らも不満を隠さなかった。戦士たちが俺に直接不満を言ってくることはなかったけれど、俺に聞こえるところで不満を言い合っていた。
「おらたつ連れて行がねたぁ、従者様ば何ぃ考えでんだぁ!?」
「んだべ、んだべ」
「つーかよぉ、シェフが行がねども、おらたつだけで娘っこば獲ってこれっべや」
「んだべ、んだべ」
「シェフば巫女様の飯さ焼いてればええだよぉ!」
「んだべ、んだべぇ!」
……だから、村に行くのは偵察と交渉のためであって娘を攫ってくることではないと何度も言っているのに、どうして理解してくれないのか!? そんなだから絶対に連れて行けないんだよ!
最後は結局、有瓜が「今回は義兄さんに全部お任せます」と鶴の一声を発したことで、戦士たちも渋々、矛を収めたのだった。
……そんな騒動があっての出発だったため、洞窟を出てからしばらくの間、俺はかなり険しい顔をしていたと思う。
「あいつら、何度言っても理解しやがらない。神官はすぐに理解したのに。それにそもそも、おまえらの大好きな巫女様が“拉致は駄目絶対”とお触れを出したんだから、文句を言わずに従えってんだい!」
俺はぶつくさ文句を言いながら、先行するゴブリンを追いかけて山中を進んでいた。
先行する彼らがいちおう枝葉を払ってくれるのだけど、ゴブリンは一番大柄な戦士でも、身長170センチ未満の生き物だ。小柄な面子が揃った今回の偵察隊だと、身長150センチ前後がほとんだ。だから、彼らにとっては頭上の高いところに張り出しているだけの枝葉も、俺にとっては鼻面に当たる高さの枝葉だったりする。おかげで途中からは、俯かずに前を向いて歩くように意識することができた。
顎を上げていると気持ちも上向きになるのか、戦士連中に対する苛立ちが霧消していく。
……考えてみれば、戦士連中が憤るのは当然だ。
戦士たちは村を襲って女を攫ってくることが存在意義だ。でも俺と有瓜は、それを禁止した。それは彼らにとって、自分たちの存在意義の否定だ。いくら女神の巫女が言うことだって、不満が出て当然だ。巫女にぶつけるわけにはいかない不満を、陣頭に立って村行き部隊から自分たちを追いやった俺にぶつけてきたって当然だ。
「とはいえ、拉致はやっぱり容認できないしなぁ」
拉致される女性がみんな有瓜みたいな重度のビッチだったらいいけれど、きっとそんなことはないだろうから、やはり俺には受け入れられない。繁殖は群れの維持に関わる死活問題である以上、最終的にはやむを得ないことかもしれないけれど、最後の最後まで、暴力以外での解決を模索したい。
「でも、交渉の余地なんてあるのか……?」
これが牛や豚だったら、例えば労働力を提供する代わりにいただく、という取り引きもあったかもしれない。でも、娘となると、牛や豚のようにはいかないよな……あ、だけど逆に、人減らしのために女子供を売るのが当たり前だったりするかもしれない。それなら交渉の余地は大いにありそうで助かるんだけどな。助かると言っていいのか分からないけれど。
「……って、牛や豚はいるのか?」
ゴブリンがいるのだから、ひょっとしたら、家畜ももっとファンタジーなのかもしれない……まあ、いまはどうでもいいことだ。そんなことを考えている暇があったら、今回無下に扱ってしまった戦士ゴブリンたちの鬱憤をどうやって晴らしてもらうか考えたほうが建設的だ。
「でも、考えたからって名案を思いつくとはかぎらないんだよなぁ」
腕自慢連中の鬱憤晴らし……ああ、有瓜に身体を張ってもらえば済む話か。簡単でいいな。
「……」
……自分で思ってしまった。
妹をストレス解消の捌け口にさせることになんの躊躇も抱かない兄って、どうなんだよ?
……うん、どうもしないな。なんの問題もない。むしろ有瓜なら、嬉々として肉便器了解するな。あいつはそういう妹だ。
「まあ、なるったけ美味い飯を食わせてやるか」
有瓜に対して感じる後ろめたさは、それで解消できる程度のものだった。
――そうやって、ときどき独りごちながら歩いていると、ふいに前方を歩いていたゴブリンが足を止めた。
「従者様」
「どうした?」
「人間の足跡ですだ」
先頭を歩いていたゴブリンが地面を指差す。でも、足跡がどうしたと言うんだ?
「人間の足跡があっても不思議じゃないだろ。人間だって森で狩りをするだろうし」
「違ぇんだす」
何が違うのか、と質問を重ねてみれば、彼が見つけた足跡は複数人が連れ立って歩いていたことを示すものだという。
「狩人ならぁ、一人か二人で動きますだ」
こんなに大人数で動いては、獲物に逃げられてしまう。だから、これは狩人の足跡ではない――と言われた。
「だったら、なんの足跡だ? 村人みんなで山登りでもしたってのか?」
「さぁ、おらにゃあ、なんとも……」
「ふむ……」
足跡は、村とは違う方角から来て、やはり村とは違うほうへと向かっている。
俺はなんとなく、この足跡が気になった。
「この足跡を追いかけてみたいんだけど、いいかな?」
「へぇ。従者様ばぁ決めたことに従ぇますだ」
神官を始めとしたゴブリンたちは、俺の独断を満場一致で受け入れてくれた。
その甲斐があって、いまもこうしてゴブリンたちと山中を突き進んでいても、置いて行かれずに済んでいる。
今回、人間の村へ向かう面子は、どちらかと言えば小柄なゴブリンたちが多い。今回の目的が村を襲うことではなく、あくまでも様子見、あわよくば交渉だからだ。そのために、大柄で力自慢のやつではなく、小柄でも身軽だったり目端が利くやつを集めさせたのだ。
余談だが、交渉や相談役として付いてきてもらった神官も、ひょろっと細くて小柄である。
じつは、この人里偵察隊のメンバーを決めるときに一悶着があった。
前にも言ったと思うが、ゴブリンには雄しかいない。他種族の牝を攫ってきて孕ませることで繁殖する。そのために他種族の――多くの場合は、もっとも数が多い人間の集落を襲って女性を攫ってくることが多い。
この襲撃を任せられるのは通常、群れの中でも腕っ節が強いもの、すなわち大柄で力自慢のやつらになる。彼らはいわば、アメリカのハイスクールにおけるアメフト部のレギュラー選手たちだ。群れ内序列の最上位になるのだ。
この群れにもそういう連中がいる。戦士と呼ばれることもあるそいつらはアメフト部員を連想してしまうくらい大柄で、実際に腕っ節が強いやつらばかりだ。
戦士は普段、狩りや果物集めをしない。仕事は定期的に他種族の集落(だいたいは人里。それも小さな村)を襲ったり、群れが襲われたときに応戦することだけだ。それ以外のときは訓練するか怠けるか、だ。最近は、有瓜とセックスするか怠けるか、だったが。
そういうわけだから、俺と有瓜が「人里に行きたい」と言い出したとき、戦士たちは当然、旅支度を始めた。自分たちが同行することを微塵も疑わなかった。ゴブリンにとって「人里へ行く」というのは「人里を襲って女を攫ってくる」と同義だったからだ。
ところが蓋を開けてみれば、偵察隊のメンバーに戦士は一人も選ばれなかった。そのことは戦士たちの矜持を甚く傷つけてしまった。
俺はいちおう、巫女の従者という立場で敬われていたけれど、このときばかりは彼らも不満を隠さなかった。戦士たちが俺に直接不満を言ってくることはなかったけれど、俺に聞こえるところで不満を言い合っていた。
「おらたつ連れて行がねたぁ、従者様ば何ぃ考えでんだぁ!?」
「んだべ、んだべ」
「つーかよぉ、シェフが行がねども、おらたつだけで娘っこば獲ってこれっべや」
「んだべ、んだべ」
「シェフば巫女様の飯さ焼いてればええだよぉ!」
「んだべ、んだべぇ!」
……だから、村に行くのは偵察と交渉のためであって娘を攫ってくることではないと何度も言っているのに、どうして理解してくれないのか!? そんなだから絶対に連れて行けないんだよ!
最後は結局、有瓜が「今回は義兄さんに全部お任せます」と鶴の一声を発したことで、戦士たちも渋々、矛を収めたのだった。
……そんな騒動があっての出発だったため、洞窟を出てからしばらくの間、俺はかなり険しい顔をしていたと思う。
「あいつら、何度言っても理解しやがらない。神官はすぐに理解したのに。それにそもそも、おまえらの大好きな巫女様が“拉致は駄目絶対”とお触れを出したんだから、文句を言わずに従えってんだい!」
俺はぶつくさ文句を言いながら、先行するゴブリンを追いかけて山中を進んでいた。
先行する彼らがいちおう枝葉を払ってくれるのだけど、ゴブリンは一番大柄な戦士でも、身長170センチ未満の生き物だ。小柄な面子が揃った今回の偵察隊だと、身長150センチ前後がほとんだ。だから、彼らにとっては頭上の高いところに張り出しているだけの枝葉も、俺にとっては鼻面に当たる高さの枝葉だったりする。おかげで途中からは、俯かずに前を向いて歩くように意識することができた。
顎を上げていると気持ちも上向きになるのか、戦士連中に対する苛立ちが霧消していく。
……考えてみれば、戦士連中が憤るのは当然だ。
戦士たちは村を襲って女を攫ってくることが存在意義だ。でも俺と有瓜は、それを禁止した。それは彼らにとって、自分たちの存在意義の否定だ。いくら女神の巫女が言うことだって、不満が出て当然だ。巫女にぶつけるわけにはいかない不満を、陣頭に立って村行き部隊から自分たちを追いやった俺にぶつけてきたって当然だ。
「とはいえ、拉致はやっぱり容認できないしなぁ」
拉致される女性がみんな有瓜みたいな重度のビッチだったらいいけれど、きっとそんなことはないだろうから、やはり俺には受け入れられない。繁殖は群れの維持に関わる死活問題である以上、最終的にはやむを得ないことかもしれないけれど、最後の最後まで、暴力以外での解決を模索したい。
「でも、交渉の余地なんてあるのか……?」
これが牛や豚だったら、例えば労働力を提供する代わりにいただく、という取り引きもあったかもしれない。でも、娘となると、牛や豚のようにはいかないよな……あ、だけど逆に、人減らしのために女子供を売るのが当たり前だったりするかもしれない。それなら交渉の余地は大いにありそうで助かるんだけどな。助かると言っていいのか分からないけれど。
「……って、牛や豚はいるのか?」
ゴブリンがいるのだから、ひょっとしたら、家畜ももっとファンタジーなのかもしれない……まあ、いまはどうでもいいことだ。そんなことを考えている暇があったら、今回無下に扱ってしまった戦士ゴブリンたちの鬱憤をどうやって晴らしてもらうか考えたほうが建設的だ。
「でも、考えたからって名案を思いつくとはかぎらないんだよなぁ」
腕自慢連中の鬱憤晴らし……ああ、有瓜に身体を張ってもらえば済む話か。簡単でいいな。
「……」
……自分で思ってしまった。
妹をストレス解消の捌け口にさせることになんの躊躇も抱かない兄って、どうなんだよ?
……うん、どうもしないな。なんの問題もない。むしろ有瓜なら、嬉々として肉便器了解するな。あいつはそういう妹だ。
「まあ、なるったけ美味い飯を食わせてやるか」
有瓜に対して感じる後ろめたさは、それで解消できる程度のものだった。
――そうやって、ときどき独りごちながら歩いていると、ふいに前方を歩いていたゴブリンが足を止めた。
「従者様」
「どうした?」
「人間の足跡ですだ」
先頭を歩いていたゴブリンが地面を指差す。でも、足跡がどうしたと言うんだ?
「人間の足跡があっても不思議じゃないだろ。人間だって森で狩りをするだろうし」
「違ぇんだす」
何が違うのか、と質問を重ねてみれば、彼が見つけた足跡は複数人が連れ立って歩いていたことを示すものだという。
「狩人ならぁ、一人か二人で動きますだ」
こんなに大人数で動いては、獲物に逃げられてしまう。だから、これは狩人の足跡ではない――と言われた。
「だったら、なんの足跡だ? 村人みんなで山登りでもしたってのか?」
「さぁ、おらにゃあ、なんとも……」
「ふむ……」
足跡は、村とは違う方角から来て、やはり村とは違うほうへと向かっている。
俺はなんとなく、この足跡が気になった。
「この足跡を追いかけてみたいんだけど、いいかな?」
「へぇ。従者様ばぁ決めたことに従ぇますだ」
神官を始めとしたゴブリンたちは、俺の独断を満場一致で受け入れてくれた。
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