天色の花のさだめ

龍神きくおみ

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28.【8日目 -3-】※

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【8日目 -3-】



「…ぁっ」


ズルリと僕の中から出ていくベナーデンのモノを、名残り惜しいと思うほど、僕の熱は冷めずに未だ火照ったままだった。
中からごぷりとベナーデンの精が溢れてきて、その感触に更に熱が上がってしまう。


「ふぅ……まさか、これほどとは…。お前は本当に罪なヤツだな。我を忘れて夢中になっちまうよ。」


髪を掻き上げる仕草が殊の外色っぽく、ドキリとしてしまった自分に戸惑いを隠せない。
その時…。


「ンンンー!」


突然の叫び声にビクッとしてしまった。
どうやらアダンが気がついたようで、バタバタと身じろぐ音もする。
猿轡のように布をかまされているので、呻き声しか出せないみたいだ。


「おっと。お前の騎士のお目覚めだ。…アダンよ、残念だったなぁ?お前の大切なネモは、もう美味しく頂かれてるぜ?」

ニヤニヤそう答えるベナーデン。アダンを見ると、僕と目が合った。真っ青な顔からすぐに真っ赤な顔に変わり目を逸らされた。


「お前にチクられると困るからな。お前も共犯になってもらおうか?」

そう言うと、注射器のようなモノを取り出し、アダンの首に刺した。


「ンンッ!?」

「大丈夫。気持ちよくなる薬だ。その反応だと、お前もネモのことが好きなんだろ?だったら、ネモの中にお前の欲望を受け止めてもらえ。一緒に気持ち良くなっちまえよ。」


言っている意味が分からない。分かりたくない。
それでも必死に頭を働かそうとしても、すぐに考えが分散して頭がボーッとしてしまう。
身体が熱くてそれどころじゃなかった。


(もう、誰でもいいから…早く…っ)


ふわっと身体が浮いたと思ったら、ベナーデンに抱えられていた。
座っているアダンの前までくると、前が寛げられており、アダンのモノがビンっと上を向いて勃っていた。
その上に座らされて、一気に腰を落とされる。


ズチュンッツ

「ふあああああああッ!」

「ンンンーーーーッ!」


僕はあまりの衝撃に甘くイキながら、アダンにしがみついた。
アダンも予想外のことでパニックになりながらも、僕を見る目は…飢えた獣のようで、熱に浮かされて情欲の色が覗く。

ゾクゾクとした疼きを感じながら、僕はアダンのモノに絡みつくように、腰を振ってしまっていた。


(だ…だめ…ダメなのに…止まんない…っ!)


気持ち良さの方に意識が持っていかれてしまい、快楽に流されてしまう。


「ほら、ネモはその気だぜ、アダン。お前もネモを気持ち良くしてやれよ?」


ベナーデンの言葉を受けて、中にいるアダンの物が一層大きくなった気がした。
アダンの腕の拘束が解かれると、アダンは僕の尻を鷲掴み、熱に浮かされたままにガツガツと中を貪り始める。


ズチュッ チュッ ジュボッ グチュッ

「はあッ、あんっ、ふああ、はあんっ!」

下から容赦なく突き上げられ、ゴンゴンと奥に当たって下腹部に響き渡る。
気持ちよくてもう何も考えられない。
もっと激しく、もっと奥を突いてほしい。
早く、早く、アレがほしい。
アダンの布越しに漏れる獣のような息遣いにすら、興奮してしまっていた。


「グゥッ!!」

ビュルルルルルルッ ビュルッ ビュッ ビュルルルッ

「んぁああああ~~ッ!」


僕の奥をグリグリと押し潰しながら、大量の精が吐き出され、その衝撃で僕も絶頂を迎えてしまった。ビクンビクンと震えるアダンのモノに絡みつき、搾り取るように内壁が収縮する。


(ああ…気持ちい…中に出されるの…やばい……)


アダンが倒れ込み、僕を床に押し倒す。
口輪を外して、今度は口内を貪られた。

ジュルッ ジュプッ ジュルルッ

キスではなく、食べられている…。
舌を吸われ、口内を蹂躙され、溢れる唾液を飲み、そして飲まされて。

(キモチイイ…)

そうこうしている内に、抜かずに居座っているアダンのモノがむくむくと大きくなり、すぐに律動を再開し始めた。


パンッ パンッ パンッ パンッ

「ひあッ、まってぇ、やだ、いくっ、イクうぅッ!」

未だ甘い絶頂の波の中、容赦なく怒張が中を抉り続け、すぐにまた頂に昇りつめそうになる。


「はあ、はあっ、ネモ、好きだ、ネモぉ…ッ!」

アダンが一層早く腰を動かす。


パンッパンッパンッ バチュンッ!

「まッ、まって、ッ~~~~~!?」

ビュルッ ビューーーッ ビュルルルッ


あまりの気持ち良さに、アダンの腕に爪を立てながらのけ反り、盛大に後ろで果ててしまった。
アダンも気持ち良さそうに背を反らし、出したモノを奥に塗りつけるようにグリグリと動いている。
その刺激もたまらなくて…


ぷしゃッ ぴゅるるッ ぷしゃーッ


「お…失禁したか?いや、潮だな、これは。ははは!なんだよ。気持ち良かったようで何よりだ、ネモ。」


僕の反応を見て楽しそうに笑うベナーデン。生温かい体液が腹の上や股間を濡らしていく。気持ち良すぎて太腿がガクガクと震えてしまっていた。


(や…やだ…見ないで…見ないでくれ…)


そんな思いとは裏腹に、僕は醜態を晒しているのにも関わらず、それさえも興奮してしまっていたのだ。
周りで見ていた他のオス達も、僕の痴態を見て興奮しているのがわかる。


「ぁッ…!」

倒れ込むアダンを引き剥がし、見張りの男がアダンの腕を再度拘束する。
アダンのモノが抜けていく感覚すら刺激になり声が漏れる。後腔からごぽごぽと大量の精が溢れ出してくるのにも興奮し、秘部がパクパクと物欲しそうに蠢いてしまう。


僕はベナーデンにより、またベッドへと戻され、今度は名前も知らない3人の相手をさせられた。
彼らは待ちわびたように、乱暴に我先にと僕に手を伸ばす。


後ろから、前から。
口も使って、手も使って。
彼らの愛を受け止める。

嫌だったはずなのに…
僕は自らしゃぶりつき、欲望を満たすように彼らとの交わりを甘受していた。

1人ずつ僕の胎の中に出し終わると、まるで中に出されたモノをかき混ぜて塗り込むように、ベナーデンの怒張で後ろから容赦なく犯される。


ズチュッ ジュプッ グチュッ ジュポッ

「はあんッ、あっ、イイっ、きもちいッ、ああッ…♡」


もうすでに僕は、快感を得ることだけしか考えられず、気持ち良さを素直に受け入れ、自らそれを強請るほどに堕ちてしまっていた。


もう誰でも良い。
犯して、もっと。もっと激しく。
この熱から解放してくれるなら。
僕を気持ちよくしてくれるなら。
僕の胎にたくさん、熱い子種を注いで欲しい。


前を扱かれながらまた潮を吹いて、オス達を喜ばせている。それを見られている僕自身も更に興奮して、中にいるベナーデンのモノをぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。


「くっ、はぁ、ネモ。ネモの中、すげぇぐちゃぐちゃだな!いいぜ。もっと、もっと淫乱になっちまえ。お前はもう、俺たちのものだ。星へは帰さない。俺たちの、愛する伴侶だッ!」


ゴチュンッ!

ビュルルルルッ ビュビュッ ビュルッ

「ひあああああ~~~~ッ♡」


ベナーデンの熱い精で胎がまた満たされていく。

(ああ…すごい…キモチ、イイ…♡)

強く大きな快感に包まれ、僕はついに意識を手放してしまった。
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