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学園要塞ー中編ー
6.愛眼猟犬✦︎
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※注意書き※
性描写あり(カントボーイ/クリ責め、無理矢理、強姦未遂)
ぐったりと弛緩した体を見下ろしたハイデがため息を吐く。
「クレマ、無駄に時間を掛けないで。このままではコイツの目的通りになってしまう」
「目的通り?」と訊くと、ハイデは男の顔を覗き込んで「お前、禁書がどこにあるのか本当に知っているみたいだね」と首を掴んだ。
「コイツ、自分が犠牲になって終わる気だよ」
他に知っている奴はいないから証拠隠滅になってしまうと言うハイデに、マディはなんだって!? と目を瞠る。
「クレマ、コイツは君の得意な方が効果的だと思う」
許可するよと首から手を離したハイデはふっと笑った。気味の悪い、ねっとりとした笑い方だ。クレマは片足を留めていた紐を外し、今度は立たせた膝を紐で縛り付ける。もう片方もそうすると、割れ目が見えやすくなり、マディはおおと声を上げた。
女性器に鼻を押し付けたクレマが、匂いを嗅いで満足気に吐き出す。いきなり割れ目に吸い付き、指で開いて舐めまわしたので男がいやだと喚いた。
顔を上げて「処女の匂いだ」と恍惚な顔を向けてきたのは正直気持ち悪いが、あの綺麗なまんこが未使用だと分かって勃起するのを止められない。
「マジかよ、お前ヤったことねェの!? 俺とヤるか!」
「誰が……っ、死んでもごめんだね」
ぐちゅぐちゅと酷い音を立てながら舐め回されながらも涙を堪えているが、一体なにに操を立てる必要があるのか。
「クレマ、処女膜でも舐めてあげたら」
「舐めっ? 舐めれるもんじゃねェだろ!」
ハイデのその発言があまりに面白く、手を叩いて笑う。顔を蒼白にさせた男がハイデの方を見ようとして顎を逸らし、それからクレマの方に顔を向ける。どうしたものかと悩んでいたようなクレマもとりあえずと顔を寄せた。
「やめっ、やめてくれ……!」
悲痛な叫び声に"犯してほしい男が別にいる"のだと分かり、吹き出してしまう。手で隠すこともできない男はクレマを止めようと精一杯声を上げるが、長い舌がずるずると入り込んでいくのが見えた。
「ぃ、いた……っ、痛いぃ……っ! ほんとに、やめ」
「答えろ、領主。アンビトン・ネージュの禁書はどこにある」
か細い声で嫌がりながら、クレマの舌を受け入れるしかない領主の目尻から涙が流れていく。それでもまだ口を割らないので、ハイデが苛立って「クレマ、破っていいよ」と命じた。腰を振って嫌がる男の太ももに手を当て、クレマの頭が沈んでいく。
「ゃ、ね、ンんっ、~~~~ひっ、ぃ゙」
覗きこむと、ズルズルと長い舌が入りこんでいくのが見えておお~っと歓声を上げる。だが、クレマがうねうねと舌を動かして首を傾げてから舌を出した。
「……なんだこれは。お前、こんなところに防御魔法を張っているのか」
そんなことをするくらいなら好きな男に抱いてくれの一言くらい言ったらどうなんだねと言うクレマに、男は「馬鹿なことを言わないでくれ!」と叫んだ。
「そんなところに防御魔法なんか掛けたりしない!」
人を変態扱いするなと怒る男に、クレマはだがと舌の先を撫でる。そんな強固な襞があるはずないんだがと眉を寄せるクレマの肩を押して後ろに引く。
「おい、俺にもやらせろよ!」
クレマをどかせたマディは、指で小さいながらも主張していた陰核を抓んだ。痛いと言う男に逆らってキスをして強く吸い付き、剥いてやるよと指を当てる。
「ひっ……む、剥くって」
なにをされるかも知らない様子の男に笑い声が止まらず、無理矢理包皮を剥いてやった。赤くなって震える陰核を捏ねくり回し、ピンピンと指ではじいてから強く吸い上げた。
「ん~~っ、あっめぇ」
ちゅうっと割れ目に吸い付き、溢れてくる愛液を舐め取る。ちゅっちゅっと音を立ててキスをすると小さく悲鳴が上がるのが愉快で堪らない。
「処女貰っちまおうかな~、アンタには散々痛い目に遭わされたしな」
綺麗なまんこだと褒めて何度もキスをして指を突き入れると、中の襞が吸い付いてくるようだった。間違いなく極上ものだ。これが未使用のままなんて世界の損失だ。
「やめ、やめてくれ……っ!」
「こんなのチラつかされて我慢できるかよ!」
犯されたくなかったら禁書の在処を言えとは言ったが、言ったとしてももう止めてやる気はなかった。問答無用で子宮口まで犯し尽くすーーそう思った時だ。
押さえつけていた男の目が変わったのは。虹彩と瞳孔が三つに増えたのを見たマディはぎょっとして背を引く。は……? と口から声が出ると、また元のグレーブルーに戻る。
「おい、目だ! コイツの目、なんかあるぞ」
見てろと言いながら割れ目に指を突っ込んで掻き回すと、ハイデとクレマが寄ってきて男の顔を覗きこむ。悲痛な表情を浮かべる男の目に、今度はピンクに蜘蛛の巣のような模様が浮かんだ。カチ、と歯が鳴ったのを聞き逃さなかったクレマが「当たりだな」と同意する。
「どういう原理かは分かんねえが、目に封じてあるのか」
「この男、魔眼持ちだったのか。だが、魔眼は研究対象が少なくて進んでいないからな……」
奪おうよ。そう声が聞こえてきて二人は顔を上げた。すると、ハイデが脂光った笑みを男に向けていた。
「目を繰り出してしまえば使えなくなるぞ」
「いいから、目を変えて。慌てるということは、どうにかすれば奪えるんだ」
性描写あり(カントボーイ/クリ責め、無理矢理、強姦未遂)
ぐったりと弛緩した体を見下ろしたハイデがため息を吐く。
「クレマ、無駄に時間を掛けないで。このままではコイツの目的通りになってしまう」
「目的通り?」と訊くと、ハイデは男の顔を覗き込んで「お前、禁書がどこにあるのか本当に知っているみたいだね」と首を掴んだ。
「コイツ、自分が犠牲になって終わる気だよ」
他に知っている奴はいないから証拠隠滅になってしまうと言うハイデに、マディはなんだって!? と目を瞠る。
「クレマ、コイツは君の得意な方が効果的だと思う」
許可するよと首から手を離したハイデはふっと笑った。気味の悪い、ねっとりとした笑い方だ。クレマは片足を留めていた紐を外し、今度は立たせた膝を紐で縛り付ける。もう片方もそうすると、割れ目が見えやすくなり、マディはおおと声を上げた。
女性器に鼻を押し付けたクレマが、匂いを嗅いで満足気に吐き出す。いきなり割れ目に吸い付き、指で開いて舐めまわしたので男がいやだと喚いた。
顔を上げて「処女の匂いだ」と恍惚な顔を向けてきたのは正直気持ち悪いが、あの綺麗なまんこが未使用だと分かって勃起するのを止められない。
「マジかよ、お前ヤったことねェの!? 俺とヤるか!」
「誰が……っ、死んでもごめんだね」
ぐちゅぐちゅと酷い音を立てながら舐め回されながらも涙を堪えているが、一体なにに操を立てる必要があるのか。
「クレマ、処女膜でも舐めてあげたら」
「舐めっ? 舐めれるもんじゃねェだろ!」
ハイデのその発言があまりに面白く、手を叩いて笑う。顔を蒼白にさせた男がハイデの方を見ようとして顎を逸らし、それからクレマの方に顔を向ける。どうしたものかと悩んでいたようなクレマもとりあえずと顔を寄せた。
「やめっ、やめてくれ……!」
悲痛な叫び声に"犯してほしい男が別にいる"のだと分かり、吹き出してしまう。手で隠すこともできない男はクレマを止めようと精一杯声を上げるが、長い舌がずるずると入り込んでいくのが見えた。
「ぃ、いた……っ、痛いぃ……っ! ほんとに、やめ」
「答えろ、領主。アンビトン・ネージュの禁書はどこにある」
か細い声で嫌がりながら、クレマの舌を受け入れるしかない領主の目尻から涙が流れていく。それでもまだ口を割らないので、ハイデが苛立って「クレマ、破っていいよ」と命じた。腰を振って嫌がる男の太ももに手を当て、クレマの頭が沈んでいく。
「ゃ、ね、ンんっ、~~~~ひっ、ぃ゙」
覗きこむと、ズルズルと長い舌が入りこんでいくのが見えておお~っと歓声を上げる。だが、クレマがうねうねと舌を動かして首を傾げてから舌を出した。
「……なんだこれは。お前、こんなところに防御魔法を張っているのか」
そんなことをするくらいなら好きな男に抱いてくれの一言くらい言ったらどうなんだねと言うクレマに、男は「馬鹿なことを言わないでくれ!」と叫んだ。
「そんなところに防御魔法なんか掛けたりしない!」
人を変態扱いするなと怒る男に、クレマはだがと舌の先を撫でる。そんな強固な襞があるはずないんだがと眉を寄せるクレマの肩を押して後ろに引く。
「おい、俺にもやらせろよ!」
クレマをどかせたマディは、指で小さいながらも主張していた陰核を抓んだ。痛いと言う男に逆らってキスをして強く吸い付き、剥いてやるよと指を当てる。
「ひっ……む、剥くって」
なにをされるかも知らない様子の男に笑い声が止まらず、無理矢理包皮を剥いてやった。赤くなって震える陰核を捏ねくり回し、ピンピンと指ではじいてから強く吸い上げた。
「ん~~っ、あっめぇ」
ちゅうっと割れ目に吸い付き、溢れてくる愛液を舐め取る。ちゅっちゅっと音を立ててキスをすると小さく悲鳴が上がるのが愉快で堪らない。
「処女貰っちまおうかな~、アンタには散々痛い目に遭わされたしな」
綺麗なまんこだと褒めて何度もキスをして指を突き入れると、中の襞が吸い付いてくるようだった。間違いなく極上ものだ。これが未使用のままなんて世界の損失だ。
「やめ、やめてくれ……っ!」
「こんなのチラつかされて我慢できるかよ!」
犯されたくなかったら禁書の在処を言えとは言ったが、言ったとしてももう止めてやる気はなかった。問答無用で子宮口まで犯し尽くすーーそう思った時だ。
押さえつけていた男の目が変わったのは。虹彩と瞳孔が三つに増えたのを見たマディはぎょっとして背を引く。は……? と口から声が出ると、また元のグレーブルーに戻る。
「おい、目だ! コイツの目、なんかあるぞ」
見てろと言いながら割れ目に指を突っ込んで掻き回すと、ハイデとクレマが寄ってきて男の顔を覗きこむ。悲痛な表情を浮かべる男の目に、今度はピンクに蜘蛛の巣のような模様が浮かんだ。カチ、と歯が鳴ったのを聞き逃さなかったクレマが「当たりだな」と同意する。
「どういう原理かは分かんねえが、目に封じてあるのか」
「この男、魔眼持ちだったのか。だが、魔眼は研究対象が少なくて進んでいないからな……」
奪おうよ。そう声が聞こえてきて二人は顔を上げた。すると、ハイデが脂光った笑みを男に向けていた。
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ありがとうございます💞
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