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これも練習…?!です!*

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「ちょっ、やだ……っ、ここ廊下だよ?!」

 いったい何を考えているのか。歩夢は騒ぎにならないように少しだけ潜めた声で小田原を諌める。

「廊下じゃなきゃいいのか」
「えっ? わっ、嘘……ちょっとっ!」

 なんでこんなことになっているのか分からないが、とにかく小田原に冷静になってもらわねば。そんな気持ちで言った内容を曲解され、ただやめて欲しかっただけなのに、たまたま近くにあった倉庫室へと連れ込まれてしまう。
 そこには機材や備品が置かれており、あまり頻繁には使われていないのか少し埃っぽい。無造作に置かれた長机に押し倒され、歩夢は本当にここで事に及ぶつもりなのかと顔を青くした。

「ちょ、お、小田原さんっ、本気!?」

 身を捩って逃げようとしても、肩を強く掴まれているため、胸から腹まで机に付けた状態から動くことが出来ない。

「待って……! やだってば!」

 倉庫室に入ってから、小田原が一言も発さないのも恐ろしかった。無言で歩夢のズボンに手をかけると、片手で器用にフロントボタンを外して下ろしてしまう。
 ボクサーパンツに包まれた小ぶりな尻を、小田原が無遠慮揉みしだく。

「ぅあ……っ」
「また下着を濡らすのを見たい気もするが……この後の仕事もあるから、それはおあずけな」
「っ、最、低……!」

 殴ってやりたいと思っても、上半身は全く自由にならず、ズボンが絡みついた脚も似たような状態だった。
 ついにはパンツまで脱がされて、曝け出された臀部がひやりとした空気を感じる。

「あっ、あ、あ……っ♡」

 小さく縮こまっていた歩夢のペニスも、小田原の愛撫にはとことん弱い。何度か擦り上げられ、先端を捏ねるように弄られてしまえばすぐに芯を持ちはじめる。

 ぐち、ぬりゅ……ぬちっぬちっ、ぬちゅ

 小田原の手が動かされるたび濡れた音が響くようになる頃には、歩夢はもう抵抗することも出来ずにはぁはぁと息を喘がせるだけだった。
 ふと廊下の方から誰かの足音が微かに聞こえた気がする。他人の気配に歩夢は全身をこわばらせ、はっとある事に気付いた。

「んっ♡ 小田原さっ、鍵……っ、かぎ閉めてない……!」

 この部屋にそんなものがあるのかも知らないが、誰が何をしに入ってくるかも分からないのだ。歩夢は必死になって首を回して、一向に止める気配のない小田原に訴える。

「ああ。もしかしたら誰かが入ってきて、こんな場所で尻丸出しにしてるの、見られちゃうかもなぁ?」

 何故だか余計に愉しそうに笑った男は、ついに先走りで濡れた指を後孔に挿入し始めた。

「ひぁっ……!」
「もし永瀬がスタジオに行こうとしたら、前を通るんじゃないか?」
「んっ♡ ん、ん、や、ぁ……っ♡」
「んな声出してたら廊下まで聞こえるぞ。それともあいつが気付いて様子を見に来るのを期待してんのか。ああ、どうせなら練習も手伝ってもらってもいいぞ?」

 差し込まれた二本の指は、まるでセックスそのもののような動きで激しく抽送される。はじめからこんなにも遠慮なく、強く動かされたことなど今までにない。気持ちを置いてきぼりに身体だけはどんどん昂らされていった。

「やだぁっ! 小田原さん、やめてよぉ……!」
「はっ、んなこと言っても、ちんこもケツもぐずぐずじゃねぇか」
「ひぃぃん……っ♡」

 ぐちゅんっ! と一際強く抜き差しされて、歩夢のペニスはもう射精寸前だ。

「ほら、気持ちいいだろ?」
「あっ! は、ぁ……っう、……っ♡」
「こんな風にされたって、ちゃんと感じるようになったんだよな」
「うぅっ、ん……っ♡ ん……♡」

 びくびくと震えの止まらない歩夢から、ゆっくり指が引き抜かれていく。咥えていたものがなくなっても綻んだままの後孔は、既にもっと太いものも入れられる準備が出来ているようだった。
 小田原は無言のままに身体を離すと、自身の前立てを寛げいきり立った剛直を取り出した。

「これも練習だろ。いつもとなにも、変わんねぇよ」

 酷く冷淡な声色で告げられ、ひくつく後孔に熱く滾ったペニスの先端を添えられた。



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