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本編
5 顔射は男子の夢!?
しおりを挟む「……ゴメン」
あ、先生の目が優しくなってる。
さっきまでの怖い感じが消えた。
良かった……。
もう終わりかな?
「痛かったよな。……俺、我慢出来なくて」
「あ、うん。先生だけのせいじゃないし……大丈夫」
申し訳なさそうにする先生に、私は痛さを堪えて笑顔で答えた。
ホント、痛すぎて、感覚が麻痺してる。
「今日って、大丈夫な日?」
「大丈夫って?」
ママは明日の10時ごろじゃなきゃ帰って来ないから、時間ならたくさんあるけど……。
「えーと、その……我慢できなかったから。……危なくないかって」
なんか、ボソッと言うから、最後のほうは聞こえなかったけど、私が誘惑なんてしたから、先生我慢できなくなっちゃったのか。
「我慢するのって、やっぱり……辛いの?」
「それは……まぁ……」
そっか、そうだよね。
やっぱり私が『痛いって』言って、止めちゃったから……。
これは……もっとシタいってことかな?
うーん。
だけど、まだ痛いんだよね~。
時間が経てば、少しは良くなるかもしれないけど……。
「今シタばっかだから、またあとで……でも良い?」
「あとなら……ヤッて良いの?」
あれ?
もうおしまいで、大丈夫なの?
男の人って、出さなきゃ終われないんじゃないの?
「先生は……もう終わりで……良いの?」
「……良くない」
バツが悪そうに視線を逸らしてそう言われた。
そっか。
やっぱり先生、まだ出てないから終われないんだ。
「先生? 先生は……どこに掛けたいの?」
「……え?」
「最後は、先生の……アレを……体に掛けて終わるんでしょ?」
クラスの男子が話してたことや、友達からチラッと聞いた知識で訊ねてみたけど返事がない。
「お腹の上とか、胸とか……。あ、顔とか口の中に出す人もいるんだっけ?」
しばらく固まってた先生の手がゆっくりと動き出し、私の胸を優しく揉みはじめた。
奥に押し込まれたままのモノがビクリと動いた。
あれ?
なんかさっきより大きくなったのは、気のせいかな?
先生は乳首をぐりぐりしながら、ゆるく腰を振ってくる。
「……なにをどこに、掛けるの?」
これは……。
もしかして、エッチな言葉を言わせたがってるのかな?
は、恥ずいけど、頑張ってみる?
「先生が私に、白い……あの……せ、精液……かけるんでしょ?」
頬が火照って、体も不自然に力が入っちゃう。
あ、恥ずかし過ぎて、涙出そう。
先生のおちんぽが、ビクンビクンて……。
また大きくなった?
「咲良ちゃんは、どこからそんな話、聞いて来るのかな?」
何か私。
先生のこと、興奮させちゃったみたい?
いや、でもちょっと怒ってる?
「クラスの子とか……」
「そっか」
ん?
なんで先生、ホッとするんだろ?
「で、咲良ちゃんは、どこに掛けて欲しいの?」
え?
どこって……どこだろ?
考えたことなかったけど……。
どこに掛けてもらうのが良いかな?
そう言えば。
クラスの男子たちがしてた内緒話。
かけてみたいって言ってた場所は……。
「……顔?」
「顔!? 本当に良いの?」
「え? あ……うん」
そんなに驚かれるとは思わなかったよ。
もしかして、早まった?
「やっぱダメとか、ナシだよ?」
あ……。
これはもう、断れないやつだ。
太先生の大きなおちんぽが、一段と固く熱くなった。
しかも目がキラキラ──いや、ギラギラしてるし、腰振る速度も上がった。
「間違って、口の中に入ったり……するかもしれないけど……」
あぁ
本当は先生、口の中に出したいのかな?
「イイよ。先生なら、口に出しても……」
「そんなこと言ったら、ホントに出すよ?」
「うん。出して?」
「……じゃあ、行くよ」
先生がガンガン腰振って、ラストスパートかけてきた。
そしたら私も気持ち良くなってきて、何かお腹の奥がキュンキュンしたあと……。
「先生……ダメ……あっ!」
お腹の奥がギューってなった。
おまんこの奥の方、痙攣して止まんない。
「くっ……!」
先生が急いでおちんぽを抜いて這い上がってきた。
目の前に来たおちんぽに、慌てて目を瞑る。
次々と熱い液体が頬や鼻にかかり、やがて顔全体を汚していく。
待って。
精液って、こんなにたくさん出るものなの?
驚いてる私にはお構いなく、軽く開いていた唇をこじ開けるようにして、大きな塊を突っ込まれた。
まだおちんぽは脈動してて、口の中にドロドロした液体がドピュッと入ってきた。
にが~い。
そう思ったら、なるべく味が分からないうちに無くなって欲しくて、ごっくんて飲み込んじゃった。
あ、やっと出し終わった?
もう出てこないのかな?
そう思って穴の辺りを舌で押したら、中から少し出てきた。
ん?
もしかして、今?
最後はおちんぽを咥えて、チューって吸うんだよね?
男子がしてもらいたいと言っていた内容を思い出しながら、まだ硬さの残るおちんぽを舐める。
「っっ! 咲良……ちゃん……」
上擦った声を上げた先生は、驚いて動かない。
やっぱり先生も期待してるかなって思ったから、私は先生のおちんぽをチューって吸った。
「うわっ……んん……」
中から残ってた精液がたくさん出てきた。
唾液と混じったそれを無意識に飲み込んじゃって、何となくおちんぽをチュパチュパしゃぶる。
「はぁ……」
ため息とともにフリーズが解けた先生が動く。
おちんぽが引き抜かれ、目の前に晒される。
私はそれに舌を伸ばしてペロペロ舐めた。
「先生、気持ち良かった?」
「咲良ちゃん……最高に気持ち良かったよ」
先生は私の顔に付いた精液をティッシュで拭き始めた。
その間にも垂れてくるから、口の周りをペロっと舐めとった。
先生は私のおまんこも拭いてくれて、それがすごい丁寧で……。
そんな拭き方されたら、また気持ち良くして欲しくなりそう。
まだかな?
そう思って先生を見たら、嬉しそうに笑ってた。
男の人って、どのくらいすると満足するんだろ?
ふと疑問が湧いてくる。
でも今の先生は、きっと満足してるのかもしれないと、なんとなくそう思った。
だってその時、おまんこから流れ出す自分の精子見て。
『次はいつできるかな?』
なんて、先生が頭の中で考えてたなんて、分かんなかったんだから。
だから私は呑気にも……。
セックスは痛くて大変だったけど、先生に触られるのは気持ち良かったなぁ。
そんなことを考えてて。
そしたら、私のアソコがヒクついた。
やだ私……。
先生にもっとエッチなこと、されるの期待してる?
もっと触ったり、舐めたり……。
そういうこと、シテ欲しいかもって?
そこまで考えて何となく先生を見ると、優しく抱き起こされた。
先生が持ってきてた、飲みかけのペットボトルを渡されて、勧められるままごくごくと飲む。
あれ?
これって間接キスだ!
「ごめん……」
ひとりで脳内パニック起こしてたら、いきなり謝られた。
もしかして、口に射精したこと、反省してる感じ?
そんなの、私が言ったんだし、気にしなくて良いのに。
「大丈夫だよ?」
そう言ったら、先生は抱きしめてキスしてくれた。
ただ触れるだけのキスだけど、すごい長くて、心がじんわり温かくなった。
こういう、心が気持ちいいのも初めてで、私は先生の胸に擦り寄った。
そっか。
付き合うって、こういうのが良いのかもしれないなぁ。
私も彼氏欲しい。
ん?
先生って、学校の先生とは違うよね?
ってことは……。
付き合うの、ダメじゃない?
っていうか、その前に確認しとかなきゃいけないこと、あるじゃん!
「あの……今更なんだけど……」
「なに?」
「太先生って、彼女いるの?」
「へ?」
先生はものすごく変な顔してた。
これはもしかして、浮気とかさせちゃったのか?
一瞬にして頭が真っ白になった。
人の彼氏とエッチとかしてたら、やばいどころじゃない。
下手したら修羅場で、刺されちゃうかもしれないよ。
「いや、彼女はいないけど……」
「よ、良かった~」
「良かった?」
「うん。だって、彼女いたら悪いでしょ?」
「まぁ……」
それはそうだと頷きながら、先生は私の言いたいことまでは分からないのか、その先を目で促してくる。
「だって、そしたら……もう『こういうこと』できないもんね」
「もうって……。またしても良いの?」
「え?」
そんな直球で聞かれると、返答に困る。
またシテ欲しいと素直に言えなくて口ごもった。
「……気持ち良かったんだ?」
バレてる……。
だったら、ここは開き直っちゃおうかな?
私は覚悟を決めた。
「舐めたりイジったり……アレ、またしても良いよ?」
「気に入ったんだ?」
「う、うん」
「えーと、じゃあ、そのあとも……スルのは?」
やっぱそうだよね。
先生はシタいよね……。
痛いのは1回目だけって聞いてるし……。
「たくさん気持ち良くしてくれたら……良いよ」
「……良いの?」
「……うん」
先生が嬉しそうに笑った。
頭を撫でてくれる。
何か褒められたみたいで嬉しい。
二人で抱き合って、私はすごい幸せな気分でほんわかしてたのに……。
急に、先生が我に返ったようにハッとして言った。
「今日の勉強、しないとな……」
「……え!?」
あとで知ったけど、男の人って気が済むまで出しちゃうと、一度冷静になるんだって。
私はその時、めちゃくちゃエッチな気分だったのに……。
だから先生の意識を勉強から逸らしたくて、思わず言っちゃった。
「あとでまた、気持ち良いこと……してくれる?」
「え? あぁ。……うん。あとでね」
もちろん勉強はした。
頑張ってした。
でも、あんなことしちゃったから意識しちゃって集中が出来ないの。
結局今日は、最低限の勉強だけで終わった。
で、そのあとは当然……。
気持ち良くされた。
私のその日の感想は。
……先生って。
見た目に反して、体力あるんだね。
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