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好きな人探し2
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「ノートン、ドロシーとはどこに行けば会えるんだ?隣にベッドがあるのに、1度も見た事がないなんて…ありえないだろ。」
お前が子供に戻ってるからだよ。…と言っても全く信じないからもう俺は言わない。
「ノートン、朝食を食べた覚えがないんだが…何故か腹が減らない。」
「燃費がよくていい事だ。」
「…燃費とか、そういう問題なのか?」
「そうだ。」
「……まぁいい。とりあえず、ドロシーに会わせろ。プロポーズする。」
「………」
「ノートン?」
「どんな女か話をした事もないのに…何を……。」
「いや、あれはいい女だ。きっとあの女も俺を好きになる。」
こいつ…本当に子供の記憶がないのか?やろうとする事のレベルが変わらない。
「会えるかはわからんが、会いには連れていってやる。」
どうせ子供に戻るから、会えないけどな。
・・・・
靴を作って、もうすぐ何足が出来上がる。その合間合間に街にでて『アイザック王太子の好きな人』を探してる。
「アイザック様の好きな方?聞いた事がありませんわ。」
「そうですか…。ありがとうございます!あ、知ってそうな人がいたら教えて下さい!!」
ペコリと頭を下げて、また他の女性に聞いてみる。堂々巡り…。
7才のアイクが好きなのは私…。お母さんにちょっと似てるから。子供の時にそうなら大人になってもそうかもしれない…。王妃様に似た人を探せばいいのよ!アイクと街を歩いてみたら、何か反応があるかもしれない!
お前が子供に戻ってるからだよ。…と言っても全く信じないからもう俺は言わない。
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「燃費がよくていい事だ。」
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「そうだ。」
「……まぁいい。とりあえず、ドロシーに会わせろ。プロポーズする。」
「………」
「ノートン?」
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「いや、あれはいい女だ。きっとあの女も俺を好きになる。」
こいつ…本当に子供の記憶がないのか?やろうとする事のレベルが変わらない。
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どうせ子供に戻るから、会えないけどな。
・・・・
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ペコリと頭を下げて、また他の女性に聞いてみる。堂々巡り…。
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