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神業すぎる整体師の情事

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 初回に言ったことを律儀に守って、特別コースを行う際はこちらが何も言わずとも、全裸になって準備をしてくれるのだ。高橋様の愛らしいペニスは既に先の施術とこれからの期待に震えて緩く勃ち上がっていた。最近はなるべく通常コースで達してしまわないように、絶妙な力加減で調整をしている。ただの施術で我慢できずに精液を漏らす姿も堪らなく唆られるのだが、時間めいっぱい焦らしに焦らした後、特別コースで開放された時の高橋様はとてつもなく色っぽい。

 さて、今日はどうやって可愛がってあげようか。

 私はデスクの上に置かれた装飾用のリボンを見つける。あれは確か、先日他のお客様に戴いた品の梱包に使われていた物……。それを手に取ると思った以上にしっかりとした造りのソレは、十分な長さと太さもあって色々なことに使えそうだ。私が手に取ったものの用途が分からず、わずかに不安そうな色をのせてこちらを見つめる黒い瞳と視線が絡み、私は本日のコース内容を決定した。

「今日はこちらで目隠しをしてみましょう」
「目隠し……ですか?」
「少しずつ改善しているとはいえ、高橋様はまだ声を出すことに対して遠慮が見えるように感じます。施術内容が目に見えることで無意識に我慢してしまうことがあるのではないかと」

 この瞳が抗えない快楽に溺れていく様を眺めているのも堪らなく好きだという自覚はあったが、断腸の思いでそれをリボンの下に隠しながら。たまに自分でも恐ろしくなるくらい、スルスルと飛び出す方便を高橋様の耳に吹き込んでいく。

「また、視界を遮ることで指の動きや圧にも集中が出来るようになります。とても効果的な療法なのですよ」

 するりと、柔らかい腹部を撫でて。自分がこんな声を出せたのかと驚くような甘い甘い囁きで、彼を逃げられないように絡めとっていく。

「私のことを信じて。決して悪いようには致しません」
「はい……よろしくお願いします、先生……♡」

「ふふ。それでは始めていきますね」

 私は頬を染める高橋様の身体をゆっくりと施術台に倒していった。
 まずは柔らかく張った胸筋を揉み解すように、手のひら全体を使って優しく擦る。たまに指先に力を入れれば「ひぁうッ♡」と艶やかな声を上げて身体を跳ねさせる高橋様。びくんびくんと施術台の上で躍るその姿は見ていて私の心も弾ませた。

「っ……ぅ、くぅっ……ん♡ ふぅ……♡」
「おや? また我慢をしてしまっているのでは?」
「はっ……ぁ、だって、アッ! お、おっきぃ声、ふぅぅっ……♡ 出ちゃ…出ちゃいますぅッ……♡♡」
「それがいいんです。ほら、口を閉じないで」

 視界を塞がれていることで、次に何をされるのか予想がつかず、思わぬところに触れる手にいつも以上に大きな声が出てしまうのだろう。それが恥ずかしいと言わんばかりに、きゅっと唇を引き結び、喉を反らせるようにして声を耐える高橋様を咎めるように、ツンと勃ち上がった乳頭をやや強めに抓りあげる。

「ぁひんっ♡」

 突如与えられた痛いほどの刺激に、大きな声が上がった。虐めてしまったそこを今度は労わるように、薄く色づいた乳輪に触れるか触れないかの距離で、すりすり…すりすり…と指の腹をつかって撫でさする。

「あっ、あ、あ♡ ……んっ、あぁんっ……♡」

 だんだんと抑えられなくなった高橋様の嬌声は、明らかな喜悦をはらんでいた。上手に喘ぐことが出来れば言葉の限りでそれを褒め、優しい愛撫を繰り返す。そうすることで、不安に怯える高橋様の心に、「声を出すのは悪い事ではない」「声を出したら気持ちよくしてもらえる」という事を覚え込ませていく。
 もどかしい刺激しか与えられないことに我慢が出来なくなった様子の高橋様は、自分で私の手に擦り付けるように身体を動かし乳首で快感を拾っている。物足りないと思っているのに強くして欲しいとは言えない、そんないじらしい姿に胸を打たれて、私はぎゅうっと乳首引っ張った。

「ひぅぅっ♡♡ っ……あっ、ンンッ、あぁんっ♡ しゅごっ♡せんせっ、これ、ぇ……っ、しゅご…こりこりぃぃ……♡♡」

 しこった部分を転がすようにすれば、次々と溢れ出てくる官能的な声。思わず私の口からも笑いが漏れてしまうが、それも聞こえないほどに夢中になっているようだ。箍の外れた高橋様はもうとっくに理性を手放しているのだろう。

「ひぃっ♡ ひぃいいンッ♡♡」

 一際大きな声を出し、触れてもいないペニスから、とぷっと白濁を漏らす。施術のさいにも今まであまり触れてこなかった胸元から全身へと広がる強すぎる快感に、ぽかりと開いた唇の隙間から覗く、小さい舌がとても美味しそうに見えた。





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