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偶然をめざせ
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「……ん~」
「アイク、眠いの?」
いつも元気に私を起こすのに、今日は起きない。もしかして昨日の夜、私を探しにきたからかな…。
「辛かったら寝てていいよ。」
「ん~」
「どうしたの?」
私にキュっ抱きついて離そうとしない。
「ダージリンさん。私はアイクといますので、食事はまた後でにします。」
「かしこまりました。では、そのようにお伝えいたします。」
「お願いします。」
ダージリンさんが部屋を出たときには、アイクは私にしがみついたまま寝ていた。
どうしたのかな…。怖い何か夢でも見てるのかな。
「ノートン、『変な男』って誰だと思う?」
「変な男?何の脈絡もなく言われてもわからん。」
「『ドロシーが変な男にとられる』って言ってたじゃない。その男が誰だか心当たりない?」
「…ないな。」
「そう。」
私はそのままアイクと一緒にベッドに入った。やっぱり母親が恋しいのかもね。20才じゃなく7才なんだし。
私も眠いし、寝よう。
2人が寝息をたてているのを見てノートンは思った。
今アイクを起こすとどうなるんだ?
やってみる価値はありそうだな。
「アイク」
小さな声で呼んで、ツンツンと顔をつついてみた。
ドロシーは眠りが深い。何かあってもなかなか起きないとメイドは言っていた。
「アイク……嘘だろ…」
「……ノートン、奇跡が起きているぞ。」
起きたアイクは20才の姿だ。
「どんな仕組みだ。簡単すぎるだろ。」
「…何でもいい。」
…抱き締めてもいいよな。駄目だ、目を覚ましてしまったら変態扱いされる。…目を覚ましても俺は子供に戻らないのか、試してみるのも悪くはないな。
「ドロシー…」
「……」
「ドロシーーっ」
「ん~…」
「起きなぞ、ノートン。おはようのチューとやらをすれば起きるか?」
「変態だと言って、出ていくぞ。」
「毎日2回はしてるんだから、いいだろ。」
「それは子供だから許されるんだ。今しようとすれば俺は止めるぞ。相手は18才なんだから、男に寝ている間に口付けされたなんて知ったら泣くぞ。」
「俺は7才の子供ではなく、20才の男としてドロシーに会いたいんだ。」
「仕方がないだろ。そもそも子供にならなければドロシーはアイクと会うことはなかったんだから。」
「…それはやっぱり運命じゃないか?」
「…おまえ」
「そうは言うけど、子供になるなんてありえない。だが子供の俺が『ドロシーと結婚する』と城に連れてきて、大人の俺がドロシーを好きになる。奇跡だぞ…。」
「お前のそのポジティブさが奇跡だ。」
「ノートン、まずい眠くなってきた…。駄目だ…耐えられない。」
アイクは眠ると一瞬で子供にもどった。そしてドロシーが目をさました。
「…ノートン、私の事を呼んだ?」
「いや、俺は呼んでない。」
「そうなの?何だかな耳もとで『ドロシー』って声が聞こえたわ。」
「アイクだろ。」
子供の声じゃなかった気がするんだけど…。ノートンと話しているとアイクがパチっと目を覚ました。
「ドロシー!」
「アイク、もう大丈夫?」
「ふむ。もう元気だ。…明日から一緒に寝る事にする!」
「結婚してないから別々って言ってたのに?」
「今ドロシーがオレのベッドに入ってきてるんだから、ドロシーはオレと一緒に寝たいと思ってるんだぞ。」
「…ふふ、そうだね。」
アイク可愛い。お母さんに甘える子供ってこんななのかな。
「アイクは陛下ににて、髪が綺麗な金髪だね。」
「ドロシーは黒くて可愛いぞ。母上も黒い髪だったらしい。絵で見た…。」
「そう。」
王妃様を見たことないんだもん、さみしいよね。
「将来、子供は黒髪の女の子がいいな。」
「…こども?」
「結婚する前に子供がいたら駄目なんてきまりはないぞ。」
「…アイクは…どうすれば子供が出来るのか…知ってるの?」
「ん?教えられるからな。」
「……」
王子様の教育って、この年でそんな事までするの?まぁ、何才で学ぶのか…なんて、決まりはないけど。
…20才のアイクは、好きな人との子供が欲しいと思っていたのかもしれないよね。
アイクの夢を叶えるためにも早く大人になるように、頑張らないと!
子供がほしい……。アイク…大人になって同じ事を言い出すんじゃないだろうな…。
確かめなければ…と思うノートンだった。
靴は作ってみたけど、もどるかな…。出来るだけ素材も形も『魔術の靴』に寄せてみたんだけど。
この靴作った人ってすごいわ…。凄く難しかったもの。
靴を作った人が魔術をかけたわけではないと思う。…ってなると、結局靴を作ってもムダなの?
「アイク、靴を作ったから履いてみてくれる?」
「おお!ドロシーからのプレゼントか!」
ニコニコして靴を履くアイクに変わった様子はない…。
「何か変わった事はない?」
「ん?何が変わるんだ?」
「ううん、嬉しいかな、と思って。」
「嬉しいぞ。」
やっぱりダメだった…。
アイクの顔を見てるのが辛くなってくる。この靴じゃダメだった…。諦めたらダメよ!後何百足だって作ってみせる。
次はアイクの好きな人探しよ!靴は夜中でもつくれるんだから!
アイクのお昼寝の時間に、私はこっそり部屋をでた。
「アイザック様と仲のよかった方をご存じありませんか?」
仲のいい人なら、アイクの好きな人を知ってるかもしれない。
「仲のいい…、ノートン様くらいじゃないかしら。」
ノートン…誰に聞いても同じだわ。彼が知らないのに、誰が知ってるっていうの。
可愛いふわふわのワンピースや、綺麗なブラウスにスカート…。この街では女性がズボンをはく事はあまりないのね。
こんな可愛い子達の中から1人を見つけ出すなんて…。
・・・・
「ノートン、ドロシーはどこだ?」
目を覚ますとドロシーはいなかった。
「知らん。街に行ったんじゃないか。たまには遊びたいだろうし。」
「ドロシーを1人で外出させたのか?」
「彼女は靴職人なだけで、護衛する対象じゃないからな。」
「俺の婚約者だという時点で護衛対象だろ。早く助けにいくぞ!!」
「助けにって…」
俺達は急いで街におりた。
「どこにいるのか見当はつかないか?」
「わかるわけないだろ、俺に。」
約に立たない護衛だ…。
「…俺の役目はドロシーを見つけることじゃないからな。言っておくが。」
「そんな事はわかっていても、お前しか頼れる奴がいないんだから仕方ないだろ。」
「はぁ…、その辺りのカフェにでもいるんじゃないか?」
ノートンめ、適当だな…。
「アイク、眠いの?」
いつも元気に私を起こすのに、今日は起きない。もしかして昨日の夜、私を探しにきたからかな…。
「辛かったら寝てていいよ。」
「ん~」
「どうしたの?」
私にキュっ抱きついて離そうとしない。
「ダージリンさん。私はアイクといますので、食事はまた後でにします。」
「かしこまりました。では、そのようにお伝えいたします。」
「お願いします。」
ダージリンさんが部屋を出たときには、アイクは私にしがみついたまま寝ていた。
どうしたのかな…。怖い何か夢でも見てるのかな。
「ノートン、『変な男』って誰だと思う?」
「変な男?何の脈絡もなく言われてもわからん。」
「『ドロシーが変な男にとられる』って言ってたじゃない。その男が誰だか心当たりない?」
「…ないな。」
「そう。」
私はそのままアイクと一緒にベッドに入った。やっぱり母親が恋しいのかもね。20才じゃなく7才なんだし。
私も眠いし、寝よう。
2人が寝息をたてているのを見てノートンは思った。
今アイクを起こすとどうなるんだ?
やってみる価値はありそうだな。
「アイク」
小さな声で呼んで、ツンツンと顔をつついてみた。
ドロシーは眠りが深い。何かあってもなかなか起きないとメイドは言っていた。
「アイク……嘘だろ…」
「……ノートン、奇跡が起きているぞ。」
起きたアイクは20才の姿だ。
「どんな仕組みだ。簡単すぎるだろ。」
「…何でもいい。」
…抱き締めてもいいよな。駄目だ、目を覚ましてしまったら変態扱いされる。…目を覚ましても俺は子供に戻らないのか、試してみるのも悪くはないな。
「ドロシー…」
「……」
「ドロシーーっ」
「ん~…」
「起きなぞ、ノートン。おはようのチューとやらをすれば起きるか?」
「変態だと言って、出ていくぞ。」
「毎日2回はしてるんだから、いいだろ。」
「それは子供だから許されるんだ。今しようとすれば俺は止めるぞ。相手は18才なんだから、男に寝ている間に口付けされたなんて知ったら泣くぞ。」
「俺は7才の子供ではなく、20才の男としてドロシーに会いたいんだ。」
「仕方がないだろ。そもそも子供にならなければドロシーはアイクと会うことはなかったんだから。」
「…それはやっぱり運命じゃないか?」
「…おまえ」
「そうは言うけど、子供になるなんてありえない。だが子供の俺が『ドロシーと結婚する』と城に連れてきて、大人の俺がドロシーを好きになる。奇跡だぞ…。」
「お前のそのポジティブさが奇跡だ。」
「ノートン、まずい眠くなってきた…。駄目だ…耐えられない。」
アイクは眠ると一瞬で子供にもどった。そしてドロシーが目をさました。
「…ノートン、私の事を呼んだ?」
「いや、俺は呼んでない。」
「そうなの?何だかな耳もとで『ドロシー』って声が聞こえたわ。」
「アイクだろ。」
子供の声じゃなかった気がするんだけど…。ノートンと話しているとアイクがパチっと目を覚ました。
「ドロシー!」
「アイク、もう大丈夫?」
「ふむ。もう元気だ。…明日から一緒に寝る事にする!」
「結婚してないから別々って言ってたのに?」
「今ドロシーがオレのベッドに入ってきてるんだから、ドロシーはオレと一緒に寝たいと思ってるんだぞ。」
「…ふふ、そうだね。」
アイク可愛い。お母さんに甘える子供ってこんななのかな。
「アイクは陛下ににて、髪が綺麗な金髪だね。」
「ドロシーは黒くて可愛いぞ。母上も黒い髪だったらしい。絵で見た…。」
「そう。」
王妃様を見たことないんだもん、さみしいよね。
「将来、子供は黒髪の女の子がいいな。」
「…こども?」
「結婚する前に子供がいたら駄目なんてきまりはないぞ。」
「…アイクは…どうすれば子供が出来るのか…知ってるの?」
「ん?教えられるからな。」
「……」
王子様の教育って、この年でそんな事までするの?まぁ、何才で学ぶのか…なんて、決まりはないけど。
…20才のアイクは、好きな人との子供が欲しいと思っていたのかもしれないよね。
アイクの夢を叶えるためにも早く大人になるように、頑張らないと!
子供がほしい……。アイク…大人になって同じ事を言い出すんじゃないだろうな…。
確かめなければ…と思うノートンだった。
靴は作ってみたけど、もどるかな…。出来るだけ素材も形も『魔術の靴』に寄せてみたんだけど。
この靴作った人ってすごいわ…。凄く難しかったもの。
靴を作った人が魔術をかけたわけではないと思う。…ってなると、結局靴を作ってもムダなの?
「アイク、靴を作ったから履いてみてくれる?」
「おお!ドロシーからのプレゼントか!」
ニコニコして靴を履くアイクに変わった様子はない…。
「何か変わった事はない?」
「ん?何が変わるんだ?」
「ううん、嬉しいかな、と思って。」
「嬉しいぞ。」
やっぱりダメだった…。
アイクの顔を見てるのが辛くなってくる。この靴じゃダメだった…。諦めたらダメよ!後何百足だって作ってみせる。
次はアイクの好きな人探しよ!靴は夜中でもつくれるんだから!
アイクのお昼寝の時間に、私はこっそり部屋をでた。
「アイザック様と仲のよかった方をご存じありませんか?」
仲のいい人なら、アイクの好きな人を知ってるかもしれない。
「仲のいい…、ノートン様くらいじゃないかしら。」
ノートン…誰に聞いても同じだわ。彼が知らないのに、誰が知ってるっていうの。
可愛いふわふわのワンピースや、綺麗なブラウスにスカート…。この街では女性がズボンをはく事はあまりないのね。
こんな可愛い子達の中から1人を見つけ出すなんて…。
・・・・
「ノートン、ドロシーはどこだ?」
目を覚ますとドロシーはいなかった。
「知らん。街に行ったんじゃないか。たまには遊びたいだろうし。」
「ドロシーを1人で外出させたのか?」
「彼女は靴職人なだけで、護衛する対象じゃないからな。」
「俺の婚約者だという時点で護衛対象だろ。早く助けにいくぞ!!」
「助けにって…」
俺達は急いで街におりた。
「どこにいるのか見当はつかないか?」
「わかるわけないだろ、俺に。」
約に立たない護衛だ…。
「…俺の役目はドロシーを見つけることじゃないからな。言っておくが。」
「そんな事はわかっていても、お前しか頼れる奴がいないんだから仕方ないだろ。」
「はぁ…、その辺りのカフェにでもいるんじゃないか?」
ノートンめ、適当だな…。
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