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後日譚
〈終幕〉もう一つの奇跡とそれぞれの行方
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ルーカニア帝国の美しい双子星。
片割れの皇女エレナが至福を掴めば、さすがは双子だけあり、もう片方の皇太子ルークさえも至福を掴む。
あの仮面舞踏会の夜。
奇跡は皇女エレナだけに留まらず、皇太子ルークにも降り注ぐ。
折しも、たまたま紛れ込んだ男爵家の令嬢リンディとの「奇跡の一夜」を手にする皇太子ルーク。
愛らしい「運命の伴侶」リンディを見つける。
* * * * * * * * * *
皇城の大広間での階上で繰り広げられる皇女エレナと近衛騎士エヴァンとの恋物語。
仮面舞踏会に参加する貴族達の殆どが其の場へと集い、美しい二人の逢瀬を見届けては酔いしれる。
皇太子ルークも愛する妹皇女の至福を見届けては安心する一方で、やはり一抹の寂しさは覚える様子。
最早、皇女エレナと近衛騎士エヴァンが大広間から去れば、皇太子ルークも踵を返しては、人知れず大広間を抜け出し、月明かりが照らす露台へと出る。
黄金の髪は黒く染め、仮面を付けるせいで、誰も彼が皇太子ルークだとは思わない。案外、それも心地が良いとも。
唯一人、露台の手摺りへと腰掛け、仄かに輝く月を見つめれば、妙な感傷的な気分が訪れる。
生まれてからこれまで共に側にあり続けた同じ腹から生まれた片割れの皇女エレナ。その存在が、もはや永久に傍らから去る。
喜びも悲しみも……常に分かち合ってきた双子星。
「エレナの幸せは私の幸せ……おまえが幸せならそれで良い。愛する私の片割れエレナ……必ず幸せになれ……」
誰に云うのでもなく独り囁く。
その最中、不意に皇太子ルークの鼻腔を掠める芳しい香り。これまでに経験のない溺れそうな程に甘く魅惑的な香り。
(嗚呼っ……だめだ、惹き寄せられる……)
香りが漂う方へと視線を向ければ人影が一つ。
「誰だ……?」
云うが早いか、皇太子ルークが其の人影へと歩み寄れば令嬢らしき人影。
雲間に隠れていた月が顔を出せば、小柄な令嬢の姿。しかも人がいないと思ったのか、顔を覆う仮面は取り払われ、愛らしい顔が晒されている。
「亜麻色の豊かな巻き髪」に加え、驚きに大きく見開かれた「瞳さえも亜麻色」と美しい。
「君は……とても愛らしい……」
自然と言葉が口を付く皇太子ルーク。
令嬢からはいっそうの芳わしい香りが際立つ。
「聞くが……ご令嬢は何か香油らしき物つけているのか?」
「そんなっ! とんでもないです! その様な贅沢品は、私のような物には買えません……」
羞恥心に俯いては即答する令嬢には、何か事情がありそうな様子。
それよりも今は甘く芳しい香りが皇太子ルークの心を占め、酔わせる。
(では、やはりこれが己れの伴侶から漂うという香りか? 嗚呼っ、ようやく私にも愛すべき伴侶が、ならば君を手に入れるまで……)
思わず笑みが零れる皇太子ルーク。最早、身体が勝手に反応するのか、驚く令嬢にも構わず引き寄せては抱き締める。
「……あっ! あのっ……」
「……大丈夫。私は決して怪しい者ではない。それよりも君から香る芳しい香りには、どうにも抗えそうにない……」
皇太子ルークの本能が目の前の令嬢を求めてやまない。
気が付けば引き寄せ、しかと抱き締めたまま芳しい香りを放つ令嬢の柔らかな唇を奪う。最初こそ抵抗を見せる令嬢も皇太子ルークからの激しい接吻に、いつの間にか絆され、愛らしい顔を赤らめては、うっとりと皇太子ルークを見つめ返す。
「……求め合う気持ちを君も感じるはずだ? 私達が惹かれ合うのは理屈ではなく本能だと……わかるよね?」
再び接吻を浴びせる。もはや言葉などは必要ない。
「運命の伴侶」は本能的に惹かれ合う。そして皇家に生まれた嫡子の御子を宿せるのも番う相手のみ。
皇太子ルークの手に落ちた令嬢の運命は、ただただ甘く激しく情愛されることだけ。
皇太子ルークも「奇跡の一夜」を手に入れた事は云うまでもない。
その後。
無垢な花を捧げた相手がまさかの皇太子ルークで、貧しい下級貴族の自分が帝国の皇太子妃になるとは思わず、卒倒するほどに驚く令嬢の愛らしい姿がある。
* * * * * * * * * *
仮面舞踏会に紛れ込んだのは、と或る男爵家の令嬢リンディ。
仲睦まじい男爵家当主の父と男爵夫人の母は、不慮の事故により突然の他界。早逝した父母に代わり現れたのが父の弟夫妻。
勝手に後継人を名乗り、男爵家へ入り込んだ欲深い叔父夫妻は、兄の子である男爵令嬢リンディを可愛がる事はせず、もはや使用人扱い。
元より贅沢な暮らしはせず、慎ましく暮らす男爵家。裕福とは縁遠く、名ばかりの下級貴族とも。そこへ欲深い叔父夫妻が現れ、好き放題に生活を送れば、限りある財貨は一気に底をつく。そこで白羽の矢を当てられたのは、男爵令嬢リンディ。叔母が運良く手に入れた皇家主催の仮面舞踏会への招待状。
「金回りのいい貴族でもたらし込んでおいでー! そうでもしなければ此の屋敷には住まわせないよ」
そう告げる強欲な叔母には逆らえず、仕方がなしに壮大な皇城の仮面舞踏会の場へと赴く男爵令嬢リンディ。そのあまりにも煌びやかな世界に気後れする。
更には、「帝国の宝」と謳われる皇女エレナの華やかな恋物語が繰り広げられれば、「羨ましい……」と余計にいたたまれない。
その場からはそっと踵を返し、静かな露台へと出れば、まさに「運命の出逢い」を果たす事になる男爵令嬢リンディ。
まさかの皇太子ルークと蜜なる夜を過ごし、男爵家の事情を聞いた皇太子ルークにより、そのまま皇城へと留め置かれる。
ようやく至福を手に入れる男爵令嬢リンディは、その後は〈婚姻の儀〉を執り行い、盛大に〈華燭の祝祭〉にてお披露目される。
一方の男爵家は……と云えば、家督を継ぐ嫡子不在で爵位返上となり、その後の欲深い叔父夫妻の行方は知れない。
* * * * * * * * * *
多少の余談話。
かなり以前、生まれたばかりの皇女エレナに執着を見せたブレイディ王国の嫡太子ロイと王子ロニー。
その後、国王レナルドの執愛の猛攻撃を受けた母后アラナが、まさかの懐妊で王女を産み落とす。
ブレイディ王国レナルド夫妻には初めての王女の誕生に、歳の離れた兄の嫡太子ロイが殊更に溺愛し、もはや夢中なおかげで兄王子ロイに懐いては、一時も離れたがらない王女の姿が見られる。
方や、兄王子ロイとは双生となる弟王子ロニーは、あれ以来そのままルーカニア帝国へと残り、皇帝アレクシスの後継の下、公爵位を継いだ近衛騎士エヴァンと入れ替わるように、奇しくも、今では騎士団長を務める程の武技を身に付ける。
後に、ルーカニア帝国の侯爵家の令嬢と恋に落ちる王子ロニーは、そのまま嫡子のいない侯爵家へと婿入りし、家督を継いでは侯爵家当主となる。
こうした事もあり、王妃アラナと皇后セレーナ母娘の関係は、国同士でも深く深く繋がる事となる。
皆がそれぞれの“至福”を生きる今がある。
〈完結〉
※稚拙ながらも最後までお読み頂き、ありがとうございます。
片割れの皇女エレナが至福を掴めば、さすがは双子だけあり、もう片方の皇太子ルークさえも至福を掴む。
あの仮面舞踏会の夜。
奇跡は皇女エレナだけに留まらず、皇太子ルークにも降り注ぐ。
折しも、たまたま紛れ込んだ男爵家の令嬢リンディとの「奇跡の一夜」を手にする皇太子ルーク。
愛らしい「運命の伴侶」リンディを見つける。
* * * * * * * * * *
皇城の大広間での階上で繰り広げられる皇女エレナと近衛騎士エヴァンとの恋物語。
仮面舞踏会に参加する貴族達の殆どが其の場へと集い、美しい二人の逢瀬を見届けては酔いしれる。
皇太子ルークも愛する妹皇女の至福を見届けては安心する一方で、やはり一抹の寂しさは覚える様子。
最早、皇女エレナと近衛騎士エヴァンが大広間から去れば、皇太子ルークも踵を返しては、人知れず大広間を抜け出し、月明かりが照らす露台へと出る。
黄金の髪は黒く染め、仮面を付けるせいで、誰も彼が皇太子ルークだとは思わない。案外、それも心地が良いとも。
唯一人、露台の手摺りへと腰掛け、仄かに輝く月を見つめれば、妙な感傷的な気分が訪れる。
生まれてからこれまで共に側にあり続けた同じ腹から生まれた片割れの皇女エレナ。その存在が、もはや永久に傍らから去る。
喜びも悲しみも……常に分かち合ってきた双子星。
「エレナの幸せは私の幸せ……おまえが幸せならそれで良い。愛する私の片割れエレナ……必ず幸せになれ……」
誰に云うのでもなく独り囁く。
その最中、不意に皇太子ルークの鼻腔を掠める芳しい香り。これまでに経験のない溺れそうな程に甘く魅惑的な香り。
(嗚呼っ……だめだ、惹き寄せられる……)
香りが漂う方へと視線を向ければ人影が一つ。
「誰だ……?」
云うが早いか、皇太子ルークが其の人影へと歩み寄れば令嬢らしき人影。
雲間に隠れていた月が顔を出せば、小柄な令嬢の姿。しかも人がいないと思ったのか、顔を覆う仮面は取り払われ、愛らしい顔が晒されている。
「亜麻色の豊かな巻き髪」に加え、驚きに大きく見開かれた「瞳さえも亜麻色」と美しい。
「君は……とても愛らしい……」
自然と言葉が口を付く皇太子ルーク。
令嬢からはいっそうの芳わしい香りが際立つ。
「聞くが……ご令嬢は何か香油らしき物つけているのか?」
「そんなっ! とんでもないです! その様な贅沢品は、私のような物には買えません……」
羞恥心に俯いては即答する令嬢には、何か事情がありそうな様子。
それよりも今は甘く芳しい香りが皇太子ルークの心を占め、酔わせる。
(では、やはりこれが己れの伴侶から漂うという香りか? 嗚呼っ、ようやく私にも愛すべき伴侶が、ならば君を手に入れるまで……)
思わず笑みが零れる皇太子ルーク。最早、身体が勝手に反応するのか、驚く令嬢にも構わず引き寄せては抱き締める。
「……あっ! あのっ……」
「……大丈夫。私は決して怪しい者ではない。それよりも君から香る芳しい香りには、どうにも抗えそうにない……」
皇太子ルークの本能が目の前の令嬢を求めてやまない。
気が付けば引き寄せ、しかと抱き締めたまま芳しい香りを放つ令嬢の柔らかな唇を奪う。最初こそ抵抗を見せる令嬢も皇太子ルークからの激しい接吻に、いつの間にか絆され、愛らしい顔を赤らめては、うっとりと皇太子ルークを見つめ返す。
「……求め合う気持ちを君も感じるはずだ? 私達が惹かれ合うのは理屈ではなく本能だと……わかるよね?」
再び接吻を浴びせる。もはや言葉などは必要ない。
「運命の伴侶」は本能的に惹かれ合う。そして皇家に生まれた嫡子の御子を宿せるのも番う相手のみ。
皇太子ルークの手に落ちた令嬢の運命は、ただただ甘く激しく情愛されることだけ。
皇太子ルークも「奇跡の一夜」を手に入れた事は云うまでもない。
その後。
無垢な花を捧げた相手がまさかの皇太子ルークで、貧しい下級貴族の自分が帝国の皇太子妃になるとは思わず、卒倒するほどに驚く令嬢の愛らしい姿がある。
* * * * * * * * * *
仮面舞踏会に紛れ込んだのは、と或る男爵家の令嬢リンディ。
仲睦まじい男爵家当主の父と男爵夫人の母は、不慮の事故により突然の他界。早逝した父母に代わり現れたのが父の弟夫妻。
勝手に後継人を名乗り、男爵家へ入り込んだ欲深い叔父夫妻は、兄の子である男爵令嬢リンディを可愛がる事はせず、もはや使用人扱い。
元より贅沢な暮らしはせず、慎ましく暮らす男爵家。裕福とは縁遠く、名ばかりの下級貴族とも。そこへ欲深い叔父夫妻が現れ、好き放題に生活を送れば、限りある財貨は一気に底をつく。そこで白羽の矢を当てられたのは、男爵令嬢リンディ。叔母が運良く手に入れた皇家主催の仮面舞踏会への招待状。
「金回りのいい貴族でもたらし込んでおいでー! そうでもしなければ此の屋敷には住まわせないよ」
そう告げる強欲な叔母には逆らえず、仕方がなしに壮大な皇城の仮面舞踏会の場へと赴く男爵令嬢リンディ。そのあまりにも煌びやかな世界に気後れする。
更には、「帝国の宝」と謳われる皇女エレナの華やかな恋物語が繰り広げられれば、「羨ましい……」と余計にいたたまれない。
その場からはそっと踵を返し、静かな露台へと出れば、まさに「運命の出逢い」を果たす事になる男爵令嬢リンディ。
まさかの皇太子ルークと蜜なる夜を過ごし、男爵家の事情を聞いた皇太子ルークにより、そのまま皇城へと留め置かれる。
ようやく至福を手に入れる男爵令嬢リンディは、その後は〈婚姻の儀〉を執り行い、盛大に〈華燭の祝祭〉にてお披露目される。
一方の男爵家は……と云えば、家督を継ぐ嫡子不在で爵位返上となり、その後の欲深い叔父夫妻の行方は知れない。
* * * * * * * * * *
多少の余談話。
かなり以前、生まれたばかりの皇女エレナに執着を見せたブレイディ王国の嫡太子ロイと王子ロニー。
その後、国王レナルドの執愛の猛攻撃を受けた母后アラナが、まさかの懐妊で王女を産み落とす。
ブレイディ王国レナルド夫妻には初めての王女の誕生に、歳の離れた兄の嫡太子ロイが殊更に溺愛し、もはや夢中なおかげで兄王子ロイに懐いては、一時も離れたがらない王女の姿が見られる。
方や、兄王子ロイとは双生となる弟王子ロニーは、あれ以来そのままルーカニア帝国へと残り、皇帝アレクシスの後継の下、公爵位を継いだ近衛騎士エヴァンと入れ替わるように、奇しくも、今では騎士団長を務める程の武技を身に付ける。
後に、ルーカニア帝国の侯爵家の令嬢と恋に落ちる王子ロニーは、そのまま嫡子のいない侯爵家へと婿入りし、家督を継いでは侯爵家当主となる。
こうした事もあり、王妃アラナと皇后セレーナ母娘の関係は、国同士でも深く深く繋がる事となる。
皆がそれぞれの“至福”を生きる今がある。
〈完結〉
※稚拙ながらも最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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さり様💕
返信ありがとうございます🤗
私は家庭教師の方が良いと思うのですが🤔謎めいている気がします🤭
こんな事しか言えなくてすみません🥹
少しでもさり様の参考になれば嬉しいですが〜🤗💕
アマサン様💕早速の返信ありがとう💕やっぱり!凄いね💕 今ね、子どもにも意見聞いたら、アマサン様と同じく“家庭教師”の方が良いと🤗 読むのは読書様だから貴重な意見をありがとう🥰 助かる〜😆 題名を決めるには、いつも迷走して💦 なかなか決まらず💧 ちなみに子どもが言うには「今どき“ヒロイン”なんていう語呂には食い付かないよ〜! なんの捻りもパンチもない」だって🤣
さり様💕
おはようございます🤗
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アマサン様💕おはよう💕感想ありがとう💕そうなだよ、覚えやすい題名ないかなぁ……と色々と思案中🙄(まだ変わるかも💧←懲りないね🤣) それで聞いていい? 今現在書いている作品(家庭教師リディアちゃん)だけど、“秘密を抱えたヒロイン”と“秘密を抱えた家庭教師”だと、アマサン様ならどちらが食いつきやすい?やっぱり家庭教師を入れた方がいいかなぁ?
初めましてさり様😊
仮面舞踏会という素敵なテーマ♪夢のような綺麗なお話で、とても楽しく読まさせてもらいました🎵 後日譚の皇女と近衛騎士のお話も良かったです🥰 素敵です♪さり様のお話は、その後も書かれている事が多いので、二倍楽しませてもらえるのも最高です😆
実はさり様の小説は、全て読ませてもらいました🎵面白かったです!
今後も楽しみにしています🥰 頑張ってください😆
初めましてピース様🤗 こちらにも感想ありがとうございます✨ 稚拙な作者にとっては、こうして感想を頂けるのは、ただただ嬉しい限りです🧡 ありがとうございます✨
基本ハピエンが好きなので、やっぱり最後は皆がハピエン🎶 お気に召して頂けて良かったです😆