義妹ビッチと異世界召喚

Merle

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2章

36. 竜の巣にて アルカ ★

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「う……んぁ……あっ……」

 わたしが目を覚ましたのは、全身を激しく揺さぶられる苦しさに叩き起こされたからでした。

「ここ、は……んあぁ!?」

 辺りは薄暗くて、自分がどこにいるのかも、どんな体勢なのかも分からないという状況でしたが、途方に暮れる暇さえ与えてもらえませんでした。
 わたしを叩き起こした衝撃が苦痛が、またしてもわたしを嬲り始めます。
 ごっすごっす、と前後に揺さぶれる動き。この動きとお腹に響く衝撃の感じ、よく知っています。

 ――あ、これセックスされてる。

 セックスされてること自体は、まあいいです。正直、死んだと思っていましたから、ちょっと犯されるくらい、ばっちこいです。
 問題なのは、これがだということです。

「あっ、っ! 肩ぁ、背中ぁ、お腹あぁだだだあっ!」

 わたし史上、最悪に可愛くない喘ぎ声です……。
 わたはたぶん岩肌剥き出しの地べたにうつ伏せで寝かされていて、その背後から誰かが――わたしを鉤爪の餌食にしてくれたドラゴン? 背後だから見えないけれど、とにかく誰かが後背位というか寝バックでずっこんばっこん腰振り決めてくれやがっているおかげで、胸とか腕とか頬とかが地べたにずりずり擦られて、大根おろしの気分を味わわされているわけです。
 っていうか、わたしじゃなかったら泣き叫んでますよ!?

「あっ、あががっ! 痛いぃいだあぁ!」

 泣き叫んではいないけど、叫んではいます。だって痛いんですもん。とくに痛いのは左の肩と脇腹で、じくじくと熱を持っています。

 あ……思い出しました。左の肩と脇腹の二箇所は、ドラゴンの鉤爪が刺さった箇所でした。あのとき、咄嗟に倒れて逃れようとしたけれど無理で、横倒しになった身体を鉤爪でざっくり抉られて持ち上げられたのでした。そのときの痛み――いえ、激痛で意識がなくなって、気がついたら寝バックだったというわけです。
 うわぁ……これ、やっぱり泣いていいやつですよね……。

「痛あっ、いだっ……ちょっ、待ああぁ!!」

 左肩と左脇腹も痛いですけど、岩肌に擦りつけられている頬や胸も十分に痛いです。確実に皮膚が裂けていると思います。擦り傷というか削れ傷ができちゃってますよ!
 でも、一番ヒリヒリするのはま○こです。

「……っひうぁ!? あっ、あぁ♥ あっ……いぃ! いっだぁ……あっ、あぁ♥」

 戦士ゴブさんたちの巨根よりもさらに二回りは太くて長い超巨根が、わたしのま○こをメリメリと引き裂かんばかりに拡げながら前後に振動しているのです。
 さすがのわたしも痛いと思っちゃうのですけど、痛みの奥からどろどろ溢れてくる気持ち良さもあって、“痛い”と“気持ちいい”が頭の中でマイムマイムです。
 せめてもの救いは、この超巨根ち○ぽは段差カリのないとした魚肉ソーセージみたいな嵌まり心地で、穴の中身を引きずり出されることがなさそうだっていうことでしょう。ただし、この太さと長さだけで十分に凶器ですが。

「あっ、ぐひっ! ……んおっ、おぉ♥」

 太くて長くて柔らかな丸太みたいなち○ぽが、穴奥の行き止まりをゴンゴン押してきます。その力はとても強くて、押されるたびにお腹の奥から腹式呼吸の喘ぎが飛び出し、全裸の胸やら頬やらが岩肌に擦れてヒリヒリと痛むわけです。
 でも、そんなに強い力でずこずこヤられたら、わたしの身体は尺取り虫みたいに匍匐前進しそうなものですけど、そこはどうやら、あの鉤爪が両肩を挟むような形でわたしの肩口から肩甲骨にかけてを押さえつけているようでした。
 というのは、ここが薄暗い上に背後を振り返れないので、痛みと快感の二重奏で悶えさせられながら、意識の隅っこで想像するしかできないからです。

 でも、あの河原で鉤爪に捕らえられる直前に見たドラゴンの巨体からすると、ドラゴンはいま、わたしをどういう体勢で犯しているのでしょう?
 身長二メートルや三メートルくらいの体格なら、第一印象通りの寝バックなんですが、ドラゴンはもっと巨体……たぶん全長五メートルは余裕で超えていたと思うんですよね。それで、わたしの肩口を押さえつけているのが鉤爪だとすると……ドラゴンはの姿勢でもって、わたしを後ろ脚で踏みつけて、ち○ぽを挿入している? ということ?
 想像したらなかなかに屈辱的で、顔が笑ってしまいました。

「――ふっ、ふ、ふほっほおぉ♥」

 笑っている途中でズンッとち○ぽを押し込まれて、一際大きく下品な声で喘がされました。お腹を押すと音が出る人形にされた気分です。

「おっ、ふっ……うぅ……うっ♥ うっ、うぉ♥ んおっ♥ うおっ♥」

 ち○ぽのピストン運動がピッチを上げてきている……と思ったら、わたしがち○ぽの動きに合わせてお尻を振っていたのでした。
 うつ伏せで押さえつけられている窮屈な体勢だというのに、わたしはお尻だけうねうねと尺取り虫のように波打たせて、丸太サイズの発泡スチロールみたいなち○ぽを自分からもぐもぐ頬張りにいっていました。

「おっ、んおぉ♥ ドラゴンち○ぽおぉ! 奥うぅ! おぐっ♥ おごっ♥ ほごおぉっ♥」

 身体中、痛いんです。
 身体の前半分は大根おろしにされてるし、鉤爪に抉られた肩や脇腹はずっと焼けるように痛いし、低反発滑らかち○ぽで拡張されてるま○こはビリッと裂けちゃいそうなのに……それなのに、ま○この奥にズンッとち○ぽが響くたび、快感の電気が背筋を上って、耳の奥らへんでバチッと弾けて悶えちゃうのが、わたしなのです。

「おあっ、あっ、あっあは♥ もっ、おおぉ……おぉ♥ おっぐうぅ! 奥ううぅっ♥」

 濁声で悶えながらお尻をヘッドバンキングさせて、子宮口のおちょぼ口を塞ぐみたいに嵌まった超巨根ち○ぽを梃子の原理で上下にぐいぐい責め返します。
 もちろん、ま○このほうもただでは済みません。ち○ぽの先で子宮口をずりずり揉み込まれるわけだから、お腹に響く低周波みたいな重たい快感がヤバいことになっちゃいます。
 ち○ぽがズンッと押し込まれるたび、子宮の小部屋がぺしゃんこにされ、横隔膜が破けそうなくらい痙攣して、肺の中身が口から全部飛び出しちゃいます。

 ち○ぽに突かれるその度に、身体が下から裏返されて、裏返されて、また裏返され……あ、これ、あれだ。
 わたし、ドラゴンち○ぽのオナホールだ。しかも、亀頭に被せるサイズしかない極小オナホだ……!

「おっ♥ んおあっ♥ あっ、こっ……れっ、先っぽだっけえぇっ♥」

 そりゃ、カリも筋もないわけですよ。だってこれ亀頭ですもん。カリの先ですもん。柔らかすべすべで当然ですよ。っていうか納得ですよ。このち○ぽは確かに超巨根だけど、ドラゴンの体長から想像すると小振りですよねぇって思ってたんですけど、これが亀頭だけだったとすれば納得です。お釈迦様の掌で弄ばれた孫悟空の気持ちです。
 勘違いしていた恥ずかしさと、まだ本気を出されていなかったことを悟っての屈辱と、そして本気を出されたら確実に壊されるという恐怖とで、全身の毛穴がぶわっと開いて、冷や汗と脂汗とが同時に染み出してきました。

 あぁ……主導権を完全に奪われちゃってるこの感じ、久々です。
 媚びようにも抵抗しようにも身動ぎ以外の一切が許されなくて、仮に身動ぎしたところで気にもされないだろう、圧倒的な立場の差。生きるも死ぬも相手の気分次第。こちらからは何もできず、嵐の夜が終わるのを待つ子供のように、ただ一心に相手の気分が悪くならないことを願って時間が過ぎるのを待つ――ああ、この感覚です。

 お腹の奥深くを直接叩く痛みと快感。暗い視界と押さえつけられた身体は、目隠し&拘束プレイ。背後から犯す相手の姿を見ることができず、想像のみが膨れ上がって、恐怖と快楽の地平が並行のままの交差していく。
 五感も感情も壊れません。真っ直ぐのままです。わたしという器が歪むだけです。真っ直ぐなものが曲がって交わり、蕩けて泡立ち、溢れ出すまで歪むんです。ち○ぽでま○こごっちゅごちゅに抉られて混ぜられていくんです♥ 身体の中心に落っこちていくこの感じ、フリーフォールも目じゃない興奮。ま○この無いひとには分かりませんっ♥

「おぉ、んおぉ♥ おっ、もっ、おおぉ♥ っとおぉ……もっと♥ もっ、ほおぉ♥ ぉおおッ♥」

 わたしのお尻は無意識で波打ち、本能レベルでち○ぽに合わせて、ま○この襞の全部を使って規格外ち○ぽの亀頭をべちゃべちゃ舐めしゃぶりです。

 ――グウゥウウゥッ!!

 大音量が全方位から響き渡りました。ドラゴンの唸り声です。
 その反響っぷりで、ここが洞窟のような場所なのだろうと分かったけれど、そんなことより重要なのは、ずっと黙ってち○ぽを前後させていたドラゴンが初めて唸ったことです。

「おっ、あっ♥ 出すっ、ですっかぁ♥ 出してっ、出しっひいぃ♥ ひゅごっ! おっ、んおっ♥ おほっ♥」

 調子に乗っていつもの調子で中出しおねだりワードを口にしたけど、このドラゴンはそもそもわたしに理解も許可も求めていません。オナホでオナニーするときに、オナホに忖度するひと、いませんもんね♥
 でも、オナホのほうはきっと分かっていますよ。自分を使っているち○ぽの射精スイッチが入った瞬間を♥

「んあぁ! うあっ、膨らんでっ……んおっ、お、んぉ♥」

 ち○ぽがぐぐっと力瘤を作るように膨らんで、腰使いが速く細かく震えるようになっていきます。ち○ぽがいよいよ本気で射精体勢になって、射精すること以外考えられない馬鹿ち○ぽになったときの動きです。

「んおっ♥ おっ♥ おほっ、ほぁ……あっ、来るっ……イぐっ、んぐぅ♥」

 ま○こをぱんぱんに拡げている亀頭で子宮口をぐにゅっと圧迫されて、さらに電マみたいな高速振動されたら、骨も内臓も振動でがくがくに掻き混ぜられて、身体全部がま○こに――オナホにされているんだと実感させられてヤバくてヤバすぎで、

「おっ、おあっ、おあぁっ♥ おおおあぁああッ♥♥」

 ちょっと他人様にはお聞かせできない獣の声で大絶叫して強絶頂したイきまんギュンギュンに締めた瞬間、

 ――グロォオゥウァアアアッ!!

 ドラゴンの雄叫びが洞窟内に大反響しました。
 その大音響で後頭部で殴られて、中出し精液でお腹をパンパンに膨らまされて――わたしは轢かれた蛙のように意識を飛ばしたのでした。
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