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番外編

咲良は先生を気持ち良く起こしたい

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 ピンポン。

 私はドキドキしながらドアチャイムを鳴らしたけど、誰も出てこない。



 もしかして、ふとし先生まだ寝てる?

 てことは……。



 咲良さくらはニッコリ笑うと、ポケットの中に手を入れ引き出す。

 手に握られた真新しい鍵。



 この前、先生がくれたコレ。

 今が使う時なんじゃないかな?



 私はウキウキしながら鍵穴にそれを突っ込んだ。

 ワンルームの狭い玄関からミニキッチンを通り抜け、室内へと進む。

 部屋の引き戸は空いたままで、奥に置かれたベッドの毛布が盛り上がっていた。

 近寄って見ると、先生はぐっすり眠ってる。

 長めの黒髪から覗くその顔に、起きてる時の神経質そうな雰囲気は全くない。

 気持ちよさそうに寝てる。

 こんなに無防備な感じで寝てられると、ちょっとイタズラしてみたくなってきた。



「せんせ?」



 声をかけたけど、寝息しか返ってこない。

 部屋はカーテンの隙間から朝日が差し込んで薄暗い。

 だけど、電気がなくても十分な明るさがある。

 先生は毛布一枚掛けただけ。

 仰向けの身体に纏わり付いた状態で……。



 あら?

 あれって、アレかなぁ。



 下腹部の毛布が不自然に盛り上がってるのは……。

 男の人の生理現象。

 朝勃ちだと思う。

 でも、エッチする時に見るより、明らかにサイズが小さい。



 ってことは、まだ大きくなり切る前ってこと?

 じゃあ、もしかしたら……。

 普通のサイズのおちんちんが見られる?

 それに、これから大きくなるところも見れるかも?



 私は好奇心がものすごく刺激されて、誘惑に勝てそうになかった。

 先生が起きないのを良いことにベッドの横に膝立ちすると、そっと毛布をまくってみた。

 黒のロンTにグレーのスエットズボン。

 その股間がこんもりと膨れてる。

 先生の顔を伺いながら、私はゆっくりとその膨らみに手を伸ばした。

 手のひらに感じるのは温かく弾力のある塊。



 どんなのか、直接見てみたい。



 ロンTの裾を捲ると、先生のお腹が見えてきて、日焼けしてない真っ白なお腹にドキッとした。

 スエットのズボンを少しづつ下げると、オヘソが見えて何でか分かんないけど、アソコがキュンてしちゃう。

 ドキドキしながら、お尻の方も苦労して引っ張り、やっとおちんちん全体を露出することに成功。

 ボロンと出てきたのは、まだ柔らかさが残る棒の部分と、大っきなタマタマ。

 少し芯を持ち始めた肉棒は、まだ真っ直ぐじゃなくてカールしてる。

 皮の中から半分くらい先っぽが出てて、おしっこの穴があるのが分かった。

 思わずそこの周りを指で円を書くように触ってみた。

 指で先っぽを摘んでみたり、タマタマも揉んでみたりすると、柔らかくて手触りが良いから、楽しくなって弄り回してた。



 何か、段々大きくなってきた。

 あ。

 我慢汁出てきてる。



 おちんちんの先っぽから透明な液体が一雫。

 それを指に付けてからヌメヌメを先っぽに塗り込むようにすると、おちんちんがヒクヒクした。


 もう真っ直ぐになって、かなり太く硬くなってる。

 指で輪っかを作って上からシコシコと扱いたら、また我慢汁が出てきた。

 今度は雫が決壊して棒の方まで垂れてくるから、思わずペロンと舐めちゃった。



 ちょっとしょっぱい。

 あと、おしっこの味もする。



 それでも全然、嫌じゃないからまた舐める。

 まだ出てくるから、アイスみたいにペロンペロンと舐めた。



 すごい、ちっとも止まらない。

 今度はチューって吸ってみる。



「はぁ……」



 気だるげなため息のような反応に、ちょっと焦ってフリーズした。



 気持ち……よさそう?

 このままシテも大丈夫かな?



 すぐに再開して、舐めながら手で扱くとカチコチになった。

 大きくなったおちんぽは、太さも長さもスゴくて、私はうっとりと眺めてはペロンと舐めることを繰り返している。

 私のアソコはもうビチャビチャで、パンツまで濡れてきた。

 クリトリスがウズウズして、アソコがヒクヒクして、無意識に太ももをすり合わせて腰が揺れちゃう。



 コレ、欲しいな。

 勝手にシたら、ダメかな?



 口の中でチュパチュパ、舌を這わせてレロレロレロ。

 ちょっと出して、手で扱きながらタマタマをうしろのほうまで舐めていく。

 タマタマとお尻の穴の間を舐めたら、おちんぽが大きくビクついた。
 


「はぁぁ……」



 先生が悩ましげに息を吐き出した。



 ココ、気持ちイイのかな?

 もっと舐める?



 しばらく丁寧に舐めてたら、先生が少し身動ぎした。

 起きそうで起きない。

 今度はタマタマを口に含む。

 口をすぼめて吸ったり、ハムハムと唇でんだり。

 中身がたくさん溜まってるのか、パンパンになってる。

 気が付くと、手に我慢汁がしたたり落ちてきてて、慌てておちんぽをしゃぶったら。



「あぁ……」



 先生はすごい気持ちよさそうで、私は余計にエッチな気分になる。



 もう我慢できない。

 全然起きない先生がいけないんだからね?



 そう言いわけすると、パンツを脱いで先生にそっと跨った。

 太先生の大きなおちんぽを手に持って、自分のアソコにくっ付ける。

 先生の熱い先っぽが、中に吸い込まれるようにスルッと入ってきた。

 それだけで感じちゃった私の体は、おちんちんのくびれた所を勝手にキュッと腟口で締めてしまった。



 ちょっと快感で動けない。



 アソコの中が先生の肉棒の形を確かめるように、ぐにゅぐにゅ動いてるのが自分でも分かる。

 ゆっくりと腰を下ろして、ズブズブとおちんぽが奥まで入った。



 気持ちイイ……。

 あぁ♡

 奥まで来てる。



 何度も太先生とエッチしちゃって、もう痛みなんか感じなくなってる私にとって、先生におちんぽを突っ込まれるのは快感でしかない。

 でも、今日はいつもと違うね。

 先生の意思は無視して、私が勝手に先生のおちんぽを使っちゃってるんだもん。

 先生のお腹に力が入った。

 ちょっと苦しそうに眉根が寄ってる。

 知らない内におちんちんを勝手に使われてるのに、それでも無意識に射精をしないようにしてるの?



 寝てるんだよね?



 起きるかなって思って様子を見るけど、まだ起きてはいないみたい。

 でも、意識は眠りから徐々に覚醒へと移っているみたいで、指先が動いた。

 それを見ながら、私はゆっくりと上下に動き出す。

 腟内なかがおちんぽで擦られて、ものすごく気持ちイイ。

 ズンって奥まで届くし、腟内なかうねって引き抜く時に絡みついてるのか、引っ張られてめくれちゃうんじゃないかと思うくらい。

 もっと快感が欲しくて、自然と速さが増していく。



「はぁん……あぁん……」



 自分で動いてるのに、気持ち良過ぎて声が抑えられない。



「咲良……」



 あ。

 先生、起きちゃった。



「太先生……おはよう……あん……」

「バカ……ヤバい……射精ちゃうだろ」



 先生が私の腰を抑えようしたけど、ちょっと遅かったみたい。



「太……イク……」



 それを聞いて先生は、止めるのは諦めたらしく、反対に腰を持って激しく揺すってきた。



「はぁ……あっ!」



 快感で体が震える。

 おまんこは先生のおちんちんを締め付け、いつに無く強く痙攣した。

 敏感になってるから、今は止まって欲しいんだけど、それは先生ができないみたいだ。



「待って……今、イッてるから」



 先生は無言で、何かに耐えながら腰で突き上げてくる。



 やぁ。

 ダメ……。

 快感でどうにかなりそう。



「待って……気持ちイイのぉ……あ、あ、あぁ」

「俺も……無理。止まれない」

「えぇ~。あぁ……良過ぎ……死んじゃう」

「ちょっと、我慢して……」

「ひゃん。せんせ……無理ぃ~」

「あ、射精《だ》すよ」

「うん。来て♡ いっぱい……ちょうだい」

「イクっ……」



 お腹の中でドピュって出た。

 何度も何度もビクビクしてる。

 それを感じたら、私もまた頭真っ白くなった。

 おちんちんが何も出さなくなっても、私の腟内なかは動いてる。

 最後の最後まで搾り取るみたいに。



「太先生……好き♡」



 先生の上に倒れ込むように抱きついて、自分からキスをした。

 先生はそれを受け入れて私にされるがまま、それでも抱きしめて頭を撫でられた。



「こんな起こし方、どこで覚えたんだよ」

「へ? だって、太先生寝てるから……ちょっと、おちんちん見せてもらおうかと……」



 改めて聞かれると恥ずかしい。

 言ってて段々赤くなってくのが分かるから、気まずくて目を逸らした。

 モジモジしながら話す私のスカートを先生は捲って、まだ抜いてない結合部を観察してる。



「抜いてみて」



 素直に従う。

 グボッて音が聞こえた。

 おちんちんが抜けて行く時がまた気持ちイイ。



「……エロっ」



 流れ出る自分の精液を見て、先生は嬉しそうに言う。

 下を除き見ると、先生の下腹部は白の水玉模様になっていて、まだおまんこからポタポタとしたたっていた。



「結構射精したのにな」

「なに?」

「あんまり出てこない」



 言われた意味が分かった途端、か~っと赤くなっちゃった。

 だって今、私の子宮に先生の濃ゆい精液が大量に入ってるってことだもん。



 あ、ダメだ。

 またおまんこキュンキュンしちゃう。



「先生? もう起きた?」

「咲良が起こしたんだろ?」

「うん。先生とエッチしたかったんだもん」

「今日は出かけるんじゃなかったっけ?」

「いいの。今日は、映画じゃ無くて……」

「何したい?」



 先生は分かってて、ニヤニヤしながら聞いてくる。



「……おちんぽで、突いて?」

「今シタのに?」

「いっぱいシて欲しいの。……今日ママ夜勤で居ないし」

「……泊まってくの?」



 私はコクリと頷いた。



「ねぇ先生? 明日の朝までに何回できるか、新記録目指そうか」



 この瞬間、タイムトライアルが決定した。



「エッチな彼女持つと、体力要るなぁ」



 ボヤきながらも、先生は楽しそうだった。




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