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本編

11 青姦は覗かれてると燃える

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 あれから一ヶ月。

 耀太ようたって人から連絡が来る頻度は減ったらしい。

 そして、ふとし先生と私はカレカノになった。

 太先生は咲良さくらって呼んでくれるのに、私は何か恥ずかしくて、まだ呼び捨てにできなくて、お仕置されちゃった。

 でも、ママの前で間違って名前呼びしたらまずいかなってことになって、結局『先生呼び』はそのままになってる。

 デートの時は『名前呼び』頑張ってるんだけどね。

 そんなラブラブな私達を知らない耀太って人は、未だに『太の女は誰なのか?』探りを入れに来てるんだって。

 だから今日は、耀太が見てる──尾行されてるのを知ってて、目の前でエッチなことをする。

 夜の公園で、初めて外でエッチするの。

 なんか、人に見られるのって恥ずかしいかなって思ったんだけど、その話した時まだ繋がったままで、想像したらアソコがキュンてしたのを先生に知られちゃったから。



 恥ずかしいけど、ちょっと興味はあった。

 だから嫌って言えなくなっちゃったの。

 ほら、考えただけなのに濡れてきちゃった。



 先生は公園の中でも、明るい照明のある場所でキスを始めた。

 最初は軽く。

 次は唇を食むように。

 舌が入って来てからは濃厚に。

 最後はベロを絡めて、音が立つのも気にしないでキスを繰り返した。

 視界の隅に、男の人がこっちを盗み見てるのが映り込む。



 アレが耀太って人?



 見た目は中肉中背で顔だってごく普通。

 顔だって、先生より良いとは思えない。

 先生は痩せでるけど背は高いし、前髪長くてあんま見えないけど目鼻立ちは整ってて、たぶん自信持って堂々としてたらかなりモテるんじゃ無いかって心配してるんだよね。

 頭の中身も見た目も全然負けてるのに、何であの人が先生のことディスってるのか不思議。

 何かすごく驚いてる顔がバカっぽいし、先生と同じ大学行ってるにしてはチャラ過ぎる。

 あれはモテなさそう。

 贔屓目入ってるかも知れないけど、先生は頭良さげな良いとこのお坊ちゃんて感じ。

 そっちの方が女性受けは良いのに、本人はモテないと思ってるのがかわいい。



 太先生が、私の彼氏になってくれてホントに良かった。



 キスしながら太の手が胸を揉んで、もう片方はお尻を撫でたり、たまにスカートまくり上げてアソコを触って来る。

 耀太って人から見たら、女子高生のパンツの中に指入れて、おまんこ触りながらおっぱいも揉んでキスもしてて、こんなの信じられないんだろうね。

 驚愕して、嘘だって思いたいのが分かるんだけど、それでも羨ましそうに見てる。

 先生は構わずパンツ脱がして、ちょっと明かりから外れた木に私の両手を付かせて、腰を引っ張った。

 しゃがみ込み足を開かせて自分は、目の前のおまんこに舌を這わせる。

 時々クリを舐められて、思わず声が出ちゃう。



「あ……あぁん。はぁ……」

「咲良はクリ責め好きだね」



 そう言ってから先生は、チューチューとクリに吸い付いた。



「あっ! ……だめ、イッちゃうよ」



 だめって言ってるのに、先生はめてくれない。

 あっという間に一回イカされた。



「すごい濡れてるよ。ほら」



 指をおまんこに埋められた。

 グリグリされて気持ち良くて、ピストンされると腰がガクガクしちゃう程感じる。

 ちょっと振り返ったら、耀太が近くの低木の影からこっちをガン見してた。

 私の下半身を見てるから、自分が見られているのにも気付けない。

 股間に手をやって、ズボンの上から握って……ちょっと揉んでる。

 あれは、オナニー始めるのも時間の問題だよね。

 私のほうは、太が指入れてかき混ぜるし、時々クリも舐めるから、もう我慢なんかできない。



「お願い。早く……シテ?」

「何を?」

「……太の……おちんぽ……咲良の……おまんこに……入れて……下さい」

「いいよ。じゃあ、自分で出して、入れてみろよ」



 私は頷いて、先生のズボンのボタンをはずし、ジッパーを下ろし、ズボンとパンツをずらしていく。

 ポロンと勢いよく、太の大きなぶっといおちんぽが飛び出して、ほっぺたを打たれた。

 太はおちんぽをわざと私の顔に擦り付けて、先っぽから出てきたお汁を唇に塗る。

 だから私はパクリと咥えて、一気にチューっと吸った。



「うぉ! それヤバい」



 私はにっこり笑うと、口からおちんぽを出して、裏筋をペロペロ舐めたり、玉袋を舐めて吸い付いたりした。

 横目で見ると、耀太はすぐそばまで来て、自分のモノを出して扱いてた。

 太も気が付いていて、サービスでそっちに私のおしりを向けさせて、足も開くように囁かれたから従う。

 太がまた屈んで耳元で「耀太がめっちゃ見てるよ」って教えてくれた。

 そのあとすぐ、太は私の片足を持ち上げて、立ったまま対面でおちんちんを入れてきた。



「マジか……生じゃん」



 近いし割と静かなので、耀太の声は結構よく聞こえた。

 本人は驚き過ぎて、心の中の呟きが声に出てるのを気が付いてないらしい。



「あん。大きい!」

「キッついな。もっと力抜けよ」

「ムリ~」

「あ、ヤバい、スゲーうねってる」

「……奥、当たってる。気持ちイイ」

「そんな締めんなって、それとも、もう出してもイイの?」

「や……んン……まだダメぇ……でも、感じちゃって……キュンキュンが止まんない……」

「うわっ。それ、奥のザラザラで締めるの、ヤバい。ダメだって……出そう」



 いつもはエッチする時、ここまで喋らないんだけど、今日は違う。

 耀太に聞かせるために、どんな風に気持ちイイのか、解説するつもりでヤッてる。



「何だよ、アイツ。あんなかわいい子と……マジ気持ち良さそうでムカつくな」



 耀太は心の声ダダ漏れで、でも右手はシコシコ動き続けてる。



「どこに射精す?」

「中……」

「中でいいの?」

「いいの。中に……ちょうだい?」

「できちゃうかもよ?」

「いいよ。できて……」

「俺の子、孕みたいの?」



 そう言われてめっちゃ感じちゃった。



「うん。だから……シテ?」

「本当に……やるよ?」

「いっぱい……出して……」

「咲良……」



 先生がめっちゃ色っぽくてカッコイイ!!

 たぶん今日一番にキュって締まった。



「……射精すぞ。 くっ……!」



 中でドピュッて出たのが伝わった。

 何度も繰り返し出てる。

 気持ち良くてずっと出されてたい。

 私の体はもっとしてもらいたいらしく、先生のおちんぽを締め付けて離さない。



「マジで中出し、しやがった」



 耀太の呟きが聞こえた。

 耀太は右手を加速して、目の前の地面に白くてドロっとした液体を撒き散らす。

 人のを覗き見て興奮したのか、いつもより多く出たために本人は驚いてるなんて、私たちには分からない。

 だから、放心してるのを見て、何やってんだろうって、間抜けに見えた。

 

 耀太、まだ童貞らしいよ。



 最近、太の友達が教えてくれたらしい。

 耀太は大学に入って、最近やっとコツを掴んできたところだ。

 合コンやナンパで女の子とイチャイチャするのか関の山らしい。

 自分よりモテないし、女の子と話すのも苦手な方だった太のことを耀太はあなどっていた。

 それなのに、ソイツが実は一番良い思いをしていたのだ。



 太の相手が、あんなに可愛い女子高生?



 それは耀太にとって衝撃だったらしい。

 悔しいと同時に、太に出来たのなら自分にも出来ると思う。

 この時耀太は、自分はもっとかわいい女の子をゲットしてやると、本気で考えていた。

 だけど現実は甘くない。

 咲良のような、大胆なことをする女子高生なんて早々いないし、いても咲良ほどかわいい子はほとんど居ない。

 良くてパパ活狙いのギャル系。

 咲良のような、見た目は清楚なのに中身が肉食系なんて、例外中の例外だった。



 そして、この日の覗き見が耀太を変えてしまった。



 耀太は太が咲良と会う日に、太のカバンに隠しカメラ付きのボールペンを付けた。

 太はそれに気が付いたがそのままにして咲良の部屋に行き、ベッドのそば──咲良のアソコに太のモノが入っている所がよく見える位置に置いて、その日のエッチをした。

 耀太は咲良の家の近所で、リアルタイムでその様子を見ていた。

 太が好き勝手にかわいい女子高生にキスしたり、体を触りまくったり、舐め回したりしている。

 咲良も嫌がることなく、それどころか積極的に太の逸物をしゃぶっている。



「マジかよ。太のやつ、あんなに気持ち良さそうにしやがって……」



 そのうち予定通り、隠しカメラから良く見える場所で咲良のおまんこに太がちんぽを埋めていった。

 強弱をつけて腰を振り、咲良が耐えきれずに漏らす声は、咲良の家なので親にバレないよう我慢してる。

 そのせいで音声はハッキリ聞こえず、くぐもった呻き声が大半だった。
 しかしそれも、耀太にしてみれば興奮材料の一つになった。

 堪えてるのに、思わず出る声はエロかったし、太に攻められて何度もイく姿と抑えた声に滾るものがある。



「くそっ、太のヤツ……一人だけ良い思いしやがって。ムカつくな……ぐっっ!」



 ムカついていても、出るものは射精るらしい。

 目の前の電信柱に白濁液が飛び散った。

 それを散歩中の猫が、丁度ひざくらいの高さの塀の上から物珍しげに見ていた。

 放心した耀太のモノが萎え始め、猫の目の前でブラブラと揺れた。

 猫の目が獲物を見つけて光り、猫パンチを繰り出す。



「ぐぇっ! う……うぉ……」



 耀太はその場でうずくまる。

 運の悪いことに、この猫はハンター能力が高かった。

 猫パンチは竿だけじゃなく、玉袋と、剥き出しの亀頭にもヒットしている。

 耐え難い痛みに気が遠のきかけ、それでも痛みの為に現実に引き戻される。

 耀太がそんな地獄を見ているのを太は何も知らない。

 太はその瞬間、咲良の中で本日二度目の絶頂を迎え、快感に浸っていた。


 
 
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