ある日、悪魔をたすけたら、催眠アプリなるものをくれるとのたもうた。

どこにでもいるコミュ障気味のボッチ女子・香津子(かづこ)は道端でネコに襲われていた自称悪魔を助ける。悪魔は助けてくれたお礼にと香津子のスマートフォンに「悪魔謹製・催眠アプリ」なるものをインストールする。普通であればスマホの肥やしになるだけのはずだったが、ささいな出来事からイジメの標的にされたクラスメイトを見ていられず、香津子は半信半疑ながら「催眠アプリ」を使う。その魔法のような絶大な効果を目の当たりにした香津子は、「催眠アプリ」を使えばボッチな自分の学校生活を変えられるかもしれないと考えて……。
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