62 / 150
2章
36. 竜の巣にて アルカ ★
しおりを挟む
「う……んぁ……あっ……」
わたしが目を覚ましたのは、全身を激しく揺さぶられる苦しさに叩き起こされたからでした。
「ここ、は……んあぁ!?」
辺りは薄暗くて、自分がどこにいるのかも、どんな体勢なのかも分からないという状況でしたが、途方に暮れる暇さえ与えてもらえませんでした。
わたしを叩き起こした衝撃が苦痛が、またしてもわたしを嬲り始めます。
ごっすごっす、と前後に揺さぶれる動き。この動きとお腹に響く衝撃の感じ、よく知っています。
――あ、これセックスされてる。
セックスされてること自体は、まあいいです。正直、死んだと思っていましたから、ちょっと犯されるくらい、ばっちこいです。
問題なのは、これが痛いセックスだということです。
「あっ、っ! 肩ぁ、背中ぁ、お腹あぁだだだあっ!」
わたし史上、最悪に可愛くない喘ぎ声です……。
わたはたぶん岩肌剥き出しの地べたにうつ伏せで寝かされていて、その背後から誰かが――わたしを鉤爪の餌食にしてくれたドラゴン? 背後だから見えないけれど、とにかく誰かが後背位というか寝バックでずっこんばっこん腰振り決めてくれやがっているおかげで、胸とか腕とか頬とかが地べたにずりずり擦られて、大根おろしの気分を味わわされているわけです。
っていうか、わたしじゃなかったら泣き叫んでますよ!?
「あっ、あががっ! 痛いぃいだあぁ!」
泣き叫んではいないけど、叫んではいます。だって痛いんですもん。とくに痛いのは左の肩と脇腹で、じくじくと熱を持っています。
あ……思い出しました。左の肩と脇腹の二箇所は、ドラゴンの鉤爪が刺さった箇所でした。あのとき、咄嗟に倒れて逃れようとしたけれど無理で、横倒しになった身体を鉤爪でざっくり抉られて持ち上げられたのでした。そのときの痛み――いえ、激痛で意識がなくなって、気がついたら寝バックだったというわけです。
うわぁ……これ、やっぱり泣いていいやつですよね……。
「痛あっ、いだっ……ちょっ、待ああぁ!!」
左肩と左脇腹も痛いですけど、岩肌に擦りつけられている頬や胸も十分に痛いです。確実に皮膚が裂けていると思います。擦り傷というか削れ傷ができちゃってますよ!
でも、一番ヒリヒリするのはま○こです。
「……っひうぁ!? あっ、あぁ♥ あっ……いぃ! いっだぁ……あっ、あぁ♥」
戦士ゴブさんたちの巨根よりもさらに二回りは太くて長い超巨根が、わたしのま○こをメリメリと引き裂かんばかりに拡げながら前後に振動しているのです。
さすがのわたしも痛いと思っちゃうのですけど、痛みの奥からどろどろ溢れてくる気持ち良さもあって、“痛い”と“気持ちいい”が頭の中でマイムマイムです。
せめてもの救いは、この超巨根ち○ぽは段差のないつるっとした魚肉ソーセージみたいな嵌まり心地で、穴の中身を引きずり出されることがなさそうだっていうことでしょう。ただし、この太さと長さだけで十分に凶器ですが。
「あっ、ぐひっ! ……んおっ、おぉ♥」
太くて長くて柔らかな丸太みたいなち○ぽが、穴奥の行き止まりをゴンゴン押してきます。その力はとても強くて、押されるたびにお腹の奥から腹式呼吸の喘ぎが飛び出し、全裸の胸やら頬やらが岩肌に擦れてヒリヒリと痛むわけです。
でも、そんなに強い力でずこずこヤられたら、わたしの身体は尺取り虫みたいに匍匐前進しそうなものですけど、そこはどうやら、あの鉤爪が両肩を挟むような形でわたしの肩口から肩甲骨にかけてを押さえつけているようでした。
ようでしたというのは、ここが薄暗い上に背後を振り返れないので、痛みと快感の二重奏で悶えさせられながら、意識の隅っこで想像するしかできないからです。
でも、あの河原で鉤爪に捕らえられる直前に見たドラゴンの巨体からすると、ドラゴンはいま、わたしをどういう体勢で犯しているのでしょう?
身長二メートルや三メートルくらいの体格なら、第一印象通りの寝バックなんですが、ドラゴンはもっと巨体……たぶん全長五メートルは余裕で超えていたと思うんですよね。それで、わたしの肩口を押さえつけているのが鉤爪だとすると……ドラゴンはお座りの姿勢でもって、わたしを後ろ脚で踏みつけて、ち○ぽを挿入している? ということ?
想像したらなかなかに屈辱的で、顔が笑ってしまいました。
「――ふっ、ふ、ふほっほおぉ♥」
笑っている途中でズンッとち○ぽを押し込まれて、一際大きく下品な声で喘がされました。お腹を押すと音が出る人形にされた気分です。
「おっ、ふっ……うぅ……うっ♥ うっ、うぉ♥ んおっ♥ うおっ♥」
ち○ぽのピストン運動がピッチを上げてきている……と思ったら、わたしがち○ぽの動きに合わせてお尻を振っていたのでした。
うつ伏せで押さえつけられている窮屈な体勢だというのに、わたしはお尻だけうねうねと尺取り虫のように波打たせて、丸太サイズの発泡スチロールみたいなち○ぽを自分からもぐもぐ頬張りにいっていました。
「おっ、んおぉ♥ ドラゴンち○ぽおぉ! 奥うぅ! おぐっ♥ おごっ♥ ほごおぉっ♥」
身体中、痛いんです。
身体の前半分は大根おろしにされてるし、鉤爪に抉られた肩や脇腹はずっと焼けるように痛いし、低反発滑らかち○ぽで拡張されてるま○こはビリッと裂けちゃいそうなのに……それなのに、ま○この奥にズンッとち○ぽが響くたび、快感の電気が背筋を上って、耳の奥らへんでバチッと弾けて悶えちゃうのが、わたしなのです。
「おあっ、あっ、あっあは♥ もっ、おおぉ……おぉ♥ おっぐうぅ! 奥ううぅっ♥」
濁声で悶えながらお尻をヘッドバンキングさせて、子宮口のおちょぼ口を塞ぐみたいに嵌まった超巨根ち○ぽを梃子の原理で上下にぐいぐい責め返します。
もちろん、ま○このほうもただでは済みません。ち○ぽの先で子宮口をずりずり揉み込まれるわけだから、お腹に響く低周波みたいな重たい快感がヤバいことになっちゃいます。
ち○ぽがズンッと押し込まれるたび、子宮の小部屋がぺしゃんこにされ、横隔膜が破けそうなくらい痙攣して、肺の中身が口から全部飛び出しちゃいます。
ち○ぽに突かれるその度に、身体が下から裏返されて、裏返されて、また裏返され……あ、これ、あれだ。
わたし、ドラゴンち○ぽのオナホールだ。しかも、亀頭に被せるサイズしかない極小オナホだ……!
「おっ♥ んおあっ♥ あっ、こっ……れっ、先っぽだっけえぇっ♥」
そりゃ、カリも筋もないわけですよ。だってこれ亀頭ですもん。カリの先ですもん。柔らかすべすべで当然ですよ。っていうか納得ですよ。このち○ぽは確かに超巨根だけど、ドラゴンの体長から想像すると小振りですよねぇって思ってたんですけど、これが亀頭だけだったとすれば納得です。お釈迦様の掌で弄ばれた孫悟空の気持ちです。
勘違いしていた恥ずかしさと、まだ本気を出されていなかったことを悟っての屈辱と、そして本気を出されたら確実に壊されるという恐怖とで、全身の毛穴がぶわっと開いて、冷や汗と脂汗とが同時に染み出してきました。
あぁ……主導権を完全に奪われちゃってるこの感じ、久々です。
媚びようにも抵抗しようにも身動ぎ以外の一切が許されなくて、仮に身動ぎしたところで気にもされないだろう、圧倒的な立場の差。生きるも死ぬも相手の気分次第。こちらからは何もできず、嵐の夜が終わるのを待つ子供のように、ただ一心に相手の気分が悪くならないことを願って時間が過ぎるのを待つ――ああ、この感覚です。
お腹の奥深くを直接叩く痛みと快感。暗い視界と押さえつけられた身体は、目隠し&拘束プレイ。背後から犯す相手の姿を見ることができず、想像のみが膨れ上がって、恐怖と快楽の地平が並行のままの交差していく。
五感も感情も壊れません。真っ直ぐのままです。わたしという器が歪むだけです。真っ直ぐなものが曲がって交わり、蕩けて泡立ち、溢れ出すまで歪むんです。ち○ぽでま○こごっちゅごちゅに抉られて混ぜられていくんです♥ 身体の中心に落っこちていくこの感じ、フリーフォールも目じゃない興奮。ま○この無いひとには分かりませんっ♥
「おぉ、んおぉ♥ おっ、もっ、おおぉ♥ っとおぉ……もっと♥ もっ、ほおぉ♥ ぉおおッ♥」
わたしのお尻は無意識で波打ち、本能レベルでち○ぽに合わせて、ま○この襞の全部を使って規格外ち○ぽの亀頭をべちゃべちゃ舐めしゃぶりです。
――グウゥウウゥッ!!
大音量が全方位から響き渡りました。ドラゴンの唸り声です。
その反響っぷりで、ここが洞窟のような場所なのだろうと分かったけれど、そんなことより重要なのは、ずっと黙ってち○ぽを前後させていたドラゴンが初めて唸ったことです。
「おっ、あっ♥ 出すっ、ですっかぁ♥ 出してっ、出しっひいぃ♥ ひゅごっ! おっ、んおっ♥ おほっ♥」
調子に乗っていつもの調子で中出しおねだりワードを口にしたけど、このドラゴンはそもそもわたしに理解も許可も求めていません。オナホでオナニーするときに、オナホに忖度するひと、いませんもんね♥
でも、オナホのほうはきっと分かっていますよ。自分を使っているち○ぽの射精スイッチが入った瞬間を♥
「んあぁ! うあっ、膨らんでっ……んおっ、お、んぉ♥」
ち○ぽがぐぐっと力瘤を作るように膨らんで、腰使いが速く細かく震えるようになっていきます。ち○ぽがいよいよ本気で射精体勢になって、射精すること以外考えられない馬鹿ち○ぽになったときの動きです。
「んおっ♥ おっ♥ おほっ、ほぁ……あっ、来るっ……イぐっ、んぐぅ♥」
ま○こをぱんぱんに拡げている亀頭で子宮口をぐにゅっと圧迫されて、さらに電マみたいな高速振動されたら、骨も内臓も振動でがくがくに掻き混ぜられて、身体全部がま○こに――オナホにされているんだと実感させられてヤバくてヤバすぎで、
「おっ、おあっ、おあぁっ♥ おおおあぁああッ♥♥」
ちょっと他人様にはお聞かせできない獣の声で大絶叫して強絶頂したイきまんギュンギュンに締めた瞬間、
――グロォオゥウァアアアッ!!
ドラゴンの雄叫びが洞窟内に大反響しました。
その大音響で後頭部で殴られて、中出し精液でお腹をパンパンに膨らまされて――わたしは轢かれた蛙のように意識を飛ばしたのでした。
わたしが目を覚ましたのは、全身を激しく揺さぶられる苦しさに叩き起こされたからでした。
「ここ、は……んあぁ!?」
辺りは薄暗くて、自分がどこにいるのかも、どんな体勢なのかも分からないという状況でしたが、途方に暮れる暇さえ与えてもらえませんでした。
わたしを叩き起こした衝撃が苦痛が、またしてもわたしを嬲り始めます。
ごっすごっす、と前後に揺さぶれる動き。この動きとお腹に響く衝撃の感じ、よく知っています。
――あ、これセックスされてる。
セックスされてること自体は、まあいいです。正直、死んだと思っていましたから、ちょっと犯されるくらい、ばっちこいです。
問題なのは、これが痛いセックスだということです。
「あっ、っ! 肩ぁ、背中ぁ、お腹あぁだだだあっ!」
わたし史上、最悪に可愛くない喘ぎ声です……。
わたはたぶん岩肌剥き出しの地べたにうつ伏せで寝かされていて、その背後から誰かが――わたしを鉤爪の餌食にしてくれたドラゴン? 背後だから見えないけれど、とにかく誰かが後背位というか寝バックでずっこんばっこん腰振り決めてくれやがっているおかげで、胸とか腕とか頬とかが地べたにずりずり擦られて、大根おろしの気分を味わわされているわけです。
っていうか、わたしじゃなかったら泣き叫んでますよ!?
「あっ、あががっ! 痛いぃいだあぁ!」
泣き叫んではいないけど、叫んではいます。だって痛いんですもん。とくに痛いのは左の肩と脇腹で、じくじくと熱を持っています。
あ……思い出しました。左の肩と脇腹の二箇所は、ドラゴンの鉤爪が刺さった箇所でした。あのとき、咄嗟に倒れて逃れようとしたけれど無理で、横倒しになった身体を鉤爪でざっくり抉られて持ち上げられたのでした。そのときの痛み――いえ、激痛で意識がなくなって、気がついたら寝バックだったというわけです。
うわぁ……これ、やっぱり泣いていいやつですよね……。
「痛あっ、いだっ……ちょっ、待ああぁ!!」
左肩と左脇腹も痛いですけど、岩肌に擦りつけられている頬や胸も十分に痛いです。確実に皮膚が裂けていると思います。擦り傷というか削れ傷ができちゃってますよ!
でも、一番ヒリヒリするのはま○こです。
「……っひうぁ!? あっ、あぁ♥ あっ……いぃ! いっだぁ……あっ、あぁ♥」
戦士ゴブさんたちの巨根よりもさらに二回りは太くて長い超巨根が、わたしのま○こをメリメリと引き裂かんばかりに拡げながら前後に振動しているのです。
さすがのわたしも痛いと思っちゃうのですけど、痛みの奥からどろどろ溢れてくる気持ち良さもあって、“痛い”と“気持ちいい”が頭の中でマイムマイムです。
せめてもの救いは、この超巨根ち○ぽは段差のないつるっとした魚肉ソーセージみたいな嵌まり心地で、穴の中身を引きずり出されることがなさそうだっていうことでしょう。ただし、この太さと長さだけで十分に凶器ですが。
「あっ、ぐひっ! ……んおっ、おぉ♥」
太くて長くて柔らかな丸太みたいなち○ぽが、穴奥の行き止まりをゴンゴン押してきます。その力はとても強くて、押されるたびにお腹の奥から腹式呼吸の喘ぎが飛び出し、全裸の胸やら頬やらが岩肌に擦れてヒリヒリと痛むわけです。
でも、そんなに強い力でずこずこヤられたら、わたしの身体は尺取り虫みたいに匍匐前進しそうなものですけど、そこはどうやら、あの鉤爪が両肩を挟むような形でわたしの肩口から肩甲骨にかけてを押さえつけているようでした。
ようでしたというのは、ここが薄暗い上に背後を振り返れないので、痛みと快感の二重奏で悶えさせられながら、意識の隅っこで想像するしかできないからです。
でも、あの河原で鉤爪に捕らえられる直前に見たドラゴンの巨体からすると、ドラゴンはいま、わたしをどういう体勢で犯しているのでしょう?
身長二メートルや三メートルくらいの体格なら、第一印象通りの寝バックなんですが、ドラゴンはもっと巨体……たぶん全長五メートルは余裕で超えていたと思うんですよね。それで、わたしの肩口を押さえつけているのが鉤爪だとすると……ドラゴンはお座りの姿勢でもって、わたしを後ろ脚で踏みつけて、ち○ぽを挿入している? ということ?
想像したらなかなかに屈辱的で、顔が笑ってしまいました。
「――ふっ、ふ、ふほっほおぉ♥」
笑っている途中でズンッとち○ぽを押し込まれて、一際大きく下品な声で喘がされました。お腹を押すと音が出る人形にされた気分です。
「おっ、ふっ……うぅ……うっ♥ うっ、うぉ♥ んおっ♥ うおっ♥」
ち○ぽのピストン運動がピッチを上げてきている……と思ったら、わたしがち○ぽの動きに合わせてお尻を振っていたのでした。
うつ伏せで押さえつけられている窮屈な体勢だというのに、わたしはお尻だけうねうねと尺取り虫のように波打たせて、丸太サイズの発泡スチロールみたいなち○ぽを自分からもぐもぐ頬張りにいっていました。
「おっ、んおぉ♥ ドラゴンち○ぽおぉ! 奥うぅ! おぐっ♥ おごっ♥ ほごおぉっ♥」
身体中、痛いんです。
身体の前半分は大根おろしにされてるし、鉤爪に抉られた肩や脇腹はずっと焼けるように痛いし、低反発滑らかち○ぽで拡張されてるま○こはビリッと裂けちゃいそうなのに……それなのに、ま○この奥にズンッとち○ぽが響くたび、快感の電気が背筋を上って、耳の奥らへんでバチッと弾けて悶えちゃうのが、わたしなのです。
「おあっ、あっ、あっあは♥ もっ、おおぉ……おぉ♥ おっぐうぅ! 奥ううぅっ♥」
濁声で悶えながらお尻をヘッドバンキングさせて、子宮口のおちょぼ口を塞ぐみたいに嵌まった超巨根ち○ぽを梃子の原理で上下にぐいぐい責め返します。
もちろん、ま○このほうもただでは済みません。ち○ぽの先で子宮口をずりずり揉み込まれるわけだから、お腹に響く低周波みたいな重たい快感がヤバいことになっちゃいます。
ち○ぽがズンッと押し込まれるたび、子宮の小部屋がぺしゃんこにされ、横隔膜が破けそうなくらい痙攣して、肺の中身が口から全部飛び出しちゃいます。
ち○ぽに突かれるその度に、身体が下から裏返されて、裏返されて、また裏返され……あ、これ、あれだ。
わたし、ドラゴンち○ぽのオナホールだ。しかも、亀頭に被せるサイズしかない極小オナホだ……!
「おっ♥ んおあっ♥ あっ、こっ……れっ、先っぽだっけえぇっ♥」
そりゃ、カリも筋もないわけですよ。だってこれ亀頭ですもん。カリの先ですもん。柔らかすべすべで当然ですよ。っていうか納得ですよ。このち○ぽは確かに超巨根だけど、ドラゴンの体長から想像すると小振りですよねぇって思ってたんですけど、これが亀頭だけだったとすれば納得です。お釈迦様の掌で弄ばれた孫悟空の気持ちです。
勘違いしていた恥ずかしさと、まだ本気を出されていなかったことを悟っての屈辱と、そして本気を出されたら確実に壊されるという恐怖とで、全身の毛穴がぶわっと開いて、冷や汗と脂汗とが同時に染み出してきました。
あぁ……主導権を完全に奪われちゃってるこの感じ、久々です。
媚びようにも抵抗しようにも身動ぎ以外の一切が許されなくて、仮に身動ぎしたところで気にもされないだろう、圧倒的な立場の差。生きるも死ぬも相手の気分次第。こちらからは何もできず、嵐の夜が終わるのを待つ子供のように、ただ一心に相手の気分が悪くならないことを願って時間が過ぎるのを待つ――ああ、この感覚です。
お腹の奥深くを直接叩く痛みと快感。暗い視界と押さえつけられた身体は、目隠し&拘束プレイ。背後から犯す相手の姿を見ることができず、想像のみが膨れ上がって、恐怖と快楽の地平が並行のままの交差していく。
五感も感情も壊れません。真っ直ぐのままです。わたしという器が歪むだけです。真っ直ぐなものが曲がって交わり、蕩けて泡立ち、溢れ出すまで歪むんです。ち○ぽでま○こごっちゅごちゅに抉られて混ぜられていくんです♥ 身体の中心に落っこちていくこの感じ、フリーフォールも目じゃない興奮。ま○この無いひとには分かりませんっ♥
「おぉ、んおぉ♥ おっ、もっ、おおぉ♥ っとおぉ……もっと♥ もっ、ほおぉ♥ ぉおおッ♥」
わたしのお尻は無意識で波打ち、本能レベルでち○ぽに合わせて、ま○この襞の全部を使って規格外ち○ぽの亀頭をべちゃべちゃ舐めしゃぶりです。
――グウゥウウゥッ!!
大音量が全方位から響き渡りました。ドラゴンの唸り声です。
その反響っぷりで、ここが洞窟のような場所なのだろうと分かったけれど、そんなことより重要なのは、ずっと黙ってち○ぽを前後させていたドラゴンが初めて唸ったことです。
「おっ、あっ♥ 出すっ、ですっかぁ♥ 出してっ、出しっひいぃ♥ ひゅごっ! おっ、んおっ♥ おほっ♥」
調子に乗っていつもの調子で中出しおねだりワードを口にしたけど、このドラゴンはそもそもわたしに理解も許可も求めていません。オナホでオナニーするときに、オナホに忖度するひと、いませんもんね♥
でも、オナホのほうはきっと分かっていますよ。自分を使っているち○ぽの射精スイッチが入った瞬間を♥
「んあぁ! うあっ、膨らんでっ……んおっ、お、んぉ♥」
ち○ぽがぐぐっと力瘤を作るように膨らんで、腰使いが速く細かく震えるようになっていきます。ち○ぽがいよいよ本気で射精体勢になって、射精すること以外考えられない馬鹿ち○ぽになったときの動きです。
「んおっ♥ おっ♥ おほっ、ほぁ……あっ、来るっ……イぐっ、んぐぅ♥」
ま○こをぱんぱんに拡げている亀頭で子宮口をぐにゅっと圧迫されて、さらに電マみたいな高速振動されたら、骨も内臓も振動でがくがくに掻き混ぜられて、身体全部がま○こに――オナホにされているんだと実感させられてヤバくてヤバすぎで、
「おっ、おあっ、おあぁっ♥ おおおあぁああッ♥♥」
ちょっと他人様にはお聞かせできない獣の声で大絶叫して強絶頂したイきまんギュンギュンに締めた瞬間、
――グロォオゥウァアアアッ!!
ドラゴンの雄叫びが洞窟内に大反響しました。
その大音響で後頭部で殴られて、中出し精液でお腹をパンパンに膨らまされて――わたしは轢かれた蛙のように意識を飛ばしたのでした。
0
お気に入りに追加
222
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる