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散髪
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――しょきん、しょきん。
ウバラの手で銀色のハサミが振るわれて、ギョクの毛並みが整えられて行く。
毛並みの先にはケガレが溜まるのでこまめに散髪をするようにとの教えは、ウバラの祖母によるものだった。
昨日、厄流しをせねばならないという大変な目に遭ったふたりは、こうして交代で散髪をすることにしたのである。
ちょうど、気候も穏やかで風もささやかに吹く程度。外でのんびりするには丁度良い日と言えた。
ウバラが厄流しをしたおかげで、あのあとはなにも起こらなかった。ふたりにあった黒ずみも、じきに姿を消した。あとにはただ、いつも通りの体が残っただけである。
ミナテとタイバがどうなったのかはわからない。呪いを移したので恐らく無事だろうというのがウバラの推測であったが、ギョクが不満そうな顔をしていたのも見逃してはいない。
「タイバってお前の元パートナーだったんだな」
厄流しをした日はふたりとも疲労困憊であったので、結局詳しい話をするのは今日に持ち越された。
「うん」
「……お前、自分にも悪いところはあったって言ってたけどさ……やっぱアイツはクソ野郎だと思うぞ」
少々腹を立てた様子でそう言うギョクに、ウバラは困ったような笑みを作る。とは言っても今ウバラは、イスに座ったギョクのうしろに立っているので、どんな顔をしても彼には見えないのだが。
「今度会ったら一発殴りてえ」
「……ダメだよ」
「……わかってる。けど言うのはタダだ」
「まあ、そうだけど」
蝕の季節になにが起こるかは予測不可能である。よってこの季節の間は、自分の身を守るためなら道徳に悖る行いをしても、不問にされることが多い。
今回のタイバのやり口も、常人であれば卑怯千万だと思うだろうが、現実問題、彼の行動を咎めるのは難しいのであった。
もちろんギョクもそのことは理解している。理解しているが、あの一瞬だけ見えたツラを一発殴っておきたい。そう思うのは自然な感情の発露と言えた。
ウバラはちょっとだけ安心した。
先の蝕の季節のことは、考えれば考えるほどなにが悪かったのかわからなくなって行った。
事情を知るものの中でも心ないことを言うひともいたし、ウバラがもっと上手くやれば、と言うひともいた。
タイバのことを槍玉にあげて欲しかったわけではない。自分にも悪かった点があったことも、今は理解できる。
けれども自分ばかりが悪く言われるので、心の底のどろどろとした部分で、タイバに対し憤りを感じるようになっていたこともまた、事実だった。
そんな綺麗とは言いがたい感情は、ギョクが憤りを見せてくれたことで、どこかへと行ってしまう。自分の味方でいてくれることに、安堵してしまう。
――いやなやつだな。
ウバラは心の中で失笑した。
「……で、ミナテが俺のパートナーだったって話はしたっけ?」
「ううん。してないけど……ミナテさんが言ってたよ」
「そうか……」
――しょきん。
ギョクの黒い毛先が地面に落ちる。
「あんまり言いたくないけど、ひどい女性だと思った」
ギョクの体がかすかに揺れる。
ウバラはいつだって、意地の悪い言い方をすれば「いい子ちゃん」だった。それは、ギョクの認識の中でもそうなのだろう。だからこそミナテをけなすような言葉がウバラの口から出てきたことで、きっと意表を突かれたに違いない。
「ギョクは素敵なパートナーなのに、わからないひともいるんだなって、思ったよ」
「……そうか」
「うん。わからなくてもいいけどね。ただ、ひどいことを言わなければ」
ギョクの体がもぞもぞと動く。くすぐったいのかもしれない。散髪のせいか、ウバラの言葉のせいかは、わからなかったが。
――しょきん。
ギョクの固い毛先が地面に落ちる。
この時間が終わらなければいいのに、とウバラは思った。
蝕の季節ももう折り返し地点に来ている。この季節が終わったら、元通り。昔は親しくしていた、単なる幼馴染に戻ってしまう。
次の蝕の季節はどうするのだろう? ギョクは、オオカミの雌を見つけてパートナーになって、群れを作って――そういう未来へ進んで行くのだろうか。
――それはいやだな、とウバラは思った。
「あのね」「あのな」
口を開いたのは同時だった。しばしの沈黙のあと、気まずげな様子でウバラが口を開く。
「お前から言えよ」
「ギョクが先でいいよ」
「うーん……じゃあ、言うから、ちゃんと聞いとけよ」
――しょきん。
はらりはらりと黒い毛束がちょっとのあいだ宙を舞って、地面へと落ちて行く。
「あのな……その」
――しょきん。
真剣な様子のギョクの気配に、ウバラはハサミを動かす手を止める。
座ったギョクの真上から見下ろして、彼の綺麗なつむじをなんとはなしに眺める。
「その、次の……」
「次の?」
「次の季節も、いっしょにいてくれないか? ……お前がよければ、だけど」
ウバラはぱちぱちとまばたきをする。
「次の蝕の季節もパートナーになって欲しいってこと?」
「あー、そうじゃなくて。蝕の季節が終わって、次の季節になっても……その、いっしょにいて欲しいっていうか。前みたいに疎遠になるんじゃなくて、ぼちぼち会って欲しいっていうか……。理想はいっしょに暮らすことだけど、いきなりそういうのは引くかなーって」
ぐだぐだと言葉を続けていたギョクは、持ち前の短気さを爆発させて、そのうちに「あーっ!」と大きな声を上げた。
ウバラはギョクの言葉を受け止める前に、ハサミを動かす手を止めていて良かったと思った。
「ウバラのこと! 気になって仕方ねえんだ! だから、これからもいっしょにいてください!」
勢い良くこちらを振り向いたギョクの目は、その語気とは対照的に、なんだか迷子になった幼子のように心細そうであった。
それが妙にちぐはぐで面白くて、ウバラはくすくすと笑ってしまう。
「な、なんだよ……笑って。俺は真剣に言ってるんだからな?」
「うん、ごめん。わかってる」
「じゃあ笑うなよ」
「ごめん。ギョクも同じ気持ちだなって思うと、なんだか面白くて」
「え?」
たちまちのうちにギョクの顔は花が開いたようになる。金の目はきらきらとよりいっそう輝いて、小さなウバラを映し込んでいた。
「わたしも、ギョクといっしょにいたいなって、離れたくないなって、思ってたところだったから」
ギョクはさっと口元を手で隠した。それでも口の端が妙に上がって、にやけているのは隠せていない。
「……俺たち、結構気が合うみたいだな」
「そうだね。……じゃあ、今わたしが考えてること、わかる?」
ギョクはしげしげとウバラの顔を見たあとで、至極真面目な様子で答える。
「――『早く俺の髪を整えたい』」
ウバラから先ほどよりも大きなくすくす笑いがこぼれた。
ウバラの手で銀色のハサミが振るわれて、ギョクの毛並みが整えられて行く。
毛並みの先にはケガレが溜まるのでこまめに散髪をするようにとの教えは、ウバラの祖母によるものだった。
昨日、厄流しをせねばならないという大変な目に遭ったふたりは、こうして交代で散髪をすることにしたのである。
ちょうど、気候も穏やかで風もささやかに吹く程度。外でのんびりするには丁度良い日と言えた。
ウバラが厄流しをしたおかげで、あのあとはなにも起こらなかった。ふたりにあった黒ずみも、じきに姿を消した。あとにはただ、いつも通りの体が残っただけである。
ミナテとタイバがどうなったのかはわからない。呪いを移したので恐らく無事だろうというのがウバラの推測であったが、ギョクが不満そうな顔をしていたのも見逃してはいない。
「タイバってお前の元パートナーだったんだな」
厄流しをした日はふたりとも疲労困憊であったので、結局詳しい話をするのは今日に持ち越された。
「うん」
「……お前、自分にも悪いところはあったって言ってたけどさ……やっぱアイツはクソ野郎だと思うぞ」
少々腹を立てた様子でそう言うギョクに、ウバラは困ったような笑みを作る。とは言っても今ウバラは、イスに座ったギョクのうしろに立っているので、どんな顔をしても彼には見えないのだが。
「今度会ったら一発殴りてえ」
「……ダメだよ」
「……わかってる。けど言うのはタダだ」
「まあ、そうだけど」
蝕の季節になにが起こるかは予測不可能である。よってこの季節の間は、自分の身を守るためなら道徳に悖る行いをしても、不問にされることが多い。
今回のタイバのやり口も、常人であれば卑怯千万だと思うだろうが、現実問題、彼の行動を咎めるのは難しいのであった。
もちろんギョクもそのことは理解している。理解しているが、あの一瞬だけ見えたツラを一発殴っておきたい。そう思うのは自然な感情の発露と言えた。
ウバラはちょっとだけ安心した。
先の蝕の季節のことは、考えれば考えるほどなにが悪かったのかわからなくなって行った。
事情を知るものの中でも心ないことを言うひともいたし、ウバラがもっと上手くやれば、と言うひともいた。
タイバのことを槍玉にあげて欲しかったわけではない。自分にも悪かった点があったことも、今は理解できる。
けれども自分ばかりが悪く言われるので、心の底のどろどろとした部分で、タイバに対し憤りを感じるようになっていたこともまた、事実だった。
そんな綺麗とは言いがたい感情は、ギョクが憤りを見せてくれたことで、どこかへと行ってしまう。自分の味方でいてくれることに、安堵してしまう。
――いやなやつだな。
ウバラは心の中で失笑した。
「……で、ミナテが俺のパートナーだったって話はしたっけ?」
「ううん。してないけど……ミナテさんが言ってたよ」
「そうか……」
――しょきん。
ギョクの黒い毛先が地面に落ちる。
「あんまり言いたくないけど、ひどい女性だと思った」
ギョクの体がかすかに揺れる。
ウバラはいつだって、意地の悪い言い方をすれば「いい子ちゃん」だった。それは、ギョクの認識の中でもそうなのだろう。だからこそミナテをけなすような言葉がウバラの口から出てきたことで、きっと意表を突かれたに違いない。
「ギョクは素敵なパートナーなのに、わからないひともいるんだなって、思ったよ」
「……そうか」
「うん。わからなくてもいいけどね。ただ、ひどいことを言わなければ」
ギョクの体がもぞもぞと動く。くすぐったいのかもしれない。散髪のせいか、ウバラの言葉のせいかは、わからなかったが。
――しょきん。
ギョクの固い毛先が地面に落ちる。
この時間が終わらなければいいのに、とウバラは思った。
蝕の季節ももう折り返し地点に来ている。この季節が終わったら、元通り。昔は親しくしていた、単なる幼馴染に戻ってしまう。
次の蝕の季節はどうするのだろう? ギョクは、オオカミの雌を見つけてパートナーになって、群れを作って――そういう未来へ進んで行くのだろうか。
――それはいやだな、とウバラは思った。
「あのね」「あのな」
口を開いたのは同時だった。しばしの沈黙のあと、気まずげな様子でウバラが口を開く。
「お前から言えよ」
「ギョクが先でいいよ」
「うーん……じゃあ、言うから、ちゃんと聞いとけよ」
――しょきん。
はらりはらりと黒い毛束がちょっとのあいだ宙を舞って、地面へと落ちて行く。
「あのな……その」
――しょきん。
真剣な様子のギョクの気配に、ウバラはハサミを動かす手を止める。
座ったギョクの真上から見下ろして、彼の綺麗なつむじをなんとはなしに眺める。
「その、次の……」
「次の?」
「次の季節も、いっしょにいてくれないか? ……お前がよければ、だけど」
ウバラはぱちぱちとまばたきをする。
「次の蝕の季節もパートナーになって欲しいってこと?」
「あー、そうじゃなくて。蝕の季節が終わって、次の季節になっても……その、いっしょにいて欲しいっていうか。前みたいに疎遠になるんじゃなくて、ぼちぼち会って欲しいっていうか……。理想はいっしょに暮らすことだけど、いきなりそういうのは引くかなーって」
ぐだぐだと言葉を続けていたギョクは、持ち前の短気さを爆発させて、そのうちに「あーっ!」と大きな声を上げた。
ウバラはギョクの言葉を受け止める前に、ハサミを動かす手を止めていて良かったと思った。
「ウバラのこと! 気になって仕方ねえんだ! だから、これからもいっしょにいてください!」
勢い良くこちらを振り向いたギョクの目は、その語気とは対照的に、なんだか迷子になった幼子のように心細そうであった。
それが妙にちぐはぐで面白くて、ウバラはくすくすと笑ってしまう。
「な、なんだよ……笑って。俺は真剣に言ってるんだからな?」
「うん、ごめん。わかってる」
「じゃあ笑うなよ」
「ごめん。ギョクも同じ気持ちだなって思うと、なんだか面白くて」
「え?」
たちまちのうちにギョクの顔は花が開いたようになる。金の目はきらきらとよりいっそう輝いて、小さなウバラを映し込んでいた。
「わたしも、ギョクといっしょにいたいなって、離れたくないなって、思ってたところだったから」
ギョクはさっと口元を手で隠した。それでも口の端が妙に上がって、にやけているのは隠せていない。
「……俺たち、結構気が合うみたいだな」
「そうだね。……じゃあ、今わたしが考えてること、わかる?」
ギョクはしげしげとウバラの顔を見たあとで、至極真面目な様子で答える。
「――『早く俺の髪を整えたい』」
ウバラから先ほどよりも大きなくすくす笑いがこぼれた。
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