義妹ビッチと異世界召喚

Merle

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4章

62. 二人羽織プレイ、そして開眼 アルカ ★

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「あっ♥ あっ、ぁ……あっ♥ あぁっ♥」
「あふぅ……♥ ふふっ、アンちゃん、息がくすぐったぁい」
「あっ、んん……ッ! んっ、っ……ごっ、め、さあぁ♥ あっ、はあっ♥」

 アンちゃんはいま、わたしの上に四つん這いで覆い被さって、あっあっと喘いでいます。アンちゃんのお尻は上がっているけれど、上半身のほうはがっしりと抱き合っています。そんな体勢でアンちゃんは俯かせた顎をわたしの肩口に乗せるようにしているものだから、アンちゃんが喘ぐと吐息がわたしの耳にかかって、くすぐったくて堪らないのです。

「んっ……アンちゃん、んふっ……ふふっ♥ 耳ぃ、ぞわぞわぁ……んはっ♥」
「あぁ! あっ、るかっ……さっ♥ あっ、はぁッ♥」
「んぅあっ、だめ♥ ダメダメっ、笑っちゃあはははっ♥」

 わたし、こんなに耳が弱々でしたっけ? そんなことなかったと思うんですけど、たぶんこの状況がて笑えちゃうのでしょう。
 いまのわたしとアンちゃんは、正常位ポーズで寝ているわたしの上に後背位ポーズのアンちゃんがいるという体勢になっています。だけどもちろん、アンちゃんにち○ぽは生えていませんし、アンちゃんがお尻を上げているために、クリとクリが擦れ合っているということもありません。だったらどうしてアンちゃんが喘いでいるのかというと……。

「ひ、ひぁ、あぁ……! ゴブリ、んんっ♥ さっ、あぁ♥ ああぁんッ♥」

 ――そうです。
 わたしたちのお尻側には戦士ゴブさんが膝立ちで息を荒げていて、その太いち○ぽでアンちゃんの小さめま○こを、ぬっこぬっこと後背位ぱこぱこしているところなのでした。

「あっ、ひっ、っ……っ、んあっ♥ あっ、あっ、あぁッ♥」

 ゴブさんがゆっくりと歩く速さで腰をぬこぬこ揺さぶると、アンちゃんは鼻に掛かった喘ぎでリズムを取ります。アンちゃんはお尻を上げた女豹のポーズをしているから、頭のほうはその分だけ突っ伏して、わたしの頬にぐりぐり押しつけられています。

「あっ、んぅ……んぁ、あっ♥」
「んひっ♥ アンちゃん、も、ほんとっ、耳元で……んにゃっ♥」

 アンちゃんの赤みがかったショートヘアで頬を擽られながら、湿った吐息で耳の穴まで擽られる、わたし。
 最初は本当にただ擽ったいだけだったんですけど、ゴブさんの腰振りのリズムが電車の揺れ的な心地好さを伝えてくるからなのか、耳の穴から入ってくるくすぐったさが全身の肌を内側から愛撫されるような快感に変わるまでは、あっという間でした。
 いまはただもう、身体中がぞわぞわゾクゾクで感度がヤバいです。身体全部がクリちゃんに……は言い過ぎですけど、全身が乳首になったくらいには感度上がりまくってます。

「あっ、あっ♥」
「ん、んっ……ん、ふぁ……ッ♥」

 ゴブさんのふごふご野太い息遣いを伴奏にして、わたしとアンちゃんは息遣いで連弾です。ゴブさんの腰振りでパンッパンッ鳴ってるアンちゃんの小振りなお尻ドラムに、わたしもアンちゃんもアップビートがエンドレスです。

「ああっ! あっ、しっ……もっ、おっ、っ……っふああぁッ♥♥」

 わたしの肩口に齧り付くみたいにして顔を俯けたアンちゃんのイき声が、お腹のほうまで骨伝導で響いてきます。これも胎教のひとつですかね。
 ……いえ、本気でそんなことを思っているわけじゃないですよ。でもほら、暇なんですよ。
 兄さんたちは忍者さんの報告を受けて飛び出していったきりです。いつ戻ってくるかは分りませんし、戻ってきたら戻ってきたですぐに動かないといけなくなるかもしれません。なので、山へ柴刈りに行ったり川へ洗濯に行ったりするようなちゃんとした仕事をするのは止めにして、いつもの洞窟前広場で待機しているわけです。バイトの手待ち時間ってやつですね。
 っとまあ、そういうわけでセックスしているわけでした。

「他にやることがないときは、やっぱこれセックスですよねー」

 なんて呟きながら、わたしの上で絶頂硬直しているアンちゃんの背中をぽんぽん撫でてあげます。

「あ……はぁ……アル、カ、さぁ……あっ♥ あ、あ、ぁあッ♥」

 おや、アンちゃん。達したばかりだというのに早速、喘ぎを再開させましたよ?
 ……あ、なるほど。ゴブさんの射精がまだでした。アンちゃんがイった瞬間に穴がギュッとしたので腰使いが止まっていたけれど、それが再開されたのですね。

「あっ、あ、あっ♥ あぁっ、くっ、ひぅ……ッ♥」

 アンちゃんはぱっこんぱっこんされているお尻を上げたまま、仰向けに寝ているわたしに上半身だけで抱きついて、喘ぎ、震えています。快晴の空の下、二人とも裸で抱き合っていますので、アンちゃんの慎ましやかなお胸が、わたしのそれなりにボリューミーな胸を上からむにゅっと押し潰しちゃってます。乳首と乳首がお相撲さんはっけよい♥です。
 おっぱいを通して伝わってくるアンちゃんの興奮に、わたしのお股もじゅんっとしちゃいます。

「んぅあ……アンちゃんのおっぱい、可愛い……ん、んふっ♥」
「うぅ……うあっ、あッ♥」

 最近、お胸の成長具合に思うところがあるらしいアンちゃんは、わたしの言葉にちょっぴり嫌そうな顔です。でも喘ぎながらだから、さっぱり怖くありませんけど。

「アンちゃん、大丈夫ですよ。育ちますって。そのうち、そのうち」
「いっ、言われ、なくっ、てもッ!? おっ! あっ、あぁッ♥」

 ゴブさんの腰使いが、ぬっこんぬっこんからパンパンッパンパンッに急加速して、喋りかけていたアンちゃんの口も喘ぎ声で塞がっちゃいます。
 そんなアンちゃんを抱えて寝そべるわたしの口も、ふにゃふにゃ蕩けてきちゃってます。だって、いよいよ射精するぞーって宣言するみたいな激しい腰使いが、アンちゃんの身体を通して、わたしにも……わたしの股間にも響いてくるからです。

「あ、あは……♥ なんか、これ、思ったより、変で……あっ♥ いい、かもっ、おぉ♥」

 セックスされているアンちゃんを抱き締めているだけで、わたしがセックスしてもらっている気分になってきます。胸やお腹越しに響いてくる腰振りぱこぱこの震動がま○こに響いて、そこに入れてもらっている気分です。
 後背位でセックスされてるアンちゃんを正常位ポーズで抱っこすることで、わたしがセックスされてる気分になるプレイ。要するにエアセックスです。それがいま、わたしたちのやってるプレイなのです。
 わたしのお腹はまだほとんど膨らんでいませんけど、いちおう妊婦さんなのでセックス自粛中なのですけれど、エアセックスならま○こも子宮おなかも負担がかからず安全安心です。それに意外とセックスしている感があるし、アンちゃんの喘ぎが乱交おまつり感を醸してくれてイイ感じです。
 でも……

「んっ……んっ、っ、んぁ……あぁ……焦れったいぃ……!」

 ま○こに入ってると錯覚できる程度のライブ感はあるというのに、だけどさすがに錯覚だけではイくほど高まるわけもなく……イイのにイケない生き地獄です。

「うぅっ、変な感じっ……い、イイのにっ、ううぅ……!」
「あっあっあぁッ!! ……っくふううぅッ♥」
「あっ! またイった!? 狡いぃ!」

 わたしがエアセックスで苦しんでいるのに、アンちゃんはゴブさんの射精を膣奥でごっくごっくと受け止めながら、また穴イきです。まるでわたしに見せつけるみたいな、うっとりとろとろのエロ顔で……って、みたいな、じゃないですねこれ。見せつけてますね、わたしに!

「んぅ♥ ん、んぁ♥ あ、あぁ……戦士さんの、おっきなおち○ちん、どくん、どくんって……あぁ♥ 気持ちいい……♥」
「あぅ……うぐぐっ……!」

 歯噛みするわたしの耳元で、くすくすと頬笑むアンちゃん。勝ち誇ってくれちゃってます。
 でも、そんな余裕ぶった態度も、バイブ役のゴブさんが二人目に交代すると、一気に崩れていきます。

「――ふぅんんっ♥ んっ、ん、ぁ……ッ♥ あ、ぁ……穴がぁ……あひっ♥ いま、敏感、なのっ……にぃ……ッ♥」

 アンちゃんは寝そべるわたしの肩口に顎を押しつける形で突っ伏しちゃいましたから、どんな顔しているのかは見えていないのですが、ねっちょりと汁気の糸を引くような喘ぎ声を耳元すぐ傍から聞かされていれば、間違いなく表情筋ゆるゆるになった女子力欠乏顔になっていると断言できます。
 というか、狡いです。アンちゃんだけ、そんな駄目顔しちゃうくらい気持ち良くなって! わたしはイくにイケないところで宙ぶらりんなのに!

「あっ、あひっ! ひっ、ひぁ……あっ、あぁッ♥」
「喘ぐのはいいけど、耳元でそんな大声は無しですってぇ!」
「そっ、んな、ことっ……あ、ぁ♥ 言われっ、え、ええぇッ♥」
「んんぅ……ッ♥」

 喘ぎに混じる吐息が耳にゾクゾクッときて、同時に前後へ揺さぶられているの先っぽが、わたしのおっぱいの先っぽにくにゅっと擦れてきたものだから、わたしまで鼻から声を上げちゃいました。
 だけどやっぱり、このくらいの刺激ではイくほど高まれません。というか結局、ち○ぽをハメずに妄想エアだけでイこうというのが無理だったんです。

「うぅ……あぁ……ま○こがひもじいよぉ……」

 自分の穴が無駄にうねっているのが分ります。ぱくぱくしたって、中に何もハマっていないのに……。

「ひっ、っ、うぁ……も、まっ……こっ、交代! 交代をっ、ぉ、おっ♥」

 アンちゃんがギブアップ宣言です。
 今回はいちおうという建前ですから、後で動けなくなるほどヤりまくるのは控えましょう、と言ってありました。というわけで、アンちゃんはわたしの顔をハイハイで縦に横切って、二人目の戦士ゴブさんち○ぽから逃げていきます。

「んにゃっ」

 アンちゃんのお股から垂れたミルク色の粘り汁が、わたしの鼻の頭をべちゃっと汚しました。
 んぁ……しゅごいえちぃ匂い……あふぁ♥
 鼻の粘膜に焼き付いてくるみたいな濃密セックス臭に、わたしのお股は自然と開いて、両膝がM字に上がっていきます。
 ね、ね、そこのゴブさん。
 アンちゃんがま○こ満腹って言うのなら、こっちのま○こを使いませんか? 使いましょうよ。ほらほら、くぱくぱしちゃってますよ。お汁とろとろ漏っちゃってるから、あなたの股間の太くて硬ぁい肉厚ち○ぽで奥までぎっちりぐりぐり塞ぎましょうよぉ。

「って、姐さん。駄目ですってば!」
「おわぅ!?」

 お股をがばっと広げて即ハメおねだりしていたら、シャーリーさんが横から飛びついて邪魔してきました。弾みで二人して、ごろんと半回転です。今度は仰向けのシャーリーさんを下にして、その上にわたしがうつ伏せでのし掛かった体勢になりました。

「あっ、姐さん。お腹は大丈夫っすか?」
「そっちは大丈夫ですけど、そんなことより……んっ♥」

 シャーリーさんの心配顔に答えながら、わたしはのっそりとお尻を上げて女豹スタイルで背後の戦士ゴブさんに後背位をおねだりです。

「って、だから姐さん、それ駄目ですって。お腹の赤ちゃんのためにも我慢するって決めたじゃないっすか」
「うっ……で、でも、まだお腹そんなに膨らんだ感じじゃないし、ちょっとくらい大丈夫ですよぅ」
「でもドラゴンの子っすよ。何があるか分かんないから、なるったけお腹に負担をかけないようにするって――」
「ええはい、決めました。決めましたよ! でもいいじゃないですか、ちょっとくらい。あ、この際、先っちょだけでいいですからぁ、ね!?」
「ね、じゃないです。だいたい、ま○こにち○こ突っ込んじゃったら、姐さんが先っちょだけで満足できるわけないじゃないっすか。だから駄目っす」
「ううぅーッ!!」

 今日から生むまで挿入セックス我慢すると決めた、あの日の自分が恨めしいです。
 でも……確かにシャーリーさんの言うとおり、いまセックス始めちゃったら絶対、先っちょだけで我慢できるわけがないです。絶対、奥までゴリゴリのゴリッゴリに犯し倒してもらわないと済まなくなるに決まっています。

「……分りましたー。我慢しますー。すればいいんでしょー」

 我ながらすっごい不満げな声が出ました。

「はい、それでお願いします」
「というわけで、わたしの代わりにいっぱいズコズコされてくださいっ」
「え……あっ、はぅんッ!?」

 わたしの意図を言わずとも汲んでくれたゴブさんが、シャーリーさんの仰向けま○こにずっこんとち○ぽを押し込みました。

「あっ、っ、ふぁ……っ……っき、なりぃ……っひん、んっ、んんッ!!」
「シャーリーさん、やらしー顔♥ その調子ですよー♥」
「きつい、きつい! もっとゆっくり……っんはぁ! んあっ」

 わたしの下で、正常位でずっこばっこ犯されるシャーリーさん。うぅ、羨ましい。このセックス代行大作戦、やっぱり失敗ですよこれ。全然わたし、欲求不満が収まりませんよ! 誰ですか、こんな本末転倒な企画を考えたのは!? わたしかっ!!
 あーもー……頭の中がお馬鹿丸出し一直線です。

「あっ、あっ……あっ、ぁ♥ あっ♥」

 顔をくしゃっとさせて気持ちよさそうに喘ぐシャーリーさん。羨ましいのを通り越してムカムカしてきたので、ほっぺに噛みついてやりますっ。

「ひゃっ!? やっ、ちょ、姐さっ……あっ、っ、ふぁ……ッ♥」

 かぷっと頬を甘噛みしても、文句を言うより喘ぐほうが大事みたいなシャーリーさん。甘噛みじゃなく本気噛みしてやろうかっ、とも思ったけれど我慢。苛々するより気持ち良くなることを考えましょう。
 ……っということで、わたしは身体を起こすと、シャーリーさんのお臍よりも下の辺りに騎乗位風味で股間をぐしぐし擦りつけてみました。

「んっ、んっ……♥」
「あ、ひゃう!? お腹に姐さんのがっ、あ、あっ♥」
「これ、毛がジョリジョリして……んぁ♥ わりと、いい……ッ♥」

 シャーリーさんもアンちゃんも、わたしを真似して無駄毛の処理をするのがすっかり習慣付いていますけど、安全剃刀みたいに小さくて切れ味のいい剃刀があるわけじゃありません。バターナイフの親戚みたいな剃刀でお毛々処理するので、細かいところに剃り残しが出来てしまうのです。なので、いまみたいに股間をぐりぐり密着させているとジョリジョリ感が伝わってきてしまいます。そこは気づかないふりをするのがマナーなのですけど……今回はわたし、ちょっと悪い子モードなので、弄っていっちゃいますっ!

「あ、はぁ♥ つんつんお毛々がクリにチクチク擦れて……あふっ♥ んふっ♥」
「うあぁ! 姐さん、それは言わないっ、っ……んぅあ! あっ♥ あぁッ!!」

 恥じらいと快感を行き来して飛び跳ねるシャーリーさんの嬌声。堪りませんね。
 実際、シャーリーさんの下腹部に擦りつけオナしてるま○こも気持ちいいんですけど、戸惑い恥じらうシャーリーさんの取り乱した感じを抱き合う距離で堪能しながらだと、その快感も格別です。
 料理は舌だけでなく目でも耳でも味わうものだ、とか義兄さんが言っていましたけどです。快感はま○こだけで味わうものじゃないのですよね。

「シャーリーさん……んっ、ん……もっと、やらしい顔して、いいんですぉ」
「そっ、んなことっ……おっ♥ おぉ♥」

 シャーリーさんの顔はどんどん面白い感じで崩れていっています……くぅ! 羨ましい!
 確かにクリを薄毛ちくちくのまん土手に擦りつけるのは気持ちいいですが――でも、イくほどじゃないんです。気持ちいいけどイくにイケない生殺しレベルの快感なのです。つまり辛いんです。ち○ぽが一本あれば、それで幸せになれるのに!

「おっ♥ おぁっ♥ あっ、くぁ……! あっ……くぅッ♥ いぃ、イくっ……っくううぅッ♥」

 あうぅ、狡い狡い狡い! わたしもイきたいイきたいイきたい! シャーリーさんだけ狡い狡い狡いぃッ!!
 ――その瞬間、頭の中でカチリと何かが、

「え……っへえぇッ!? おっ、おぉ!? おあぁッ♥」

 ずこんずこんの快感が、頭に! 腰に! お腹に、子宮おくに! なんで!? 分かんない! 分かんないけどいい気持ちいいからいいッ!!

「姐さっ、あ、あっ♥ イっ……くっくうううぅッ♥♥」
「わたしもっ♥ おっ♥おぉっはあぁッ♥♥」

 シャーリーさんの喉を引き攣らせるみたいな嬌声を聞きながら、わたしもイっちゃいました。
 クリを擦るだけの甘イきじゃない、穴奥の行き止まりを太くて丸みのあるものでぐりぐり圧迫されることでしか得られない快感でもっての本イきです。なんで急にそうなったのか分らないけれど、いますごく満ち足りてます……♥

「あぁ……はっ、はっ、あぁ……ッ♥」

 心臓がまだバクバク打ってます。はっはって舌を出してる、真夏の犬になった気分です。クリ絶頂イきするつもりしかなかったので、膣絶頂なかイきの重たさに身体がへたっちゃってます。

「アルカさん、大丈夫ですか……?」

 アンちゃんが心配そうに、わたしの顔を覗き込んでいます。わたしが急に本気の声で悶えだしたので、びっくりしたみたいです。

「大丈夫ですよぉ。なんでか急に、ま○この奥までおっきなち○ぽで、リアルにずこずこされているみたいになって……ん? あれ? なんで急にそんな感じになったんですかね?」
「わたしに聞かれても分りませんよ……」

 ですよねー。
 困り顔のアンちゃんを見やりながら、よっこいしょーと身体を起こしてシャーリーさんの上から退こうとしてしたら、不意に、

「――んにょッ!?」

 ま○こに嵌まっていた謎のち○ぽ感がずるっと抜けていく感覚が走って、お間抜けな声を上げちゃいました。というか、ま○この入り口を内側から捲りながら出ていく分厚い肉鰓カリ感……これ、とかって次元じゃないですね。

「アルカさん、本当に大丈夫です?」
「あ、うん。はい。平気、平気」

 ますます心配げなアンちゃんに笑顔を向けつつ、とにかくシャーリーさんの隣にぺったりこんとお尻をつけて座ると、口から自然と溜め息が漏れました。

「ふぅ……」
「随分、気持ち良かったみたいですね。お姉ちゃんの股間に擦りつけるのは」

 アンちゃんが苦笑しています。

「なんか恥ずかしいっす……」

 わたしを挟んだ反対側では、ぐったり寝そべるシャーリーさんが片手で顔を覆っています。わたしはそっちに目を遣りつつも、さっきの体験を思い返してみました。

「んまぁ、シャーリーさんのお股にこすこすするのも気持ち良かったですけど……あれってやっぱり、そういうことですよねー」
「そういう?」
「そうです!」

 きょとんと小首を傾げたアンちゃんと、顔の上から手を退かしたシャーリーさんに、わたしは眉尻をキリッと上げて言いました。

「わたし、ま○こがレベルアップしちゃいました。他のま○こと感覚をシェアできるようになっちゃいました!」

 アンちゃんとシャーリーさんが、このひと大丈夫かな、って目でこっちを見てました。
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