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アッシュ編
前編
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「お父様たち、可哀想」
そうつぶやいたアシュレイを見て、双子の兄であるエイベルはたしなめるような視線を寄越した。
「そんなこと、言うんじゃない」
「でも……」
でも、ひどい。アシュレイはそう言いたかったが、エイベルの視線の強さに思わず閉口してしまう。
取り繕うようにそらした目線の先には、母を遠乗りへと誘う父の姿があった。
アシュレイとエイベルの母は常に鬱々としている。気鬱と感情の起伏が激しく、ときおり正体のわからないその怒りを爆発させて、父たちに手を上げることもあった。
とは言え、父たちはあまりそのことについて気にしている風ではない。
手を上げると言っても、しょせんは痩身から放たれる張り手である。日々鍛錬に余念がない父ら上級騎士にはさしたるダメージが与えられるはずもなかった。
むしろ父たちは暴力を振るう側である母の手をいつも気にしていた。
母の、白魚のような美しい手指が傷つくことを彼らはよしとしないのである。
アシュレイは、この常に鬱々と陰気な母が好きではなかった。たとえ、父たちが母を愛しているということをわかっていたとしても、だ。
けれども兄のエイベルはまた違った感想を抱いているらしい。
しかしいくら食い下がろうとしても、エイベルは取りつく島もないので、いったい彼がどのような目で母を見ているかまでは、アシュレイは知らない。まあアシュレイの側も特段知りたいという欲求を持っているわけではなかったが。
「それよりも、今日はバージルたちと遊びに行くんじゃなかったのか?」
「あっ、そうだった」
「そうだった、じゃないよ。約束をすっぽかすのはよくないぞ」
「わかってるって」
母に対する認識に差はあれど、アシュレイとエイベルは別に仲が悪いわけではない。むしろ兄弟としてはそれなりに仲が良いほうだとアシュレイは自覚している。
ふたりの違いは他にもあった。
アシュレイは積極的に男たちとデートを繰り返しているのに対し、エイベルはいくら言い寄られても断りの言葉を繰り返すばかり。今日のような天気の良い日だって、出かけることもせずに自室に引きこもっているか、城下の図書館に足を運ぶくらいである。
アシュレイはそんなエイベルのことを理解できなかったが、しかし嫌っているわけでもなかった。
アシュレイとエイベルは、生まれついて男性器と女性器を兼ね備えた両性具有の存在である。
生まれたときからふたりは選ばれた人間だった。
すなわち、多くの選別された優秀な男たちと交わり、子を産み落とす義務を生まれた瞬間から背負っているということである。
普通の人間は王宮の秘された場にある湖が産むものであったが、そこから生まれる人間の能力には限界があった。
つまり、湖は言ってしまえば凡人と呼ばれるような人間しか産まないのである。
それに対してアシュレイやエイベルのような両性具有の人間の子宮から産まれる者は、みな類い稀なる力を秘めていた。
だからアシュレイとエイベルは国のために子を産まねばならない。そのためにふたりの生活は生まれたときから手厚く保障されていた。早い話が、一生遊んで暮らせるのである。
しかしそれもこれも優秀な人材を産むため。
だからこそ幼少期から数多の選定をくぐりぬけた選ばれた男たちとの交流を推奨されていたアシュレイは、こうして今日もいそいそと彼らとのデートに出かけて行くのであった。
もちろんアシュレイとエイベルの母も両性具有である。
遠い国からわざわざ連れて来られたという母は、どれだけ贅をつくした生活に囲まれていても、心優しい夫たちに愛されていても、未だに反発心を持ち続けている。
それが、アシュレイには理解できなかった。
一生遊んで暮らせるなんて夢みたいな生活が送れる。それだけでも喜ばしいことなのに、選ばれた才能ある男たちにちやほやされて、かしずかれる。それもとっても楽しいことなのに、母はそのすべてが気に入らないようだった。
アシュレイには、それが母が意固地になっているか、単に彼が意地悪なだけなのだと思っている。
「ごめんごめん。遅れちゃった」
中庭で待機していたバージルら、選ばれた男たちを前に、アシュレイはにっこりと笑顔を見せる。それだけで男たちにのあいだに和やかな空気が流れた。
アシュレイはやはり母が理解できなかった。なに不自由なく暮らせて、自分を愛してくれる存在がいて、すべてが自分の思い通りにことが運ぶ――。
それの、なにが不満なんだろう?
男たちに駆け寄りながらアシュレイはそんなことを考えたが、やがて詮ないそのような思いも、男たちとの楽しいデートを前にすればたちまちのうちにかき消えてしまった。
今日はどこへ連れて行ってもらえるのだろうか? そんな思いですぐにアシュレイの心はいっぱいになる。
「いい天気ですし、遠乗りに出かけませんか?」
アシュレイにあてがわれた男たちは今のところ四人いるが、その中にも優劣はあった。
まだ少年という年齢にも関わらず――いや、だからこそ残酷に序列というものがすでになんとはなしに出来上がっているのである。
バージルは、その中でも頭ひとつ図抜けている、優秀な少年であった。
湖からもそこそこ優れた人間が産まれることはあるが、バージルは当然のように両性具有の母から産まれた人間だった。
そして周囲の期待に存分に応え、剣の腕は同年代の中では一等。もちろん、聡明さも持ち合わせている。
アシュレイは四人の中ではバージルが特にお気に入りだった。繊細な美しさではなく、荒々しい男らしさが目立つ容姿。鍛え上げられた太い首と手足。アシュレイはバージルのそういうところに惹かれていた。
かといって他の三人も嫌いではない。三人もバージルよりも序列が下ではあるものの、そこに甘んじているわけではない。いつだって虎視眈々とバージルの地位とアシュレイの寵愛を狙っている。
そういう三人のタフな部分や粘り強い性格をアシュレイは好ましく思っていた。
「遠乗り……いいね。こんな日に馬上で風を切るのは気持ちよさそうだ」
アシュレイの言葉に端を発し、四人のあいだに火花が散る。
もちろん、その種はアシュレイがだれの馬に乗るか……ということであった。
表面上は穏やかにやり取りをしているが、その裏ではぐらぐらと煮立ったような闘争心がうごめいていることは明らかだ。
そんな四人を見ていると、アシュレイはなんとも言えない気分になる。
決して嫌なのではない。むしろ、それは快楽と繋がっていた。
足の先がむずむずとして、股のあいだから腰にかけてそれが伝播する。
正体の知れないその感情が快楽だと、アシュレイはまだ知らない。それがわからないていどには、まだ、彼は幼かった。
静かな小競り合いに勝ったのはダンだった。他の三人は悔しそうな顔を隠そうともしない。それもアシュレイへのアピールのうちだからだ。
それを見て、アシュレイは満足感を覚えながらダンに手を引かれ、彼の愛馬の背に飛び乗った。
「もうすぐ、誕生日でしたよね」
小さな丘を越えて森の中へと馬を進めたダンは、愛馬に水を飲ませる傍ら、アシュレイを泉のそばへと連れ出した。
今日の主役はダンだ。アシュレイを馬に乗せた男がその日、一日彼を連れ回せる。暗黙のうちにそう決まっていたので、他の三人はふたりを追ったりはしなかった。
「オトナになったら真っ先に俺に教えてくれませんか?」
アシュレイを独占する機会はそう多くはない。そのときに狙いを定めて男たちはアシュレイを攻略せんとやっきになる。
ダンもそうで、涼やかな表情であけすけな約束をアシュレイに取りつけようとする。
バージルよりは細いがしっかりとした腕がアシュレイの腰に回っている。
「あっ……」
そのまま引き寄せられて、唇の端にダンの口づけが落ちた。
アシュレイは愛撫に似た優しいその感触に、まだ言語化できていない、明らかな快楽を覚える。
かすれた甘い声が自然と喉から漏れて、アシュレイは無意識のうちにダンの固い胸板へ体をすりつけていた。
それに気をよくしたダンは大胆にもアシュレイの臀部へと、ドレスの生地越しに指を這わせた。男にしては肉のついた尻と太ももに、ダンの筋張った指が沈む。
そうつぶやいたアシュレイを見て、双子の兄であるエイベルはたしなめるような視線を寄越した。
「そんなこと、言うんじゃない」
「でも……」
でも、ひどい。アシュレイはそう言いたかったが、エイベルの視線の強さに思わず閉口してしまう。
取り繕うようにそらした目線の先には、母を遠乗りへと誘う父の姿があった。
アシュレイとエイベルの母は常に鬱々としている。気鬱と感情の起伏が激しく、ときおり正体のわからないその怒りを爆発させて、父たちに手を上げることもあった。
とは言え、父たちはあまりそのことについて気にしている風ではない。
手を上げると言っても、しょせんは痩身から放たれる張り手である。日々鍛錬に余念がない父ら上級騎士にはさしたるダメージが与えられるはずもなかった。
むしろ父たちは暴力を振るう側である母の手をいつも気にしていた。
母の、白魚のような美しい手指が傷つくことを彼らはよしとしないのである。
アシュレイは、この常に鬱々と陰気な母が好きではなかった。たとえ、父たちが母を愛しているということをわかっていたとしても、だ。
けれども兄のエイベルはまた違った感想を抱いているらしい。
しかしいくら食い下がろうとしても、エイベルは取りつく島もないので、いったい彼がどのような目で母を見ているかまでは、アシュレイは知らない。まあアシュレイの側も特段知りたいという欲求を持っているわけではなかったが。
「それよりも、今日はバージルたちと遊びに行くんじゃなかったのか?」
「あっ、そうだった」
「そうだった、じゃないよ。約束をすっぽかすのはよくないぞ」
「わかってるって」
母に対する認識に差はあれど、アシュレイとエイベルは別に仲が悪いわけではない。むしろ兄弟としてはそれなりに仲が良いほうだとアシュレイは自覚している。
ふたりの違いは他にもあった。
アシュレイは積極的に男たちとデートを繰り返しているのに対し、エイベルはいくら言い寄られても断りの言葉を繰り返すばかり。今日のような天気の良い日だって、出かけることもせずに自室に引きこもっているか、城下の図書館に足を運ぶくらいである。
アシュレイはそんなエイベルのことを理解できなかったが、しかし嫌っているわけでもなかった。
アシュレイとエイベルは、生まれついて男性器と女性器を兼ね備えた両性具有の存在である。
生まれたときからふたりは選ばれた人間だった。
すなわち、多くの選別された優秀な男たちと交わり、子を産み落とす義務を生まれた瞬間から背負っているということである。
普通の人間は王宮の秘された場にある湖が産むものであったが、そこから生まれる人間の能力には限界があった。
つまり、湖は言ってしまえば凡人と呼ばれるような人間しか産まないのである。
それに対してアシュレイやエイベルのような両性具有の人間の子宮から産まれる者は、みな類い稀なる力を秘めていた。
だからアシュレイとエイベルは国のために子を産まねばならない。そのためにふたりの生活は生まれたときから手厚く保障されていた。早い話が、一生遊んで暮らせるのである。
しかしそれもこれも優秀な人材を産むため。
だからこそ幼少期から数多の選定をくぐりぬけた選ばれた男たちとの交流を推奨されていたアシュレイは、こうして今日もいそいそと彼らとのデートに出かけて行くのであった。
もちろんアシュレイとエイベルの母も両性具有である。
遠い国からわざわざ連れて来られたという母は、どれだけ贅をつくした生活に囲まれていても、心優しい夫たちに愛されていても、未だに反発心を持ち続けている。
それが、アシュレイには理解できなかった。
一生遊んで暮らせるなんて夢みたいな生活が送れる。それだけでも喜ばしいことなのに、選ばれた才能ある男たちにちやほやされて、かしずかれる。それもとっても楽しいことなのに、母はそのすべてが気に入らないようだった。
アシュレイには、それが母が意固地になっているか、単に彼が意地悪なだけなのだと思っている。
「ごめんごめん。遅れちゃった」
中庭で待機していたバージルら、選ばれた男たちを前に、アシュレイはにっこりと笑顔を見せる。それだけで男たちにのあいだに和やかな空気が流れた。
アシュレイはやはり母が理解できなかった。なに不自由なく暮らせて、自分を愛してくれる存在がいて、すべてが自分の思い通りにことが運ぶ――。
それの、なにが不満なんだろう?
男たちに駆け寄りながらアシュレイはそんなことを考えたが、やがて詮ないそのような思いも、男たちとの楽しいデートを前にすればたちまちのうちにかき消えてしまった。
今日はどこへ連れて行ってもらえるのだろうか? そんな思いですぐにアシュレイの心はいっぱいになる。
「いい天気ですし、遠乗りに出かけませんか?」
アシュレイにあてがわれた男たちは今のところ四人いるが、その中にも優劣はあった。
まだ少年という年齢にも関わらず――いや、だからこそ残酷に序列というものがすでになんとはなしに出来上がっているのである。
バージルは、その中でも頭ひとつ図抜けている、優秀な少年であった。
湖からもそこそこ優れた人間が産まれることはあるが、バージルは当然のように両性具有の母から産まれた人間だった。
そして周囲の期待に存分に応え、剣の腕は同年代の中では一等。もちろん、聡明さも持ち合わせている。
アシュレイは四人の中ではバージルが特にお気に入りだった。繊細な美しさではなく、荒々しい男らしさが目立つ容姿。鍛え上げられた太い首と手足。アシュレイはバージルのそういうところに惹かれていた。
かといって他の三人も嫌いではない。三人もバージルよりも序列が下ではあるものの、そこに甘んじているわけではない。いつだって虎視眈々とバージルの地位とアシュレイの寵愛を狙っている。
そういう三人のタフな部分や粘り強い性格をアシュレイは好ましく思っていた。
「遠乗り……いいね。こんな日に馬上で風を切るのは気持ちよさそうだ」
アシュレイの言葉に端を発し、四人のあいだに火花が散る。
もちろん、その種はアシュレイがだれの馬に乗るか……ということであった。
表面上は穏やかにやり取りをしているが、その裏ではぐらぐらと煮立ったような闘争心がうごめいていることは明らかだ。
そんな四人を見ていると、アシュレイはなんとも言えない気分になる。
決して嫌なのではない。むしろ、それは快楽と繋がっていた。
足の先がむずむずとして、股のあいだから腰にかけてそれが伝播する。
正体の知れないその感情が快楽だと、アシュレイはまだ知らない。それがわからないていどには、まだ、彼は幼かった。
静かな小競り合いに勝ったのはダンだった。他の三人は悔しそうな顔を隠そうともしない。それもアシュレイへのアピールのうちだからだ。
それを見て、アシュレイは満足感を覚えながらダンに手を引かれ、彼の愛馬の背に飛び乗った。
「もうすぐ、誕生日でしたよね」
小さな丘を越えて森の中へと馬を進めたダンは、愛馬に水を飲ませる傍ら、アシュレイを泉のそばへと連れ出した。
今日の主役はダンだ。アシュレイを馬に乗せた男がその日、一日彼を連れ回せる。暗黙のうちにそう決まっていたので、他の三人はふたりを追ったりはしなかった。
「オトナになったら真っ先に俺に教えてくれませんか?」
アシュレイを独占する機会はそう多くはない。そのときに狙いを定めて男たちはアシュレイを攻略せんとやっきになる。
ダンもそうで、涼やかな表情であけすけな約束をアシュレイに取りつけようとする。
バージルよりは細いがしっかりとした腕がアシュレイの腰に回っている。
「あっ……」
そのまま引き寄せられて、唇の端にダンの口づけが落ちた。
アシュレイは愛撫に似た優しいその感触に、まだ言語化できていない、明らかな快楽を覚える。
かすれた甘い声が自然と喉から漏れて、アシュレイは無意識のうちにダンの固い胸板へ体をすりつけていた。
それに気をよくしたダンは大胆にもアシュレイの臀部へと、ドレスの生地越しに指を這わせた。男にしては肉のついた尻と太ももに、ダンの筋張った指が沈む。
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