1 / 12
本編
1 陰キャな家庭教師がやって来た
しおりを挟む
「咲良。先生いらしたわよ」
「はーい。こんにちは、先生」
私は笑顔であいさつすると、先生を自分の部屋に招き入れた。
高一の三学期の成績が壊滅的だった私に、この春から家庭教師が付けられることになったんだけど、最初はすごく気乗りしなかった。
だって、週に三日も来てもらって勉強するなんて死んじゃう。
勉強やだ。
そう思ってたのに……。
長井太先生に会って、気が変わった。
太先生は有名医科大学の二年生。
すごく頭が良いけど、見た目はヒョロっとしててすごく弱そう。
あと、全然日焼けしてなくて、前髪長いからあんまり目が見えない。
でもしゃべると、声優さんみたいに良い声してて、話し方も優しい。
先生は中学と高校は男子校で、大学も男子の方が多くて、女子とはあんまり話したことなかったんだって。
私の周りは、おバカでガサツな元気過ぎる男子が多くて、ちょっと男の人は苦手だったんだけど、太先生みたいな大人しい男の人なら大丈夫。
それに、本当は少しだけ、男の人に興味がある。
自分の体も中学生の時から比べたら、びっくりするくらい違ってきてて、胸も膨らんできてるし、腰もくびれてきて、いろんなところに毛が生え始めた。
保体の授業で男の子の体も変化するって言ってたから、どんなだろうって友達と話したこともあるし。
あと、クラスの男子の股間が、不自然な形に膨らんでるのを目撃したこともある。
男子たちがするエッチな話も、わざと女子に聞かせてるんだと思う。
だって声が大きくて嫌でも聞こえてくるんだもん。
そんなわけで、男子がどんな風にエッチなことしたいとか、そういうのは知ってるんだけど……。
だからって、興味はあってもやっぱりそういうのは恥ずかしくて話題に出せないし、変なことされるのも怖い。
そんな時、偶然起こったハプニング。
太先生が来はじめて、何回目かのカテキョの日。
私は消しゴムを落とした。
落ちた先は机の下。
「俺が取るから、咲良ちゃんはそのまま、その問題解いてて良いよ」
「ありがとう」
太先生は優しいから、自分が読んでいた本を置いて、問題解いてる私に代わって机の下に潜ってくれた。
そしてしばらくして這い出してきた太先生。
「はい、消しゴム」
「あ、どうも」
先生の手のひらに乗った消しゴムを受け取ろうとして、よく見てなかったから指まで掴んじゃった。
先生がビクッてして、私もなんか恥ずかしくなった。
頬っぺが熱くなる。
太先生の顔もなんとなく赤い?
ちょっと目を合わせられなくて、視線が泳いだら、先生も顔を逸らしてた。
それからは何だか先生を意識して、勉強しててもドキドキして集中できない。
だって、気がついちゃったから。
太先生が消しゴム取りに行った時、私は足を開いてた。
ってことは……。
先生に見えないように、ちょっとだけスカートめくって確かめる。
やっぱりね。
今日は太先生来るし、かわいくしようとしたから、何となく下着もお気に入りのにしたんだった。
かわいいレースの白いパンツ。
お股の少し上は透けて中が見える。
先生、コレ見たんだよね?
「咲良ちゃん、どうかした?」
「うぅん? なんでも……」
慌ててブンブン首を振った。
もう私は恥ずかしくて真っ赤だと思う。
太先生の顔、まともに見られない。
だって、私の下着を見られたんだよ?
もちろんそんなところ、まだ誰にも見せてなかったのに……。
どうしよう。
そういえば……。
太先生、下から出て来るの遅かったよね。
やっぱり、しばらく見られてたってこと?
その疑惑から、ノートを見たまま横目で先生の様子を伺う。
目の動きだけだと表情まで確認することはできなくて、見えるのは先生の体だけ。
ドキドキしながら、どうやって顔を見ようか考えてたら……。
あれ?
何か違和感が……。
「あ……」
ズボンの股間が……盛り上がってる。
あそこって、アレがある場所だよね?
「何? 分かんないところあった?」
「へ? あ、何でもないの。いま分かったところだから、大丈夫」
太先生は訝しりながらも、手にした本を読み出した。
そんなどこから見ても普通を装う先生の一点から私は目が離せない。
太先生が私の下着を見て欲情してる。
それに気が付いたら、私の体に変化が起きた。
じんわりとアソコから何かが出ちゃった。
生理かと思ったけど、予定日はまだまだ先。
これは多分。
あ、愛液?
やだ!
匂いとかしたらどうしよう?!
「先生、トイレ行ってくる……」
「え? あ、うん。 ……行ってらっしゃい」
なんでだか先生までちょっと恥ずかしそうだったけど、そんなこと気にしてられない。
私は急いで立ち上がってトイレに走った。
トイレの中に入った私は、慌ててパンツ下ろしてみた。
やっぱり生理でもおしっこでもない。
オリモノとも違う、透明で微かにトロミのあるお水。
それを見てどうしてか、太先生のズボンの膨らみを思い出しちゃった。
そしたらまた出た。
今度は太ももを伝って流れてきた。
困ったなと思いながら、ついでにおしっこもしていこうと便座に座った。
あんまりしたくなかったから、出るまでにちょっと時間がかかっちゃった。
それでもすぐに尿意がやってきた。
チョロチョロ出てる。
そのうちシャーって。
トイレに音が響く。
ペーパーで拭く時に、ちょっとクリを擦っちゃった。
「ん……」
そして困ったのは、このままこのパンツを履いていくのはどうなのかってこと。
結構濡れちゃったし、このまま履くのはキツいけど、洗濯済のパンツは全て私の部屋にある。
どうしようかなぁ?
う~ん。
「咲良ちゃん? 大丈夫?」
あんまり遅いから先生が様子見に来てた。
まさか、おしっこの音、聞かれちゃった?
「あ、大丈夫。今出ます!」
慌ててた私は、そのまま出てしまった。
先生は「なら良かった」って言ってるけど顔が赤い。
やっぱり聞こえてたんじゃないかと思ったら、気になって仕方ない。
「あの……先生、今来たの?」
「え!?」
「音……聞こえちゃった?」
「あ、いや……ごめん」
やっぱり聞いてたんだ……。
あ、ダメ。
また出てきちゃった。
エッチなお水が太ももを伝い降りていく。
っていうか。
私、パンツ履いてない!!
履いてたパンツは、小さく丸めたまま手に持っていた。
ノーパンの上、愛液の染み込んだパンツを手に持って、私は何やってるんだろう。
もし先生に見つかったらって思うと、ドキドキが止まらない。
だけど、前を歩いてた先生がドアを開けて待ってくれれて、部屋に入らないわけにもいかない。
バレませんように……。
祈りながら先生の横を抜けて部屋に入った。
けど。
座れない。
座ったらイスに付いちゃう。
でも立ってるわけにもいかないし。
進退窮まるって、このことじゃない?
普段は使わないような四文字熟語が出てくる時点で、私がそれだけパニックっている証拠だ。
どうしようかと考えていた時、階段の下からママの声がした。
「咲良? おやつ持っていきなさい! それからママ、買い物行くからね!」
天の助けがやってきた。
ママが女神様に見える。
これ幸いと私が部屋を出ようとすると、先生が手振りで止めた。
「俺がもらってくるから」
「じゃあ、お願いします」
先生が持ってくる間に、ミニテーブル出しといてってことだ。
めっちゃ助かった。
太先生グッジョブ!
私は先生が見えなくなると、速攻でティッシュを手に取りスカートを捲ってアソコを拭いた。
姿見に映る自分の姿は間抜けなガニ股で、自己嫌悪に陥りながら、洗ってまっ更なピンクのパンツを履く。
使用済みパンツは、迷った末にクローゼットの中に放り込んだ。
ミニテーブルを出して、キレイに拭き終わったところで先生が戻って来たから、ギリギリセーフだった。
部屋の中の空気に、アソコの匂いが混ざってるように感じてちょっと気になったのは……気のせいだと思いたい。
今日の飲み物がカフェオレだったから、きっと先生には分からなかった?
多分……きっと……だとイイな。
「はーい。こんにちは、先生」
私は笑顔であいさつすると、先生を自分の部屋に招き入れた。
高一の三学期の成績が壊滅的だった私に、この春から家庭教師が付けられることになったんだけど、最初はすごく気乗りしなかった。
だって、週に三日も来てもらって勉強するなんて死んじゃう。
勉強やだ。
そう思ってたのに……。
長井太先生に会って、気が変わった。
太先生は有名医科大学の二年生。
すごく頭が良いけど、見た目はヒョロっとしててすごく弱そう。
あと、全然日焼けしてなくて、前髪長いからあんまり目が見えない。
でもしゃべると、声優さんみたいに良い声してて、話し方も優しい。
先生は中学と高校は男子校で、大学も男子の方が多くて、女子とはあんまり話したことなかったんだって。
私の周りは、おバカでガサツな元気過ぎる男子が多くて、ちょっと男の人は苦手だったんだけど、太先生みたいな大人しい男の人なら大丈夫。
それに、本当は少しだけ、男の人に興味がある。
自分の体も中学生の時から比べたら、びっくりするくらい違ってきてて、胸も膨らんできてるし、腰もくびれてきて、いろんなところに毛が生え始めた。
保体の授業で男の子の体も変化するって言ってたから、どんなだろうって友達と話したこともあるし。
あと、クラスの男子の股間が、不自然な形に膨らんでるのを目撃したこともある。
男子たちがするエッチな話も、わざと女子に聞かせてるんだと思う。
だって声が大きくて嫌でも聞こえてくるんだもん。
そんなわけで、男子がどんな風にエッチなことしたいとか、そういうのは知ってるんだけど……。
だからって、興味はあってもやっぱりそういうのは恥ずかしくて話題に出せないし、変なことされるのも怖い。
そんな時、偶然起こったハプニング。
太先生が来はじめて、何回目かのカテキョの日。
私は消しゴムを落とした。
落ちた先は机の下。
「俺が取るから、咲良ちゃんはそのまま、その問題解いてて良いよ」
「ありがとう」
太先生は優しいから、自分が読んでいた本を置いて、問題解いてる私に代わって机の下に潜ってくれた。
そしてしばらくして這い出してきた太先生。
「はい、消しゴム」
「あ、どうも」
先生の手のひらに乗った消しゴムを受け取ろうとして、よく見てなかったから指まで掴んじゃった。
先生がビクッてして、私もなんか恥ずかしくなった。
頬っぺが熱くなる。
太先生の顔もなんとなく赤い?
ちょっと目を合わせられなくて、視線が泳いだら、先生も顔を逸らしてた。
それからは何だか先生を意識して、勉強しててもドキドキして集中できない。
だって、気がついちゃったから。
太先生が消しゴム取りに行った時、私は足を開いてた。
ってことは……。
先生に見えないように、ちょっとだけスカートめくって確かめる。
やっぱりね。
今日は太先生来るし、かわいくしようとしたから、何となく下着もお気に入りのにしたんだった。
かわいいレースの白いパンツ。
お股の少し上は透けて中が見える。
先生、コレ見たんだよね?
「咲良ちゃん、どうかした?」
「うぅん? なんでも……」
慌ててブンブン首を振った。
もう私は恥ずかしくて真っ赤だと思う。
太先生の顔、まともに見られない。
だって、私の下着を見られたんだよ?
もちろんそんなところ、まだ誰にも見せてなかったのに……。
どうしよう。
そういえば……。
太先生、下から出て来るの遅かったよね。
やっぱり、しばらく見られてたってこと?
その疑惑から、ノートを見たまま横目で先生の様子を伺う。
目の動きだけだと表情まで確認することはできなくて、見えるのは先生の体だけ。
ドキドキしながら、どうやって顔を見ようか考えてたら……。
あれ?
何か違和感が……。
「あ……」
ズボンの股間が……盛り上がってる。
あそこって、アレがある場所だよね?
「何? 分かんないところあった?」
「へ? あ、何でもないの。いま分かったところだから、大丈夫」
太先生は訝しりながらも、手にした本を読み出した。
そんなどこから見ても普通を装う先生の一点から私は目が離せない。
太先生が私の下着を見て欲情してる。
それに気が付いたら、私の体に変化が起きた。
じんわりとアソコから何かが出ちゃった。
生理かと思ったけど、予定日はまだまだ先。
これは多分。
あ、愛液?
やだ!
匂いとかしたらどうしよう?!
「先生、トイレ行ってくる……」
「え? あ、うん。 ……行ってらっしゃい」
なんでだか先生までちょっと恥ずかしそうだったけど、そんなこと気にしてられない。
私は急いで立ち上がってトイレに走った。
トイレの中に入った私は、慌ててパンツ下ろしてみた。
やっぱり生理でもおしっこでもない。
オリモノとも違う、透明で微かにトロミのあるお水。
それを見てどうしてか、太先生のズボンの膨らみを思い出しちゃった。
そしたらまた出た。
今度は太ももを伝って流れてきた。
困ったなと思いながら、ついでにおしっこもしていこうと便座に座った。
あんまりしたくなかったから、出るまでにちょっと時間がかかっちゃった。
それでもすぐに尿意がやってきた。
チョロチョロ出てる。
そのうちシャーって。
トイレに音が響く。
ペーパーで拭く時に、ちょっとクリを擦っちゃった。
「ん……」
そして困ったのは、このままこのパンツを履いていくのはどうなのかってこと。
結構濡れちゃったし、このまま履くのはキツいけど、洗濯済のパンツは全て私の部屋にある。
どうしようかなぁ?
う~ん。
「咲良ちゃん? 大丈夫?」
あんまり遅いから先生が様子見に来てた。
まさか、おしっこの音、聞かれちゃった?
「あ、大丈夫。今出ます!」
慌ててた私は、そのまま出てしまった。
先生は「なら良かった」って言ってるけど顔が赤い。
やっぱり聞こえてたんじゃないかと思ったら、気になって仕方ない。
「あの……先生、今来たの?」
「え!?」
「音……聞こえちゃった?」
「あ、いや……ごめん」
やっぱり聞いてたんだ……。
あ、ダメ。
また出てきちゃった。
エッチなお水が太ももを伝い降りていく。
っていうか。
私、パンツ履いてない!!
履いてたパンツは、小さく丸めたまま手に持っていた。
ノーパンの上、愛液の染み込んだパンツを手に持って、私は何やってるんだろう。
もし先生に見つかったらって思うと、ドキドキが止まらない。
だけど、前を歩いてた先生がドアを開けて待ってくれれて、部屋に入らないわけにもいかない。
バレませんように……。
祈りながら先生の横を抜けて部屋に入った。
けど。
座れない。
座ったらイスに付いちゃう。
でも立ってるわけにもいかないし。
進退窮まるって、このことじゃない?
普段は使わないような四文字熟語が出てくる時点で、私がそれだけパニックっている証拠だ。
どうしようかと考えていた時、階段の下からママの声がした。
「咲良? おやつ持っていきなさい! それからママ、買い物行くからね!」
天の助けがやってきた。
ママが女神様に見える。
これ幸いと私が部屋を出ようとすると、先生が手振りで止めた。
「俺がもらってくるから」
「じゃあ、お願いします」
先生が持ってくる間に、ミニテーブル出しといてってことだ。
めっちゃ助かった。
太先生グッジョブ!
私は先生が見えなくなると、速攻でティッシュを手に取りスカートを捲ってアソコを拭いた。
姿見に映る自分の姿は間抜けなガニ股で、自己嫌悪に陥りながら、洗ってまっ更なピンクのパンツを履く。
使用済みパンツは、迷った末にクローゼットの中に放り込んだ。
ミニテーブルを出して、キレイに拭き終わったところで先生が戻って来たから、ギリギリセーフだった。
部屋の中の空気に、アソコの匂いが混ざってるように感じてちょっと気になったのは……気のせいだと思いたい。
今日の飲み物がカフェオレだったから、きっと先生には分からなかった?
多分……きっと……だとイイな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
99
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる