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第一章 性の覚醒め(小学校6年編)
1-5 性の目醒め★
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その日も朝からプールの授業の日だ。後ろの奴らは相変わらず騒いでいたが、俺は何事もなくいつも通りラップタオルを巻きながら着替えていた。しかし、今日はいつもと違うことが一つだけあった。右斜め前の達也の方に目をやるとラップタオルを巻いていないのだ。
その日は急遽プールの授業が入って、昨日に続き2日連続の水泳となったのである。達也が普段巻いているラップタオルは洗濯が間に合わなかったのであろう。「達也はほんとに大きいのかな?」そんな少しばかりの好奇心で見るだけのつもりであった。
彼はズボンから脱いだ。普段はラップタオルを巻いているくらいであるから、全裸になるのに抵抗があるのだと思う。着ているTシャツで少し隠すような素振りを見せながら、そのトランクスを彼はおろした。そして、彼の一番プライベートな場所が現れたその瞬間、心臓の鼓動が急激に増していきながら、俺の全身に電撃が走り渡るのを感じた。見てしまった。彼はすかさず水着をはいたがしっかりと見た。彼のソレは確かに大きかった。他のクラスメイトと比べると圧倒的にデカい俺のソレよりも大きい。
俺のはこの前測ったときノーマル状態で7cmほどであったが、彼のは8cmは超えている。そして太さでも向こうが上であろう。毛はほぼほぼ無毛であるが、先っぽも1/4ほど剥けており、また、先端部が膨らみ亀頭との境目の段差がしっかり浮き出ている。俺のは勃起してようやくちょっと剥ける程度のドリル形状である。
初めて見た。同世代では初めてだ。もちろん他の友達の股間は見たことがある。隆や孝宏のも水泳の授業のたびに見ているし、それ以前も何度もある。でもそれらはいわゆる"ちんこ"だった。諸説あるが"ちんこ"は、"小さい子"や"小さい鉾=ちんぽこ"が語源であると言われる。今まで見てきた同世代のは、小さい子の小さな鉾だ。しかし達也のは違う。保健の授業に倣うのであらば、ヴァギナに挿入して腰をふれば、膨らんだ玉で生み出された沢山の精子たちを、その中に供給して子供を作ることができるようになった、大人達が持つのと同じ"ペニス"である。俺は人生で初めて自分以外の同世代の、繁殖機能をもった"ペニス"を見てしまったのだ。
その日、達也の"ペニス"で頭がいっぱいになった。塾がない日であったが、家に帰って机に向かっても集中が持たない。彼のペニスを見たのはものの数秒であったが、俺はしっかり目に焼き付けた。いや、俺の目に焼き付いてしまった。
達也は今日俺に見られた後も、そんなことはつゆ知らずいつものように笑顔で接してきた。しかも今日は結構じゃれてきて、ベタベタされた。いつもなら何もおかしなことではない。だが、俺は正気でいられなかった。
考えないようにしていても、彼の笑顔と目に焼き付いたイチモツを頭の中で照らし合わせてしまう。そうするとなぜか股間が熱くなってくる。久々の衝動に駆られる。したい。すごくしたい。これが擬態語でいう"ムラムラ"とかいうやつか。
その晩、我慢できず俺は自分の股間に手をかけてしまった。すぐに果てた。オカズを探す暇もない。手をかけた途端に、今日の達也の笑顔とアレが頭に浮かび一瞬で出た。
その時全てを察した。俺に好きな女の子ができないのも、女子の胸の膨らみを見て何も思わないのも、裸の女性をみても勃起しないのも全てがわかった。
俺は男が好きなんだ。今までも男子の体に興味があるという自覚はあったが、それは単なる知的好奇心からだと思っていた。違うのだ。みんなとエッチな話をするときも、まんことかおっぱいよりちんこの話をしたかった。初めての時にオカズにした素人の動画だって、まだ幼い顔した若い男子の方を見ていたんだ。快感に溺れる彼の卑猥さや、咥えられた彼の性器に興奮していたのだ。俺はゲイなんだ。
達也をオカズにして自慰行為をしまったことへの罪悪感はそこまで感じない。ただただ、自分が男好きだとわかったことへの嫌悪感が己の身にまとうのと同時に、気持ちの整理がつかない。これからどう生きていけばいいのか、惑い、眠れない一夜を過ごした。
その日は急遽プールの授業が入って、昨日に続き2日連続の水泳となったのである。達也が普段巻いているラップタオルは洗濯が間に合わなかったのであろう。「達也はほんとに大きいのかな?」そんな少しばかりの好奇心で見るだけのつもりであった。
彼はズボンから脱いだ。普段はラップタオルを巻いているくらいであるから、全裸になるのに抵抗があるのだと思う。着ているTシャツで少し隠すような素振りを見せながら、そのトランクスを彼はおろした。そして、彼の一番プライベートな場所が現れたその瞬間、心臓の鼓動が急激に増していきながら、俺の全身に電撃が走り渡るのを感じた。見てしまった。彼はすかさず水着をはいたがしっかりと見た。彼のソレは確かに大きかった。他のクラスメイトと比べると圧倒的にデカい俺のソレよりも大きい。
俺のはこの前測ったときノーマル状態で7cmほどであったが、彼のは8cmは超えている。そして太さでも向こうが上であろう。毛はほぼほぼ無毛であるが、先っぽも1/4ほど剥けており、また、先端部が膨らみ亀頭との境目の段差がしっかり浮き出ている。俺のは勃起してようやくちょっと剥ける程度のドリル形状である。
初めて見た。同世代では初めてだ。もちろん他の友達の股間は見たことがある。隆や孝宏のも水泳の授業のたびに見ているし、それ以前も何度もある。でもそれらはいわゆる"ちんこ"だった。諸説あるが"ちんこ"は、"小さい子"や"小さい鉾=ちんぽこ"が語源であると言われる。今まで見てきた同世代のは、小さい子の小さな鉾だ。しかし達也のは違う。保健の授業に倣うのであらば、ヴァギナに挿入して腰をふれば、膨らんだ玉で生み出された沢山の精子たちを、その中に供給して子供を作ることができるようになった、大人達が持つのと同じ"ペニス"である。俺は人生で初めて自分以外の同世代の、繁殖機能をもった"ペニス"を見てしまったのだ。
その日、達也の"ペニス"で頭がいっぱいになった。塾がない日であったが、家に帰って机に向かっても集中が持たない。彼のペニスを見たのはものの数秒であったが、俺はしっかり目に焼き付けた。いや、俺の目に焼き付いてしまった。
達也は今日俺に見られた後も、そんなことはつゆ知らずいつものように笑顔で接してきた。しかも今日は結構じゃれてきて、ベタベタされた。いつもなら何もおかしなことではない。だが、俺は正気でいられなかった。
考えないようにしていても、彼の笑顔と目に焼き付いたイチモツを頭の中で照らし合わせてしまう。そうするとなぜか股間が熱くなってくる。久々の衝動に駆られる。したい。すごくしたい。これが擬態語でいう"ムラムラ"とかいうやつか。
その晩、我慢できず俺は自分の股間に手をかけてしまった。すぐに果てた。オカズを探す暇もない。手をかけた途端に、今日の達也の笑顔とアレが頭に浮かび一瞬で出た。
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