男の性春

はりお

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第一章 性の覚醒め(小学校6年編)

1-14 最後の思い出③(スキー旅行・2日目)

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翌朝朝食会場に行ったら、達也たちと同じタイミングになった。話を聞くと達也たちも先生が見回りに来たタイミングあたりで寝たらしい。隣に座ってた優樹に、
「何か昨日面白いことあった?」
って聞いたら、
「うーん、あっ、俺達也のちんこ風呂で見ちゃったんだけどめっちゃデカかった!」
その言葉を聞いた瞬間に心にグサッときた。言葉で表現するのは難しく、悲しみなのさ嫉妬心なのかよく分からない。
「へえ」
興味ないような返事をしたが、内心気が気でない。
「達也隠してたけど、俺風呂で体洗うとき達也と隣でちょくちょく見えちゃったんだよね」
達也は優樹の前にいたためその話が聞こえていたのか割ってきた、
「なんで見てんだよ。恥ずかしいな」
と照れ笑いをしている。
悔しい。達也の秘部を知っているのは俺だけだと思っていた。まあこの卒業旅行で他の人にも見られてしまうとは覚悟していたが自分が今回見れていないのが悔しい。夏のプールの着替えで見れたのはほんの一瞬だ。今回じっくりと観察したいと、あの後何ヶ月も思い続けててきたのだ。
「壮太も一緒にお風呂入ろうね!」
達也が続けた。俺がこんなことを考えてるとは夢にも思っていないだろう。ちょっと申し訳なくなった。
「達也今日朝勃ちしてたんでしょ?」
優樹に言われ達也はまた照れている。どうやら、隆が朝寝ている達也のアソコを揉んだら硬かったらしい。また俺の心がえぐられていく。2日目の朝は予想外にも、そんな嫉妬心に膨れ上がった始まりとなってしまった。

今日のスキー実習も午前中は基礎的な動きから始まった。板を持って小さな坂を登って、滑っての繰り返し。
俺も達也もよくできた。最初の数回は転んだが、ハの字で滑るコツをつかんでからは簡単だった。
昼休みを挟んで午後は雪合戦の時間もあった。達也が俺に向けてやたら雪を投げてきたので、俺もやり返してやった。途中でグローブが濡れて冷たくなったらしく、俺のところに来て、ウェアとインナーの隙間からお腹あたりに手を入れてきて、
「寒いから温めて」
とか言ってきた。ドキッとする。向こうは何も意図してないのだろうが、俺の心臓にはとても悪い。まあ嫌な気はしないと言うかむしろ嬉しいから、俺は抵抗せず腹で達也の手を温めてあげたりした。
本日の実習の終盤になってついにゲレンデで滑るようになった。リフトはもちろん達也と2人で乗った。
リフトに乗ってるとき昨日の夜の話になったのだが、福田に章くんが脱がされた話をした。達也も福田のことはあまり良く思っていないらしいが、達也の班の部屋に福田が来たときは孝宏がうまく追っ払ってくれたらしい。
俺も脱ぐよう言われた話などをしたら、そういう流れでちょっと下系の話になった。
「朝言ったけど壮太も一緒にお風呂入ろうね」
「…」
うまい言葉が見つからない。
「昨日みんな小さかったな。壮太はどうなの?ちょっと成長期始まってる感じするじゃん。」
達也は悪気なく聞いてくる。もっと恥ずかしがり屋なのかと思ってたけどそうでもないようだ。
「わかんない…」
俺はドキドキでうまい返しが思いつかず、せっかく達也と2人でこういうことができるチャンスだったのに、無駄にしてしまった。
日中はこんなやり取りをしていたが、この日も達也の班とは風呂の時間は合わなかった。今日は福田はいなかったため平和な風呂の時間を過ごすことはできたのは良かった。
一つ特筆事項をあげるとすれば、この日から中学生の団体も宿舎に泊まっていたことだ。自分達より2歳くらい上の下腹部を少しばかり観察をしたところ、毛の生え具合、色、皮の被り具合などは十人十色だが、やはり小学生と比べると総じて大きかった。
みんな1日目の夜更かしとスキーで疲れてしまったのかこの日の夜は長くなかった。
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